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たんぷく
日々の出来事からいろいろ思いめぐらせたことをつづっています。たまに料理や競馬のネタも。
2005年03月16日
カテゴリ： 亡国のイージス
「自身の国益に適う形で北朝鮮を屠るべく、周到な計算で支援の手を出したり引っ込めたりしている複数の国家と、なにもわからずに飢え、病死してゆかなければならない北朝鮮一般国民との差でもあり、この違いはいったいなんなのか？世界はいつからこんなに複雑で不公平なものになってしまったのかと思わずにはいられなかった。」（文庫本上巻３６５ページ）
フィクションの中にノンフィクションを感じさせる部分だと思う。
ただ、「世界はいつからこんなに複雑で不公平なものになってしまったのか」というのはちょっとずれているように思う。
世界は「国」というものができてからずっと複雑で不公平なままだと思う。黒人を「奴隷」にしていた時代から比べると、それでも格段の進歩があったというべきかも知れない。
不公平の質、複雑さの質が変わってきたのだろう。
「周到な計算で支援の手を出したり引っ込めたりしている複数の国家」
「周到な計算」とはほど遠いが、日本も「国交正常化」という手を伸ばしたかと思うと「経済制裁」という真逆の対応をしている。摩訶不思議だ。
権力者の考えは一般庶民にはわからないということか？
いや、「経済制裁論」はどちらかというと「一般庶民」の世論か？？？
ぬぅ。。。
ちょっとそれるが、北朝鮮との件で私の考えるところを
「国交正常化交渉」を持ちかけたのが日本であるならば、どんな障害があろうと成し遂げるべきだと思う。
「ふたを開けてみたら相手があまりに不誠実だからふたをしたうえに、石まで投げつける。」
これが今日本がやろうとしていることでは？
相手の不誠実を読めないのに「国交正常化」を持ちかけたのなら、持ちかけた人間は責任をとってこの件からは身を引くべきだと思う。
それをしないで相手の不誠実ばかりをせめてはいけないのでは？
せめられるべきは、北朝鮮ではなく、安易に国交正常化交渉の席を作って、実行してしまった人だと思う。
しかし、それがなければ、未だに拉致被害者ただ一人も帰って来てはいないはず。
これの功罪はだれがどのように判断できるのだろう？
「経済制裁」を声高に言う人は、「国交正常化交渉」を進めた官僚、政治家、もちろん総理に対する責任についてもしっかり追求してほしいと思う。政治家ならば、それを止められなかった己自身の責任も。（安部さん、よろしく）
そもそも、北朝鮮との国交正常化は、安全保障のための側面が大きかったはず。
それをかえってこじらせ、悪化させているのではないかと。。。
交渉というのは、相手をいろいろな面で理解しなければうまくいかないと思う。
日本は北朝鮮に対する認識が間違っていたか、理解不足なのだろう。交渉するからには、性根を据えて、じっくりやるしかないのだろうなと、、、当事者はさぞつらかろう。。。大義と小義の狭間で。。。
もどります。
「周到な計算で」というのは別にして、「支援の手を出したり引っ込めたり」は中国も、韓国も、ロシアも、日本も、そしてアメリカもそうだろう。
それが、「自国の国益」にかなう方向に持っていこうとしているのは事実なのだろう。
最初から「自国の国益」を想定して支援するからおかしな事になる。
「情けは人のためならず」
見返りなど求めなくても、人のために無欲で行動すると何らかの形で自分に返ってくると教えている。
「金持ち父さん」で有名なロバート・キヨサキも同じようなことを言っている。
私も実感としてそう思う。こそくに考えてると、ろくな事はない。
そして、支援が末端までまわらず、相変わらず飢えに苦しむ姿を見るに付け、支援の裏に邪な思いがあるからなのではないかと思ってしまう。
他国の、食べ物がなく、飢えている子供たちを見る。
食べるものが有り余っているのに、渇いている日本の若者、子供たち。
どちらも残念ながら幸せそうには見えない。
「衣食足りて礼節を知る」というのもの。。。
どうやら「衣・食」以外に足りてないと「礼節」を知れない何かがあるような気がしている。。。
私の場合、それは「安心」なのではないかと思う今日この頃。
「安心」がほしい。
フィクションの中にノンフィクションを感じさせる部分だと思う。
ただ、「世界はいつからこんなに複雑で不公平なものになってしまったのか」というのはちょっとずれているように思う。
世界は「国」というものができてからずっと複雑で不公平なままだと思う。黒人を「奴隷」にしていた時代から比べると、それでも格段の進歩があったというべきかも知れない。
不公平の質、複雑さの質が変わってきたのだろう。
「周到な計算で支援の手を出したり引っ込めたりしている複数の国家」
「周到な計算」とはほど遠いが、日本も「国交正常化」という手を伸ばしたかと思うと「経済制裁」という真逆の対応をしている。摩訶不思議だ。
権力者の考えは一般庶民にはわからないということか？
いや、「経済制裁論」はどちらかというと「一般庶民」の世論か？？？
ぬぅ。。。
ちょっとそれるが、北朝鮮との件で私の考えるところを
「国交正常化交渉」を持ちかけたのが日本であるならば、どんな障害があろうと成し遂げるべきだと思う。
「ふたを開けてみたら相手があまりに不誠実だからふたをしたうえに、石まで投げつける。」
これが今日本がやろうとしていることでは？
相手の不誠実を読めないのに「国交正常化」を持ちかけたのなら、持ちかけた人間は責任をとってこの件からは身を引くべきだと思う。
それをしないで相手の不誠実ばかりをせめてはいけないのでは？
せめられるべきは、北朝鮮ではなく、安易に国交正常化交渉の席を作って、実行してしまった人だと思う。
しかし、それがなければ、未だに拉致被害者ただ一人も帰って来てはいないはず。
これの功罪はだれがどのように判断できるのだろう？
「経済制裁」を声高に言う人は、「国交正常化交渉」を進めた官僚、政治家、もちろん総理に対する責任についてもしっかり追求してほしいと思う。政治家ならば、それを止められなかった己自身の責任も。（安部さん、よろしく）
そもそも、北朝鮮との国交正常化は、安全保障のための側面が大きかったはず。
それをかえってこじらせ、悪化させているのではないかと。。。
交渉というのは、相手をいろいろな面で理解しなければうまくいかないと思う。
日本は北朝鮮に対する認識が間違っていたか、理解不足なのだろう。交渉するからには、性根を据えて、じっくりやるしかないのだろうなと、、、当事者はさぞつらかろう。。。大義と小義の狭間で。。。
もどります。
「周到な計算で」というのは別にして、「支援の手を出したり引っ込めたり」は中国も、韓国も、ロシアも、日本も、そしてアメリカもそうだろう。
それが、「自国の国益」にかなう方向に持っていこうとしているのは事実なのだろう。
最初から「自国の国益」を想定して支援するからおかしな事になる。
「情けは人のためならず」
見返りなど求めなくても、人のために無欲で行動すると何らかの形で自分に返ってくると教えている。
「金持ち父さん」で有名なロバート・キヨサキも同じようなことを言っている。
私も実感としてそう思う。こそくに考えてると、ろくな事はない。
そして、支援が末端までまわらず、相変わらず飢えに苦しむ姿を見るに付け、支援の裏に邪な思いがあるからなのではないかと思ってしまう。
他国の、食べ物がなく、飢えている子供たちを見る。
食べるものが有り余っているのに、渇いている日本の若者、子供たち。
どちらも残念ながら幸せそうには見えない。
「衣食足りて礼節を知る」というのもの。。。
どうやら「衣・食」以外に足りてないと「礼節」を知れない何かがあるような気がしている。。。
私の場合、それは「安心」なのではないかと思う今日この頃。
「安心」がほしい。
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