2004年02月28日
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今日は、午前中はアンサンブルの練習、夕方から吹奏楽団の練習、と、いつもの土曜日通り、練習日よりな日でした。日中、車の掃除をして、軽くワックスがけしたのですが、マーフィーの法則通り、夕方からは雨。まあ、こんな日もあるさ、と自分で自分を慰めたりしていました。車なのですが、たまに洗ってワックスがけをすると、信じられないくらいすっきりと綺麗になったりします。ワックスがかかった車を見て、我ながら、美しいと、感動するとかしないとか。感動。
そこで今日の一枚。

マルセル・ミュールに捧ぐ
トルヴェール・クァルテット
東芝EIM TOCE-5528



このCDは、トルヴェール・カルテットによる、正統派フランスものレパートリーの演奏。
全てにおいて、技術、表現といったものがすばらしい一枚。
まさに、現代クラシックサクソフォーンの祖というべきマルセルミュール氏に「捧ぐ」というタイトル通りの演奏です。
特に、私はグラズノフの四重奏曲のカンツォーナ・ヴァリエのショパン風、ボザのアンダンテとスケルツェットのアンダンテなどに感動しました。私たちが、この曲を演奏すると、いや、この曲に限らず私たちが演奏すると、とかく表現をビブラートに頼って、ビブラート過多の下品な演奏になってしまうのですが、この演奏は、しっかりとした表現であり、なおかつ抑制され、コントロールされたビブラートを必要最低限使用している感じです。まさに、高い音楽性のなせる技としか言いようがありません。
吹奏楽でサックスをはじめたばかりの中高生の方には、最初にこのコーナーで紹介したデファイエ四重奏団のCDと同様に大オススメな一枚です。もちろん、JAZZでしかサックスを耳にしない人に聞いていただいて、クラシックサックスの奥の深さを知っていただくのにも、うってつけのCDです。
純粋に、クラシックとしてもお勧めしたい、美しい音色と、すばらしい音楽に感動できる一枚。





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最終更新日  2004年02月28日 23時11分28秒
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