活字と植物メンテ、クラシックの日々

活字と植物メンテ、クラシックの日々

2006/04/14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日、旭川の友人にメールをした。
メールのタイトルは
「スズメの話、教えて!」
である。


オホーツクの油まみれの鳥たちの詳細は
なかなか関西まで伝わってこない。
それと同じように、
旭川の話もまったく知らなかった。

全国ニュースでいきなり、
「旭川で800羽ものスズメの死骸」
と出て、驚いた。
テレビの映像は、
雪の上にコロコロ転がる
変わりはてた姿のスズメたちを
映し出していた。


友人から返事が来た。
「私はまだ死骸を見ていないけど、
旭川ではかなり多いみたい。
次に多いのは札幌だけど、
道内各地で見つかっているらしい」
とのこと。

徐々に雪解けが進むこの時期。
凍死とは思えない。
ある研究者が、ニュースで
「元気にパクパク食事していたのが、
急にぽっくり、という感じです」
と話していた。

じゃあ、毒殺なのか?
何を食べたのか?
誰かが怪しいえさをまいたのか?
または、酸性雨のようなものが影響して、
ふだん食べているものが毒性をおびてしまったのか?


なぜだろう、なぜだろう、と思っていたら、
今度は東京の2つの公園で、
たくさんのハトがぽっくり死んでいる、という。

あるニュース番組のカメラが回っている時、
急にカメラの前に、
泡をふいたハトがやってきて、
そのまま息絶えた。
カメラはその、一部始終をとらえていた。

倒れてしまったハトに
カラスが襲いかかり、
食い散らかす。
あとはバラバラになったハトの体が残る。


こういった文章を打ち込んでいて、
背筋が寒くなる。
私が映像で観たままの姿を
文章にしているのだが・・・。

テレビカメラって、いつから
こんな動物の死骸を
平然と撮影するようになったのだろう?
こういう死骸をテレビで見せるなんて、
タブーじゃなかっただろうか?


目にいきなり飛び込んでくる
動かなくなった動物たち。
いきなり見せられるのは・・・
やっぱり、心の準備ができていないから、
あまり気持ちのよいものではない。

テレビカメラは
真実を映し出している。
「こういった現実を
あなたも直視してください!」
こう言われるのなら、
しかたがないのかもしれないが・・・。

人間へと迫る死の影が・・・
まずは近くにいる動物から、というわけなのか。





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Last updated  2006/04/16 11:35:04 PM


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