明治の町家   姫路の春霜堂  

明治の町家   姫路の春霜堂  

橋本海関 1854~1935 明石藩の儒者


師範として若い士官を訓練するとともに、儒学を以って教育を施していた。

海関はこの時期の人間にしては珍しく身の丈六尺(約180cm近い)大男であったとも伝えられている。純粋な学者であり、文人であったのですがその教養は海を越えて知られるほど深かったと言われています。日本全国に留まらず、外国人の弟子がたくさん居たほどだと伝えられている。

橋本家では、毎日のように政客や神戸の商館からの門客が多数集い様々な
議論を闘わせていたとようで、そのような環境が幼い関雪に多大な影響と、
終生消えることのなかった大陸への憧憬を育ませたようでもある。


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