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2021.05.24

1923. アート作品１ & カーディナルのご夫婦の昼下がり

(24)

カテゴリ：美術・音楽

この間1年8カ月の歳月をかけての前は何をしていたのだろう？
とふと思った。

大作の事に心を奪われて他の事はすっかり忘れていた。

5月には新しい小品が出来上がった。
そして、以前の作品を探してみた。

丁度、大作を始める前の2019年8月の日付でサインが入った、
小品が３枚出てきた。

普通日本に住む日本人は絵を見せると、
私には絵心がないから分かりません、と言う。
そう言って自分の世界を狭め縛っている。

あなたに絵心が有るかないかは関係ない。
たぶんないだろう。
もし絵心が有ったら、絵描きになっていたかもしれない。

問題はそこにはない。

絵心がなければ絵は見れないのか。
音楽心がなければ音楽は聴けないのか歌は歌え何のか。
料理心がなければ料理は作れないのか。
と言う事だ。

料理心のないカズ姫でも、それなりに家族に料理を作ってきた。

絵心のない人が今この絵を見て何を思い何を感じるか。
絵と言うと、なんか高尚な事と言う風に構える悪い癖。
上手とか下手で全てをかたずける悪い癖。

そんなものをすべて取っ払って、今、目の前にあるこの絵を見て・・・。

アート作品１
11”ｘ14”（28ｃｍｘ36㎝）
oil on canvas
2019

絵描きの思いはそこにあり、
見る人の思いがそこにある。

そして、その瞬間にアートは出来上がる。

そこには判断も評価もなく、ただ楽しみだけがある。

❓
普段からしっかりトレーニングしていかないから・・・
頭コチコチ、
心カサカサ。
だからこんなパンデミック下でもオリンピックなんて言ってるんだ。
他の事に思考力のない国民の目を釘付けにして置いて・・・。
あきれてものが言えない。
当たり障りのないこと以外は言わないように頑張ってきたが・・・
もう限界。

カズ姫は日本に住めないね、やっぱり。

🐦鳥撮り🐤

ある日、橋の上から何時もの小川で・・・。
また鳥でも来ないかな～。
と思って流れを見ていると・・・。
コモン・グラックルが水浴びをしていたのが忘れられない。

ヤナギの下にドジョウは・・・・

と思っていると、メスのカーディアンルが飛んできた。

落ち着いた素敵な色合い。

一瞬先は光のカズ姫、やった～！！！

と喜んでいると・・・。

雄のカーディなるも隣にやってきた。

ご夫婦で仲良く小川の辺でランデブー。

いいな～。

🐦🐤

ねえあなた、この流れ綺麗ね。
ああ、いい流れだね。

私一寸水浴びしたくなっちゃった！！

俺はいいよ、其れより早く行こうよ。
私は、行水をしておめかししてから行きたいわ。

俺、興味ない。

あら、そう？
じゃあ、お好きなように！！

じゃあ、先に行ってるぞ。
どうぞ！！

ああ、やっと静かになった。

バシャ、バシャ、バシャ。
ああ、気持ちい。

って出て来たけれど・・・。
一人じゃ詰まんない。
お前と一緒じゃないとね～。

意地張らなければよかったよ。

じゃあ、一寸覗いてくるか・・・。

おい、まだか。

ねえ、カズ姫さん、私綺麗になった？
すごく綺麗。
冠もピンとしているし毛並みも整って！！

有難う。

あなた、もう直ぐ行くわよ。

覗き見なんかしないで、何時もの様に堂々としているあなたの方が良いわ。

！！！
そうだね。
気のすむまでおめかしてゆっくりおいで。

比翼の鳥。
連理の枝。
とも言うしな！！

ご主人、ご自分の奥様が美しいのは嬉しいことでしょう。
それに、ゆとりがあった方があなたも素敵よ。
これで、お似合いのご夫婦よ。

有難うカズ姫さん。

と言って、二人は仲良く飛び立っていった。

「天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん」。これは、中国唐代の詩人白居易（＝白楽天、772－846年）の長編叙事詩「長恨歌」の中の有名な一節で、安碌山の乱が起きて都落ちすることになった玄宗皇帝が最愛の楊貴妃に語ったと詠われているものである。

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