自分で注射が出来るようになった日の日記♪


腕、太もも、お腹など、同じところに刺さないようにしていたのですが、
お腹が一番痛くないことを発見したようです。
(それがわかるまで3年半かかりました)

そして、今朝注射をしようとお腹を出すと、
「自分で持ってみる」
と言って注射を持ってみました。
左手でお腹をつまんで(皮のところだとあまり痛くないようです)
右手で消毒して、そして注射をもって。。
♪さくら♪の右手に私の手を添えて、お腹にチックンできました。
ノック式のボールペンの、芯を出す為に押すところ、
それとちょうど同じところを押すと注射の中からお薬がでてくるので
お腹にチックンした後は、親指でカリカリ、セットされたところまで押していきます。
最後まで押せたらそのまま、5まで数えて親指を離さずに針を抜きます。
もう一度消毒しておしまい!
注射器から針をはずしてキャップを閉めて、針入れに捨てました。

いつもだったら痛くて泣いてしまったりするのに、今日はニコニコ!!
自分でできたのがよっぽどうれしかったのでしょうね。


学校から帰ってきておやつ前の注射も、
「自分でする」
でもやっぱり刺すのは怖いから、私が♪さくら♪の手を支えました。
また、自分でお腹をつまんで、
えいっ!
今度も上手にできました。

自分で出来るようになったら、お友だちのおうちでおやつを出してもらっても、ちょっとチックンすればたくさん食べられるし、もしも私が離れたところにいても、電話で血糖値や体調や食べる内容を聞いてどのくらいの量を注射すれば良いかを伝えれば、じじ、ばばとだって、ごはんを食べに行ける。。
♪さくら♪はずっとそう考えていたようでした。
今までは、注射をする時間にぜったいに私か主人がいなければダメだったのが、少し世界が広がるのですよね。

今はまだまだ一緒にしますが、2年生か3年生になったらひとりでできるかもしれません。
そうすれば今まであきらめていたお泊まりも行けるのです。。
そうなったからといっても、きっと電話の横で待機になるでしょうけれど。。^^
それに、もしも私に何かがあって♪さくら♪がひとりになった時に、自分で注射ができないということは、この子は生きていけないのだと、ふと心配になったことも何度もあります。
地震などで別れ別れになったりするかもしれない。。
このごろすごく心配になることも多かったので、なおさら自分で、と言ってくれた時は嬉しかったです。
まだ自分でする必要はないけれど、いざという時に困らないように、
本人が自分でする、と言う時だけ、少しずつ少しずつがんばっていこうと思います。







翌日です☆

たくさんのおほめの言葉をいただき、ありがとうございました!
♪さくら♪に、
「いろんな人が、自分で注射できたことをほめてくれたよ」
と話したところ、にっこーり笑って本当に嬉しそうでした♪

さて、ご報告です。。^^
昨日の夜から、私が手を支えることなく、はじめから最後までひとりで注射をするようになりました。
手伝わないで、と言われてしまいました。。
自分のお腹に針を刺すことがどんなに怖いかわかるので、本当に強い子になってくれたと、自分の子供相手に変ですが、感謝の気持ちで一杯になりました。
たいしたものだと思います。

今日も全部ひとりで出来ましたが、きっとこれから思春期になって、人と違うことをするのがとても辛かったり、自分の病気を嫌いになったりする時期がくるでしょうね。。
面倒だから、自分でやりたくない日もあるでしょうし。
でも、昨日と今日出来たことがラッキー、くらいに思って、気長に慣れていって欲しいです。^^
この先は長いですから。。


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