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2005年12月14日
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テーマ: 言語の部屋(34)
カテゴリ: 台湾関連
台湾のおじいさん達が話す 日本語 は、あの 時代を切り取った ような言葉が散りばめられていて、とても 柔らかい日本語 でした。

例えば

・バス停・・・ ていしゃば (停車場)
・作る・・・・ こしらえる
・見てください・・・ ほら、ごらん


私のイメージとしては、軍隊が押し入って「 はい、~であります !」とか言っちゃって、固い日本語のイメージがありました。



また、 私達が使っていて、台湾の人が使っていなかった言い回しもありました。

~んです 。」(見たんです。食べたんです。取るんです。・・・など。)は、一度も使っていませんでした。

始めは、 日本語を教えていても「~んです。」を使える人はごくごく希なので、台湾の人たちもここまでの言語は使えないのかな 、と思っていました。
でも、よく聞いていると「~んです。」を使わなくても、表現に支障はありません。

つまり、 当時「~んです。」という表現は、頻繁に使われたことがなかったと考えられます 。(全くなかったのかもしれません。)

これはあの50年間につかわれていた日本語が、 冷凍保存 されているようなもので、当時使われていた日本語はどういうものだったかという研究の対象になります。
このような現象は、戦争などで外国に残った日本人が、現地の人に日本語を教えたときにも起こります。

日本語史はまだ歴史が浅いので、研究の途上にあって研究しがいのある分野ですね。
以前の私は歴史に興味がなかったのですが、、 言葉と歴史が切り離せない関係にあることを、痛切に感じた交流となり 、もう少し 日本・台湾・中国の歴史 について勉強してみたくなりました。










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最終更新日  2005年12月14日 08時40分52秒
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