星とカワセミ好きのブログ

2018.12.29
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カテゴリ: 星 / Stars
2018年12月28日夜、快晴だったので、ウィルタネン彗星を撮影しました。彗星はぎょしゃ座とやまねこ座の境界近くにいました。12月18日に見た時より、暗くなっています。

おうし座のゼータ星近くにあるM1「カニ星雲」も写真に撮りました。暗い所ならば双眼鏡でも見つけることができますが、街路燈、防犯灯に囲まれている街中では、本当にかすかな姿しかわかりませんでした。
私が小学5年生の時、ビクセンのポラリス8L(8センチ屈折赤道儀望遠鏡)を購入し、晴れた時には望遠鏡を庭に出して、星雲星団を探していました。
北極星が見えない場所なので、「最新版 全天恒星図 1950年分点/誠文堂新光社」の恒星図を見ながら、ファインダーで星をたどっていきます。ファインダーが逆像なので、上下左右を反対に考えて望遠鏡を動かしました。恒星図に線を引いたり、色を塗ったりし、自分で使いやすいようにしており、この歳になってもこの恒星図を使っています。
「カニ星雲」は小学5年生の冬に、望遠鏡で見ました。よほど嬉しかったのか、恒星図に「カニ星雲」と手書きをしています。



↑ ウィルタネン彗星。2018年12月29日の位置。12月15日、18日はおうし座にいたが、今はぎょしゃ座を通過し、やまねこ座との境界近くにいた。



↑「最新版 全天恒星図 1950年分点/誠文堂新光社」。ぎょしゃ座とやまねこ座付近。
小学5年生の時に恒星図を購入し、星座の線を引いたり、色を付けたりした。ボロボロになったが、とても愛着があり、いまだに使っている。


↑ ウィルタネン彗星。2018年12月28日。 前回よりもかなり暗くなっている。




↑「最新版 全天恒星図 1950年分点/廣瀬秀雄 中野繁共著/誠文堂新光社」。



↑ おうし座のM1「カニ星雲」の位置。



↑ 恒星図のおうし座。中央はヒアデス星団。右上はすばる(プレアデス星団)、左側にゼータ星( ζ )があり、その近くに「カニ星雲」がある。


↑ おうし座ゼータ( ζ )星近くの「M1カニ星雲」。小学5年生の時に8センチ屈折望遠鏡で見つけ、嬉しくて星図に記入した。



↑ M1.かに星雲。 矢印の横に、本当にうっすらと写っている。街中で街灯が光っている状態では、かすかにしか見えない。

画面右上の明るい星が、おうし座のゼータ星。それを基準にして「かに星雲」を探す。星雲はぼやけた菱形をしており、暗い空ではカニの手のような模様が見えるので「かに星雲」と名付けられた。約900年前に爆発した超新星の残骸で、藤原定家が書いた「明月記」に、2年間輝いた後に消えていった事が記述されている。


↑ 星雲・星団ガイドブック/藤井旭/誠文堂新光社/1974年3月29日第4版発行。
星に興味が出てきた小学4年生の時に購入した。夜露で本が濡れてごわごわになるため、当時対策としてセロテープで本の表紙、裏表紙を張り、補強した。


↑ M1 カニ星雲の記載。P98~99。 掲載されている星夜写真は、ファインダーで星雲・星団を探すときに参考になる。


↑ 「「藤井旭の星雲星団観測教室/藤井旭/誠文堂新光社/1982年6月20日発行。


↑ P55。 藤井旭さんの解説。


↑ M1カニ星雲の写真あり。




↑ 20センチ反射ドブソニアン望遠鏡。 公園の防犯灯の光の影に望遠鏡を置いている。



↑ 中央のぎょしゃ座は、天の川が流れており、星団がその中にある。


↑ M38 ぎょしゃ座の星団。


↑ M37 ぎょしゃ座の星団。



↑ 中央のオリオン座を中心にした、冬の星座。


↑ M42 オリオン座大星雲。


↑ ふたご座。


↑ M35 ふたご座の星団。


↑ おおいぬ座ととも座。小学5年生の時に望遠鏡で見て嬉しかったので、丸をしたのだと思う。


↑ M41 おおいぬ座の星団。


↑ M46 とも座の星団。





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最終更新日  2018.12.30 10:25:41
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