喜多山栄の乗って、歩いて、湯に浸かり…

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2008.08.25
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カテゴリ: 温泉
連日のコメントに感謝いたします。私がキハ54形気動車に初めて乗ったのは、旭川から稚内まで走っていた急行「礼文」でした。真冬でしたね。外は雪景色でした。急行列車ももう過去帳に入ってしまいましたね。

 さて、JR川湯温泉駅に着いて本格的に湯めぐり開始です。

川湯温泉駅~川湯温泉街を結ぶ路線バス
川湯温泉駅~川湯温泉街を結ぶ路線バス posted by (C)喜多山栄

 私は、温泉街へ向かう接続の路線バスを見送って、川湯駅前温泉つつじの湯(北海道川上郡弟子屈町川湯駅前2-3-10)へ向かいました。駅から歩いて2~3分。地域の交流センターです。道路寄りに大きな看板が出ておりすぐに分かりました。

川湯駅前つつじの湯看板
川湯駅前つつじの湯看板 posted by (C)喜多山栄

川湯駅前つつじの湯外観
川湯駅前つつじの湯外観 posted by (C)喜多山栄

 番台で300円払って中に入ります。独占浴でした。浴場のいちばん奥の窓際に大きなタイル張りの浴槽があります。源泉用の蛇口と加水用の蛇口があり、源泉用蛇口からお湯が少しずつ注がれていました。

川湯駅前つつじの湯浴槽
川湯駅前つつじの湯浴槽 posted by (C)喜多山栄

 無色透明、ほとんど無味無臭。源泉温64.2℃、PH7.1のナトリウム‐炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)で毎分320リットル動力揚湯との表示。実際に湯口に温度計を突っ込んでみたら52℃ありました。温泉蛇口には石灰華の析出も認めました。

温泉蛇口には石灰華が析出 つつじの湯
温泉蛇口には石灰華が析出 つつじの湯 posted by (C)喜多山栄

 壁に「熱い時は加水してください」との表示。オーバーフローは多量で「循環あり」との表示でしたが、浴槽内で吸い込み口らしきものを見つけることはできませんでした。加水を含めてもじゅうぶんすぎるほどのお湯です。

 気軽な共同浴場で穴場的存在ですね。地域の集会所を併設していますが、それ以外の余分な施設は一切なし。川湯温泉=強酸性硫黄泉のイメージが強いですが、こちらは川湯駅前温泉でまったくの別源泉。肌にも優しいあっさり系のお湯でした。訪問する順番を逆にして強酸性湯で刺激を受けた後の“仕上げ湯”として使うのもいいかもしれません。本州で言えば草津温泉の仕上げ湯として使われている沢渡温泉、四万温泉のような存在でしょうか。

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Last updated  2008.08.25 10:00:30
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