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ぎょんにちは。今回紹介するのは1999年4月17日(日本)公開のライフイズビューティフル。監督・主演はロベルト・ベニーニ。キャスト、ニコレッタ・ブラスキ。イタリア映画です。〜簡単なあらすじ〜強制収容所に送られたユダヤ人の父親が幼い息子を守るため行動する姿を描いています。1937年、小さな町へやって来たユダヤ系イタリア人の陽気な男性グイド(ロベルト)は、美しい小学校教師ドーラ(ニコレッタ)と運命的な出会いをします。いつも陽気で機転のきくグイドにドーラも心を奪われ、やがて2人は結婚。息子ジョズエも生まれ家族は幸せな日々を送りますが、彼らが暮らす町にもユダヤ人迫害の魔の手が迫り、3人は強制収容所に連行されてしまいます。前半はグイドの陽気で周りを楽しませるドタバタコメディのように話は進んでいきます。そんな中ドーラと出会い、彼女は彼の人柄に惹かれて結婚。子供にも恵まれて幸せに過ごします。しかし街の人、グイド達はナチス・ドイツによりユダヤの強制収容所に連れ去られてしまいます。ここでグイドとドーラは強制収容所で引き離される事となります。前半のラブコメディと違い、毒ガスで労働力にはならない人達を殺す(シャワーの日)描写など戦争の歴史を描いています。グイドは子供ジョエズをシャワーの日からなんとか逃がす事に成功。ジョエズにこれ(強制収容所の生活)はゲームなんだよと説明する。ジョエズが見つかるとゲームに失格になると嘘をつきます。ジョエズに怖い事ではないんだよと前半のコメディなタッチで、グイドとジョエズの生活を描きつつ、かつ戦争を語らせています。グイドも本当はつらくて、泣きたくて、叫びたくなるような事もありながら子供の為に嘘をつき続けてユーモアを周りに与えるグイドの姿は胸が痛くなります。妻への愛。子供への愛。戦争の惨さ。グイドの家族への愛と優しさ。これらをコメディなタッチで描くことで戦争のシーンがあることながら、重すぎない作品になっています。私は喜劇のような印象を受けました。前半のコメディなタッチや戦争物が苦手な人もいるかもしれませんが、名作の1本だと思います。( ͡° ͜ʖ ͡°)よければぜひご鑑賞を。ぎょ。【中古】ライフ・イズ・ビューティフル / ロベルト・ベニーニ【監督】価格:703円(税込、送料無料) (2024/4/8時点)
2024.04.09
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ぎょんにちわ。今回備忘録として残すのは2023年12月8日に公開された市子。 監督 戸田彬弘 主演 杉咲華 キャスト 若葉竜也。少し余談ですが主演の名前が華が咲くような名前と、キャストの名前が若葉という偶然もなんだか綺麗に思えました。 〜簡単にあらすじ〜 恋人の長谷川(若葉竜也)からプロポーズを受けた次の日、突然行方をくらます市子(杉咲華)。長谷川は市子の居場所を探す中で、彼女の人生にまつわるさまざまな事実を知ることとなる。というものです。 プロポーズを受け幸せであるかと思われた時に失踪します。市子が逃げた理由、彼女が何を思っていたのか、何を抱えていたのか、物語が明らかになるにつれて視聴者と長谷川の気持ちが重なるようなそんな感覚も覚えました。 長谷川が彼女を探す中で、彼女が関わってきた人や土地に訪れ、市子の正体が浮き彫りになっていきます。 ミステリーかつ人間ドラマが織りなす物語がすごく良かったです。現代と過去のシーンを交互に切り替えて、市子の人生が断片的に浮き彫りにされいきます。 真相が浮き彫りされていくに連れて市子の最初のシーンで笑顔でそして儚く涙する場面が有るのですが、私はここが頭を何度もよぎりました。杉咲華の演技がとにかく素晴らしかったです。笑顔や仕草にどこか何かを抱えている感じが出てました。バラエティに出てる杉咲華本人もそんな雰囲気は漂ってますが。笑 私は特に冒頭のプロポーズをされてから泣く場面が1番好きです。この場面あってのこの映画ありぐらいで好きです。( ͡° ͜ʖ ͡°) 人は何かを抱えていたり、隠して生きていると思います。 大人になると、周りの友達や家族、知人にテレビで観たような話を聞く事もあります。 この映画は社会的な問題を側面に捉えつつ、人の業や恋(愛)を描いており、深い映画だなと感じる1本でした。よければぜひご鑑賞を。ぎょ。【楽天ブックス限定先着特典】市子(A4クリアカード) [ 杉咲花 ]価格:4,400円(税込、送料無料) (2024/4/8時点)
2024.04.08
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