虹色のパレット

虹色のパレット

2024.08.06
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カテゴリ: 花と植物



夏は暑い。
当たり前のことだけど・・・。

当たり前なこの日、
79年前・・・・。





夏の暑い日が続くと
何が大変かと言ったら、植物への水遣りだ。

一日経つとカラカラになる。
特にベランダの植物には毎日水遣りが欠かせない。

時々、夕立は来るが・・・。
中々良いお湿りだったと言うほどには降らない。

でも、一昨日の夕立は凄かった。
初め、パラパラ、しとしとやっていたが、
突然バケツをひっくり返した様な激しさ。
雨も、風も、雷も。

その時は、ベランダ根のドアを開けることも出来なかった。

暫く降るに任せでいたが、
少し小降りになったので、
ドアを開けてみた。



辺りは水滴で満ちていた。
キラキラ輝き・・・




細い葉にも太い葉にも葉の形に連なって・・・






ままだしとしと降っていたが、
水分を吸い込んだ、良いお湿りになった。






月下美人の葉にも蕾にも。
どの鉢の下の鉢皿にも水が一杯。

植物は生き生き。

水は命。
命は水。

まだ、遠雷はゴロゴロ言っているが・・・





西の方には青空も見え始めて・・・。




爽やかな空気と、空の色。





激しい雷雨の後の複雑な空模様。



地上の水は蒸発し、雲となって空にたまり・・・。
そして、雨となってまた地上に戻る。





この水の循環は、そのまま命の循環。





雲の間から日が差し・・・
遠くで雷がまだゴロゴロとかすかな音を轟かせ、
牧歌的な素敵な夕暮が始まる。




澄みきった青空と日に透ける白い雲、まだまだ心残りの黒い雲。





やがて日没の時。
空全体が暖かいオレンジ色に染まり・・・




雲も恥じらうように頬をピンクに染める。






まるで秋の空の様だ。
ピンクに染まった細波のような雲。





日が沈むころ、夕焼けは最高の時を過ごす。





まるで、あの激しく良かった雷雨など嘘のように、
柔らかな優しい雲になる。


1945年8月6日

合掌








2018/July
22"x28" oil on canvase


今年も、アメリカに住む子供たちと折った千羽鶴を広島に送った。

今年で4回目だ。

弟たちが来た時、日本に持ち帰ってもらいそこから広島に送ってもらった。


水は命
命は水







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最終更新日  2024.08.07 06:42:14
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