のんきにお茶でも飲みながら
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今日は「熊谷文化創造館さくらめいと」に、小林愛実さんピアノ、大井剛史さん指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行きました。ショパンコンクール2大会連続入賞の小林さんはその強いタッチが印象的。ショパンコンクール2位の反田恭平さんと結婚し、出産後体調を崩したようだけど、今は元気に活動なさっているようです。ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調、ジャズの要素もある斬新な曲と書いてあったけど、ラヴェルらしい和音とかバスクっぽさとか、管楽器の使い方のうまさと相まって、小林さんの力強いタッチがカッコよかったし、2楽章はうっとりするほど美しくなんかサティを聴いているような気にもなり、でも最後はビシッと決まる、ものすごくレベルの高い演奏でした。小林さん、アンコールで弾いてくれたショパン(ノクターン遺作)がとても音が飛んでくるというか胸に残りました。後半はベートーヴェンの交響曲5番「運命」。1楽章の大井さんの指揮は表情豊かな管楽器群をうまくまとめてとても端正だな〜と思っていたけど、終楽章は身体全体で大きく振っていて、もう歓喜?というか第九?という感じの爆発具合で、最後の一音が終わったら若干抜け殻っぽかったです(笑)素晴らしかった!コントラファゴットが入る所、ガン見(笑)やっぱりベートーヴェンって斬新なことたくさんやってるんだよなあ。アンコールがカヴァレリアルスティカーナの間奏曲。もう弦楽器ってこんなに美しかったっけ⁈と泣きたくなりました。本当に素晴らしいコンサートでした!!!
2024年06月29日
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