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ベビーサインはしゃべるようになったら、もう使えないと思われがちですが、
いくつかしゃべれるようになっても、
言いづらい言葉は言おうとしないのが、子どもっていうもの。
だから、卒業生の会では「交換こ」とか「順番こ」など社会性の発達が促せるようなサインもお勧めしています。
卒業生の会は、実のところ、あまり採算は合わないのだけど続けているのは、単なるポリシー!!
イヤイヤ期に向かう大事な時期にぜひ取り入れて欲しいからなんです。
そして、先日、この勝手なポリシーが報われる日がきました。
2歳直前のあっ君も、ダメ!のことは「めぇ~~」
嫌な時は「イヤイヤ」「ママ、バイバイ」など私を追いやろうとする程
意志ははっきり出てきて、言葉も日に日に増えていますが、
お姉ちゃんが2歳前に2語文、3語文しゃべっていたことと比べるとかなり遅いので発音の不明瞭さを補うという点で、サインが本当に助かっています。
ある朝、ジュースを1つだけ出したところ、当然、バトルが。
でも、お姉ちゃんに我慢してもらいはじめにあっ君に飲ませ、順番こよ~とサインと共に、次はお姉ちゃんに渡しました。
そこで私は席をはすしたのですが、またバトルの声が~
ママ~、あっ君が~(姉の声)
こっ、こっ、っこ~(あっ君の声)
始めは気が付かなかったのですが、「ちょっと~、ちょっと、ちょっと」という、お笑い双子のような手つきでアピール中。
そう、片手を縦に「じゅんーばんーこー」と、3回くらい振り下ろすのがそのサイン。
あっ君は、一口飲んだお姉ちゃんの次に、
また自分に飲ませろ~と
必死に順番をアピールしていたのです。
あっ、順番こって言ってるの?と聞くとあっ君もウン。と嬉しそうでした。
これは感動と共に、ちょっと驚きでした。
この辺のサインは、親が使うと、順番この概念が伝わりやすくなる程度で
まさか、自分から使いこなせやしないと思っていたので・・・・
はははっ~
大げさなエピソード報告でしたが、
個人的にとても感動した一件でした。チャンチャン。
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