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今日は、息子のKANにとって、6年生最後の授業参観でした。
今回は、普通の授業ではなく、
「小学校生活を振り返って」といった内容でした。
それを踏まえて、 一週間前、
先生から、親に対して課題が出されました。
「今日まで、子供を育ててきて、大変だったことや、
楽しかったこと、嬉しかったことなど、子供に宛てて、
手紙を書いてください。」。。。と
う~~~む、難しい、あらためて文章にするなんて
と、提出期限ギリギリまで、頭を悩ませました
が、誕生から、保育園、小学校入学と、
ひとつひとつ思い出しながら書いていくと、
何だかその時の思いがどんどんよみがえってきて、
卒業式を前に、早くも感極まってしまいました
以下、手紙の抜粋です。
平成9年3月6日、午後5時7分、KANは元気な産声をあげて
産まれました。大きな泣き声を聞いた瞬間、
パパとママはこの上なく幸せな気持ちになり、とっても嬉しかったことを
昨日の事のように覚えていますよ。
KANが3才のとき、MAYが産まれました。
妹ができた途端、急にお兄ちゃんらしくなって、
泣いているMAYをあやしたり、おんぶしたり、
お馬さんごっこで背中に乗せてあげたり、
よく面倒をみてくれて、ママはとても助かりましたよ。
2年生のとき、パパのお仕事でアメリカへ行くことになったね。
ママは英語がしゃべれなくて、不安だったけど、
KANはいきなり一人で現地の小学校に行きました。
日本人は一人もいなくて、
「トイレに行ってもいいですか?」と
「どのバスに乗ればいいですか?」という英語を
ママが紙に書いて持たせたね。
学校で何か困っていないかな、
ちゃんとバスに乗って帰ってこれるかな?って
心配だったけど、笑顔でちゃんと帰ってきたときは、
KAN、スゴイな!って感動したよ。
その後も、英語にとても苦労したけれど、
一言も、行きたくないとか、嫌だとか、
文句ひとつ言わないで、ほんとによくがんばりましたね。
日本の小学校に帰ってきたとき、みんなが
あたたかく迎えてくれて、とても嬉しかったね。
言葉も通じるし、野外学習や修学旅行と
楽しい行事もたくさんあって、イキイキと学校に通っていました。
勉強だけが、ちょっと心配だけど、
自分で、できないと思わないで、最後まで
あきらめずにがんばろうね。
パパもママも、KANを信じているよ。
だから、自分に自信をもって。
KANがアメリカや日本の小学校で、
助けてもらったように、みんなに親切にしてあげられるような
中学生になってください。
と、こんな感じに書きました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
きっと、お子さんをお持ちのお母様、お父様も、
同じように、子供の成長を振り返る
よい機会なのではと思い、載せました。
私自身、普段思っていても言えないことでも
手紙にすると、結構素直に書けてしまうんだなって、
ちょっと驚いています
そして今日、授業参観中に子供達は先生から、
「親からの手紙」を受け取り、
人それぞれ、いろんな表情で読んでいました
KANも結構真剣に読んでくれていて、
時折り、ニヤッと笑みを浮かべていましたよ
何を感じてくれたのかなぁ
そして、今度は子供たちから、お父さん、お母さんに宛てて、
手紙を書いて、卒業式に渡してくれるんですって