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ナイト1960

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どっすん0903 @ Re:ソコにあったまりぃ~(^_-)-☆(09/22) New! 早くも一桁の気温!? そして鍋の季節です…
Saltyfish @ Re:ソコにあったまりぃ~(^_-)-☆(09/22) New! 新製品、便利になってきていると、持って…
teapotto @ Re:残るものを残さずに、そんなカンショク。(09/21) (○´∀`)ノ゙こんにちゎ★ でき油ストーブとは…
mamatam @ Re:残るものを残さずに、そんなカンショク。(09/21) ハム、大鳳、ゆで卵 ですか? 意味はわか…
nik-o @ Re:残るものを残さずに、そんなカンショク。(09/21) 立派なストーブですね、灯油でしょうか? …

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May 14, 2010
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カテゴリ: バイク、車

こんなんありました。んんんん・・・あたりだぞ!
バイク
 元来、日本人は殊のほか"モノ"を大切にする人種である。チリ紙一枚といえども勿体無いと思い、そこに神が宿っているかのごとく振舞う。これこそ日本の美であり、世界に誇る日本人らしさであろう。こんなことであるから、自分の分身とさえ言えるバイクを大切にする行為たるや尋常ではない。日々磨き、話しかけ、時には名前さえ付けるほどである。となると、そのバイクの危機が迫れば信じがたい力が出るのもまったく不思議ではない。断言するが「コケたら、修理代うん万円」といった"ヨコシマ"な考えから出る力ではない。あくまでモノに対する敬意であり、礼節なのである。この友情パワーとでもいうべき力は、走り、磨き、飽きては乗るといった営みから育まれるもので、その力はライダーとバイクの歴史に比例する。これがこの「怪力」のメカニズムである。
それでも激しくコケそうな場合など、支えられない場合もあろう。そんな時も下半身の力でソフトランディングさせ、ダメージを減らすのは当然だ。万一、激しく倒れても動揺を押さえ、迅速に友を救ってやりたい。「タンクがヘコんでる!」などの視診は後回しだ。これは周囲の迷惑、二次災害の危険を考慮してのこと。それに裏返ったまま放置されるバイクもハズかしいだろう。これは肝に銘じてほしい。
温泉 ライダーほど温泉好きな人種も珍しい。冬に温泉に行くのはライダーに限らないが、ライダーは真夏も行く。クーラーのないバイクで汗だく、プールを希望してもいいくらいなのに...だ。ここにライダーの並々ならぬ"温泉愛"を感じ取ることができるだろう。ではなぜ、そこまで温泉好きなのか。そこには誰しもがもつ人間のメカニズムがあった。
つまりこうだ。人間は「地獄」→「天国(極楽)」という図式に、大きな快感を覚える。リスク→安全と同じだ。冬に走るのはツラい。手足は痛いわ、顔は硬直するわとまさに地獄。場合によっては、寒すぎてまともに話せないほど。極寒時、コンビニで「トイレ」と発声できず「ト、トイ、トイ」と連呼、不審者扱いされ、あわや警察沙汰という話も聞くほどだ。それくらい冬ツーリングは半端ではないのだ。だからこそライダーにとって温泉という言葉は甘美。一見怖いお兄さんも、温泉には無邪気にダイブするほどである。しかし、みなさんの中には「夏に温泉の理由は?」という疑問もあるだろう。もちろんこれにも理由がある。冬温泉の快感はライダーの心に強く刻まれ、「パブロフの犬」的な行動を誘発しているのだ。温泉と聞くと「入っとこう」という意識が強制発動しているというワケ。当然これは悪いことではないが、必ず"先に洗ってから"温泉に浸かって欲しい。ライダーは特に汚れているのだから。
バイク
 クルマに比べると物理的に荷物を積載しにくいバイクだが、近年はビッグスクーターをはじめとして、以前よりも大量の荷物を持ち運べるようになっている。しかし、未だに夜逃げと見間違わんばかりの過積載なライダーが存在する。中には、積載能力はゼロに等しいレーサーレプリカにベニヤ板を取りつけ、テントやキャンプ用品を一式搭載するという剛の者もいるほど。積載性に劣るバイクに対し、なぜライダーは頑ななまでに無理やり荷物を積載しようとするのか。そこにはライダーの本能の発露があった。
ライダーという生き物は、往々にして世の中に反抗する傾向が強い。クルマ中心の世知辛い世の中においてバイクを愛していることでも、その片鱗はうかがえるだろう。荷物の積載に関しても同様だ。「バイクは荷物が積めない」という世間の常識に対して、何らかのカタチで反抗を示してしまうのは、ライダーに刻まれた反逆の遺伝子ゆえ。スマートに収納してしまうのはクレバーな方法だが、それだけでは心に沸き立つ熱いパトス(熱情)が解消できない。バイクに秘められた無限の可能性を見せ付けるかのように荷物を積みあげていくことで、バイクを軽視する世間の常識に一石を投じているのだ。とはいえ、バベルの塔のごとく荷物を積み上げて、「これが俺の生き様だ!」と心意気を表明するのは良いが、伝説の塔のごとく崩壊する前に自重しておくのも大切だ。それが大人のパッキングと言うものだろう。

b
 四季折々の味覚が豊かに日本を旅するなら、各地の名産を味わいたくなるのが人情というものだ。海辺を走れば海鮮を味わい、山の稜線を辿れば郷土料理に舌鼓を打つのが一般的な味巡りかもしれないが、ライダー同士だと非常に危険な確率で「B級グルメめぐり」に変わってしまうというのだから恐ろしい。ご当地カレー、創作ドンブリ、有名ラーメンなどをまるでデータベースのように網羅する猛者は多く、そういった店舗の中にはライダーの聖地になってしまった店さえ存在する。確かにB級グルメには美味しいものも多いが、なぜ素直に美味とされる名産を求めないのか。不思議に思う方もおられるかもしれないが、ライダーの性質を考えれば実は当然の行動なのだ。
バイクを愛するライダーは、何かと"チャレンジ"を求める生き物。バイクに乗ることそのものが日常から非日常への挑戦であり、ツーリングも「新たな場所を走る」という、ある種そういった挑戦者的行動と通ずる部分がある。普通であれば面倒なことは避ける場合が多いはずだが、困難が多いほど燃えてしまう彼らならではのドMな精神構造にとって、未知かつ予想がつかない事態はご褒美でしかない。そう考えれば、旅先で「味の分かっている/予想がつく名物」をわざわざ選ぶことは挑戦を放棄していることに他ならず、名称や料理カテゴリからは想像つかない美味を発見する可能性を夢見て、B級グルメに突撃する彼らの心情も理解できるだろう。平日という日常を打破し、週末に新たな世界を求める彼らにとって、ありきたりの美食では未知を求める冒険心が満たされない。ただ、それもあまりに行き過ぎると、バイクを楽しむという最も大切なこと忘れてしまう可能性も生まれてくる。昼がB級グルメなら夜は名物と、バランスのよい食生活をツーリングの中へ織り込んでいくべきだろう。

寝る
 一分一秒を争うスケジュールがひしめく現代社会において、ライダーは驚くほどフリーダムな存在だ。ツーリング中に「面白そうだから」の一言で大胆なルート変更を行うのは序の口で、気が付けば目的地が変わっているという事例も多発している。また、それ以前の段階で思いついたかのように当日ツーリングなどを企画し、挙句の果てにはそれが当然で対応できないこちらに非があるかのような態度を取る場合さえあるのだ。特にライダーとしての経験が長いほどこのような傾向が強くなっており、ベテランライダーだと思って安心していたら気まぐれに引っ張りまわされ酷い目にあった、という方も多いだろう。
しかし、驚くべきことに彼らは悪気があってそういう行動に出ているのではない。剥き身の身体をさらして走るライダーは、本来であれば周囲の空気を読む鋭敏な感覚を持っており、安全と楽しみのために何をどうなすべきか把握していることがほとんど。ベテランであれば交通の流れはもちろん、天気の微細な移り変わりもキャッチしてしまうほどだ。それならばまわりのスケジュールや空気を読めと言われそうだが、読めるからこそ「最高の走り時」を感じ取ってしまう、という側面を見落としてはいないか。ただ、普通は最高だと分かっても、一旦ここで静止が入ることが多いだろう。だが、ライダーはつい「バイク愛」という本能に従ってしまうため、容赦なく走り出してしまうのだ。最後に一つ覚えておいて欲しいのは、彼らが誘ってくる理由は最高の瞬間をアナタとシェアしたいがためということ。泉のように溢れるバイクへの愛情のおすそわけだと思えば、突発ライディングも決して悪いものではないはず。今しかないきらめく瞬間を体感するためにも、予定や時間制限といった限界を飛び越えて、愛車のエンジンに火を入れることを推奨したい。
バイカー温泉
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・心理だぁ~びっくりん、ゴーストライダー見なくっちゃウィンク
ハーレー






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Last updated  May 14, 2010 09:40:02 PM
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