奇界遺産
「なんじゃこりゃー!」と思わず叫び出したくなるほどの奇妙きてれつな写真の数々。普段テレビ等で取り上げられるのは「世界遺産」だけれど、この本に収められているのは世界中の"奇妙なモノ"ばかりを集めた「奇界遺産」。スゴイです。度肝を抜かれます。強烈なのはやっぱり中国やタイの地獄セクション。まさに地獄そのものを再現したようなお寺は強烈な印象を残しました(笑)あとはミイラや死体を集めた博物館だったり、「呪いの島」だったり、UFOの基地だったり・・・もはやカオス状態!世界って本当に広い。この目で見てみたくなりますー。
読了日:09月17日 著者: 佐藤 健寿
別冊 図書館戦争〈2〉
うぁぁ、なんでこの本ずっと積んでたんだろう、勿体ない事をしました!!別冊1はとにかく郁と堂上の関係が甘々で、ずっと赤面しっぱなしだったけど、柴崎と手塚の不器用だけれどお互いを想う気持ちには堂上夫妻とは違う意味でドキドキしました。柴崎の本当の弱さを、きちんと理解してくれたのは郁と手塚だけだったんだなぁ。二人がくっついてくれて本当に嬉しい!堂上夫妻×手塚夫妻は、この先どちらの部屋も夫婦喧嘩の避難場所になるんだろうな(笑)寂しいけれどこれでシリーズ終わり。文庫でも集めたくなりました~♪
読了日:09月19日 著者: 有川 浩
水滸伝 12 炳乎の章 (集英社文庫 き 3-55)
この巻は何と言っても、燕青が盧俊義を救出する場面でしょう!死域に入りながらも、盧俊義を背負いたった一人梁山泊へ向かう姿に思わず胸が熱くなる。男色との噂のあった燕青だけど、彼の事を知れば知るほどこんなに男らしく豪胆な人はいないんじゃないかと思えてきます。林冲と並んで大好きなキャラになりました。それにしても楊令や王進先生が出てくると和むなぁ・・・楊令はすくすくと育っているね。暗い過去をそっと胸にしまったまま少しずつ前進している。大きく成長して戻ってくるのが楽しみです。
読了日:09月21日 著者: 北方 謙三
DEATH NOTE (11)
再読。あぁ・・・月がどんどん追い詰められていく~。ニアはLの足元にも及ばない、そんな思いが月を油断させているんだろうか。昔ならもっと慎重に事を進めていたような気がするんだけど。そしてミサミサと高田様、女の闘いは怖い!両者とも月の本命は自分だ、と信じて疑わないあたりが恐ろしい。(そして月にとっては、二人とも自分が新世界の神になるための単なる駒としか映っていないのよね・・・笑)次でいよいよ最終巻!
読了日:09月25日 著者: 小畑 健
DEATH NOTE (12) (ジャンプ・コミックス)
再読。この最終巻はもう何回読んでも、悔しさと諦めと安堵感がないまぜになったような不思議な気持ちになります~。月が初めてデスノートを手にした時、腐り切った世の中を変えたいと強く願ったのは決して嘘ではないはず。人よりずば抜けて正義感が強く賢すぎた月だからこそ、この結末になってしまったんだろうなぁ。殺人ノートはなくなっても、キラのいない世の中は再び悪がはびこる。ただそれだけの事なんですよね。月とニア、どちらが正義かなんて分からない。
読了日:09月26日 著者: 小畑 健
水滸伝 13 白虎の章 (集英社文庫 き 3-56)
不安になるくらいの勢いで梁山泊側の豪傑達が散ってゆく。北方さんは、じっくりと愛情を込めてそれぞれの登場人物を描いているけれど、退場させる時は拍子抜けしてしまうぐらいあっという間。だからつい惜しい!と感じてしまいます。美髭公に毛頭星。壮絶な最期だ~(泣)そして友のために、人目をはばからず男泣きする呼延灼が大好きです。水軍の戦闘は、三国志の赤壁を思い出すなぁ。阮小二に拾われた少年・趙林が好奇心旺盛で可愛い。頑張ってる姿を見るとつい応援したくなる。(が、油断できませんね。北方さんの事だからいつかこの子も??汗)
読了日:09月27日 著者: 北方 謙三
私たちが星座を盗んだ理由 (講談社ノベルス)
北山さんといえば城シリーズ、と思っていたのですが。なるほど~こういうお話もお上手なんですね。どの短篇も自分好みですごく面白かったです!心地良く柔らかな雰囲気のまま読み進めると、最後の最後でガツンと打ちのめされる(笑)いやぁ、こんなにブラックなお話が揃っているとは。「妖精の学校」のオチに最初は悩みましたが、ラストの1行をググるとすぐに謎が解けました。そしてその事を踏まえた後でもう一度読み返すとまた違った味わいがあります。「恋煩い」は本気で鳥肌が立った・・・(怖)ますますこの作家さんのファンになりました~^^
読了日:09月29日 著者: 北山 猛邦
2011年9月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
先月に引き続き、北方水滸伝読んでます。文句ナシに面白い
全19巻、あとちょっとで読了です。嬉しいような、寂しいような…複雑な気持ちデス。
先日レビューUPしましたが、 「私たちが星座を盗んだ理由」
がお気に入り。
SFやファンタジー、様々なジャンルが混ざり合ったブラックなミステリがツボでした。
あと、是非是非オススメしたいのが 「奇界遺産」
!!
これ写真集なんですが、度肝を抜かれます(笑)世界遺産ならぬ奇界遺産。
世界中のヘンな遺跡やら不気味で怪しいモノばかりを収めていて、本当に凄いです。
世界はあまりにも広い。小さな世界で生きている自分がちょっぴり恥ずかしくなります。
少しお値段は高めなんですが、これは手元に置いておきたい。一家に一冊、奇界遺産!
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価格:3,990円(税込、送料別)
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