みつみつの台所~いとおしくおいしい毎日~  . 

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2007.07.10
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カテゴリ: 食べる
人生で働けるのに働いていないのは今が初めて、
というくらいに労働していたみつみつ。
高校生になったとたんにアルバイト。
一番最初は靴屋さんの宣伝ティッシュ配り。
バイト代は時給400円に達していたかな?という時代。
(最初のバイト代で買ったのは『韓国直輸入キムチ』でした)
その後、お菓子屋さんでもバイト。
といっても、お菓子を作ったり販売したりするのではなく
とにかく使った調理器具を洗って洗って洗い続けるお仕事ですが・・・。

手広く地元で商売をされていたお菓子屋さんで、
私は洋菓子のお店で働かせててもらっていたのですが、
和菓子屋さんもパン屋さんも経営されていました。
今はね・・・なくなってしまっていました。
洋菓子屋さんのアイアシェッケというチーズケーキや
和菓子屋さんのチーズの入ったお饅頭が好きだったのよねぇ。

あと、「瞽女唄」という名前の和菓子。
わらび餅のような、くるみゆべしのような餅菓子でした。
「瞽女(ごぜ)」とは三味線を携え農村・山村を巡る盲目の女芸人さん。
新潟には有名な瞽女さんの集団があって、それを名前につけていたんですね。
味を思い出しながら作ってみました。

IMG_9319-2.jpg

【黒糖くるみ餅】・・・4人分(写真は一人分で作っています)

白玉粉・・・100g
水・・・160cc
粉末の黒糖・・・100g→私が買った黒糖はなんか甘さが控えめなのでこの量。
            上白糖やグラニュー糖で作る場合は量を減らして下さい。
醤油・・・20cc
くるみ・・・80g
きな粉・・・適宜


IMG_9314.jpg

耐熱性のボウルに白玉粉・水・黒糖・醤油を入れてよく混ぜます。
くるみはローストしておきます。

IMG_9315.jpg

電子レンジ500Wで1分加熱します。
取り出してよく練ります。
同様に加熱&練りを3~4回、餅生地が透明になるまで繰り返します。

IMG_9316.jpg

ローストして砕いたくるみを入れて混ぜます。

IMG_9318.jpg

オーブンペーパーにきな粉を広げ、餅生地を落とします。
上からもきな粉をまぶし、形を整えます。
すぐに食べられますが冷蔵庫で冷やすと切りやすいです。
切らなくても、一口大に丸めてきな粉をまぶしてもOK。

この餅生地は「求肥」といわれる生地に似ています。
冷めても硬くなりにくいです。
砂糖の量を増やすと、冷凍しても硬くなりません(雪見大福の餅の様に)。
水分をコーヒーやジュースにしても作れますよ~。
ただし、写真のように少量を作る場合はレンジでの加熱時間を短めに。
私は40秒で作っています。


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Last updated  2007.07.10 09:59:46
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