November 3, 2005
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そう思ってみたらどうだろう。
そう気が付いた時、高校の時のある記憶が
フラッシュバックした。
高校２年の夏休み、自転車で激しく転倒して怪我をしました。
峠を結構なスピードで下っていて、緩いカーブの側道に
タイヤをとられて身体が空を飛び、正面にあった無人の古い
小屋に激突。腕がちょうど窓を割り、手のひらを横にざっくり切れ、
腕のひじの横に穴があきました。
救急車で病院に運ばれ、親が駆けつけ、友人たちに見守られつつ
処置が終わって一晩たって思いました。
・・・よく腕を切っただけですんだもの。
手が落ちていたら。。。
位置が少しずれて首を切っていたら・・・。
次の日はなんと部活の仲間たちが家までお見舞いに駆けつけてくれました。
とてもうれしくて感謝の気持ちがあふれてきました。
「生きているって素晴らしい！ なんてありがたいんだろう！」
何を見てもありがたい。それはとても軽やかですがすがしい気持ち
でした。
－生きているだけでありがたい－
それはあたりまえになってしまっている幸せに気がつくキーワード
になりました。
回復中の私の中には生まれ、死んでゆくたくさんの細胞たちがいて、
私を生かしてくれている！
過去の私も本当の私。今の私も本当の私。
今できるコトを今の私がすること
それが本当の私である証。
忘れてしまうこともあるけど、いつでも思い出せる私でありたい。
【今日のphotokeカード】希望
私の手。ありがとう。
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