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2024.01.28
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カテゴリ: ネイチャー
竹をパウダー化...畑の肥料に 福島・相馬の鉾建さん「厄介ものが宝」
1/28(日)
竹をパウダー化...畑の肥料に 相馬の鉾建さん「厄介ものが宝」
相馬市の鉾建(ほこたて)茂さん(74)は、改造した農機具で竹をパウダー化し、畑の肥料などに利用している。鉾建さんは「 ちょっとした工夫で、厄介ものが宝になる 」と話す。

 鉾建さんが機械のエンジンをかけ、導入口に直径10センチほどの竹を差し込むと、固いものが粉砕される轟音が辺りに鳴り響いた。見る見るうちに竹は短くなり、パウダー状になってはき出されてきた。
1日作業を続ければ、100キロぐらいの竹を処理できる 」と説明する。

 鉾建さんが竹のパウダー化に取り組むようになったきっかけは、農機具を改造して竹粉砕機を作った千葉県のグループに関する記事を農業雑誌で見たことだった。
どこに行っても、里山が竹に浸食されて荒れている。何とかならないかと思っていたので、ぴんと来たんだ 」と振り返る。早速、記事で取り上げられたグループを訪ね、教えを受けた。

 鉾建さんが改造した機械は、古いハーベスター(脱穀機)。コンバインの導入に伴い、使われなくなった機材を農家から譲り受け、地元の鉄工所に改造を依頼した。回転軸にチップソー(丸鋸(まるのこ))を10枚重ねて取り付け、粉砕装置にした。粉々になったパウダーを受け止める容器として金属製の箱も溶接した。費用は20万円程度で、市販の竹粉砕機を購入するよりも、大幅に出費を抑えることができた。

 パウダーにした竹は家庭菜園で活用するほか、10キロ2000円で販売。餌に混ぜてニワトリに与え、卵の品質改善につなげている養鶏家もいるという。

 今では活動が知られ、竹林の伐採の依頼が増えたという鉾建さん。
竹で困っている人は多いはず。活用する動きが広がり、里山の保全につながってくれればうれしい 」と思いを語った。





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最終更新日  2024.01.28 12:41:36


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