GARDEN (ゼロコミックスデラックス)
すっごく濃厚で緻密な世界観!凄かったです。人間の愚かさが際立つ「コンクリート・ガーデン」が好き。他にもクローンの話や並行世界の話など、どれもSF色が強い作品ですねぇ。一度読んだだけでは完全に理解するのは難しいかもしれませんが、この雰囲気を味わうだけでも一読の価値アリです♪
読了日:11月08日 著者: 寿 たらこ
どうしても触れたくない (ミリオンコミックス CRAFT SERIES 26)
すっごく良いお話でした!読み終わってからすぐに再読してしまった・・・外川も嶋も多くは語らないのに、表情だけで気持ちが伝わるって凄い。切ないお話でした。じわりじわりと涙腺にきます。
読了日:11月08日 著者: ヨネダ コウ
魚神
行間から恐ろしいほど妖艶で幻想的な匂いが立ち上ってくるようです。鏡を見ているかのように同じ魂を持った美貌の姉弟・白亜とスケキヨ。心の底で狂おしいほどお互いを求めながらもその感情とは裏腹に、どんどん身体は抜け殻のようになっていく。愛と呼ぶにはあまりにも血生臭くジクリとした痛みを伴う感情。美しく冴え渡った文章、猥雑さと官能美に満ちた雰囲気に酔いしれました。
読了日:11月08日 著者: 千早 茜
予告された殺人の記録 (新潮文庫)
十分に殺人が予告されていたにも関わらず、何故男はこれを防げなかったのか?一歩間違えればドロリと陰鬱な雰囲気になりそうな題材を、軽妙な筆致で綴っているせいか、どこかコミカルな印象さえ受けます。様々な村人達の視点から物語は進んでいくのですが、偶然に偶然が次々と重なり、やがては悲惨なラストへと収束していきます。これが実際に起こった事件を基にしていると聞いて恐ろしくなった・・・
読了日:11月06日 著者: G. ガルシア=マルケス
十角館の殺人 (講談社文庫)
面白かった~!!! この本、ミステリの基本というのは聞いていましたが、なんとなく手にとらずにここまで来てしまいました。もっと早くに読んでいれば良かった・・・中盤ぐらいまで全く人が殺されない事に驚きましたが(笑)最初の犠牲者が出てからはもう怒涛の展開。十角館の中に犯人はいるのか?過去にこの館で起こった凄惨な事件とは?プロローグとエピローグが一本に繋がって、あぁやられたと思いました。
読了日:11月05日 著者: 綾辻 行人
心霊探偵八雲 第1巻 (あすかコミックスDX)
あぁヤバイ。この漫画の八雲、激しく美しいです!晴香のボーイッシュすぎる髪形とか、服のセンスはひとまず置いておいて・・・(笑)こんな美形八雲が見られるだけで読む価値アリです。ストーリーは原作に比べるとややあっさりしていますね。でも、きっと続きも買います。
読了日:11月03日 著者:
心霊探偵八雲 SECRET FILES 絆 (角川文庫 か)
八雲の中学時代のお話。このひねくれっぷりは何?! 今の無関心・無愛想な八雲に繋がらないなぁ。でも過去が明らかになった事で、ますます八雲のキャラに深みが増しました。一心さんが格好良いです。この本は一心編と言っても過言ではないかも(笑)
読了日:11月03日 著者: 神永 学
マルゴの調停人 (C・NovelsFantasia き 2-1)
口絵のレコレータ墓地に座り込むノエルに惚れました。あぁ、何度も何度も穴があくほど眺めてしまう・・・(笑)「調停人」って、人と妖怪との調停だったんですね。ごく普通の高校生が、ブエノスアイレスを舞台に人ならぬものの騒動に巻き込まれていくお話。主人公が「調停人」としての能力をどのように発揮するのか?まだまだ序章といったところなので、これは是非シリーズ化して欲しいですねぇ。嘘吐き二人組も良いけど、やっぱりノエルに一票♪
読了日:11月03日 著者: 木下 祥
読書メーター
やっぱりオススメは「魚神」。もう、この作品大好きです!!
美貌の姉弟・白亜とスケキヨ…世の中の一切を排除した、二人の閉ざされた世界。
北海道出身のまだ若い作家さんだしね、これからも応援していきます。
今年もあと1ヵ月を切りました~早いものですねぇ
毎年恒例のBEST本発表の時期も近づいてきました。。。
去年のように3つの部門に分けて10冊ずつ、合計30冊選ぶ予定です。
……が。今年は良い作品に沢山出合えたので、かなり大変な事になりそうだ(笑)
2011年マイベスト本☆ 2011.12.29 コメント(14)
11月☆読書メーターまとめ(2) 2011.12.25 コメント(8)
11月☆読書メーターまとめ(1) 2011.12.25 コメント(4)
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