半北京半日本+αの養生日記

半北京半日本+αの養生日記

2017年12月25日
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カテゴリ: つれづれなる思い
12月2度目の帰国。

12月23日、冬夜座禅会でした。
毎年この時期は、座禅会のために帰国します。

冬至(12月22日)は日が最も短いだけでなく、陰が至り、陽が生まれる日。

今月は、生と死についてより一層深く考えさせられる月となりました。
何のための座禅か。
自分を見失わないため。

常日頃の生活において、私たちは多くの作られた情報や知識によってコントロールされている。
感情に流されて、一喜一憂したり、欲望が暴走して、回りが見えなくなったり…。

そうやって生活することは、便利で居心地が良い時もあれば、息が詰まるような不自由さもある。
見るもの、聞くもの、感じるもの、すべてのしがらみを一旦隅に置いて、淡々と「静」をみつめる。
さまざまな欲望をそぎ落としていく末に見えるものは何か。
たどり着く先は、「生」。この静かな命を繋いでいるものは何か。
空気、水、わずかな食糧…。高級なものなど何もない。見栄も誇りも、恥もない。ただあるのは静かな「生」というもの。
この静かな生命を静かに見つめる時間。この2時間で今年の断捨離が完了した気がする。


精進料理を頂きながら、熱々のお燗をいただく。心身共に温まる瞬間です。
お寺で居合の演武をすることになったのは、私の師のお考えがあってのことでしょう。

未熟すぎる私をあたたかく受け入れてくれた皆様に感謝感謝。
和尚さんは、なんと鬼平犯科帳などの時代劇がお好きなようで。
居合演武を楽しんでくださったご様子。
反省点はたくさんありますが、今の私の精一杯の姿を見せられたので、来年はもっと稽古に励み、身体改造を行っていこう。





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Last updated  2017年12月27日 08時17分54秒
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