日本語で話そう

January 17, 2008
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カテゴリ: 国内旅行
京都二日目は嵐山・嵯峨野
まず天竜寺から
諸堂を回りながら庭園を見る。回廊の周りは自然の田舎の風景をコンパクトに再現した庭園
天竜寺.JPG

方丈の前は大庭園
天竜寺2.JPG

外の世界を丸ごと屋敷や寺に持ち込んで、毎日見られるようする。
そこには現実の自分のみたことのない世界(海やら、滝やら)があったり、極楽浄土があったり(須弥山とか涅槃とか)、ストーリーがあったり(来迎の様子など)
どうしてこの日本庭園を造ったのかな、と想像するときちょっとわくわくする。
ただ眺めるだけじゃ、みんな同じ庭園に見えてくるよ!
京都を観光した後我が家にホームスティする外国人は「鎌倉に行く?」と聞くと、お寺はもういい」という。
みんな同じに見えるらしい。

そーろそろ、夫も庭に飽きてきたかな。

まだまだ
野宮~竹林を抜けて常寂光寺、
常寂光寺.JPG

俳人向井去来の庵、落柿舎へ
落柿舎.JPG
この落柿舎の左側の柱にあるのは粽。

去年祇園祭りの時八坂神社で粽を売っていた。
父へのお土産に買って食べさせようと思って、
「いつまで日持ちしますか」と聞いた。
すると巫女さんが
「これは食べられませんよ」
知らなかった!!
厄除けに玄関に飾るものなんだそうだ。
恥ずかしかった。
これは日本全国でやってるんだろうか?

二尊院、
祇王寺
祇王寺.JPG

ぜんざい (食べました)

化野念仏寺

にしんそば (食べました)

清涼寺

嵯峨野は市街地から離れているだけあって田舎の雰囲気が素敵だ。
小さいお寺画多い中、清涼寺はかなり立派な伽藍だった。
庭園も小堀遠州作だという。
清涼寺庭園.JPG

庭園をゆっくり眺めていると娘達の姿が無い。

2人で座敷に座って何かやっている。
みると熱心に写経をしているではないか。
短い時間で出来るよう短い写経の紙が置いてあって、筆ペンでなぞればいいようになっていた。
写経.JPG

最後に願い事を書く欄がある。
「良縁」と書いてくれと頼む夫を尻目に「家族健康に」と書いていた。

そして今回どうしても行きたかったお寺、
広隆寺へ。
弥勒菩薩
会いたかったよ~。
私が好きな仏像は「聖林寺 十一面観音」「秋篠の伎芸天」「中宮寺の弥勒菩薩」
何回も会いに行った。

だけど、広隆寺は行ったことがなかった。
どうしても一度来て国宝第一号の弥勒に会ってみたかった。
思った通り穏やかなお顔でどうやったら民衆を救えるだろうかと考えているお姿がすばらしい。
本当は宝物殿じゃなくて床に座って鑑賞したかったんだけど、今じゃどこも火災で失われるのを恐れて、仏像を頑丈な宝物館に安置している。
だから私は東大寺3月堂が好きなんだ、床じゃないけど・・古い建物に古い仏像!
なんて、屁理屈言ってしまった。

夕食は先斗町で、雰囲気を味わいながら・・・
そしてデザートは祇園、都路里の抹茶パフェを。

また、歩きすぎてしまった。
食べ過ぎてしまった。!!





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Last updated  January 17, 2008 05:07:17 PM
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