かぷかぷの道

2007年06月30日
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テーマ: 鬱病(2269)
カテゴリ: ココロの病気
今日はバイト最終日でした。
ちょうど1年間の勤務でした。

写真屋さんというのは予想以上になかなか面白くて・・・
もともと好きだった写真の知識もこの1年で随分レベルアップしました。
写真とはきっと一生付き合っていくと思うし。かなり有意義なバイトをしたなと思っています。

このブログでは時々、人間関係についてグチってしまったりもしたのですが(反省)、
実はとても気の合う仲間もいたし、基本的に一人で店番してる時間の方が多かったので、
それほどストレスもない、いい職場でした。




ところで、勤務終了の瞬間まで、私はあることに悩んでいました。

このバイト先に年下の男の子がいたのですが、
彼は私が思うに発達障害ではないかと思ったんです。


それを彼に伝えるか伝えないか。


(発達障害というのは・・・私も少し前にテレビのドキュメンタリーで知ったのですが・・・
 もともとは子供に見られる精神障害のことで、
 広汎性発達障害(自閉症)、高機能広汎性発達障害(アスペルガー症候群・高機能自閉症)、
 注意欠陥多動性障害(ADHD)などがあるそうです。
 最近は大人の発達障害もよくあるそうです。詳しくは コチラ



彼はちょっとオカシくて・・・全てにおいて整理整頓が苦手だし、
人とのコミュニケーションの取り方も独特でした。

ボールペンをペン立てに戻すことさえ出来ないし、
店の鍵を家に持ち帰ったり、つり銭の入った金庫を開けっ放しにしたり、
売上金をレジの上に出したまま店を閉めて家に帰るなんてことはよくありました。
会話もすごく自分勝手だし、人の気持ちを考えるということを一切しないし、
常識がなく・・・仕事中にパソコンでアダルトサイトを見ていたことさえありました。


それが彼の「個性」で納まっているなら何も問題なかったのですが、
彼を嫌がってバイトを辞めていく子もいましたし、
従業員からの苦情で出入り禁止になった店舗もありましたし、
何より今の店長が彼をとても嫌って、イジめていたんですよね。

彼はそのせいでここ数ヶ月は鬱っぽくなってしまってました。


実は彼は就職が決まって7月でバイトを辞めることになっているのですが、
このままだと新しい就職先でも問題が起こらないとは限りません。
今までだってバイトを転々としてきているみたいだし。。。



私も人とはちょっと違う、オカシいところがあって、
(鬱病そのもののことではなくて、その基になる精神状態があります)
最近、この本を読んで自分のココロの異常を再認識しました。

「心の病気かもしれない」と思ったら読む本

治療ももちろん大事だけど、ココロの病は治るまでにかなりの時間がかかるのだから、
それまで社会で生きていくためには、自分の病気や異常さを認識して、
頭を使って自分を調整していかなければいけないと思います。

だって、そういう病気や障害を分かってくれない人もまだまだいっぱいいるし。
最終的に自分が辛くなるだけだもの。





でも結局、彼には言えませんでした。

第一・・・こんな日記書いてるけど、私と彼はすごく仲が悪くて(苦笑)
最近はまともに会話もしてなかったので。
たかがバイトで顔をあわせるだけの人に言われても、彼も嫌だろうなと思ったし・・・

でも長い付き合いの友達とか・・・
何より彼の親御さんが気付いてくれたらいいのにな、と思います。






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最終更新日  2007年07月02日 23時50分54秒
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