重信川の岸辺から

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10/22-2:山形県・山… New! 天地 はるなさん

Welcome to Ichiro’s… Ichiro_Kishimiさん
沖縄でウエディング… 上等沖縄司会屋さん
2006/04/25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 山の奥の小さな谷沿いの集落に、その集落の人たちのためだけにつくっている豆腐屋があった。雑貨屋をかねたその家でつくる豆腐は、荒縄で下げられるというほどに固く、普通の豆腐の二個以上の大きさだった。

 この豆腐の味がなんともおいしかった。醤油をかけなくても、それだけで十分においしかった。その集落でつくった大豆で、必要なかずだけ、海のにがりで固めてつくったからだ。その豆腐はもうたぶんないだろう。それ以後、あんなにおいしい豆腐を食べたことがない。

 私がまだ小さいこどもだった頃は、家で祖母が豆腐をつくることがあった。家で育てた大豆で、時々、十数個の豆腐をつくった。私の仕事は、碾き臼をまわす祖母の傍らで手をそえることだった。多分この豆腐も同じようにおいしかっただろうと想像する。

 豆腐がおいしくなくなったのは、大豆と大量生産と商業主義に原因があるのだろう。アメリカからの輸入大豆、時には何十万丁とつくられる豆腐、そのために開発された強力な凝固剤。こうしたものが水ぶくれのおいしくない豆腐を作っている。

 大豆は70%近くがアメリカ産で、国産は5%でしかない。アメリカ産大豆は、遺伝子組み換え大豆が混じっている可能性が高いといわれ、そういう面での不安もある。

 生産過程、輸入過程でのさまざまな農薬等の使用もあって危険性をはらむアメリカ産大豆は、豆腐だけではなく、醤油、味噌、その他、大豆使用食品に大量に使われている。

 アメリカへの過度の依存は、日本の大豆生産を滅ぼし、その代わりに、安全への不安と味の変化をもたらした。その上に日本での加工過程での儲け主義がそれを増幅する。

 大豆の輸入がアメリカから70%という報道をみながら思ったことである。

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 遅くなったが先日、共謀罪に関する法案について廃案にするよう要望のメールを送った。今、私に出来ることはこれくらいしかない。

 政党には、廃案を。朝日新聞には、とにかく報道することを要望した。

 政党もメディアも、各種団体もほとんど動きがみえないようなのは、私が無知なだけなのだろうか。

 護憲団体なども声明さえださないのは、腑に落ちない。






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Last updated  2006/04/25 06:48:08 PM


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