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山崎ハコさんの12枚目フルアルバム。このアルバムもやっとCD化されました。リマスターの音は大満足です。凄く良く聴いたアルバムなので1曲、1曲懐かしい。1曲目「サマータイムが聞こえる」ジャケット写真のイメージからか思い込んでるだけなのか秋の残暑の夕暮れに一人部屋で最初にこのアルバムを聴いたような気がする。イントロのトランペットソロがハコさんの曲にしては斬新で新鮮に感じた。2曲目「ダージリン」タイトルナンバーはミディアムでじっとりしたロックナンバー。これもジャケットの色がダージリンそのものです。CDだとジャケットが小さいけどLPだとなかなか迫力があるジャケットでお気に入りジャケットです。久しぶりに爆音で聴いたら鳥肌もんの感動だった。3曲目「微笑みを一杯」この曲、シングルカットすればいいのにって当時から思ってた。キャッチーで美しいメロディと一般受けしそうなアレンジ。4曲目「夜の囁き」軽いレゲエアレンジで仕掛けはいろいろ派手に入ってて凝ってる曲です。5曲目「本牧750cc」ミディアムアップのロックナンバー。アレンジはもっとHEAVYにした方が良かったような・・・。意外と軽めのアレンジです。6曲目「小さな質問」LPではここからB面です。この曲がこのアルバムの中で一番好きな曲。アグネス・チャンに提供した楽曲です。アグネスバージョンも大好きですが、ハコさんが歌うとまた違った大きさを感じて包み込まれるような感覚になれる。これは隠れた名曲です。優しい気持ちになれる、心がきつい時に聴いてた。7曲目「君の季節」アコギ3フィンガーとボンゴが心地良い爽やかなアレンジだけど、歌詞の内容は・・・8曲目「'83の天使達」コミカルなアレンジと歌メロのナンバー。この手のコミカルな楽曲は意外とハコさんに多く、一般にあまり知られてない一面です。9曲目「スケジュール」この曲はカッコいいブラスロックです。ハコさん得意なミディアムアップ3連ナンバーの中の1曲です。10曲目「雪・ムラサキ」ラスト曲は重いテーマで気怠い楽曲だけどハコさんの声の存在感を圧倒的に感じる事ができる。
2014年11月04日
まだCD化されてなかった残りの3枚がとうとうリマスターされCD化して発売されました。この10枚目のオリジナルアルバム「硝子の景色」と12枚目「ダージリン」、13枚目「てっせんの花」の3枚です。11枚目「風の色」はかなり前にCD化され、少し前にリマスター版も発売されました。自分はこの「硝子の景色」「風の色」「ダージリン」「てっせんの花」14枚目「光る夢」の5枚は、一般に考えられる山崎ハコさんのイメージとはかなり違った世界になってきてました。ずっと聴いてた人にはそれまでのイメージも残しつつ進化してる山崎ハコさんを感じてました。90年代に入って更にそれまでのイメージを変える試みもありました。どの時代のハコさんも同じように最高です。1曲目「ピノキオ」レコード屋でこのLPを買って来て、さっそく針を落した時の事ってなぜか覚えてる。ハコさんの歌唱と、やや斬新なアレンジが凄くマッチしててカッコいいな〜と感動したのを思い出します。アレンジは後藤次利さんでベースも弾いてます。Keyは倉田信雄さん、Drは林立夫さん。2曲目「わたぼうし」メロウなアレンジに柔らかく温かいハコさんの声。この曲、このCDでかなり久しぶりに聴いたけど無駄のない繊細な楽曲で凄いと思った。3曲目「荒野にShinkiro」重めのレゲエアレンジナンバー。1982〜85年くらいの日本のアーティストはレゲエアレンジの曲が多かったように思う。この曲は翌年発売された中島みゆきさんの「ばいばいどくおぶざべい」を初めて聴いた時に、まっさきにこの曲が浮かんだ。アレンジで似てる所が多いのもあるけど・・・。でも、その前に1981年発表の「あわせ鏡」(中島みゆきさん)にも似てる所もあります。ハコさんのレゲエナンバーだと「親友みたいに」も凄く好きな曲です。4曲目「自業自得」ミディアムアップのロックナンバー。「人間まがい」を再び彷彿させるような感じもする曲。あの頃、カセットテープにベスド版を作ったりする時にこの曲をよく入れてたように思う。5曲目「風の吹く日」LPではA面ラストの曲。この曲が凄く良いんです。凄くシンプルなアコースティックナンバーですが、ハコさんの歌唱が浮き上がって聞こえる。アレンジも全ての楽器の音数を最低限にしてるようで隙間が気持ち良い。全体的にシンプルなので間奏のフリューゲルホーンのソロがなんか泣ける。6曲目「マイ・灰スクール」ここからB面1曲目。ややハードなロックナンバー。中島みゆきさんの1984年発売の「はじめまして」のB面の頭のイメージとだぶる。「不良」を初めて聴いた時、この曲がまず頭に浮かんだように思う。ハードに歌うハコさんの歌唱も凄く好きです。7曲目「気ままなランナー」ハコさん得意なミディアムアップの3連ナンバー。「気分を変えて」「幻列車」「青信号」「港O U T」「幻想旅行」「ANOU」「天使の微笑み」…どれも好きな曲です。「本牧750C.C.」も同じようなカテゴリーに入れてしまいそうだけど、3連じゃないから違うか・・・8曲目「姫鏡台」このアルバムの中では地味な存在かも知れないけど、一般にハコさんに持ってるイメージに近い曲かも知れない。9曲目「白い絵本」この曲は隠れた名曲だと思ってます。8ビートの爽やかなサウンドです。10曲目「硝子の夕暮れ」やっぱりこの曲!ラストのこの曲は本当に最高です。歌メロも歌詞もアレンジも構成も素晴らしいの一言です。いつかこのままのアレンジでライブで聴きたい。今回のCDリマスターシリーズはどのアルバムの音も大満足です。
2014年11月01日
さだまさしさんの最新作。9/10に発売されたばかりのニューアルバムです。発売日に一度聴いて、後にゆっくり聴き込もうと思っててやっと今日じっくり聴いてました。聴く度に好きな曲が増えていき、何度かリピートした時にはほとんどの曲が気に入っていました。このアルバムは過去に他のアーティストに提供した曲やCMで使われた曲を中心に録音されたアルバムです。1曲目「遠い夏 (シネマ・ヴァージョン)」アニメ映画の挿入歌で「北の国から」のようなハミングのみの曲。2曲目「夢の轍」このタイトルを最初に見た時に1982年に発売された7枚目のアルバム「夢の轍」のタイトルと同じ事に気づいた人が多いと思う。「夢の轍」は大好きなアルバムなので、この曲への期待も大きかった。この曲は橋幸夫さんへの提供曲だったそうです。名作と呼ばれるアルバムのタイトルと同タイトルですが、期待を裏切らない素晴らしい曲です。美しく壮大で柔らかく心が穏やかになっていく曲です。3曲目「さくらほろほろ」島根県邑南町イメージソングとして作られた曲だそうです。最初に聴く時はどんなアルバムの時も歌詞カードを見ずに目を閉じて聴くくせあって、今回もそうして聴いてると、胸が熱くなって自然と泣けてきた。浮かんで来る風景は今はいない父親と幼い頃の自分が街灯がポツポツ点きはじめた山の道を虫かごをさげて虫あみを持って少し心細くなりながらも父親と話ながら歩いている日曜日の夕暮れが鮮明に頭の中に映し出された。「棚田に薫る風の色」って歌詞が耳に入った瞬間に香ってくる田んぼの匂い…懐かしい。「♪あなたの声が聞きたい あなたに会いたいよ」なんて思わなくなるほど時間が過ぎて、忘れかけてた懐かしさが急に甦って、必死にどんな声だったか思い出そうとしてしまった…4曲目「茨の木」この曲は知っていました。小林幸子さんへの提供曲さださんが歌う「茨の木」はまた印象が変わり新鮮な感じで聴けました。小林さんバージョンも大好きなので、また違う素晴らしいバージョンが聴けてうれしい。5曲目「残春」映画の主題歌として作られた曲。メロディの美しさと言葉の美しさに心が洗われます。ブラックメタルやブルータルデスを聴いてても、この曲のような曲を心に沁み込ませるからバランスが何とか取れてるのかも・・・怒りや憤りや虚しさが多くなると、美しい言葉で柔らかい優しさの歌に包まれるのも大切。6曲目「十三夜」鈴木雅之さんへの提供曲らしいです。この曲を聴いてると幼い頃の自分じゃなく大人になってからに出逢った人たちの事が頭に次々と浮かんで来た。何年も会っていない親友と呼べた友人や、バカ話で盛り上がって毎日のように飲み歩いてた友人とか・・・この曲の歌詞のテーマはまったく違うんだけどメロディや言葉に懐かしい友の顔が浮かぶ。7曲目「家路」この曲は今、シチューのテレビCMで流れてる曲です。何となく懐かしいさださんがいます。「風見鶏」「夢供養」「私花集」の頃のような・・・8曲目「豆腐が街にやって来る」ここから3曲はまさかのハードプログレです^^ちょっと声を出して笑ってしまう箇所がいくつかあった^^;マジでかっこいいアレンジと演奏とシャウト気味に歌うさださん。「♪どうも オリゴとう!」「♪お椀出せ〜 茶碗出せ〜」何で玉子豆腐は仲間はずれになったのか・・・玉子がコレステロールが含まれているからか・・・??ヨード卵なら大丈夫^^9曲目「死んだらあかん」この曲もメチャクチャカッコいいプログレナンバーです。友人である笑福亭鶴瓶さんが歌う曲として書かれたらしいけど鶴瓶さんはこの難しい曲を歌えたのだろうか?この曲は中島みゆきさんのプログレナンバーっぽい雰囲気もある。ギターソロの超速弾きは高見沢俊彦さんです。10曲目「君は歌うことが出来る」この曲はチンペイさんの番組「地球劇場」にさださんが出演した時に歌った曲。あの時にカッコ良さに引き込まれたのでアルバムで聴けるのが楽しみでした。ちょっと中島みゆきさんの夜会の曲っぽい雰囲気もあったりする。AメロのバックのストリングスはZEPみたいでかっこいい。驚くほどのストレートな歌詞も潔くてカッコいい!11曲目「遠い夏 ~憧憬~」少し異質なハードプログレ3連発のあとにラスト曲は再び歌詞の世界にいつかの自分の世界が重なる。「♪いつも笑ってたあの日 いつも笑ってたあの夏の日」…確実にそんな日がたくさんあった。家族全員の笑ってる顔が浮かんで来る優しい曲です。どう生きればそうなってしまうのか、よく分からない事件が多く、自分が住んでいる街の近くの街でも冷たく寒い事件があった。柔らかさや美しい言葉や懐かしさや穏やかさが自分の中に少なくなってきたら何かで補充してあげないと心が荒んでいく一方だと最近凄く感じる。何でさださんのCDはCDケースと歌詞カードがその他のCDとは向きが逆なのか……そんな事でイラッとしてはいけない^^;全部、CDケース分解して他のと同じにしてしまうけど・・・
2014年09月24日
山崎ハコさんのニューアルバムが発売されました!前作2012年発売の「縁-えにし-」が第54回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞して好評だったこともあって、このオリジナルアルバムの発売が早かったのかも。今作も「縁-えにし-」に負けないほどの充実したアルバムです。1曲目「歌っ子」アルバムタイトル曲は軽快なフォークロックナンバー。元気なハコの歌声を楽しめます。2曲目「山の神さま」ゆったりと歌詞が自然と入ってくる3連ナンバー。ブルースハープが哀愁をより深めてコミカルでかつ感動的な歌詞が胸を熱くします。3曲目「空の舟」ローズピアノとペダルスティールギターの音色が曲の雰囲気をより盛り上げてる。静かで幻想的で美しく哀しいナンバーです。この曲は最初に聴いた時から凄く気に入った曲です。聴く度に感動が大きくなります。4曲目「さくらんぼ I」澄み切った空気のようなギターの音色に柔らかいハコさんの歌声がはまって景色が広がって見えてきます。5曲目「ターコイズブルーの空」ウエストコーストのカントリーロック調ナンバー。ナッシュビルの空を連想するような感じ軽快なメロディと演奏が心地良い曲。6曲目「FATE」今の所、この曲が一番胸に響いて聞こえます。「Destiny」じゃなく「FATE」・・・しかし絶望的な歌詞ではない。7曲目「夜が待てない」少し重めなフォークロック。この曲も凄い気に行った曲です。この曲も是非、ライブで聴きたい曲です。8曲目「濁り江」80年代前半〜中頃のハコさんを彷彿するナンバー。この曲も凄く良い!9曲目「夢ん中」この曲も懐かしい感じのハコさんがいます。集中して目を閉じて聴いてると自分に置き換えた景色が広がってきます。10曲目「夜の日傘(パラソル)」この曲はハコさんも出演した舞台「グッバイ」の作家、北村想さんの作詞で作曲がハコさんです。またまた凄く良いアルバムを立て続けに完成させたハコさんの最新ライブに早く行きたい。関西公演はまだたしか決まってなかったように思います。1977年のハコさん
2014年09月18日
このアルバムは全曲、北山修さんの作詞です!!その前に「ザ・ハプニングス・フォー」ってバンドは1960年代後半〜70年代に活動してたロックバンドです。少し前に何かの事を書いた時にこのバンドの事も書いたと思う。クニ河内さん、ペペ吉弘さん、チト河内さん、トメ北川さん、篠原信彦さんの5人組。有名なミュージシャンの集まりです。特に篠原信彦さんはアリスの「遠くで汽笛を聞きながら」「帰らざる日々」「もう二度と」などのアレンジと1978年〜79年のアリーナツアーなどのバックメンバーでも活躍!このアルバムは北山修さんが作詞してると知ってLPで最初、買いました。少し前にCD化されました。1曲目「永田町への道」強烈にいなたいブルースです!イントロは鳥肌もんのカッコ良さです。歌メロは演歌調で、これがまたカッコいい!北山さんの歌詞はおもいろい^^ボーカルのちりめんビブラートが加藤和彦さんかはしだのりひこさんみたいでフォークルかと思ってしまう^^;子供の頃にちりめんビブラートをさんざん聴いてたので、なぜかちりめんビブラートが好きになってしまってる^^;2曲目「自由でいいなあ」アヴァンギャルドなアレンジに1970年頃の日本の若者を感じる事ができる。3曲目「みのむしさん」テープを早回しした完全に「帰って来たヨッパライ」タイプの曲。この曲もちりめんビブラートでまるでフォークルです。歌詞は北山さんの世界炸裂です^^;4曲目「十三階段のバラード」不思議な曲です。アレンジはオーボエとストリングスを使って物悲しい雰囲気を創ってます。歌詞も魅力的で「きっと朝の輝きも何の役にも立たないだろうね」の後の鼻でこの世を笑って終わるのがまたいい。5曲目「地球の終りに」斬新なロックンロールナンバー。6曲目「運がよけりゃ」フィドルの音色が特長的な短いカントリーナンバー7曲目「明日帰るよ」これは完全演歌です。「好きになった人」のアレンジに似せてる部分とかちょっと笑える^^8曲目「恋人たちの願い」歌詞はちょっとコミカルだけど、かなり一般受けしそうなフォークナンバー。この曲は先行シングルでした。B面はなぜか「永田町への道」^^;9曲目「釜ヶ崎心中」タイトルがちょっと強烈です^^;これはプログレなんだろうな・・・メロディとアレンジは中華的でもあり、沖縄的でもインド的でもある。10曲目「坊やと花」70年代の上質な歌謡曲テイストなナンバーです。11曲目「ばくちの神様「ギャンブリウス」」コミカルな曲調と歌詞でギリシャ神話の神々を語っています^^12曲目「女」ボサノバ調の歌謡曲でボーカルは高音で女性のように歌ってます^^;でも、普通に凄く良い曲です。13曲目「男の中の男」この曲が最高です^^;一番笑えるしプログレな展開も好き。「♪要領だけできりぬけて来た(グッド!)」この部分は毎回笑ってしまう。すっごい久しぶりに聴いたけど、未だに何かよくわからないアルバム^^未だに何かよくわからないって凄い事だと思うけど・・・
2014年08月10日
吉田拓郎さんのアルバムの中でベスト3に入る(自分の中で)ほど好きなアルバムです。そういえば、吉田拓郎さんの事って今までほとんど書いてなかったような気がする・・・1981年ツアーのチケットが取れなくて、1982年の春のツアーでやっと生の「アジアの片隅で」を聴く事ができました。このアルバムタイトルの「アジアの片隅で」という曲は、このアルバムに収録されてるライブバージョンしかありません。ライブDVDにもたしか収録されていなかったような気がする。1曲目「まるで孤児のように」この頃の吉田さんの楽曲はレゲエアレンジが多かった印象です。この曲をこのアルバムで初めて聴いた時はカッコ良さに震えました。リードシングルの「元気です」だけ先に聴いてたので、余計に驚きました。2曲目「いつも見ていたヒロシマ」柔らかいアレンジなんだけど、カッコいい曲です。3曲目「古いメロディー」アコギとウクレレとハーモニカのシンプルなフォークナンバー。そのままクリック音っていうかリズム以外はフェードアウトしてそのまま次の曲に繋がる。4曲目「アジアの片隅で」シブシブのレゲエアレンジの重いナンバーです。アレンジのカッコ良さもだけど、吉田さんの歌唱の異常なカッコ良さは聴く度に鳥肌です。いつの日かスタジオ録音するかな?とあの頃は思ってたけど、今はこれが完璧なバージョンなんだと納得してます。長い曲で12分50秒もありますが、カッコいい気怠さの中に入り込むとまったく長く感じない。もっと長く演奏していてほしいと思ってしまう。5曲目「二十才のワルツ」この曲も大好きな曲でライブで聴けなかったのが残念。1981年のツアーでは歌ったようで生で聴いた人が羨ましい。その上、1981年ツアーでは「元気です」のB面の「証明」も歌ったらしく羨ましすぎる。いやいや、1982年ツアーも大満足だったのですが・・・6曲目「いくつもの朝がまた」軽快なフォークロックナンバー。7曲目「ひとつまえ」この曲も好きな曲。そうそう!この曲も1981年ツアーでは歌ったらしい。まあ、そりゃ「アジアの片隅で」のツアーだからアルバムから多く歌うのは当然だけど…8曲目「元気です」キャッチーで軽快なナンバー。先行シングル。でもライブで歌った事ってあるのだろうか?今、聴いても良い曲だなぁとしみじみ思える。9曲目「この歌をある人に」アルバムラスト曲も軽快なほのぼのしたナンバーです。「ローリング30」とこのアルバムはいろいろと考える時期によく聴いたアルバムなので思い入れが特に強い。この前、谷村新司さんの番組「地球劇場」に出演してるのを見て、相変わらずのカッコ良さに感動しました。紙ジャケのCDは紙質まで拘って作ってますが、少しだけ質感が違う1982年6月15日大阪フェスティバルホールで「アジアの片隅で」を生で初めて聴いた時のチケット凝った創りで見開きになってて顔の部分だけくり抜いてあります。昔、CBSソニーが各アーティストのベスト盤を出したときのジャケットを思い出す。1973年末だったと思う「元気です」のシングルジャケと1979年ツアーのチラシ。顔の部分だけをくり抜いてるアルバムジャケット天地真理さんこのベスト盤シリーズのカタログアンディ・ウィリアムさんよりも天地真理さんの方が前なのが当時うれしかった裏ジャケは各アーティストのサインが印刷されてるんだけど、サンタナのはカタカナでそれも筆で「サンタナ」って書いてある貴重なジャケ。ジャニスのも出てるけど裏ジャケどうなってたんだろ?
2014年08月02日
さだまさしさんのソロアルバム4枚目「夢供養」はさださんのアルバムの中では良く聴いたアルバムです。「逢ひみての」「風見鶏」「夢の轍」「家族の肖像」と、この「夢供養」は特に好きなアルバム。1曲目「唐八景-序」長崎の凧(ハタ)上げの様子を歌っている民謡がアルバムのイントロダクションのように歌われています。2曲目「風の篝火」発売当初はこの曲は特に好きではなかったのに、年を重ねていくうちにこの曲が好きになってきた。ストーリーが感動的な物やインパクトのある内容の物がまず印象に残って「風の篝火」は地味な存在として当時聴いてました。3曲目「歳時記」(ダイアリィ)この曲は1982年に神戸でのライブで生で聴いてから好きになった曲。あの時はアルバム曲順通りにこの曲の次は「パンプキン・パイとシナモン・ティー」だった。4曲目「パンプキン・パイとシナモン・ティー」この曲はさださんお得意のコミカルなナンバー。たしか梅田の第二ビルの地下にシナモン・ティーとパンプキンパイのセットがある店があってそこで初めてシナモンティーなるものを飲んだ。この曲の通りに「シナモンの枝でガラスに三度」なんてことはもちろん...しませんでした^^;シナモン自体は元々、大好きだったのでおいしさに驚いたのを思い出す。生八つ橋とかめちゃくちゃ好きだから^^;「シナモン・ティーと生八つ橋」の方が俺は良いかも。きっとあの店はさだまさしさんのファンのオーナーだったんだろうな。5曲目「まほろば」この曲のカッコ良さは強烈です。さっきも書いた1982年1月の神戸でのライブもアンコールラスト曲でした。奈良の街を歩くとこの曲が自然と頭に浮かんでくるのはこれから何年経っても同じだろうな。6曲目「療養所」(サナトリウム)自分の中でさださんの曲の中で泣ける曲ベスト10に入る名曲です。哀しすぎる曲だけど、まだ幼い考え方しか出来なかった頃にこの曲を初めて聴いて、自分なりにいろいろ考えたのを覚えてる。「けれど人を憐れみや同情で語ればそれは噓になる」という事を子供ながらに心に刻んだ。7曲目「春告鳥」この曲も発売当時はそんなに好きじゃなかったのに、今ではこの曲だけ聴く事もある。美しいメロディと浮かんで来る風景に出会いたくなる時がたまにある。8曲目「立ち止まった素描画」アップテンポのややコミカルなロックナンバー。9曲目「空蝉」このアルバムの中で一番好きな曲一気に重い空気と錆び色のような風景が広がる。「空蝉うつせみ」とはこの世に生きている人間と言う意味です。重く苦しい気持ちになるけど、この曲の長く激しいアウトロが、いろいろと思い直せる時間になったりします。10曲目「木根川橋」セリフから始まる名曲。この曲からもいろいろ始めて知った物があった。アセチレン、あんずあめ、カルメ焼きなど、それまでに知らなかった物がいっぱいでした。高校を卒業した年に東京へ何の目的もなく行った時に「木根川橋」と「御茶ノ水駅の聖橋」と「さすらひの自由飛行館」等、いろいろと回った。何かのライブを観る目的で行った時はウロウロする時間なんてないので、一人でブラブラした3日間は貴重だった。11曲目「ひき潮」当時よく聴いてたライブアルバム「随想録」のラストに収録されている曲。この曲の良さも年を重ねてから徐々にわかってきた。赤坂にあったさださんが経営してたパブレストラン。最初は夜11時半までの営業だったけど、夜中2時までになってから何度か飲みに行った。
2014年07月21日
2009年10月にこの世を去った加藤和彦さんのメモリアルシングルです。日本のロック/フォークに大きな貢献をした加藤さんに敬意を表し緊急発売されたマキシシングル。加藤和彦さんはもちろん好きなんだけど、北山修さんの不思議な世界観にずっと惹かれてます。1曲目「あの素晴しい愛をもう一度」 北山修 加藤和彦この曲っていつ聴いても古く感じない。イントロのやや複雑なスリーフィンガーをライブで聴いた時は凄い鳥肌でした。2コーラス目を北山さんが歌うんだけど、加藤さんとはまた違う優しい頼りない歌唱で感動です。こうやってオリジナルバージョンを聴く事ってあんまりないので、メモリアルシングルとしてシングルCDで発売されたのはうれしいかった。この曲は北山修さんの25歳のバースデーコンサートのライブ盤でも二人で歌われています。このEP盤が発売されたのが1971年4月5日で北山さんのバースデーコンサートが開催されたのが1971年6月19日。発売されてすぐに二人でライブで歌いました。いろんなライブで歌われてるけど、自分はこの北山修さんの25歳バースデーコンサートバージョンが一番好きです。ただ残念なのは実況録音の状態が良くなくて…。客席の声や音を拾いすぎ!前列にいる必要以上に騒ぐ女の声が耳についてイライラするので、このライブ盤自体聴く事は少ない。客席の音を出来るだけカットしたリミックスで再発してほしい。アリスのファーストライブもそうなんだけど、あの頃のライブ盤は無理に客席の声や音を大きくフェーダー上げてMIXしてるのがイライラする。手拍子が大きくMIXされてるだけでもイヤなのに・・・それからこの曲をカバーしてる人も多いのですが、自分はダントツに天地真理さんのカバーバージョンが最高だと思ってます。アレンジもだけど天地さんの透き通った歌唱で歌の光景が輝いて見えてきます。アレンジはオリジナルの雰囲気を壊さずにアコギとエレピとストリングスが中心。2コーラス目からドラムとベースが軽く入ってきます。天地さんがこの曲をカバーしたアルバムは1stアルバム「水色の恋/涙から明日へ」です。1971年12月の発売なので、かなり早い段階でのカバーです。この同じアルバムに北山修さん、杉田二郎さんコンビで作った「涙は明日に」にもカバー。これも凄く素晴らしい仕上がりになっています。さらに言うとライブで歌う天地さんの歌唱の方がまた数段素晴らしかった。2曲目「僕を呼ぶ故郷」 北山修 加藤和彦EP「あの素晴しい愛をもう一度」のB面。こっちがA面だったとしても大ヒットしてたと思う。インパクトあるメロディと柔らかいアレンジと演奏と歌唱。B面も凄い名曲です。3曲目「青年は荒野をめざす」 ザ・フォーク・クルセダーズ1968年に発売されたシングル。歌詞は五木寛之さんB面「百まで生きよう」も収録してほしかった。4曲目「悲しくてやりきれない」 ザ・フォーク・クルセダーズこの曲も1968年に発売されたシングル。この曲も大好きです。B面「コブのない駱駝」も同じくらい好きなので収録してほしかった。加藤さんが弾くシタールが聴けるのは「コブのない駱駝」。「♪はぁ〜〜〜」っていつもロバートプラントみたいだと思ってしまう^^;特にリマスターされてるってわけでもないと思いますが、加藤さんのメモリアルシングルとして持ってるのもいいと思う。
2014年06月30日
この前は5th「人間まがい」が初CD化されたので、その事を書きましたが「人間まがい」と同時発売になった6th「歩いて」の事を。1980年に発売された頃に一日中流してると言っても過言じゃないほど聴き込んでました。ボーカル録りがこれまでよりも生々しくほとんどの曲が一発録りに近いように感じる。少し荒い所も音程が揺れる所もそのままその時の魂のまま収録してるように思えます。完全Unpluggedアルバム。そしてこの曲には自分がハコさんの全ての曲の中でいつの時代も一番好きな曲が収録されてます。それは1曲目に収録されてる「夢」です。1曲目「夢」その時の自分の心のコンディションで浮かぶ風景や色合いや湿度とか全て違って聞こえる曲です。シンプルで何の飾りも無い演奏とハコさんの魂のボーカルだけでじゅうぶん過ぎるほどいろんな物が同時に伝わってきます。この曲は聴く人によって見えて来る物がまったく違うのかも知れない。2曲目「我が里」アコギ2本だけの演奏です。ハコさんと、後にハコさんと結婚した安田裕美さん。ダウナーな望郷を歌ってる曲ですが、安田さんの美しく哀しいオブリで清く優しい空気を吹き込んでいるように感じる。これもハコさんの生々しいボーカルに引き込まれる曲です。3曲目「道を探せ」この曲はアレンジがカッコいいフォークロック。アコギ2本、ウッドベース、SAX、パーカッションのみの演奏。しかしコーラス隊が豪華です^^;中島みゆきさん、石黒ケイさん、吉野金次さん他ミュージシャンも一緒になってコーラスしてます。4曲目「黒いバス」この曲もこのアルバムの中でベスト3に入る好きな曲。ハコさんのギターのみの弾き語り。歌詞は辛辣で歌詞を噛み砕き聴いてるとどんどん気分が重くなりますが、いつの間にか自分を見直す作業に入ってくる曲です。はっきり言って「呪い」なんかより何倍も怖い曲だと思う。5曲目「小さな海」「黒いバス」が終わって、この曲が始まると何かホッとする。悲しい曲ではあるけど柔らかい日射しや風を感じる事が出来て「黒いバス」の圧迫感から解放されるような気がする。間奏から3コーラス目に入って来るオカリナの音色が生を感じさせてくれる。この曲がLPではA面ラスト曲です。6曲目「歪み板」「♪悲しそうにしている人ほど そうでもないと言う ほどよく静かに」B面の1曲目からどんよりといろいろ考え込んでしまう曲です。メロディも歌詞も歌唱も凄いです。7曲目「何もいらない」この曲も好きで呑みながら聴いてると悔しかった事や辛かった事が思い浮かんで来る。そして自然と知らない間に全て乗り越えて来てた事にも気づける曲。アコギとウッドベース、オルガンだけで創り上げているドラマチックなアレンジです。8曲目「君は自由か」初期のハコさんの魅力の1つでもあったフォークロックナンバー。何曲か激しいめのフォークロックナンバーがあるけど、その中でもかなり好きな曲です。この曲はやっぱりブルースハープとウッドベースが効いててカッコ良さを引き立ててる。9曲目「13の女の子」この曲も悲しすぎる曲です。10曲目「歩いて」この曲も超名曲です。ライブで聴くと鳥肌と涙が止まらなくなりそうになる曲です。何年かに1回はライブで聴ける曲です。この曲にはこのアルバムで唯一、ドラムが入っています。アレンジの素晴らしさももちろんだけど、魂の叫びのハコさんのボーカルの凄まじさに百回以上は聴いてるのに聴く度に鳥肌です。そして感動は薄れる事がありません。ボーナス1「ララバイ横須賀」(シングルバージョン)この曲も大好きな曲です。でも瀬尾一三さんアレンジのアルバムバージョンの方が自分は好みです。ボーナス2「男のウ井スキー」(シングルバージョン)シングルバージョンは後藤次利さんのやや仰々しい派手なアレンジです。イントロとかプログレの域に入ってます。シングルのジャケットデザインが悪いと思う。ジャケットが良ければもう少し売れたと思う。アレンジはシングル向けでインパクトある。でも、自分はこの曲もアルバムバージョンの方が絶対的に好きです。ボーナス3「旅の人」シングル「男のウ井スキー」のB面。CDの帯に(シングルバージョン)と書いてあるけど、この曲はアルバムと同じだと思う。この曲も後藤次利さんのアレンジ。アルバム「風の色」の8曲目に収録されています。LPとCDのジャケットLPの初回特典だったかに、和紙に印刷されたハコさんのメッセージが付いてました。男のウ井スキーのシングルジャケットこのジャケットはどうも好きになれなかった。
2014年06月26日
6月18日にとうとう「人間まがい」と「歩いて」がCD化されました。この2枚は初期のハコさんのアルバムの中でも特に好きな2枚です。今日はまず5th「人間まがい」の事を。このアルバムは映画「地獄」の主題歌になった「心だけ愛して」を中心に映画のイメージアルバム的な物だとたしか当時、ハコさんが話してたと思う。主題歌になった「心だけ愛して」のシングル盤でのタイトルは『地獄「心だけ愛して」』となっていて未だになんか違和感ありありです。レコード会社がおどろおどろしさを前に出して売ろうとしたのか、映画会社からの要請だったのかわからないけど、ハコさんの意向ではないと思います。それからこのアルバムには何かと話題になる「呪い」が収録されています。ハッキリ言って「呪い」は、このアルバムに収録されてる他の曲に比べたら柔らかい方です。中島みゆきさんの「生きていてもいいですか」に収録されてる「うらみ・ます」が同じように何かと話題にされるけど、「うらみ・ます」に関しても「生きていてもいいですか」に収録されてる楽曲の中では「異国」「エレーン」「キツネ狩りの歌」「船を出すのなら九月」に比べるとタイトルのインパクトだけでそこまで暗闇ではない曲です。「呪い」に関してはアルバムを通して聴く時に少しだけ気を抜けて聴ける曲だと昔からそう聴いてました。頭にロウソクを付けて鬼の形相でわら人形に釘を打ってる絵はまったく浮かびません。前にも書いたけどハコさんは『「釘を打つ」のではなく「釘をさす」のです。』と話されてました。昔から自分は、自分の想いに釘を刺す、自分の行いに釘を刺すとか、確認や警鐘や勧告や念押しなどの意味に受け取って聴いています。タイトルのインパクトだけで取り立てて恐ろしい歌だとは一度も思った事はなかった。それなら「暗闇」「カラス」「三つの花」「誰が呼ぶ」の世界の方が圧迫感を強く感じる。1曲目「誰が呼ぶ」ハモンドオルガンのロングトーンの和音のイントロから始まる悲しすぎる曲です。間奏のGソロ辺りからいつも胸が熱くなってきます。アルバムの1曲目がこの曲なのはあまりにも強烈です。2曲目「きょうだい心中」この曲はシングル「心だけ愛して」のB面に収録されています。兄と妹の哀しいストーリーです。妹のオキヨに惚れてしまった兄のモンテンが「一夜頼むぞ」と迫る。作詞者は不詳でその詩にハコさんが曲を付けたものです。アコギとウッドベースとフルートのみの演奏でハコさんの歌唱で物語がより深く重くなっていく。3曲目「ムラサキの花」ブルージーなカッコいい曲です!生々しい音の中でハコさんのメロディを崩しながら歌うカッコ良さに鳥肌です。4曲目「からす」LPではA面のラスト曲です。この曲はハコさんの弾き語りです。ウィンドホイッスルで鳴らしてるような風の音を始め、エフェクト系のパーカッションを足立文男さんが演奏していて、これがまた凄く曲の重さを際立たせています。とことんまでダウナー状態になってしまいそうです・・・数え切れないほどの回数を聴いた曲だけど、胸が締め付けられるような両肩が重くなってくるような感覚は未だに薄れません。アウトロも終わった後に全身がゾワッとするギミックがあったりします。5曲目「呪い」B面の1曲目。この曲を歌うハコさんの歌唱は他の曲に比べると無表情です。ライブでも何度か聴いたけど、この曲はライブで聴くのが良い。イントロ前の効果音に違和感を感じる。ハコさんの本意なのかディレクターやプロデューサーの意向なのか・・・。6曲目「人間まがい」このアルバムで唯一、軽快なロックナンバーです。映画「地獄」のイメージも少し感じさせる。成仏出来ずにこの世に残された魂のイメージですが、自分は聴く度にまた違った映像が頭に浮かんで来たりします。7曲目「暗闇」このアルバムの中で一番好きな曲です。多分、ハコさんのどの曲よりも一番ダウナーな曲だと思う。ミディアムスローのロックナンバーです。「そう言えば この頃 悲しくて 誰の言葉も いらないと思っていた」「けれど暗闇は何も変わらず 乾いた空気だけ そんな世界に来て動けない」島村英二さんのドラムと松原正樹さんのギターを始め、ミュージシャンの演奏にも強烈に魂を感じる。8曲目「三つの花」ハコさんの弾き語り。18文字だけの歌詞とハコさんの魂のスキャットで映像が鮮明に浮かび上がって来る強烈なナンバーです。9曲目「心だけ愛して」ソウルフルな歌唱とロッカバラード調のシブいアレンジ。この曲を聴いてると「命の別名」を思い出す。アレンジがよく似てるからだと思う。っていうか逆で「命の別名」を最初に聴いた時にこの曲を思い出した。この曲は10年ほど前に神戸で2daysのライブをした時にライブで歌ってくれました。あの時は「雨に唄えない」とか普段、なかなか歌ってくれない名曲を何曲か歌ってくれてうれしかったのを思い出した。ボーナストラック「織江の唄」「望郷歌」「きょうだい心中(未発表ライブ音源)」「飛びます(未発表ライブ音源)」「人間まがい」に関しては「心だけ愛して」で完結してると思い込んでるので、続いて流れて来る「織江の唄」はかなり違和感。「きょうだい心中」の未発表ライブ音源は鳥肌ものでした。シングル盤のジャケット15年ほど前に自分で作ったハコさんのベスト盤^^;「人間まがい」から3曲も入ってる。6th「歩いて」の1曲目「夢」がとにかく大好きで、今でもハコさんの全ての曲の中で一番好きな曲です。「SASUGA」以降の曲はあえて入れてないのは当時どう思って選曲したか分からないけど、今、全ての楽曲の中からベスト盤をまた自分で作ればかなり変わってくると思う。「BEETLE」と「刹那の夢」は確実に入る。「硝子の景色」と「ダージリン」のCD化も早くしてほしい。この2枚の中にも大好きな曲が山ほどある。
2014年06月21日
Simon & Garfunkelの5枚目のスタジオアルバム「Bridge Over Troubled Water」アルバム通して聴くのはめちゃ久しぶり。発売40周年記念で2010年に発売されたCD2枚+DVD1枚で聴いてました。DVDも久々に観ました。レコーディング風景のドキュメントや当時のライブの映像など貴重な映像で編集されている物です。CDはオリジナルアルバムと1969年のライブです!このライブも良かった!とりあえずオリジナルアルバム。Simon & Garfunkelはかなり好きなのにあんまりブログに書いていないような気がする。1曲目「Bridge Over Troubled Water」このオリジナルのイントロのピアノの音だけでゾワゾワっとくる。アート・ガーファンクルのクリスタルのような透明感のある声にも鳥肌です。3コーラス目からのポール・サイモンとのハモリとストリングスの盛り上がりといい、リズム隊の入って来るタイミングのカッコよさといい、これは文句なしに誰もが認める名曲!2曲目「El Condor Pasa (If I Could)」この曲は日本語タイトルが有名。「コンドルは飛んで行く」です。この曲も物悲しくてなかなか良い曲です。3曲目「Cecilia」この曲も大好きな曲!「いとしのセシリア」シングルカットもされてヒットした曲です。4曲目「Keep The Customer Satisfied」フォークロックのかっこいい所が凝縮されてるような曲です。この曲も大好きな曲!5曲目「So Long, Frank Lloyd Wright」美しいメロディがフルートやアコギの音でより美しい響きになっている静かな名曲。6曲目「The Boxer」この曲も静かで美しい曲。ハモリの美しさも強烈です。7曲目「Baby Driver」軽快なブルージーナンバー。8曲目「The Only Living Boy In New York」このアルバムの中で一番メロディが好きな曲。この曲ばかりリピートして聴いてた事もあった。9曲目「Why Don't You Write Me」軽快なコミカルなナンバー。10曲目「Bye Bye Love」ライブレコーディングされて収録されてます。この曲も70年代日本のフォークグループがよくカバーしてました。11曲目「Song For The Asking」ラスト曲は短くあっさりした静かなナンバー。「Bridge Over Troubled Water」のレコーディングリハーサル映像1969年LIVEドキュメント映像
2014年06月13日
「流れ酔い唄」がCD化されました!1978年発売のスタジオ盤としては4枚目。名曲揃いの超名盤です。ボーナストラックとして「流れ酔い唄」のシングルバージョンと「檜原ふるさと」も収録!さらに最新リマスターときた!うれしい限り。この前の大阪でのライブに行けなかったので、このリリースはうれしい。1曲目「流れ酔い唄」アルバムバージョンはハコのギター弾き語り。スタジオで一度だけの弾き語りで録音された研ぎすまされた緊張感と震えるほどの感動をおぼえる。LPで何度も数え切れないほど聴いた曲だけど、感動が薄れる事はない名演。2曲目「罪」この曲はハコさんのブルース魂が炸裂してる。フルートのオブリに心を揺さぶられ、ハコさんの力強い歌唱に震える。アウトロのローズ・ピアノとフルートの掛け合いのようなシブシブの演奏にも鳥肌。3曲目「青信号」これもハコさんの一面。HARD ROCK調の激しい演奏。ハコさんはHARDな曲も山ほどある事はあまり知られていない。この曲もよりもずっとHEAVYでHARDな曲もいっぱいあります。アリさんこと松田幸一さんのブルースハーブのソロもハードでカッコいい!アウトロは松原正樹さんのGソロ!これも凄い!リズム隊はつのだひろさんのドラムと後藤次利さんがHARDに締めています。ハコさんのボーカルは力強く感情を露に歌い上げる!4曲目「うちと一緒に」小倉秀一さんのウッドベースと野田純さんのフルートが印象的なアレンジのハードフォーク!この曲も久しぶりに聴いたけどめちゃくちゃかっこいい!5曲目「ヨコハマ」この曲は最近のライブでも昔のライブでもよくセットリスト入りする有名曲。ベスト盤などにもよく収録されてます。6曲目「さいなら」ここからLPではB面の1曲目。この曲がB面1曲目はかなりずっしり重くて凄い構成のアルバムだと改めて思う。この曲を聴いた事のない人はぜひ!この世界に浸ってみてほしい。7曲目「今日からは」重く哀しい曲の次に希望の光が見えるようなロッカバラード。この曲って心が弱ってる時に聴くと、必ず涙が止まらなくなる。8曲目「きまぐれ」この曲は隠れた名曲だと自分はいつも思ってる。ジャジーでしぶい演奏の上に乗る歌詞は凄いですよ^^9曲目「夜明け前」アルバムラスト曲は紛れもない名曲!!「♪こんな色の空は嫌いだ」で始まる心を締め付けられるナンバーです。この曲を聴いてると現在の自分の在り方をまざまざと見せつけられてるような気が、聴く度にその時々でする。アウトロのドラマチックなGソロとストリングス、リズム隊のアレンジはいつ聴いても感動。ボーナストラック1曲目「流れ酔い唄 シングルバージョン」ハコさんの初シングルになった曲。シングルバージョンは弾き語りではなくバンド演奏で録音されています。ドラムのつのだひろさんが泣きながら叩いて録音した逸話もある。この曲はベスト盤などでCD化はされてたけどリマスターされてうれしい。2曲目「檜原ふるさと シングルバージョン」この曲はシングル「流れ酔い唄」のB面曲。スタジオ録音バージョンのこの曲は初CD化。このCD化と同時に「藍色の詩」も2014年リマスターで再発!「藍色の詩」も以前にCD化された物と聴き比べてみたけど、音の深みや鮮明感が明らかに違う。何よりハコさんの歌の表情がさらに聞き取れるようになったと思う。そして!5th「人間まがい」と6th「歩いて」が初CD化されます!待ちに待ったこの2枚のCD化!このまま「硝子の景色」「ダージリン」「てっせんの花」までCD化するように祈る。「光る夢」以降もリマスターしてほしいけど、とりあえず「てっせんの花」まではリマスター盤で出して欲しい。シングルは「流れ酔い唄」が1stシングルだけどプロモ盤できっちりジャケ印刷されたものが前年に作られてました。これ以前のはモノクロコピージャケ物が数種類。
2014年04月19日
山崎ハコさんのライブが2種類抱き合わせになって発売されました。山崎ハコ『ファーストライブ』と『ライブII/歌在りて』の2種類。「ライブII」は2枚組で計3枚組のセットです。それも最新リマスターでの登場です!このライブは1977年9月13日大阪サンケイホールで収録されたものです。1曲目「ハーモニカ吹きの男」この曲はライブでは定番曲。最近はちょっと歌ってないような気もするけど。ボソボソとハコがしゃべってから、アコギを掻き鳴らす!これがかっこいい!音も凄い深みのあるMIXになってるように思う。2曲目「ききょうの花」この曲も今でもライブでセッリスト入りする確率高めの曲です。現在ライブで聴いても色褪せない情景が昔に聴いた時のように浮かぶ3曲目「クレイジー ラブ」ブルージーでカッコいいナンバーです。間奏のスキャットも鳥肌もんです。4曲目「水割り」当時の最新アルバム「藍色の詩」のラスト曲。今でもたまにライブで歌ってくれるとハコさんの歌唱に引込まれてしまう1曲。5曲目「二日酔」このライブの「二日酔」を聴くのはかなり久しぶり。めちゃくちゃシブい。ハコのギターとローズピアノとベースと笛吹利明さんのオブリギターも加わって強烈にカッコいい!ハコさんのフェイク、スキャットが強烈!6曲目「ひとり唄」2ndアルバムB面1曲目の名曲です。この曲はライブではややレアです。たまに歌ってくれると鳥肌です。7曲目「気分を変えて」これは鉄板の定番曲。Black Sabbathでいう「Paranoid」のようなナンバー。この日のライブでは途中で歌ってるけど、最近はずっとアンコールのラストで歌うのが定番です。8曲目「サヨナラの鐘」1stアルバムのA面ラストの名曲です!この曲は1975年に発売されてからまったく色褪せない、いつ聴いても新鮮な曲です。今のハコさんが歌っても初めてこの曲を聴いた時の震えを思い出す。そしてこのファーストライブの「サヨナラの鐘」は絶品です!9曲目「帰ってこい」この曲、凄い久しぶりに聴いた。いい曲だなぁ。10曲目「向かい風」最後は2ndアルバムの1曲目のこの曲。再びこのアルバムが良い音になって聴けるのは幸せな事だ。LPだからなかなか聴く事もなかったけど、これからはいつでも聴ける^^
2014年01月08日
11/20に発売されたばかりの三上寛さんの最新ライブアルバム。バックメンバーがまた凄くて、EG 道下慎介(LSD MARCH、オシリペンペンズ)Ba 亀川千代(ex.ゆらゆら帝国、不失者)Dr 高橋幾郎(ex.不失者)VO,G 三上寛2013年6月30日東京・東高円寺U.F.O.CLUB三上さんの世界はかなり濃くて癖と灰汁が強すぎて最初は取っ付きにくいかも知れないけど、はまると深みに入り込みます。とにかく物凄いのでまったく知らない人は一度聴いてみてもいいかも。聴きやすいアルバムから聴くのをおすすめするけど・・・1曲目「青氏」アルバム「馬銜っ主」の1曲目に収録されてる曲。スタジオバージョンは三上さんのアコギの弾き語りで静かに熱く歌い上げるのですが、このバージョンは強烈すぎてびっくりでした。イントロが始まって一体、何の曲なのかと・・・アヴァンギャルドな世界にぐいぐい引きずり込まれる。2曲目「アンコ椿外伝」アルバム「門」の2曲目この曲もアルバムではギター1本で静かに語り歌う。このライブ盤では1曲目から途切れる事なくこの曲に突入!めちゃカッコいい!後半はかなり恐怖感を煽られる。3曲目「ダニィ坊や」この曲もアルバム「門」から。1曲目に収録されてる曲。このライブバージョンはスタジオ盤の印象と近いと思う。強力な歌唱表現には圧倒されっぱなし。4曲目「タリア」これも「門」からの曲。「嘘つきの女の歌をうたいます」と語ってから歌い始める。夜中にぼーっと聴いてるとかなり恐怖に包まれる。5曲目「虹・レインボー」6曲目「印・スタンプ」「閂」の1曲目に収録されてる曲。7曲目「葉書・カモメ」「閂」の2曲目に収録されてる曲。8曲目「故郷•ホームタウン」「閂」の3曲目に収録されてる曲。ここの「閂」からの4曲はスタジオ盤とはまったく違った印象。9曲目「楢山節考」深沢七郎さんの作品で「異議ナシ!」のLIVEにも収録されてます。今回のライブバージョンの方が凄く感動した。10曲目「十九の春」田端義夫さんの大ヒット曲これは凄い。完全な三上さんの世界になってる。11曲目「白い犬(Hayangae)」「馬銜っ主」の3曲目に収録されてる曲。12曲目「リヨン」アルバム「弥吉」の2曲目。この曲は特に凄く好き。これまたスタジオ盤との印象が大きく変わった。このバージョンも初めて聴いた時からお気に入り。13曲目「ハ」~ LINES DRAWN TOWARS「馬銜っ主」の2曲目に収録されてる曲。このライブバージョンもとにかくかっこいい!凄い。完全にメロディは変わってしまってるけど・・・14曲目「とんかつ日和」アルバム「弥吉」からの曲。スタジオ盤の印象に近いライブ演奏。でもパワーは数倍に感じる。15曲目「ぞうきんをしぼる理由」これも「弥吉」に収録されてる曲。前の「とんかつ日和」を引きずって演奏してる中、急にこの曲が始まる。「♪マイケルジャクソンが〜死んだ夜は〜」16曲目「私達は何を失ったのか」「弥吉」のラストに収録されてる曲です。17曲目「1人部屋」最後のこの曲まで凄い集中力と圧迫感で少し疲れる。悪い疲れじゃない。
2013年11月24日
サイモン&ガーファンクルの1982年に発売されたライブ盤。1981年9月19日にニューヨークのセントラルパークで開催された1972年以来、正式には9年ぶりの再結成でした。そして翌年の1982年初来日を果たしました!もちろん!観に行きました。今はなき大阪球場。セントラルパークのセットリストよりも少し多く演奏してくれました。1982年に豪華な2枚組LPで発売されました。1曲目「Mrs. Robinson」2曲目「Homeward Bound」3曲目「America」4曲目「Me And Julio Down By The Schoolyard」5曲目「Scarborough Fair」6曲目「April Come She Will」7曲目「Wake Up Little Susie」8曲目「Still Crazy After All These Years」9曲目「American Tune」10曲目「Late In The Evening」11曲目「Slip Slidin' Away」12曲目「A Heart In New York」13曲目「Kodachrome/Maybellene」14曲目「Bridge Over Troubled Water」15曲目「Fifty Ways To Leave Your Lover」16曲目「Boxer」17曲目「Old Friends」18曲目「59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)」19曲目「Sounds Of Silence」ポールサイモンのソロとして発表された曲も多く含みます。(邦題で書きます)4曲目「僕とフリオと校庭で」8曲目「時の流れに」9曲目「アメリカの歌」10曲目「追憶の夜」11曲目「スリップ・スライディング・アウェイ」13曲目「僕のコダクローム」15曲目「恋人と別れる50の方法」12曲目「ハート・イン・ニューヨーク」は、アート・ガーファンクルのソロ曲。当時、ソロ時代の曲ばかりやん・・・ってちょっとガッカリしてましたが、今となってはそんな事は関係なくどの曲もS&Gとしてのナンバーに聴こえる。「Slip Slidin' Away」久しぶりに聴いたらメロディも雰囲気も最高です。この曲はポールのヒット曲。13曲目「Kodachrome」とメドレーで続く曲「Maybellene」はチャックベリーの大ヒットナンバーのカバー。7曲目の「リトル・スージー」もカバー曲だった^^;今日、17曲目「Old Friends」(旧友)を何十年かぶりにじっくり聴いてたら泣けて来た。あの頃はこんな風には聴けなかったし感じなかった。「Bridge Over Troubled Water」は、いつ聴いても、何才の時に聴いても、どんな状況に置かれてたとしても名曲だと感じられる数少ない曲のうちの1曲です。Badfingerの「Without you」も同じように思える名曲です。「Without you」は後にいろんなアーティストがカバーしたけど、誰のバージョンも素晴らしく、ここまで素晴らしいメロディだと曲は誰が歌っても褪せない。ハリー・ ニルソンの静かなバラードバージョンを聴く事が一番多いけど、やっぱりオリジナルをたまに聴くとその凄さを毎回痛感させられるまた関係ない話になってた。大阪球場コンサートの時のチケット。キョードー大阪の会員(KCC会員)になってたので、アリーナーの特別席で観る事ができました。コンサートパンフも中身の濃い豪華な物です。ソニーのウォークマンが冠に付いてたので、パンフの最後のページはウォークマンの広告。懐かしい〜。これ何台潰した事か・・・よく潰れた・・・今から思えば簡単な機械なんだけど・・・
2013年11月17日
2012年に発売された三上寛(みかみかん)さんのアルバム。初回1000枚のみDVDと2枚組です。まだ、買える所もあるのでなくなるまでに買う事をおすすめ。今回のアルバムはアコースティックギターと三上さんの歌だけです!最近の三上さんの世界とはまた違う印象の懐かしいようで新しい世界です。1曲目「青氏」2曲目「ハ」3曲目「白い犬 (Hayangae)」4曲目「パジャマで出てきたエリントン」5曲目「吹田」6曲目「二児の夢」7曲目「モンク」5曲目は「すいた」じゃなくて「ふきた」と読むようです。DVD映像は1時間半以上も収録されてるロードムービー的な作品です。ライブツアーの途中、出演するライブハウスの道路挟んで向かいのビルが火事になるというアクシデントや、フェリーでうみねこに餌をやる姿や、毎、ライブごとの打ち上げでの三上さんの優しさやおもしろさ、人間臭さを楽しめる貴重な映像になってます。ライブ映像も「楢山節」「もずが枯木で」「小便だらけの湖」「海」など楽しめます。そしてこのアルバムのレコーディングドキュメント映像も見入ってしまいます。
2013年09月17日
急に遠藤賢司さんの曲を聴きたくなったのは…1983年7月17日京都円山音楽堂で「夏の時代」というライブがありました。そのライブがFM大阪で90分にまとめて放送されました。テープに録音したものをCDにダビングしながら聴いてると、出演者の一人に遠藤賢司さんも登場!ラジオ放送では「満足できるかな」の1曲しかソロでは流れなかったけど、強烈なインパクトを改めて感じさせられた。この日のライブには自分も行ってたけど、出演者みんな熱いライブでした。1曲目「満足できるかな」1983年円山音楽堂でのバージョンは「東京ワッショイ」と合わせたような間の手で「わっしょい!」と観客に叫ばせました^^この曲は凄く有名な曲なので知ってる人も多いと思うけど・・・「♪かもねかもねそうかもね」「♪恋も二度目なら」「♪どっちにしてもどっちにしても」「♪人間なんてララ」「♪あなたはもう」「♪京都にいるときゃしのぶと呼ばれたの〜」とか当時流行ってた曲や有名なフォーク曲とか一節ずつ盛り込んだり「シーサイドバウンド」部分では「わっしょい!」叫ばせまくり。歌詞の内容はスプラッター。「君はとってもうれしそうに僕の首を切る あ〜ギーコラ あ〜ギーコラ ・・・・・・・・・それで満足できるかな」って曲。ロックンロール調のサウンドで途中「シーサイドバウンド」も出てくる。レコードでは僕んちの猫は「寝図美ちゃん(ねずみ)」だけど1983年ライブでは「アルファルファちゃん」です^^;レコーディングはギターは鈴木茂さん、Bass、Keyは細野晴臣さんと豪華です。2曲目「カレーライス」アコギ弾き語りの曲。この曲はシングルA面だったのもあって有名曲。この曲も猫がいる空間が鮮明に浮かび上がって、この1970年代前半の世情を鋭く突いてます。久々に聴いて鳥肌が立った。3曲目「おやすみ」この曲も弾き語りナンバーで比較的平和なナンバー。4曲目「待ちすぎた僕はとても疲れてしまった」この曲、凄く好きな曲。カントリー調のロックナンバー。鈴木茂さんのアコギのソロも良い!5曲目「外は暑いのに」弾き語りナンバー。昔からこの曲はZEPのアコギナンバーのような感覚で聴いてる。6曲目「今日はとってもいい日みたい」ピアノ弾き語りの短い曲。聴いてると何かいつも胸が熱くなる。泣けそうになってしまう。久しぶりに聴いてもジーンと感動した。7曲目「寝図美よこれが大平洋だ」(寝図美は遠藤さんが飼ってた猫の名前)遠藤さんはウクレレ、ベースは細野さん、鈴木さんと松本さんは足踏み^^;一発録音でスタジオにいるスタッフたちの笑い声も全てそのまま収録してるようです。8曲目「ミルク・ティー」弾き語りナンバー。哀しい曲だけど何かほんわかする。9曲目「早く帰ろう」このアルバムで一番好きな曲。ブルージーで曲もしぶいけど、歌詞も凄く好き。遠藤さんの吹くハーモニカも最高です。10曲目「雪見酒」この曲はバンド演奏ナンバー。めちゃくちゃ懐かしかった!何年ぶりに聴いただろ・・・。11曲目「君はまだ帰ってこない」心細くなってくる歌唱と歌詞とメロディ。このアルバムの終わり方がほんとに良い!1st「niyago」のラスト曲の緊迫感も好きだけど、心細く静かに終わる2ndが凄く好き。ちなみに1983年夏の時代のFM放送では「戦争を知らない子供たち」の歌詞が教科書に間違って掲載されてるのが判明して間違ってる歌詞と、正しい歌詞とを続けて歌って感じ方の違いを確かめました。原因は不明だったそうですが、正「♪若すぎるからと許されないなら 髪の毛が長いと許されないなら」誤「♪若すぎるからと許されないから 髪の毛が長いと許されないから」と、5種類ほどの教科書に間違って掲載されてたそうです。「なら」と「から」では捉え方が大きく変わりそうで、杉田さんも北山さんも問題視してました。間違った方の歌詞でまず杉田二郎さんが歌い、正しい方の歌詞で杉田さんと遠藤さんが「戦争を知らない子供たち」を歌った。その問題の2コーラス目を遠藤さんが熱唱!ちょっと感動。
2013年09月08日
1982年に発売されたザ・ナターシャー・セブンのオリジナルアルバム。バンド名表記がいろいろあって、このLPでは「The Natarsher Seven」と表記してあるけど。ミュージックテープには「高石ともや&ザ・ナターシャー・セブン」となってます。このアルバム、いつCD化されるのかとずっと待ってるけどCD化の気配もなく…LPとテープを買ってたので、それを今でも聴いてます。「107 SONG BOOK」完成させた後にアルバムがずっと出てなくて、久しぶりのオリジナルアルバムでした。ライブでもよく聴いた曲がいっぱいなのでいつ聴いても懐かしく楽しめます。その中でもラストの「見知らぬ世界」はやっぱり感動してしまう。他にも好きな曲が多いアルバムです。B面はカバー曲が中心です。このアルバムの時のメンバーは高石ともやさん城田純二さん坂庭省悟さん進藤さとひこさんA面1曲目「今、風の中」この曲、ずっと作詞は北山さんかと思い込んでた^^;歌詞カードを見ると城田じゅんじさんと高石ともやさん。作曲は城田じゅんじさん。野外コンサートではホントにばっちりハマって、その時の木々の感じや雲や日差しとか思い出してきます。2曲目「少年」この曲は北山さんの作詞。レゲエっぽいアレンジのカッコいい曲。アレンジは坂庭省悟さん歌詞はもちろん心に残る。この曲を歌ってるのを鮮明に覚えてるのは、須磨浦公園の山頂ドレミファ噴水パレスでのライブ。あの時は2回公演で1回目と2回目でメニューを変えて演奏してくれました。3曲目「グッデイ・グッドラック」作詞 高石ともやさん 作曲 小室等さん アレンジは城田じゅんじさんこの曲も凄い好きな曲で、柔らかく優しい曲です。高石さんの歌唱が温かくて胸に沁みます。4曲目「ちょっとだけ恋人」この曲もライブで何度か聴いた。3拍子のかわいい曲です。このアルバムはよく聴いたので、どの曲もメロディと歌詞が体に染み込んでてちょっと聴くだけで歌詞がどんどん出て来て歌えてしまう曲ばかりです。5曲目「再会」作詞 キタヤマ・オサムさん 作曲 高石ともやさんこの曲、久しぶりに聴いて泣けてしかたなかった。昔に聴いてた時よりも深く重く歌詞が入ってくる。10代に聴いてた頃とは、そりゃ違うように聞こえて当然なんだけど、こんなにこの曲の優しさと哀しさが深いことを今、改めて感じた。B面1曲目「せめて今夜だけ」この曲は坂庭さんのハイトーンボイスが鳥肌もんの感動の曲です。この曲もライブでメンバーみんな楽しそうに演奏してたのを思い出す。2曲目「ボーモント・ラグ」インスト曲でアレンジは坂庭さん。3曲目「ミー・アンド・ボビー・マギー」この曲はジャニスジョプリンが歌った事で有名なブルースナンバー。当時からジャニスも好きだったけど、この高石ともやさんの訳詞の歌詞も大好きでした。この日本語の歌詞がまず頭に出てくるほどよく聴いてました。「♪失う何もないそれが自由 価値ある何もない ボビーが唄うブルースと相棒と それさえあれば それだけでされだけで最高さ」サビのこの歌詞は急に頭に浮かんで来て鼻歌で唄ってしまう事がよくある^^4曲目「母のふるさと」曲はアルヴィン・カーターで訳詞が高石ともやさんこの曲も何年も聴いてなかったのに歌詞が完璧に唄えてしまう。この曲も10代の頃聴いてた印象と今では大きく感じ方が変わった。5曲目「見知らぬ世界」作詞 キタヤマ・オサムさん 作曲 高石ともやさん1982年に聴いてた時は「もうすぐ世紀末さ 新しい時代がくるという話だね」が遠い先の事のように聴いてた・・・10代の頃は進藤さんがソロで唄う歌詞の部分が一番近くに感じてたけど、今は最後のパートの「♪机の上の時計の針が きざむ時間はとり返せない 私の中の赤い血が 叫んでるよ 出発のときだと」の歌詞が深く突き刺さる。あんまり飛び立てなかったなぁ・・・昔、ラジオのライブを録音してたテープとかいろいろ聴いてました。中でも、1977年ボブソン・サウンドサークルの公開録音のは特に懐かしかった。この時、ダウンタウンブギウギバンドと初ジョイントコンサート。小学生の時に大阪厚生年金会館まで行って、この公開録音を観ました。1977年1月20日大阪厚生年金会館大ホール 3階の5列目で観ました。ナターシャー・セブンは1曲目「私を待つ人がいる」2曲目「長崎は今日も雨だった」3曲目「想い出の赤いヤッケ」4曲目「八丈太鼓ばやし」5曲目「陽気にいこう」「長崎は今日も雨だった」はなかなか圧巻です。コーラスももちろん完璧です。LP歌詞カード裏の写真。テープにはこの写真はどこにも載ってません^^;このチケットの他にもまだまだナターシャーセブンのチケットはあるのでまた載せていきます。
2013年08月22日
このミニアルバムは山崎ハコさんがデビューする前に録音されてたものです。ハコさんは18歳でデビューしましたが、その1年前の17歳でここまで完成度の高い自分の世界を創り上げてる事に何度聴いても驚かされるし、感動させられる。1曲目「許されざる恋」これは弾き語りでレコーディングしてるようです。ギターのストロークにもきっちり感情があって歌と完全にリンクしてるのが凄い!10代でギターを弾き始める人が多いと思うけど、その頃のストロークやアルペジオは音が鳴ってくれてるって感じで歌に感情込めて弾き語りしてもギターが無機質に感じる事が多いように思う。その点、ハコさんは既にギターの音色に感情がこもってて歌がより一層引き立てられてる。この時点で完全にプロと呼べる世界を創り上げられています。歌声は素直に真直ぐ響いてて、それでいて物悲しい震えを感じさせてくれる。2曲目「捨てた友達」この曲は静かにアルペジオで歌う曲です。悲しすぎる歌です。3曲目「飛びます」デビューアルバム『飛・び・ま・す』のタイトルナンバーのDEMOバージョン?ギター1本で17歳のハコさんが歌い上げます。正式発表されたバージョンと聴き比べてみると、また歌の表情が違っていて違う景色や色に感じるかも知れません。4曲目「男と女の部屋」この曲は作詞 阿久悠さん 作曲 山崎ハコさんこの曲は最近、ライブでも歌ってました。このミニアルバムは限定盤だったので、手に入りにくいですが、中古CD屋とかにたまにぽつりと1枚ある事もあります。ネットでも探せばまだそんなに高くなってないと思うので買えると思います。
2013年05月11日
「杉田二郎。きたやまおさむを歌う。」と帯に書いてある通り、全曲、きたやまおさむ(北山修)さんが作詞した曲のみで構成。全て新たにレコーディング!バックミュージシャンも豪華!岡崎倫典さんはもちろん吉川忠英さんもアコギで参加。1曲目「夕陽よおやすみ」この曲は北山修さんと初めて共作した作品。シューベルツの1969年作品「未完成」の4曲目に収録されてた曲です。シングルのB面にも収録されてました。あの頃の若く青い声で聴いた印象よりも、聴いていて見える景色が大きくなったように感じる。杉田さんの今のシブく深い声で聴くと印象も大きく変わった。2曲目「白い鳥にのって」この曲もシューベルツ時代のナンバーでシングルになった曲。この曲も好きな曲で今の杉田さんの声で聴くといろいろと感慨深い。3曲目「積木」1975年発売のアルバム「題名のない愛の唄」の6曲目に収録されてる名曲!この曲はあのアルバムの中でも「題名のない愛の唄」と並んで一番好きな歌だったので今の杉田さんの歌で聴けてうれしい。アレンジもシンプルで美しい。4曲目「帰って来たヨッパライ」これはおもしろい!北山さんのリクエストで杉田さんに歌わせたかった曲らしい。イントロはシブシブのボトルネックソロでバリバリブルースアレンジです。最後のお経から「A Hard Day's Night」の部分まで杉田さんが歌ってます^^これは貴重なバージョンです。5曲目「題名のない愛の唄」この曲は超名曲です!今の杉田さんが歌うと胸に直接入ってきて泣ける。当時も感動して聴いてたけど、ピアノ演奏のみで今の杉田さんが歌うこの曲は理屈抜きで誰もが胸を打つと思う。メロディの素晴らしさも再認識しました!6曲目「祈り~prayer~」1989年のアルバム「サマーソング for you」の5曲目に収録されてた名曲。ゲストボーカルで山本潤子さんも参加して歌っています。歌詞もメロディも沁みます。やっぱりいい曲だ!7曲目「男どうし」この曲もライブでは定番曲で何度もライブで聴いた。と言っても杉田さんを生で聴いたのは10回ほどかも知れない。落ち着いたアレンジでこれはこれで胸が熱くなった。あの頃、聴いてた景色とまったく違う風景が頭に浮かび上がる。8曲目「地球のどまんなか」アレンジをやや軽くしてのレコーディング。バンジョー、アコーディオン、ギター、ベースとシンプルなアレンジの中、杉田さんの歌の存在感が浮き上がる。大汗かきながら京都円山音楽堂で真夏に何度も聴いたのを思い出す。あの客席の匂いや回りに見える木々や提灯やみんなの歓声や笑い声などが目を閉じると浮かび上がる。元気を出す曲なのに何か懐かしくて泣けてくる。9曲目「早く逝こうとする君」この曲は北山さんが加藤和彦さんを思って書いた曲。杉田さんから今度は北山さんに歌いたい歌としてリクエスト。杉田さんの深く暖かい声で聴くと胸が熱くなってちょっと苦しくなる。そしてこの曲は細坪基桂さんとデュエットで歌ってるのも感動・・・10曲目「涙は明日に」もう8曲目からずっとウルウルしっぱなしの選曲。大好きなこの曲の今回のアレンジはスローバラードアレンジでピアノを中心にイントロや間奏ではオリジナルを思い出すようなトランペットソロも入る。何より杉田二郎さんの歌唱が素晴らしすぎて鼻がずっとツーンとしたまま…。11曲目「戦争を知らない子供たち」北山さんのリクエストで子供達と一緒に歌ってほしいと言うことで杉田さんと無邪気な子供達の声で聴く、この曲はまたまた泣けてしまう。通常、自分は子供を使って感動させるような企画はまったく反応しないんだけど、この曲と言うこともあるし、杉田さんの今の声と子供達の声が溶け合うと凄いパワーを感じる。そして凄く感動してしまう。12曲目「歌と 皆さんと その拍手」最後の曲は今の二人が作ったナンバー。凄い曲です。65才になった北山さんが書いた歌詞は深すぎて、寂しさと懐かしさの混ざった今まであんまり味わった事のない感動かも知れない。あの頃、少しでも杉田さんや北山さんの音や言葉に触れた人はこのアルバムを聴き終わったあと拍手してしまうと思います。宵々山コンサートや夏の時代、昼下がりコンサート、いこまいか、などで汗を流した人にだけ違う感動があるのかも知れない。自分は子供だったけど、あの雰囲気が大好きで1979年以降はほとんど参加しました。あのコンサートでいろんなアーティストを知る事も出来て聴く音楽の幅が広がりました。円山音楽堂に行かなければ三上寛さんを知る事はなかったかも知れないし、ブルーグラスやカントリーなどを聴いていなかったかも知れない。いろんなジャンルの音楽を聴きまくりだけど、北山さん、杉田さん、高石友也さん、ナターシャーセブンファミリーのあの空気感は自分の大切な想い出。今でももちろん聴くけど、あんまりCD化されてないのが残念。LPで聴くとなるとなかなか聴く機会が減ってしまう。全部、CDに焼けば済むことなんだけど・・・。
2013年04月24日
「山崎ハコ「縁ーえにしー」レコード大賞優秀アルバム賞・受賞記念ライブ」昨年発売された山崎ハコさんのアルバムがレコード大賞優秀アルバム賞を受賞!その記念のライブが梅田AKASOでありました。昨夜のブルデス、デスコアのライブから一変、今日はじっくり歌を聴くライブ!約1年ぶりかな。前も今日と同じ梅田AKASOだったと思う。前回のライブも大満足だったのですが、今日はさらに輪を掛けて感動でした。1曲目「織江の唄」この曲が1曲目って珍しいような。たしか「望郷」は1曲目以外では歌わないと言ってたので、今日は歌わないんだと思いながら「織江の唄」を聴いてました。今日は2部構成で1部はハコさん1人での弾き語り。2部は安田裕美さんと2人でのライブでした。2曲目「ききょうの花」この曲は久しぶりにライブで聴いたような気がする。「白い花」「てっせん子守唄」は最近何度か歌ってくれたけど、この曲が聴けたのもうれしかった。間奏でのスキャットも凄く良かった。3曲目「SODASUI」この曲は鳥肌立ちまくりのカッコ良さだった!この曲は特に凄く好きなので弾き語りで聴けたのは最高にうれしかった。スタジオ盤の歌い方よりもずっとずっとブルージーで凄くて最高でした。4曲目「さすらい」選曲的にも「SODASUI」の次がこの曲ってしぶすぎる。同じジャズブルースっぽいじっとり湿気を含んだナンバーの連続にゾクゾクでした。5曲目「ジプシーローズ」1部の最後はこの曲!めちゃくちゃかっこ良かった!思いっきり掻き鳴らすハコさんの力強いストロークと迫力のボーカルに釘付け。MCでバンド付けてやったらいだろうなって言ってたけど、1990年のライブではロックバンドを従えてのライブでこの曲を歌ってくれたと思う。1991年だったかな。京都ミューズか神戸チキンジョージだったと思う。2部1曲目「ニュー・シネマ・パラダイスのテーマ」安田裕美さんのソロ演奏!ライブで何度か演奏してくれたけど、聴く度に演奏の素晴らしさに惹かれて感動してます。今日も最高の良い音、鳴ってました。2曲目「ヨコハマ」前回のライブの時は「Summertime」のスキャットから始まる斬新なアレンジだったけど、今回はオーソドックスに飾りなしのヨコハマでした。この曲も何度聴いても飽きないから不思議・・・。安田さんのGソロが素晴らしすぎて鳥肌が凄かった^^;3曲目「ざんげの値打ちもない」この曲は最近セットリスト鉄板になってきてます。ノーカットの歌詞で歌ってるこのバージョンがライブで聴けるのも贅沢です。4曲目「メンフィスまで」最高!!!今までライブでこの曲は10回以上聴いてるけど、歌も演奏も今日のが最高でした!ハコさんの声が凄く出るようになったので、発売当時のライブよりもずっと迫力あるし、かっこ良く感じる。そして安田さんのギターのカッコ良さが、この曲を何倍もかっこよく聴かせてしまう。ブルーの小さめのエレアコを掻き鳴らして歌ってたハコさんが頭に浮かんだ。5曲目「2011子守唄」(「縁-えにし-」収録曲)ライブで聴くのはもちろん初めて。歌の力の凄さを感じた。歌い出して一旦止めて再び歌頭から歌い直すという、ちょっと珍しいハプニングもあったりしました。6曲目「新月」(「縁-えにし-」収録曲)この曲が生で聴けたのも最高だった。今日のセットリストが凄くて、曲が始まる度に驚くような感じでした。良い曲だ〜。7曲目「お年頃」(「縁-えにし-」収録曲)この曲は前回のライブでも歌ってくれた曲。8曲目「夢の中へ」井上陽水さんのこの曲を1コーラスだけハプニング的に歌ってくれました^^;9曲目「縁 -えにし- 」(「縁-えにし-」収録曲)昨年のライブで聴いた生の「縁」よりも何倍も凄くなってて、ウルウルしてしまった。あまりの素晴らしさに間奏前で客席から拍手も起きてた。間奏の安田さんのギターでもウルウル来てしまった。そうそう!アウトロのGソロの素晴らしさも書いておかなければ…。最高だった!10曲目「BEETLE」アンコールで登場して安田さんとハコさんが何やら相談してる。急遽、この曲を歌う事になったような感じだった。この曲がまた聴けた事も最高にうれしかった!この曲は何回聴いても泣いてしまう。絶対この曲は凄い曲だからもっと色んな人が聴ける機会があればいいと思ってしまう。メロディも歌詞もアレンジも何もかも最高すぎます。今回のライブでは「BEETLE」と「SODASUI」が聴けたなんて凄い!やっぱり、今日のライブの中で一番心が震えたのはこの曲。間奏のGソロを安田さんは間違えたと演奏の後で言ってたけど、まったく気づかなかった。気持ち良くGソロにも浸り切ってたから気づかなかったのかも知れないけど。「BEETLE」を聴くと毎回泣けてしまうのは、自分でもよくわからない^^;11曲目「たどり着いたらいつも雨降り」この曲は打ち込み音源と同期での演奏。吉田拓郎さんのカバー。12曲目「気分を変えて」今日は全17曲、それもかなりフルパワーで歌わないといけない曲が多かったにも関わらずこの曲でもパワーは落ちる事なく全開でした。今日のライブは「SODASUI」「BEETLE」「メンフィスまで」「縁 -えにし- 」の4曲に強烈に感動しました。「新月」「2011子守唄」「ジプシーローズ」「さすらい」が聴けたのも最高だった。いつものセットリストとはひと味違う流れで新鮮だったし感動も大きかった。1984年〜85年のコンサートツアーのパンフレット裏表紙アナログシングル盤の最後の作品。1985年この次の「ANOU」(1990年)からCDシングル。「ANOU」は超名曲!「町よ」(1984年)は「テル・ア・ライ」の一つ前のシングル。「帰ってこい/二日酔い」はプロモ盤。「二日酔い」はライブ音源。この曲はアグネスチャンに提供した作詞作曲をハコさんが担当!この曲は凄く好きな曲でハコさんも1983年アルバム「ダージリン」の中に収録。
2013年04月22日
きたやまおさむ(北山修さん)さんが福岡のロックバンドD50Shadowzと組んで過去の名曲のセルフカバーと新たに創った曲を集めたアルバム。自分は「西瓜太郎」の収録がとにかく一番うれしい。1曲目「祈り」杉田二郎さんと森山良子さんがデュエットした名曲。じっくりと歌が入って来るアレンジと歌の力を感じられる曲。2曲目「夜明けの海」この曲も大好きな曲です。1stソロアルバムに収録されてた曲です。3曲目「愛と未来のために」このアルバムの作詞は全て北山修さんですが、この曲の作曲は加藤和彦さん。加山雄三さんのために作った曲らしいです。聴いてると加山さんの声でも自然に再生されそうなナンバーです。4曲目「イムジン河」この曲も話題になった曲。5曲目「花のように」ベッツィ&クリスが歌ったヒット曲。今、聴いてもやっぱりいい歌詞だし曲も最高です。6曲目「花嫁」はしだのりひことクライマックスのヒット曲。7曲目「あの素晴しい愛をもう一度」この曲も何度もいろんな場面で北山さんが歌ってたけど、今のこの歌唱が凄くしっくりきて感動します。8曲目「西瓜太郎」この曲は最初にライブで聴いた時のインパクトは強烈でした。「夏の時代」かサンケイホールでのコンサートだったか・・・「自切排人とヒューマンズー」名義でアルバムにでも入れるのかと期待してた曲。このアルバムのアレンジ凄く良い!北山さんのボーカルも強烈にカッコいい!9曲目「早く逝こうとする君」2009年10月に加藤和彦さんが亡くなって、2010年1月に作った曲らしいです。美しいメロディと寂しい歌詞が胸を熱くさせます。10曲目「港」作曲は坂庭省悟さん。この曲も大好きな曲。11曲目「別れの歌」この曲も坂庭省悟さんの作品。坂庭さんが歌ったバージョンも感動的です。12曲目「他人のままで」この曲もライブで聴いた時のインパクトはあった。北山さんが歌い上げる感じとはまったく違う女性ボーカルを中心にしたアレンジ。13曲目「戦争を知らない子供たち'83」1983年に続編として作られた曲14曲目「天国合唱団」「帰ってきたヨッパライ」の最終形とでもいうのか、でもテーマは逆で今ならこの方が自分もしっくり来るのかも知れない。
2013年02月19日
杉田二郎さんの全国138ヶ所を回ったライブを収録したライブ盤です。CD化されてるのをこの前、知ってAmazonで即注文して今日届きました。懐かしい〜。LP持ってるけど、なかなかLPで聴く事がないのでCDだといつでも聴けるから最高です。音質も大満足です!このライブは全国138本の134本目!名古屋愛知文化講堂公演を収録。ボーカル、Aギター 杉田二郎さんAギター、Fマンドリン 岡崎倫典さんブルースハープ、マリンバ、Eベース、Aギター 松田幸一さん(アリさん)強力なこのメンバーで138ヶ所を回りました。そしてさらに、ゲストミュージシャン Key 平井宏さん1曲目「地球のどまんなか」舞台袖でのメンバー全員でのエールから収録されてます。人間国宝にしてもいいと思える松田幸一さんのブルースハープから始まります。蒸気機関車が動き始め流れに乗って疾走するさまを見事にブルースハープで表現してます。そして俺も大好きなこの曲が1曲目!いろんな野外でもこの曲聴いたなぁ・・・。作詞はキタヤマ・オ・サムさん^^;北山修さんは楽曲や提供するアーティストによって名前を変えてます。きたやまおさむと平仮名、キタヤマオサムとカタカナ、キタヤマ・オ・サムもあるし自切俳人の時もある。作曲はもちろん杉田二郎さん。2曲目「ANAK(息子)」フレディー・アギラのヒット曲を日本で杉田さんと加藤登紀子さんがカバー。日本でもヒットしたので知ってる人も多い名曲です。杉田さんの物悲しい声にばっちり合ってて感動が倍増します。3曲目「ユメカシーラ」この曲はザ・ナターシャー・セブン名義でシングル発売された曲。作詞 自切俳人 作曲 杉田二郎さんしかし、このライブ盤では客席に叫ばせるやり取りの部分のみの収録で残念!全部収録してほしかった!4曲目「歌うたい」作詞はキタヤマ・オ・サムさん 作曲 杉田二郎さんブルージーでしぶいナンバー。3人の演奏があまりにもカッコよく最高です。5曲目「涙は明日に」ローズピアノのみで歌うこのバージョンもいいなぁ。杉田さんの歌の上手さと歌心のあるのがビンビン伝わってくる。6曲目「エンドマーク(2'46)」作詞はキタヤマ・オ・サムさん 作曲 杉田二郎さんこの曲もヒットしました。何かのCMに使われたと思う。7曲目「私に人生と言えるものがあるなら」この曲を聴くと京都円山音楽堂の春や夏の光景が浮かび上がる。この曲はザ・ナターシャー・セブンがよく歌ってたアメリカ民謡。あと「街」という曲も円山音楽堂のコンクリートの壁や木漏れ日の道とかあの時々の光景が頭に浮かび上がる。「♪夕焼け雲、五重の塔、石畳の鳩、プラタナスの道で君を待ちながら この街が好きさ 君がいるから この街が好きさ 君の微笑みあるから」この3番の歌詞は今でも胸にグッときてしまう。8曲目「はじめての旅」この年発売したシングル「ながれる雲をつれてゆく」のB面曲。改めて聴くとやっぱり良い曲だ・・・9曲目「流れる雲をつれてゆく」作詞 岡本おさみさん 作曲 杉田二郎さんすっごい久しぶりにこの曲も聴いたけど、懐かしいなぁ。10曲目「朝陽のまえに」はしだのりひことシューベルツ時代の曲。作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さん1969年の作品です。フォークロックなアレンジでかっこいい!11曲目「題名のない愛の唄」1975年発売のアルバムのタイトルナンバー。作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さんの作品の中でもベスト5に入るバラードだと思います。アリさんのマリンバも素晴らしい!12曲目「男どうし」作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さんこの曲も1975年作品。シングル作品です。歌詞もメロディも感動!このライブ盤に「人力ヒコーキのバラード」が入ってないのも残念。2枚組にしても良かったと思う。紙ジャケ仕様はほぼLPを忠実に再現しています。歌詞カードも紙質も帯も。CDの歌詞カードだと虫めがねがいるほど字が小さいのでツアーデータとか見えないのでLPの歌詞カードをスキャンしました。ユメカシーラのシングルも探したら出て来た!あとでゆっくり聴きます^^;ユメカシーラのジャケット裏のナターシャーセブンのメンバー説明がおもしろい。見えるかな?「たまて箱をいくつも持っている高石ともやさん」「クマのプーサン 木田たかすけさん」「ワンワン子犬の城田じゅんじさん」「なんていい子なんだろうボク。坂庭しょうごさん」
2012年12月18日
北山修さんの曲を最近、いろいろ聴いてて(自切俳人も含む)この「35才バースデー・コンサート」をこれまでにあまり聴いてなかった事に気づいて音蔵シリーズでCD化されたのをじっくり聴きました。このコンサートにはもちろん行ってましたが、あんまり印象に残ってなかった。ちょうどALICEが活動停止を発表したりで毎日バタバタとしてたような頃。活動停止のコンサートツアーのチケット取りをみんなで作戦練ったり^^;、何ヶ所くらい行けそうかとか…北山さんのコンサートは1981年4/12に京都円山音楽堂での昼下がりコンサートにも行ってたし(これはメインはナターシャーセブンのフェス形式ライブ)、この前年1980年9/22には伝説の「自切俳人とヒューマンズー」のコンサートがサンケイホールで開催されたりと、この時期はナターシャーセブン関係のバンドやアーティストのライブにもかなり通ってました。野外のフェス形式のイベントも春、夏、秋とあって京都にもよく行ってた・・・。結構、行動的な子供だったと今さらながら思うけど^^;で、「35才バースデー・コンサート」チケットはSS席5000円 S席3000円 A席2500円 B席1500円とサンケイホールなのに4段階に別れてました^^;SS席は35席のみでしたが^^自分はSS席は取れなかったのでS席で見ました。T列30番。チケットの裏に当時のサンケイホール座席図が印刷されててかなり小さい文字なので目を凝らしてよく見てみると、比較的センターより。最後列はZ3列までありました。1曲目「オープニング・メドレー(インストゥルメンタル)」ナターシャーセブンのメンバーによりインスト演奏から始まりました。「風」〜「白い色は恋人の色」〜「戦争を知らない子供たち」城田じゅんじさんのバンジョー、坂庭しょうごさんのマンドリン・・・懐かしい。2曲目「This Island (Is Your Land)」この曲は凄く好きだった。何度かライブでも歌ってくれたと思う。演奏も心地よくて北山さんの味のある独特な歌唱にばっちり合ってる。3曲目「北の海の道」この曲もこの当時に作られた曲です。4曲目「涙は明日に」ゲスト1人目の杉田二郎さんよ呼び込み二人でこの曲を。この場面は記憶に凄く残ってる。この曲は凄く好きな曲なので聴けてうれしかったのを覚えてます。天地真理さんのバージョンも凄く好きで今でもよく聴きます。5曲目「青春の別れ道」森下さんも呼び入れてジローズとしてこの曲を!この歌詞ももちろん北山さんの作詞だけど、曲も歌詞も感動です。6曲目「おくれてきた少女」北川由美子さんの歌で作詞 北山修さん 作曲 杉田二郎さんの名曲です!7曲目「~お話し~」北山さんのトークコーナー。8曲目「白い色は恋人の色」客席も一緒に合唱した曲。この曲もメロディも歌詞もいつ聴いても美しくて感動します。曲は加藤和彦さん。9曲目「花のように」小田和正さんも登場して「白い色は恋人の色」の思い出話のあと、この曲を小田さんが歌う。杉田二郎さんとのはもりで2コーラス目からは歌う。ここからLPではB面。あまりにもカットされてる曲が多くてLPが発売された時はガッカリしたのを覚えてる。10曲目「風」これは珍しい!高石友也さんが「風」を歌う。宵々山コンサートなどではみんなで歌う場面はあったと思うけど、高石さん一人で歌うの珍しいと思う。北山さん自身が当時よく「風が吹いていたからって、それが何だと言うんだ?」とか言ってあんまり歌わなかったような記憶があります。11曲目「雲になった飛行船」この曲はヒューマンズーとしての演奏。この曲はこのコンサートで初お披露目だったような。少し前の「昼下がりコンサート」では歌わなかったと思う。感動的な曲でストーリー仕立て、芝居仕立ての大作です。自切排人とヒューマンズーとしての曲も他に数曲歌ったと思うけど、全てカットされてるのが残念。「すいか太郎」とか歌ってたような...。12曲目「あの素晴しい愛をもう一度」この曲を当時カバーしたレモントリーと北山さんでこの曲を。13曲目「さよなら青春」作詞 北山修さん 作曲 坂庭しょうごさん当時はまだまだ子供だったので、この曲の良さが分かってなかった。今、聴いて凄く感動しました。「さよなら青春」とか、自分にとってこれからが青春だったから・・・。杉田二郎さんの歌声を聴いてたら「地球のど真ん中 LIVE」を聴きたくなってきた。「エンドマーク」「朝陽のまえに」「涙は明日に」「地球のどまんなか」等、好きな曲が多いライブ盤です。「人力ヒコーキのバラード」が収録されなかったのは残念。LPでしか持ってないけど、さっきAmazonで見たらCD化されてた!もちろんポチッとなです。「地球のどまんなか」138ヶ所全国ツアー記念で3曲入りのミニアルバムも出たのですが、こっちはCD化されていないみたいです。ミニアルバムの方には「人力ヒコーキのバラード」新録音バージョンが入っててこれも聴いてました。当時のチケットはいろいろ凝ってておもしろ物が多かった。
2012年12月15日
山崎ハコさんのアルバム発売記念ライブに行って来ました。セットリストは2011年末の神戸でのライブを基本した感じでした。1曲目「望郷」2曲目「織江の唄」望郷はライブの1曲目以外には歌えないと前にも言ってました。この曲から全てが始まったのでライブの途中であまり歌わないそうです。安田裕美さんのギターの音色の美しさは今日も最高でした!この2曲は神戸と同じ曲順でした。3曲目「白い花」安田裕美さんと二人でライブをやり出してから、この曲のライブバージョンは更に良くなったと思う。ハコさんの歌声も90年代~2000年代前半に歌ってた頃よりも余裕のある歌唱になってきてるし・・・。1番2番の歌い出しの裏声部分と3番歌い出しの力強く歌う部分とか90年代の何倍も素晴らしい歌唱になってると思う。この前の神戸の時はこの3曲目には「水車の都」が歌われました。4曲目「ヨコハマ」今回は「summertime」をブルージーにスキャットで歌い上げてヨコハマのあのイントロに繋がる構成で鳥肌もんでした!5曲目「てっせん子守唄」この曲を歌う前のおばあさんとの思い出話が良い!今回は短めにまとめて話してました。そして力強く歌うハコさんの歌唱は年々素晴らしくなってきてる。6曲目「リンゴ追分」年末の神戸でもこの曲を歌って、その時にハコバージョンリンゴ追分の完成型が出来たように感じた。その完成型の進化版を今回聴けて更に感動でした。7曲目「桜の日」この曲はライブで聴くのは初めてかも知れない。貴重。関西のライブが秋~冬が多いから歌わなかっただけかも知れないけど。スタジオ版よりもややゆったりと歌い上げました。今日はここで休憩が約20分は入りました。生ビールとジャックダニエル水割りを2杯呑んでやや気持ち良く歌に酔いしれました。8曲目「ニュー・シネマ・パラダイスのテーマ」安田裕美さんのギターソロ演奏。美しい音色でした。この曲の前のMCで「黒い瞳」などもBGM的に美しく弾いていました。9曲目「ざんげの値打ちもない」北原ミレイさんが歌ったこの曲の当時はカットされた歌詞を入れての完全版でのハコさんバージョン。10曲目「横浜ホンキートンク・ブルース」ここまで8曲目からは神戸でも同じ曲順で演奏されました。カバー曲コーナー。11曲目「お年頃」ここでやっとニューアルバムからのナンバー。もっとニューアルバムから歌ってほしかったな。この曲はCDではベースが効いたMIXになってましたが、ライブではギター2本での演奏。まったく違和感なしに素晴らしいアレンジでした。12曲目「縁(えにし)」すっごい良かった!今日、一番の感動でした。ハコさんの歌声がストレートに入ってきてCDよりも何倍も感動が大きくなった。安田さんのソロ、オブリガード全て最高でした!13曲目「あなたの声」この前の神戸の時と同じくカラオケに安田さんの生ギターを被せる演奏でハコさんが歌う。14曲目「会えない時でも」年末のライブは「気分を変えて」を歌うのを忘れてこの曲を歌い出してふたまわしして、「気分を変えて」を歌い出したので、また忘れたのかと^^;思ってたら最後までこの曲を歌った。15曲目「気分を変えて」ラストにこの曲はやっぱり盛り上がる。ほんとに最近のハコさんは声が凄く出るようになった。「♪バイバーーーーーイ!」も余裕で伸ばして歌ってる。一時期、声が出にくそうな時期の事を思うとこっちまでもうれしくなってきてしまう。そして再び「会えない時でも」の民謡、ヨーデル、演歌、ブルースなどのフリーシング部分からラストまでを歌った。今日はハコさんに話しかけるお客さんが一人いて、やや変な空気になったりもしたけどライブはいい感じに盛り上がりました。この話しかける人は前にも何度か遭遇した事があるけど、お酒を呑みながら聴ける場所ではよくハコさんに話しかけたり叫んだりしてました。今日はその人は「本牧750C.C.」を何度もリクエストしてました。自分はちょっと密かに期待してしまった^^;今まで歌った事ないしギター1本でハコさんがどう歌うのか・・・まあ、絶対に歌わないだろうとは思ってたけど。「港OUT」は何度かライブで歌ったけど「本牧750C.C.」はホント歌わないなぁ。でも、自分はニューアルバムから「新月」「天使」とか聴きたかった!「Snow」と「愛しき大地」は絶対に聴けると思ってたのに・・・。久しぶりにライブで歌ってほしいのは「メンフィスまで」から「ブラック・テトラ」と「Blue Earth」の2曲。この2曲は当時、よく歌ってたのでまたライブでも聴きたいな。「Blue Earth」はデモ段階でライブで歌ってくれた事もあったなぁ。「霧の朝」「Don't cry my love」「城」の超名曲も忘れずにまた歌ってほしい。「未来の花」「三日月」「私が生まれた日」はいつ歌ってくれてもOK.自分はやっぱり今でもハコさんの全ての曲の中で一番好きなのは『夢』この曲を聴くと全ての懐かしい物や愛しい物が心の中を流れていく気がする。「歩いて」のアルバムを発売日に買って来て初めて聴いた時の衝撃も未だに忘れていない。「歩いて」「黒いバス」も好きだった。『夢』は「ハコのお箱」でも再びリレコーディングして甦った時も最高にうれしかった!安田さんと二人の演奏でこの曲をはやく聴きたい。次回のライブは新曲もたっぷり聴かせてほしいし、90年代の名曲も忘れずに歌い続けてほしい。また神戸か大阪でハコさんのライブがあるのを楽しみに待とう^^ライブ終演後にCD購入者にサイン会がありました。「縁-えにし-」はもう既に買って持ってたけどサイン欲しいし、また1枚買いました^^
2012年04月05日
この前、最新アルバム「縁-えにし-」を発売したばかりの山崎ハコさんの22枚目のアルバムです。多分、前にも書いてるとは思うけど、紹介も兼ねて素晴らしいアルバムなので、もう一度、今の感想で書いてみようと。発売されたばかりの「縁-えにし-」が予想を遥かに上回る素晴らしさで、何度聴いたか分からない程に聴いてます。1曲目「未来の花」この曲は今でもライブでは歌ってくれる曲です。心の奥底から力が出て湧き出るような元気なパワーのある曲です。レコーディングメンバーは鈴木茂さんがEギター、エルトン永田さんがピアノ、島村英二さんがドラム。そうです!当時の中島みゆきさんの夜会やツアーバンドのメンバーそのままです。そしてAギターとサウンドプロデューサーが笛吹利明さん。2曲目「私が生まれた日」いつ聴いても胸に沁みる名曲です。今のハコさんの声で聴いてみたい曲でもあります。5年前くらいにライブで歌ってくれたように思いますが・・・。聴くその時々で心に突き刺さる部分が違うのもこの曲がまったく飽きない理由かも知れません。「生まれたその日は・・・私の回りに誰がいたの」3曲目「都会の小鳥」この曲も当時のライブではよく歌ってくれた曲です。ややダークなビートと八木のぶおさんのハーモニカのソロとオブリが最高です。4曲目「夏に来た子」軽快なナンバーです。ペッカーさんのコンガが心地よく、明るいフォークロックです。5曲目「風と空のように」久しぶりにアルバム通して聴いてたら、この曲に引っ掛かって何度もリピートして聴いてました。軽めのブルージーなロッカバラード風でカッコいい。6曲目「三日月」この曲は今でもたまにライブで歌ってくれる曲です。この曲の歌い出しから歌詞とメロディが胸に沁みる。アコースティックナンバーでもの悲しさの中に光が見えるナンバーです。7曲目「天使の微笑み」この曲はハコさんお得意なブギーナンバー!歪みギターのバッキングがリズムを刻み続ける。リズムアレンジも派手でカッコいい!8曲目「夕陽」アコーステックギターのアルペジオが基本のバッキングで,マンドリンや薄らとストリングス系のKeyが鳴る。歌詞がストレートに伝わる名曲です。9曲目「ショーウインドゥ」この曲はAギターとバイオリンだけの演奏をバックにハコさんの哀しげな歌が重なって行く。ライブで久しぶりに歌ってほしいな。10曲目「歩道橋」アルバムラストはドラマチックなアレンジとハコさんの熱いボーカルに感動しまくりです!いつ聴いても良い曲だ!初期のハコさんももちろん好きですが、90年代以降のハコさんも素晴らしいアルバムをたくさん残してます。あまり知られてないのが勿体ない。1990年発売の「SA・SU・GA(流石)」は大胆なROCKを前面に出してる名盤です。1992年発売の「メンフィスまで」はブルージーな世界を前面に出した名盤!そして1995年のこのアルバム。今月発売された「縁-えにし-」も超名盤だと言えると思う。長くオリジナルアルバムは出てなかったけどシングルで名曲をいっぱい残してます。「BEETLE / SODASUI」2曲とも超名曲です。「刹那の夢」も是非聴いてほしい名曲。そして最新アルバムラストに収録されてるシングル「あなたの声」も最高です。今、全国をニューアルバムを引っさげてのツアーの真っ最中!安田裕美さんと二人でのライブです。あの安田裕美さんの生ギターが聴けるのも貴重です。大阪は4月5日に梅田AKASOで、京都、奈良でもライブあります!1995年6月30日バナナホールでジャケットにサインしてもらった。
2012年03月16日
3月7日に発売された山崎ハコさんの最新アルバムです!この前の神戸でのライブの時に「震災や大切な友人の死などで曲が作れないようになってました」というような事を語ってました。そんな時に女優の渡辺えりさんが自分の劇団のために持っていた山形の家を使っていいよと言ってくれたらしく、その山形の家で作詞、作曲、デモテープの制作をしてこのアルバムが完成したそうです。このアルバムはもう10回くらい聴き込みましたが、聴く度に胸に沁みてくるスルメアルバムです。購入したら、是非!何度も何度も聴いてみるのをお勧め。シングル曲「あなたの声」も収録されてます。シングルそのままですが、マスタリングでかなり音が良くなってるように思う。10.11曲目以外全て、安田裕美さんのアレンジです。素晴らしいアレンジで歌詞やメロディが何倍にも感動的に感じさせてくれます。そして何よりも安田さんのアコースティックギターの演奏は胸に滲みます。1曲目「縁(えにし)」この歌詞はハコさんの想いが詰まった優しく強い曲です。Eギターボトルネック演奏の古川望さんのフレーズがハコさんの歌声に絡み付くように感動を大きくしてくれます。4月のライブできっと生で聴けると思う。ライブだと安田さんのAギターとハコさんのギターの演奏で歌うので、また違った「縁(えにし)」が聴けるのが楽しみです!2曲目「東京港町気分」この曲は阿久悠さんが残してた歌詞にハコさんが曲をつけた話題曲です!山崎ハコ節を堪能出来る作品になってます!3曲目「新月」この曲は藤あや子さんに提供した作品。自分は知らなかったので藤あや子さんバージョンも聴きたくなったので買おうと思う。アルバム「硝子の景色」辺りに入ってそうな透明感のあるナンバーです。4曲目「天使」この曲の世界もハコさんの代表的な世界の一つです。あまりハコさんを知らない人は情念の渦巻くイメージしか持っていないかも知れないけど、じんわり、ふんわりと胸に沁みる曲も山ほどあるんです。こういう曲をライブで生で聴いてると自然に涙が溢れそうになります。この曲は穏やかな空気の中に熱い思いが詰まってるような感動的なナンバーです。5曲目「お年頃」少し懐かしい感じのハコさんです。この曲もやんわりと悲しみを歌ってます。自分を勇気づけてるささやかな力に感動します。6曲目「人間100%」曲調はややコミカルで、ハーモニカのソロとオブリガードが印象的。歌詞はややシニカルな面を楽しめるナンバー。シニカルな中に熱い気持ちを強く感じる。「人間死亡率100% その日が車で生きてみようか」7曲目「桃肌ピーチスキン」曲のタイトルからどんな曲なんだろうって思ってた曲。カッコいいナンバーです!再び古川望さんのEGボトルネックにブルージーな歌唱のハコさんがはまってます。8曲目「Snow」この曲は特に聴けば聴く程に好きになってきた曲。最初に聴いたときは地味なイメージだったのが、今ではイメージがまったく違っています。ライブで聴きたい曲の一つです。9曲目「2011子守唄」ハコさんの温かい心に包まれるようなナンバーです。何度聴いても胸が熱くなります。10曲目「愛しき大地」力強いメッセージとスケールの大きい感動です。若草恵さんのアレンジも素晴らしく、ドラマチックに盛り上げています。「ここで祈った縁がある、ここで笑った恩がある」「ここで生まれた縁がある、ここで育った恩がある」・・・・涙11曲目「あなたの声」このアルバムのラストに収録されてると更にこの曲の大きさを感じる。シングル単体で聴いてる時よりも、アルバムを通して聴いて最後にこの曲を聴くときの感動の方が遥かに大きく感じる。 ホントに素晴らしいアルバムを創り上げたハコさんに感動です。大好きなアルバム「私が生まれた日」よりも好きなアルバムになりそうです。最近のライブで感じる事はハコさんの歌声に神々しさを感じる事。ここ5年くらい前からハコさんの歌唱が更に素晴らしくなったと思います。
2012年03月11日
三上寛(みかみかん)さんの昨年発売になったアルバムです。このアルバムはCHAOTIC NOISE RECORDINGSからDVDとの2枚組で発売されました。最初、CDだけを何度か聴いてDVDを観たのですが、DVDを観た方がグンッと心に響くようになった。1曲目「ダニィ坊や」ギター1本でライブ録りでレコーディング。今回のアルバムはDVDの中でも言ってるけど、よく歌ってます。メロディに歌詞が乗って流れる。別に当たり前の事なんだけど三上さんがこんな感じで歌ってる曲が多いのはいい感じです。前々作「弥吉」だと「冬の午後」とか「ぞうきんをしぼる理由」は比較的歌ってるナンバーでした。絶叫や語り調の歌唱が多かったように思う。2曲目「アンコ椿外伝」チューニングから始まるもの悲しいナンバーです。最初はこの曲がアルバムタイトルになる予定だったみたいです。3曲目「タリヤ」歌詞カードが本人実筆のノートをコピーした物らしくて、ちょっと歌詞が読みにくいのが残念。ペラで一枚活字印刷の歌詞カードも欲しかったな。この曲は激しいナンバーで歌唱に引込まれる。4曲目「落合恵子がノーベル賞!」静かな訴えの中に怖い程の熱さを感じる。この歌詞は・・・いいのだろう・・な。5曲目「台風十五号 平成二十三年九月二十日」雨アラシ雨アラシ・・・6曲目「KOSHI 空港」ブルージーなナンバー!メロディもはっきりしててキャッチーな一面もある。「飛んで行くのか片目の赤とんぼ」を彷彿させる「片目のカメが泳いでる」7曲目「ハカランダ」高級アコースティックギターの指板に使われる今は伐採が禁止されてる木の事。紫の美しい花を満開に咲かせた姿は美し過ぎて怖い程です。8曲目「ボーンボーン」魚から進化した人間が営む生活や作り出す社会を歌ってる。9曲目「マイ・ソファ」三上さんの作品の感想を書く事自体どうなんだろと思ってしまう。どう感じるかさえ言葉や文章にしにくい。アルバムが出る度に買ってブログに書いてるけど・・・。基本、一度書いた感想って読み返す事は一度もないから、明日になればまったく違った印象になってる事が多そう。DVDもお勧めです!9月20日のレコーディング打ち合わせから、ずっと密着して撮ってます。貴重なドキュメント映像です。曲を作りながら作業を進めてる姿など興味深い三上さんの姿が楽しめました。アルバム1曲目から順番にPVを見るような感覚でレコーディング風景も楽しめます!このジャケットは台風の次の日にめくれて落ちてた木の皮だそうです。
2012年03月06日
ギタリスト、吉川忠英さんの6枚目のフルアルバム。ゆったりボォ~っと音楽を聴きたい時には最適なアルバムです。アコースティックギタリストとして有名ですが、Eギターも弾く事もあります。1曲目「IN MY POCKET」この曲、凄くふか~く沁みる感じで目を閉じて聴いてると、幼かった頃の事や、忘れそうになっていた事など次々と甦って来る。メロディもアレンジもどこか懐かしさと温かさがあって大好きな曲です。こういうインストならずっと聴いてられる。2曲目「ブリキの機関車」IN MY POCKET~この曲の流れはより深く自分の中へ戻って行けそうな感じです。この曲は松本隆さんの作詞、吉川さんの作曲。3曲目「Slow Dance」作詞 Linda Hennrick 作曲 吉川忠英Linda Hennrickは色んなアーティストの作詞を手がけています。この曲も温かい楽曲でホッと一息つける。いつもよく残虐な曲や邪悪な曲を聴いてるので、たまに浄化するもの必要で…^^;4曲目「Mr. Moon」この曲も作詞 Linda Hennrick 作曲 吉川忠英ほんわかあったかい歌唱と気持ち良いアコギの音。静かにローズとストリングスが絡んで来てきます。5曲目「Senorita」この曲も大好きな曲。ボーカルとアコギのみの前半からマンドリンが絡んで来てマリンバやストリングスが徐々に曲を盛り上げていく感じも最高です。6曲目「Heisei Nipponee」吉川さん作曲のインスト。ココまでとは少し違う重さや寂しさを感じさせます。インストと言っても吉川さんはスキャットでずっと歌ってます。7曲目「Bossa-Perte」タイトルのままボサノバナンバー。気怠いこの感じが夏の午後のようで縁側で猫を見てるような・・・8曲目「Ebb Tide」 ロバート・マクスウェルの名曲カバー。オリジナルはハープを多用してるけど、アコギを中心にアレンジしてて聞き入ってしまう。ウッドベースとマンドリンの盛り上げに感動。9曲目「Breezing」この曲を聴くといつもQUEENの「Who Needs You」を思い出してしまう。少しコミカルな感じもあって懐かしさもあるインストです。10曲目「透明な世界」作詞 松本隆 作曲 吉川忠英ラストはメッセージソングになってます。「地球を殺さないで・・・」のメッセージとともに少し重めなアレンジが説得力を増してます。今日はのんびりタイプの曲やアーティストばかり聴いてる。Bette Midler、Elton John、Bobby "Blue" Blandと吉川忠英さん。Bobby "Blue" Blandの「Members Only」には今日もやられてしまった。このアルバムは泣けるし感動するしで大好きです。「I Need Your Love So Bad」が一番好きかな。タイトルナンバー「Members Only」も最高です。
2012年01月08日
山崎ハコさんのライブに行ってきました!神戸の三宮トアロード沿いにあるホール。こんな場所にホールがあることも知らなかった。初めて行くホールはいつもわくわく感が少し高くなる^^最近ずっとやってた場所よりも、ここの方が舞台が高くて見やすい。それに照明も雰囲気出せるし音も、今日の方がずっと良かった!前のホールは舞台がかなり低く平面の客席に椅子を並べると少し後ろだとまったく見えないし音も回ってる事が多かった。今回の東亜ホールは舞台も高いので歌ってる顔も見えて良かった。2時間45分たっぷりと歌とトークで大満足です。最近のライブの集大成として今回のこのライブを開催したそうです。今まで何十回も山崎ハコさんのライブは行ってるけど、初めて聴く話が多くて感動でした。「ヨコハマ」の歌詞の中に自分以外の感情を盛り込んでた話や、初期のレコーディングの話や初期はハコさんが作ったデモテープのオリジナルキーより半音高くオケが作られてた話など・・・音楽雑誌のインタビューで「好きなアーティストは?」と聞かれ「ピンクフロイド」と答えてレコード会社の人にイメージが崩れるからと怒られた話も初めて聞いた。ハコさんは高校生の頃、Pink Floydをずっと聴いてたそうです。デビュー当時のあの雰囲気の山崎ハコさんの口から「Pink Floyd」はやっぱりイメージが崩れるかも知れないけど、あえてPink Floydも聴いてるって前面に出してた方がおもしろかったかも…と思ってしまった。あと、ブルースが好きな事も言ってはいけなかったそうです。フォークソングだけ聴いてるようなイメージにレコード会社は持っていきたかったのかも。安田裕美さんと組んで二人でライブをはじめて、どんどん毎年完成度が高くなり、ハコさんの歌もギターも今までで一番素晴らしかったかも知れない。安田さんのギターはいつ聴いても最高の響きで気持ち良い!望郷のイントロのギターからゾクゾクする。1曲目「望郷」この曲をどうしていつも1曲目に歌うのかと言う明確な理由も話してくれた。この曲はライブの途中では歌えないそうです。理由を聴いて感動とともに納得しました。2曲目「織江の唄」PAから出て来るギターの音が今日はホントに気持ち良かった。リバーブもいい感じで最高の音。3曲目「水車の都」この曲はかなり久しぶりに聴けて鳥肌だった!1984年の13thアルバム「てっせんの花」の2曲目に収録されてる名曲です!声も素晴らしく演奏も最高で今まで聴いた中で最高の「水車の都」でした。4曲目「ヨコハマ」この曲を歌う前のMCと歌い終わったあとのMCは感動的でした。「流れ酔い唄」に収録された頃のオリジナルに近い演奏で今回はやりましたって事で、ホントに鳥肌もんのヨコハマだった。キーをオリジナルキーに戻すと見えて来る風景が変わって見えるとハコさんが言ってたけど、本当にその通りでどぶ川も雨に濡れてるダルマ船も明度や彩度が違って頭に浮かんで来た。半音低い時はもっと曇ってる空の色で霞が深い感じだったのが、オリジナルキーだと霞が薄くなりコントラストが強くなった感じがした。5曲目「リンゴ追分」美空ひばりさんのカバー。この曲も何度かライブで聴いたけど、今日のリンゴ追分のクオリティは凄いもんがあった!セリフのあとの間奏のハミングや3コーラス目のブルージーな歌唱は最高でした。今日のが完成系!って感じがした。6曲目「ニュー・シネマ・パラダイスのテーマ」安田裕美さんのソロ演奏!生命保険のCMでも安田さんの弾いてるこの曲が流れてました。今日のホールで聴くと更に美しく聞こえた。7曲目「ざんげの値打ちもない」北原ミレイさんのカバー。ハコさんがこの曲をカバーする時にカットされてた歌詞を全て入れてノーカットでレコーディングされた。ハコさんが封印されてた歌詞を歌ったので北原さんも今はその歌詞を歌ってるそうです。作詞した阿久悠さんもカットされた歌詞が日の目を見てうれしかったと思う。通して聴いてみると絶対に必要な歌詞だと思うから…8曲目「横浜ホンキートンク・ブルース」原田芳雄さんが亡くなってハコさんはかなり落ち込んでたそうです。この曲をハコさんが歌うのを聴いて原田さんは昔を思い出すって言ってくれてたそうです。ハコさんと原田さんはかなり古くからの付き合いで昔からライブではよく原田さんの話をしてたのを思い出しながら聴いてました。9曲目「BEETLE」この曲は生で聴くと毎回泣けてしまう。今日もこの曲が一番心が震えたし涙が出てしまった。山崎ハコさんのオリジナル全曲の中でもベスト5に入る程にすきな曲です。ギター2本の演奏でも凄い迫力!2008年に発売された曲です。これは確実に名曲!!!10曲目「おらだのふるさと」2011年、今年の1月に発売された「あなたの声」のカップリング曲。ライブで聴くのは初めて!CDで聴いてる時よりも何倍も感動した。風景が鮮明に浮かんでくるようで素晴らしかった!11曲目「あなたの声」この曲もライブで初めて聴くけど、やっぱりライブで聴くと凄いなぁ・・・CDの歌唱も好きだったけど、ライブはその何倍も素晴らしかった!この曲と10曲目はカラオケ同期で安田さんの生ギターを前に出した感じでの演奏でした。12曲目「サヨナラの鐘」この曲もかなり久しぶりにライブで聴いた。たしか何年か前の神戸で2daysあった時に歌ってくれたような気がする。この曲も半音上げてオリジナルって言うかレコーディング時と同じキーで。ハコさんが最初にデモテープとして作ったのは半音低いキーで、譜面に上がってきたら半音高くなってた話をここでもしてた。最初にカセットテープに弾き語りでハコさんが録音した物を何度もダビングしてスタッフやアレンジャーに渡って行くうちにテープのピッチが上がって半音高くなったらしい^^;半音高くてもまったく違和感なしに素晴らしい歌唱でした。凄い熱唱でライブ盤や今まで聴いたライブよりも遥かに凄かった!ホントに声がよく出るようになったと思う。今の声で「私が生まれた日」を聴いてみたくなった。アンコール13曲目「未来の花」この曲を聴くのは2007年の10/27のライブ以来かな・・・。今日の「未来の花」は久しぶりに聴くせいもあって最高に思えた。今日はどの曲もホントに素晴らしく、歌唱も演奏もクオリティが非常に高くて鳥肌の連続でした。この曲を歌ってる時のハコさんの顔が特に好き。輝いてる笑顔と未来への希望に溢れた眼差しで一点を見つめて歌う。こっちまで気持ちが晴れてくる。14曲目「気分を変えて」この曲を忘れてて「会えない時でも」のイントロを弾き始めてしまった^^「あれ?今日は気分を変えてはなしか・・・めずらしいな」と思ってたら「会えない時でも」のイントロを2回回してから止めた^^ハコさんが「この曲忘れてた、気分を変えて」と言ってから激しいストロークが始まった。めちゃカッコ良かった!15曲目「会えない時でも」ラストはやっぱりこの曲じゃないとね。この曲の完成型がまだ出来てない頃からずっとラストはこの曲。何年前からだろ?完成型が出来てからも自由に歌い上げるハコさん最高です。民謡やブルースやベースソロのようなフレーズやR&Bや演歌など、間奏でのフリーシングが毎回凄いと思う。全15曲で2時間45分!これでどれだけ山崎ハコさんが話をするのか分かると思う。さだまさしさん以上かも知れない。ハコさんは曲だけでMCはほとんどしないイメージを持ってる人も多いと思う。最近は特によくいろんな話を聞かせてくれます。MCネタじゃなく、その時思った事を話すのでどんどん話が違う方向へ行ったりして・・・自由に何でも感じた事や思い出した事を話してくれる。昨年初めて出演した映画で助演女優賞を獲得したり、来年にはファンも念願だった久しぶりの全曲新曲のアルバムが発売される事になった。「あなたの声」「おらだのふるさと」は収録されると思うけど、「唯心」以来の新作になるのかな。今の山崎ハコさんなら確実に最高なアルバムが出来ると思う。凄く楽しみです!<<<オマケ>>>ロックな山崎ハコさんを知らない人はこれをどうぞ!1990年にテレビで歌った時の映像だと思います。http://www.youtube.com/watch?v=x33W-i45IV0&feature=related「風の色」を発売した頃のハコさん
2011年12月10日
山崎ハコさんの2ndアルバム「綱渡り」久しぶりにこのアルバムが聴きたくなってipodで探してるとこのアルバムを入れてない事に気づいた^^;そういえば、ずっとこのアルバムを通し聴いてなかった。LPで本気モードで聴いてからiTunesに入れてまた聴いてます。1曲目「向かい風」この曲は大好きな曲。5年ほど前に神戸でのライブで歌ってくれた時は鳥肌でした。「ファーストライブ」「ライブll」でもライブヴァージョンが聴けます。どのヴァージョンもオススメです。2曲目「白い花」この曲は今でもライブではほぼ定番曲。今の歌唱の方が情感を強烈に感じられます。この若い頃の歌唱はこの頃にしか出せない淡い感動もあります。3曲目「ひまわり」この曲がA面では一番好きな曲!かっこいいアレンジと演奏とハコさんの歌唱!ドラムとコンガ最高!久々に爆音で聴いてカッコ良すぎて泣けた!4曲目「天井」この曲はあまりライブで歌う事はない曲だけど、今のハコさんの声で聴けたらまた違う感動だろうなぁ。5曲目「ヘルプミー」A面ラストの曲。心がしんどい時は何気に元気にさせてくれる曲です。この曲もアレンジが鳥肌もんのカッコ良さです。6曲目「ひとり唄」この曲は何年か前にライブで歌ってくれた。全身鳥肌になった。哀しく寂しい曲でじわじわ胸が熱くなる。7曲目「ハーモニカ吹きの男」カッコいいROCKナンバーです。リレコーディングで更にHEAVYなアレンジにしたヴァージョンもあります。(1990年発売のベストってアルバムです)テンポをオリジナルよりやや落してリズムを強調してハードにしてます。オリジナルもリレコーディングもどっちも大好き。「SA・SU・GA」の頃のライブハウスツアーでは、5人編成のロックバンドのハードヴァージョンでずっと歌ってました。カッコ良かった!8曲目「綱渡り」胸に突き刺さる歌声でいろいろと深く考えてしまう。9曲目「歌いたいの」2006年にリレコーディングされた名曲です。最近もライブで聴けたりして今はこの曲がこのアルバムで一番好きになったかな。オリジナルヴァージョン久しぶりに聴いた。10曲目「誕生祝い」ラスト曲は重くHEAVYなナンバーで強烈な余韻を残します。早く「人間まがい」「歩いて」「硝子の景色」「ダージリン」をCD化してほしい!1978年に発売した山崎ハコさんのエッセイ+写真+詩集『真夜中に太陽が見たい』掲載されてる詩はほとんど未発表の物です。
2011年09月25日
今年の1月に発売されたばかりのシングルです。2008年発売の「BEETLE」以来のシングル。「BEETLE」とカップリング曲の「SODASUI」が強烈なクオリティの高さでこの2曲はめちゃくちゃ気に入ってたので、今回の新作もかなり期待でしてました。「BEETLE」じゃないけど、今回の曲もかなり何度も聴いてます。1曲目「あなたの声」「硝子の景色」や「ダージリン」のアルバムに入っててもすんなり溶け込むような曲に思った。メロディも美しいし歌詞もハコさんらしい優しく温かい歌詞です。ライブで聴くとまた違った印象になるんだろうな・・・。関西でライブが決まるのが楽しみです。(NHK「ラジオ深夜便」深夜便のうた)2曲目「おらだのふるさと」山形・白鷹町誕生55周年記念歌。方言で意味がわからない言葉もあるけど、この曲も胸が温かくなる優しい楽曲です。歌詞は田勢康弘さんって方です。作曲はもちろんハコさん。1985年ツアーパンフ 中の挿絵のイラストもハコさん本人が書いてます。
2011年03月05日
このライブ盤を持ってなくて最近ネットで見つけて買った。何度か聴いたけどう~ん・・・凄い。気がついたら前のめりになって聴いてしまってる。ー三上寛・新宿二丁目ライブ!ー1曲目「インバ」2曲目「五百子先生と山羊」3曲目「大きい羊は面白い」4曲目「ここまでひかれた線」5曲目「枝分かれ」6曲目「瑞雲」7曲目「楢山節」8曲目「「ユリ」の主題」9曲目「虎をペットにしている尼」10曲目「黒く、飛ぶ人」11曲目「ローマの雨」12曲目「鄙びた漁師町」13曲目「オートバイの失恋」14曲目「青森県北津軽郡東京村」15曲目「ハチ公前」16曲目「夢は夜ひらく」17曲目「警察学校中退」18曲目「かけら」19曲目「鷺浦海岸物語」「大きい羊は面白い」「かけら」「枝分かれ」の大好きな3曲が収録されてるのもあるし、「青森県北津軽郡東京村」「オートバイの失恋」などの懐かしいナンバーも歌ってる。「大きい羊は面白い」は高円寺のライブでも歌ってます。この曲はとにかく凄くて生で聴いた事がないので、いつか生で聴いてみたい!「かけら」も違うライブバージョンが聴けてうれしい。「インバ」は高円寺のライブでも1曲目に収録されてる。「青森県北津軽郡東京村」は3コーラス目の歌詞が一部スキャットになってる^^;
2011年01月14日
今年の3/20の三上さんの誕生日の日に発売された最新アルバム。還暦の祝いも兼ねたアルバム。1曲目「弥吉」ギター1本とブルースハープのみで製作されたアルバム。重いメッセージで聴いてて逃げ出したくなるような悲壮感だけど最後まで聴いて、ため息を毎回ついてしまう・・・・そんな感じです。じっとりと湿ったブルースナンバー。2曲目「リヨン」冒頭や途中でライブのMCのような語りが入る。その語りと交互に歌われる歌は聴く人によって捉え方がかなり違ってくるような歌詞。火葬場の煙の数とよく切れる草刈り鎌の数を何としようか・・・3曲目「冬の午後」「郊外のホームセンターの自転車売場で3人の男が立ち話をしている・・・」って歌詞で始まるこの曲は曲調はブルージーで寂しげだけど体温の温かさを感じる曲です。4曲目「とんかつ日和」昔の名曲の「Bang!」を思い出すような感じだけど更によく分からない^^;女主人の奇妙な刺繍の作品に目を奪われているところである・・・。5曲目「古屋くんとフクロウ」古谷くんがフクロウの絵画の入った額縁の歪みを直してるさまを歌ってる。捉えようによってはかなり怖い歌。三上さんの歌唱の表現力でいろんな物が頭に浮かんで来る。6曲目「ぞうきんをしぼる理由」この曲を初めて聴いた時は最初の歌詞にちょっと笑ってしまった・・・「マイケル・ジャクソンが死ぬ夜は丸亀の街に亀が出る。」何なんだろう・・・凄く考えた。「そら見た事か!」と人は言う 「俺は見たよ 亀を!」シニカルでコミカルなイメージを持ってしまう。俺が歪んでるのか・・・7曲目「私たちは何を失ったのか」この曲は何度か聴き込んでるうちに感じ方が大きく変わってきた。「私たちは何を失ったの・・・・か?」この最後のか?の表情の違いを楽しんでみたり、「か?」の重さを感じてみたり、いろいろまだまだ考えて聴いてます。まだ失い切ってないものもあるよと悲観に暮れる者にヒントをくれてるのかも知れない。よく分からないけど、聴く度にいろんな事を考える曲です。
2010年10月29日
昨年の3月14日以来の山崎ハコさんのコンサート。何と!3時間近くの長いコンサートでした!6時に始まって終わったのが9時前。多分、今まで30回以上、ハコさんのコンサートには行ってると思うけどこんなに長いのは初めてでした。MCではいつもあんまり聞けないような話もいっぱい聞けました。MCで思いのままに話すハコ見てて、今、充実してて幸せなんだろうなってうれしくなった。 1曲目「望郷」この曲を歌い出した途端に声の調子も体の調子も良さそうって感じられた。舞台ではいつも元気な所を見せようとしてくれるけど正直、1990年前後は無理してるかな?とか客席で感じた事も多かった。京都ミューズホールやチキンジョージ、バナナホール・・・・ライブハウスをよく回ってた頃はその日によっては体調悪そうな時もあったなぁ・・・。でも最後までいつも元気そうに歌ってた。この曲はよくやる定番曲に近い曲だけど、今日は凄く新鮮に感じた。 2曲目「織江の唄.」最近、この曲はずっとやってるイメージ^^;有名な曲だから外せないのかな? MCデビュー当時の家族との関わりの話など初めて聞くような話をいっぱい話してくれました。 3曲目「稲の花」最近、この歌をよく歌ってくれるようになってうれしい。何度聴いても大好きな曲です。安田裕美さんとの2本のギターのアレンジも最高でした!ハコさんのギターテクニックが最近特に凄く上がったようにも思う。安田さんのギターはいつ聴いても最高! MC稲の花の説明や子供の頃の山に入って遊んでた話。 4曲目「ききょうの花」ここからしばらくはハコさん一人の弾き語り。この曲も久しぶりに聴いた感じです。 MCはじめて生まれた地方の方言を使った曲だという話とか博多と大分の県境の話とか。 5曲目「ひとり唄」この曲を生で聴くのはかなり久しぶりな気がする。全身鳥肌もんの素晴らしい歌唱と演奏でした! MC大分の日田の 方言についての話など興味深い話も聞けました。 6曲目「呪い」2年前くらいにこの曲の歌詞の解釈の仕方を少しだけ話してくれてからこの曲の聞き方が大きく変わった。「釘を打つ」のではなく「釘を刺す」なんです。物事に釘を刺す意味も含んでる。弾き語りで素晴らしい演奏と歌唱でした。 MC20代前半の女優さんがこの「呪い」で歌手デビューする話があるらしい。その女優さんが山崎ハコさんのファンでこの曲を歌いたいと熱望したようです。「悲しい自分の釘を刺す」って言葉を増やすと分かりやすいかも・・・とかいろいろ話してくれました。 7曲目「てっせん子守唄」ここから再び安田裕美さんと二人の演奏。ギターの音が本当に美しくて心が震えます。二人のギターの音が響き合う感じが泣けそうになるほど感動。ハコさんの歌唱はもちろん最高!すっごく声も出てます。 MC母親と大分から横浜に出てきた時の話をおもしろおかしく話してくれました。はじめて海を見たハコさんの正直な驚きなど聞かせてくれました。今年、初出演した映画についての話。自分の役柄の事やおおまかなストーリーなど聞いてその「ヘヴンズ・ストーリー」って映画を早く観たいとどんどん興味が湧いてきた。その映画の中でハコさんが出てる所に「黒い瞳」がオルゴールで流れてるらしい。 8曲目「黒い瞳」安田裕美さんのギター演奏。本当に美しくもの悲しい演奏で鳥肌でした。 MC映画の中で演じた自分の役を自分と比較しながら深く話してくれたりして、更にこの映画への興味が大きくなった。この「ヘヴンズストーリー」って映画は4時間38分の長編映画らしい。 9曲目「懺悔の値打ちもない」幻だった4番を加えたフルコーラスバージョン。前回の神戸のライブでも歌ってくれたけど今日の方が凄かった!迫力のボーカルに感動 MC最新アルバムに収録されてる「リンゴ追分」の話。美空ひばりさんへの想いなど。 10曲目「リンゴ追分」2本のギターだけで素晴らしいアレンジを作っての演奏。ハコさんの歌唱も本当に素晴らしかった。今日の声量はここ20年のうちで最高だったかも。超ハイトーンも安定してた。 11曲目「横浜ホンキートンクブルース」この曲の前にもこの曲にまつわる話のMCがありました。定番のカバーナンバー。ギター2本の演奏でのこの曲もいいけど。1991年くらいのツアーでやってたようなバンドでの演奏もまた聴いてみたい。 12曲目「ヨコハマ」ずっと半音下げで歌ってた事に気付いて^^;元のオリジナルキーに戻したそうです。この曲も驚くほど声が良く出てる。ギターアレンジも最高です。 13曲目「BEETLE」やっぱりこの曲が今日、一番の感動!この曲は初めて聴いた時から凄く好きで今でも初めて聴いた時と同じ感動を味わえる。安田さんのGソロにも鳥肌だしハコさんの必死にかき鳴らすストロークにも感動!そして何よりもこの曲を歌ってる時のハコさんの顔が最高!聴く度に凄い名曲だと思う。この曲ならこれからずっとずっとライブで毎回歌ってもうれしい! 14曲目「気分を変えて」この曲の前のMCでこの曲が「カケラ」って映画で使われてる事を話してくれたり、その映画で流れるバージョンが1977年サンケイホールでのライブバージョンって話も笑いを交えながら話してくれました。声の調子は絶好調!ほんとに最近、昔のように凄く声が出るようになってうれしい。余裕もあるし何よりハコさんが気持ち良さそうに歌ってる。 15曲目「刹那の夢」前回の神戸でのライブのアンコールでもこの曲を歌ってくれてうれしかった事をアンコールの手拍子をしながら考えてたら今年もこの曲を歌ってくれた!この曲も強烈に感動でした。「BEETLE」といい、この曲といい本当にいい曲をどんどん作ってくれてうれしい。できれば「SODASUI」も聴きたかった・・・・・。良い曲だ・・・・歌詞もメロディもアレンジも素晴らしすぎる。 16曲目「会えない時でも」この曲を歌う前のMCは心をさらけ出すような、今まで話した事がないような話を聞かせてくえた。苦しかった頃の話を清々しい顔で話してるハコさんを見て心からうれしかったし、ずっと応援しようと改めて思えた。時には涙声になりながら声を詰まらせながら・・・・。今日も素晴らしいライブでした。今日ほどハコさんが普段、話さなかった事などを話してくれた事はなかったように思う。全16曲で3時間弱・・・それでどれほどハコさんがいろんな事を話してくれたのか分かると思う。聴きたい曲は山ほどあるけど・・・今日のセットリストでもじゅうぶん満足。次は映画「ヘヴンズストーリー」の大阪での舞台挨拶に来るハコさんを観に行こうかな。山崎ハコさんが出演する映画のチラシ昔のハコさんのコンサートパンフレットにはさんでたチラシ^^;コンサートパンフを懐かしく見てたら、もっと懐かしい大好きなアルバムの告知チラシがはさんであった。「光る夢」またライブで聴きたいなぁ。
2010年09月26日
遠藤賢司さんの1stアルバム。フォークシンガーと言う事になっていますが、自分はあまりそう思ってなくてジャンルに関係なく幅広く音楽を作ってる人ってイメージが昔からあります。このアルバムもフォークだとは思ってなかったし、今でもそう思っていない。1曲目「夜汽車のブルース」細野晴臣さんのベースと松本隆さんのドラムのリズム隊。そしてリードギターは鈴木茂さん。めちゃカッコいいリズム隊に遠藤さんのブルースハープが 絡むと強烈です!この曲はどう聴いてもフォークではないです^^;2曲目「ほんとだよ」アコギ1本と歌だけの演奏。ブラックサバスの「Solitude」のような響きとzep lllに入ってそうな雰囲気。でも、このアルバムの方が先なのが凄い。3曲目「ただそれだけ」この曲もアコギと歌のみなんだけど、この曲は更にZEP lll に入ってそうな雰囲気。ボソボソ歌う歌唱も惹かれるものがある。4曲目「君がほしい」 この曲はベースが鈴木茂さん、リードギターが細野晴臣さん。楽器を入れ替えてます。ドラムは松本隆さん。歌メロはこの時代の日本には珍しいようなロックなメロディです。5曲目「雨あがりのビル街<僕は待ちすぎてとても疲れてしまった>」この曲は1曲目と同じバンド編成。このアルバムで一番好きな曲。イントロのアコギの演奏がゾクゾクさせられるし、歌い出しからバンド演奏が入ってくる雰囲気もかっこ良すぎる。QUEENの1stに入ってそうな雰囲気。でもこっちの方が先なんで驚異です。6曲目「君のことすきだよ」アコギのスリーフィンガーで歌うフォークソングチックな曲。この曲も良い曲です。7曲目「猫が眠っている、NIYAGO」この曲のインパクトは強烈です。この曲を中学生の頃に初めて聴いてかなり衝撃でした。桂枝雀さんがラジオ番組で誰かがこの曲をかけたのを聞いてスタジオで気分が悪くなって吐いたって聞いた事があります。鋭い感性の桂枝雀さんだから何かがストレートに入ってきたのかも知れないです。12分20秒の長い曲ですが引込まれてしまうと、この曲の世界から抜け出せなくなりそうな錯覚に陥ります。凄い曲です。
2009年12月06日
山崎ハコさんの新譜が発売になりました。新たに録音されたセルフカバーとカバー曲。レコーディングメンバーは中島みゆきさんのバックとしても活躍してた島村英二さんやエルトン永田さんも参加!アコギは全曲もちろん、安田裕美さんです。1曲目「BEETLE」この曲は一番最近のシングル曲。ホントに名曲です。メロディーも歌詞もアレンジも絶妙に絡み合ってて感動を倍増してくれます。ハコさんの歌唱は絶品です!この前、ライブで聴いたときも強烈に感動しました。2曲目「ヨコハマ」この曲はハコさんの代表曲のような名曲。アレンジや演奏はフォークなんだけどこの曲はいつ聴いてもROCKを感じて鳥肌が立ちます。3曲目「白い花」この曲もライブでも定番の名曲。今、ライブで聴かせてくれるアレンジとほぼ同じ演奏です。4曲目「織江の唄」この曲も有名曲。この曲には特に思い入れもないのでアルバムを聴いても飛ばす事が多い曲。5曲目「新宿子守唄」劇団椿組08年夏「新宿番外地」の主題歌。この曲のアレンジはサーカスの後のような物悲しさを感じさせる絶妙なアレンジ。歌詞もシンプルなのに胸に刺さります。6曲目「あなたの景色」ベースを中村梅雀さんが弾いてます。感動的な大きな曲です。7曲目「リンゴ追分」美空ひばりさんの楽曲のカバー。ブルージーな雰囲気でシブいアレンジです。セリフも感動的です。その後のハコさんのスキャットとアコギのボトルネックの絡みは最高です。歌唱アレンジも最高。8曲目「横浜ホンキートンク・ブルース」この曲は昔からハコさんがライブでよくカバーしてた曲。エルトン永田さんのオルガン演奏が気持ち良い!ギターはCharさんが弾いてます。島村英二さんのドラムも絶品の気持ち良さです。9曲目「気分を変えて」この曲は何度もセルフカバーしてるけど、このバージョンが一番カッコいい。演奏は8曲目と同じメンバー。この曲でもエルトン永田さんはハモンド風の音を使ってます。ギターソロはCharさん。島村さんはずっとブラシで叩いています。これがまたカッコイイ!ちょい激しいめのCharさんのソロバックでも島村さんはブラシってのがかっこ良すぎる。15年くらい前にメタルアレンジでカバーしたバージョンも好きだけど、カッコ良さではこっちの方が上かな。10曲目「未来の花」ハコさんの全ての曲の中でもベスト5に入るくらいの名曲。今回のアレンジは打ち込みのアフリカンビートに合わせて歌ってます。このリズムめちゃくちゃ合うじゃないですか!オリジナルよりは少しテンポ落して大きなノリでアレンジされています。ライブでもパーカッションとアコギの演奏でやってほしい。ライブではベースがいるかな・・。11曲目「会えない時でも」ライブのラストはこの曲に定着。サバスやOZZYのパラノイド、QUEENのWE ARE THE CHAMPIONS 、みたいな曲^^;毎回ライブのラストはハコさんのこの曲で心が温かくなって会場を後にします。12曲目「飛びます」この曲も名曲の中の1曲。エルトン永田さんとCharも演奏してます。この曲ではエルトンさんはオルガン系の音じゃなくストリングス、PAD系の音を鳴らしてます。13曲目「BEETLE-アコースティックバージョン」こっちのバージョンも最高にカッコいい。この曲自体がホントに良い曲なのでどんなアレンジでも活かせる楽曲です。シングル「BEETLE」のカップリング曲の「SODASUI」もすっごい名曲です!!こっちも聴いて欲しい1曲です。ジャケットもかなり意味深っていうか凝っててデビューアルバム「飛・び・ま・す」のエレック盤のジャケットをアレンジした感じになってます。これは昔からのファンには涙もんです。エレック盤の「飛びます」の紙ジャケ裏ジャケも砂浜で同じようなダンガリーシャツ。
2009年11月05日
山崎ハコさんの今年発売されたリマスターシリーズの中の1枚です。このアルバムはLPでよく聴いたアルバムだったので初CD化+リマスターはうれしい限り。「幻想旅行」ってアルバムは「1」と「2」があって自分はこの「2」の方を比較的良く聴いてたと思う。ご当地ソングっていうか各地の風景や歴史や物語を曲にしています。1曲目「スコール」この曲は現在の中島みゆきさんのアレンジャーとしても有名な瀬尾一三さんのアレンジです。沖縄民謡とレゲエを合わせたようなしぶいアレンジです。ハコさんの歌い方も新鮮な歌唱法があったりします。2曲目「ばいばいことば」この曲も瀬尾一三さんアレンジ。中島みゆきさんの「幸せ」のアレンジに近い感じかな。この曲はライブでも聴いた事ある曲です。3曲目「海鳴り」ハコさん得意のブギーの曲。「港OUT」「ANOU」「気分を変えて」などに近いノリの曲です。ライブでバンド演奏で聴いた「港OUT」はめちゃくちゃかっこ良かった。4曲目「あんたの大阪」少しコミカルなアレンジは瀬尾一三さんです。この曲も凄い好きで楽しいハコの世界です。暗いだけのイメージを持ってる人も多いと思うけどハコさんの歌は元気もらえる曲の方が多いように思う。5曲目「ペンフレンド」この曲のアレンジもかなりカッコイイ。歌メロも凄く好きな曲。6曲目「港の景色」この曲はスローでジャジーなナンバー。この曲は神戸の歌だったかな。トランペットソロとか雰囲気最高です。瀬尾さんのアレンジです。7曲目「遠参り」お祭りアレンジでコミカルなアレンジです。8曲目「若草山」このアルバムで一番好きな曲。少し謎めいた歌詞も好きだしハコさんのソフトな歌い方も好きです。シンプルなアコースティックアレンジの静かな雰囲気から間奏の「しのぶえ」「和太鼓」「大皮」などの和楽器が入ってくる所とか毎回鳥肌です。アウトロも強烈にいい!9曲目「幻想旅行」やっぱりこの「2」の幻想旅行の方がカッコいい。ブギーナンバー。8曲目のアウトロの「しのぶえ」と能のキメが入ってブレイクして、この曲のイントロが始まるのがたまらなく良い!またバンド演奏でハコさんのライブが聴きたい。最近はずっとアコギ2本で回ってるのでバンド演奏で「SA・SU・GA」からの曲や過去の名曲をいっぱい聴きたい。「ララバイ横須賀.」「夢」「硝子の夕暮れ」「光る夢」「私が生まれた日」「雨に唄えない」「硝子のピノキオ」「人間まがい」「暗闇」「誰が呼ぶ」「小さな質問」「未来の花」「港O U T」「霧の朝」などのバンド演奏で歌うハコさんを聴きたいな。「SA・SU・GA」のアルバムからは全曲聴きたい!
2009年09月24日
1971年に発売された「三上寛の世界」が発売禁止になって1972年に新録曲を加え問題のあった楽曲をカットし曲順も大幅に変えて発売された「三上寛のひとりごと」が2ndアルバムだとしたら、このアルバムは3rdアルバムって事になるけど・・・。自分は2ndアルバムだと思ってますが・・・まあどうでもいい事で・・・^^;このアルバムはかなり強烈です。1stに収録されてて問題になった曲「ピストル魔の少年」よりもこのアルバムの楽曲の方が、かなりキツい曲だと思うけど。今日久しぶりに聴いて懐かしさはもちろんですが、新たな発見もあったりして新鮮でした。1曲目「あなたもスターになれる」イントロのSAXの音が強烈^^;灰汁の強い音色です。この曲は歌詞は大好きだししぶいROCKアレンジもたまらなく良い!2曲目「ひびけ電気釜!!」この曲は有名曲なので知ってる人は多いと思う。この曲もアレンジがめちゃくちゃカッコイイ。オリジナルの歌詞で聴けます。リレコーディングバージョンは歌詞をかなり変えています。3曲目「痴漢になった少年」この曲の歌詞も哀しい。この歌詞は大丈夫なんだ・・・^^;この曲もノリのいいアレンジが更に哀しさを感じさせます。4曲目「股の下を通りすぎるとそこは紅い海だった」この曲も中学生の時に聴いた衝撃は大きかった。哀しすぎる歌です。5曲目「パンティストッキングのような空」この曲は中学生の頃によくギターで弾き語りしてた^^;ちょっと変な中学生だったのかも知れない・・。この曲も哀しさと怒りを感じる名曲です。6曲目「一人の女のフィナーレ」好きな男に刺されて死んで行く女の歌です。この曲はさすがに中学の頃に弾き語りはしなかった^^;強烈な三上さんの歌の世界にすぐに引込まれてしまいます。7曲目「昭和の大飢饉予告編」「たかが言葉のオリンピックじゃねぇか」って子供の頃に凄く納得して感銘して聴いてた記憶がある。この曲の歌詞は表現が強烈過ぎる所も多々あるけど、感動できる大好きな曲のひとつです。8曲目「誰を怨めばいいのでございましょうか」この曲の歌唱は素晴らしすぎます。間奏から入ってくるフルートが大好きです。いつ聴いても凄い曲です。9曲目「夢は夜ひらく」藤圭子さんの歌った曲の三上さんバージョンです。歌詞はもちろんまったく違うけどこっちの歌詞の方がしっくり入ってきます。10曲目「故郷へ帰ったら」この曲でかなりホッと気持ちを休められる。軽快なアレンジだけど歌の中の哀しさは変わりませんが・・・。歌唱とアレンジがちょっと爽やかなので気分がホッとするのかも。11曲目「気狂い」ボーカルがダブルトラックで録音されてて、かなり効果的です。ずらして歌ってる部分とか大好きです。歌詞は強烈すぎます。これを聴いて涙してた中学生も怖いけど・・。12曲目「夜中の2時」この曲も哀しい歌です。辛辣な歌詞だけど何度聴いても感動できます。13曲目「五所川原の日々」カルネドールとかツルツネ書店とか変なリアル感があって頭の中でその場所を想像したりして聴いてました。14曲目「青森県北津軽郡東京村」歌詞の中の「酔っぱらいババアがギャーギャーわめいてた」って子供の頃によく行ってたさびれた繁華街でいつも見る光景だったのでリアルに想像できた。3コーラス目はその繁華街の横にある女衒の光景を浮かべて聴いてた。子供の頃にさびれた繁華街や女衒が家から歩いて10分もしない場所にあったのはいろんな経験が出来たり、いろんな人が見られて良かったと思う。15曲目「葬式」サビは津軽弁で「わいかつくつどしだ~」の連呼です。昔はまったく意味が分からずに、何か怖い言葉なのかと思ってた。「むしゃくしゃする」とかそういう意味なのかな。今でもハッキリとした意味は分からない・・・。
2009年09月17日
1990年11月12日即位の礼の夜にワンテイク一発録りでレコーディングされたアルバム。発売された当初はあんまり聴き込んでなかったけど、5年くらい前にCD棚から引っぱり出して来て聴いてみてどっぷりはまってしまったアルバム。三上寛さんと言えば「BANG!」「負けるときもあるだろう」「三上寛の世界」「ひらく夢などあるじゃなし」等がやっぱり代表作になると思う。自分は「青い炎 」も好きだし「このレコードを盗め!! 」もめちゃくちゃ好き。1曲目「俺が居る」このアルバムはAGとEGの弾き語り。歌詞の受け取りようは何通りもあるけど自分に一番はまった受け取り方して聴いてると泣けてくる。三上寛さんはパンクとソウルとロック、どのジャンルも含んでると思うし、どのジャンルともまったく違うとも思える。2曲目「黒崎平野」う~ん・・・この曲は何を歌ってるのだろう・・でも不思議に引込まれる曲。3曲目「信濃町姉妹」強烈な演奏です。歌唱は演奏以上に更に強烈です。歌詞の世界も鮮烈です。4曲目「地球半分の天皇陛下」この曲は凄く好きで物悲しさと失笑と皮肉に溢れてる名曲。ボーカルの存在感の凄さは圧巻です。5曲目「煙突」この曲もソウルフルな歌唱に圧倒されます。あんまり歌詞については個人の思いを書きにくいので・・・・。どの曲もだけど・・。6曲目「牛と長髪」この曲は酒呑みながら聴いてると自然に泣けてくる。言葉の重さと軽さを同時に感じさせられる曲。7曲目「二人の石油ストーブ」コミカルなナンバー^^;8曲目「踊る花帽子」この曲も何故か哀しくなってしまう曲。この曲も好きな曲。9曲目「ハチ公前」思う事はいろいろあるけど・・何て書こうか・・悩む。不思議と気分が落ち着く曲です。10曲目「六十九代目の映画」60年代~70年代のヤクザ映画の事を歌ってるけどちょっと怖い。「負ける時もあるだろう」が急に聴きたくなって来た。
2009年09月13日
三上寛さんを生で初めて観たのは京都円山音楽堂で行われた「宵々山コンサート」。たしか1981年だったかと思うけど、毎年、行われた野外フェスなので誰が何年に出てたかはっきり覚えていない。レギュラーって言うか毎年「高石友也とザ・ナターシャーセブン」が中心になって永六輔さんや杉田二郎さん、北山修さんらが準レギュラーって感じでした。この年は三上さんの他にたしか遠藤健司さんも登場。ちょうど「地球防衛軍」を発売した頃でこのアルバムから数曲聴けたのも印象に残ってる。でも、記憶がはっきりしてなくて違うかもしれません^^;自分のお目当てはナターシャーセブンはもちろんですが、北山修こと自切俳人とヒューマンズー!フェスの出演の時は演奏曲も少ないので仕方ないのですが、北山さんのきっついブラックユーモアが好きで数曲だけでも聴ける事が楽しみでした。で、三上寛さんですが、この時に初めて生で歌う姿を見て衝撃を受けました。曲は何曲も既に知ってましたが、歌ってる姿の強烈さとライブでの歌唱のインパクトに参ってしまいました。その後、数回、三上さんのライブには行ったりして感動させてもらってました。1曲目「そうさあの日の夜は」ギター、バイオリン、マンドリンで演奏される。哀しい曲です。レコ倫に完全に引っかかる部分は声を消されてしまってます。2曲目「泣けてくるよ」ブルージーでしぶい歌唱がカッコイイナンバー。この曲も凄く好き。3曲目「人間とは何か」この曲は中学生の頃に初めて聴いてショッキングだったのを思い出す。4曲目「せりふ」これは題名通りにセリフのみの曲。後に数々のドラマや映画にも出演していくのもわかる表現力です。このアルバムを出した時には既に映画にも出演してましたが。5曲目「オートバイの失恋」凄い早口の歌です。「このレコードを盗め」ではまったくアレンジを変えて収録されてます。6曲目「あっぱれ あっぱれ ~池田福男さんに捧げる~」お祭り調のナンバー。7曲目「三上工務店が歩く」この曲はこのオリジナルバージョンの方が好き。これはホントに名曲。アレンジもかっこ良すぎる!8曲目「関係」ドロドロとした男と女の世界を歌わせたら右に出る物はいないと思うほどにこの曲も強烈なナンバーです。9曲目「花子と太郎の恋物語」ボーカル、ギター、マラカスで構成されてる演奏。歌詞は感動的。10曲目「海」「このレコードを盗め!!」にもアレンジを変えて収録された曲です。この曲もこっちのバージョンの方が好きです。11曲目「自己嫌悪のサンバ」サンバパーカッションとフルートとギター。何かすごい世界です。12曲目「さようならと手を振って」このラスト曲はイタリア映画で流れそうなベースラインのしぶさと三上さんのボーカルのしぶさで強烈なナンバーになっています。このアルバムで一番好きな曲。三上さんの名盤がどんどん紙ジャケでリマスターされて発売されてうれしい限り。久しぶりに三上さんのライブ見たいな。やってるのだろうか・・・?
2009年09月10日
このアルバムがCD化されてるなんて知らなかった!今日、大阪のCD屋で見つけて即買い!三上寛のアルバムが他にも紙ジャケで発売されてて1975年作品「寛」も一緒に買いました。強烈に毒のある歌詞と歌唱で昔から大好きなアーティストです。このアルバムは一応、ベストアルバムと位置づけされてるけど全く違う楽曲のように生まれ変わっててレコードを最初買って来て聴いた時はびっくりでした。元々はフォーク色の強いアレンジだったのですが、このアルバムではソウル、プログレ、R&Bなどの派手なアレンジで収録されています。歌もより派手になっています^^;1曲目「オートバイの失恋」初めてレコード針を落して流れて来たイントロを聴いて、レコードの中身が間違ってるのではないかと疑ったほどです。アコギで早口で語るように歌ってたのにこのアレンジは凄い事になってます。ボーカルもめちゃくちゃカッコイイしアレンジ、演奏とも素晴らしい。2曲目「Bang!」三上さんの絶叫を存分に楽しめるナンバーです。アレンジは強烈なソウルになっててボーカルも強烈にソウルフル!3曲目「海」この曲は美しいアレンジのバラードです。酒を呑みながら聴いてると更に胸に沁みます。4曲目「夢は夜ひらく~あしたのジョーなんかきらいだ」この曲のアレンジが山崎ハコさんの「幻想旅行」に似ています。藤圭子さんの歌でも有名な曲です。歌詞はまったく違いますが。5曲目「なかなか~なんてひどい唄なんだ」プログレテイストが効いてる不可思議なアレンジ。この曲も凄い好きな曲で昔、良く聴いてました。ドラマチックな三上さんの語りには今でも感動です。6曲目「三上工務店が歩く」この曲も元歌と歌詞が少し変えられています。この曲の歌詞はレコ倫に引っかからないと思うのですが・・・。ボーカルが絶品です!7曲目「パンティストッキングのような空」この曲も三上寛さんの名曲の一つです。感動的な歌詞が心に突き刺さります。8曲目「ひびけ電気釜」この曲は歌詞をかなり変えられていて勿体ない。元歌詞はレコ倫にまともに引っかかると思うけど・・・。昔はあの歌詞で発売できてたのに。冒頭の歌詞が変わってしまってる事で情緒が半減してしまう。ここまで歌詞を買えないといけない理由がわからない。「風呂屋のばばあの・・・」の部分は無理だとしても・・・でも、ボーカルの強烈な存在感はオリジナルバージョン以上です。9曲目「最後の最後の最後のサンバ」「止まらないで、欲しい物は、どうにもとまらない山本リンダと腕時計」久しぶりにこのアルバムを聴いて感動して、CD化されてる昔のアルバムを聴きたくなってきた。「夜中の2時」「気狂い」とか強烈なナンバーも大好きだけどもっと当たり前の日常を歌ってる曲も素晴らしい曲がいっぱいあります。
2009年08月17日
初CD化されて早速、買って聴いてました。LPではなかなか聴かないので、このアルバム自体、聴くのはかなり久しぶりでした。このアルバムの他、1982年発売9th「幻想旅行 ll 」1981年発売7th「茜」が初CD化、1983年発売11th「風の色」は廃盤になっていたのが再リリース。4枚ともHQマスタピースでリマスターされてます。「風の色」のCDは発売当初に買って持っていましたが、今回のと聴き比べてみた所、音圧が上がっていて低音も深みがあり、かなり音質は向上しています。この4枚は廃盤になる前に買っておいた方が良さそうですよ。10th「硝子の景色」を飛ばしてCD化してるのが残念。これを機に「流れ酔い唄」「人間まがい」「歩いて」「ダージリン」も是非!CD化して欲しい。1曲目「幻想旅行」この曲は1990年のコンサートツアー時に毎回、歌われていました。アレンジはこっちの方ではなく「幻想旅行 ll」のバージョンと歌詞で歌われてました。「幻想旅行 ll」とはアレンジもかなり違うので聴き比べてみるのも楽しいですよ。カッコイイROCKアレンジでブラスも効かせていて派手に作られてます。個人的には「幻想旅行 ll」のアレンジや歌い方の方が好きですが、こっちも久しぶりに聴いて感動でした。2曲目「北北東」このアルバムは東日本の各地をテーマにしています。「ll」は西日本の各地を唄にしています。この曲もしぶいロッカバラードでハコさんの得意とする一つのパターンです。3曲目「終点まで満員」柔らかい感じのフォークナンバー。ハコさんの歌声も柔らかく気持ち良い。4曲目「東北・都」少しコミカルなアレンジと歌唱で小気味良いリズムで楽しめる曲。5曲目「雪の道」この曲が昔から好きで何度も聴いてました。たしか「光る夢」が発売された時のSABホールでのリサイタルで歌ってくれたように思います。スクラッチノイズのまったくない音で聴ける事に感動!6曲目「サンクチュアリーへ」このアルバムの中で一番好きな曲。ブルージーでしぶいアレンジ。7曲目「港の歌」ラテンリズムで軽快に出来上がってる曲です。この曲でもカッコいいハコさんを楽しめます。8曲目「さくら」哀しく怖さも感じる曲。この曲も凄く好きでよく聴いてた。9曲目「歌は旅」8分の6のカントリー調の曲。ホンキートンクピアノの響きも心地良い。10曲目「旅路」アバンギャルドなイントロは強烈なインパクト。この曲も凄い名曲で何度聴いても感動します。メロディーも美しくハコさんの歌唱も素晴らしい。
2009年03月24日
久しぶりに山崎ハコさんのLIVEに行ってきました。今日のハコさんは最近観た中で一番元気そうだったし声もよく出てた。素晴らしい歌をいっぱい聴けて最高でした。1曲目「オーディション」この曲が1曲目って珍しいし驚かされた。サビの力強い高音も完璧で気持ち良かった。1983年発売のアルバム「風の色」のラストに収録されてる曲です。ちなみにこの「風の色」ってアルバムは一度CD化されてたけど廃盤になってました。今月の18日にリマスターされて再発が決まってます。2曲目「橋向こうの家」この曲は有名な曲で人気曲でもあります。1975年発売の1st「飛・び・ま・す」に収録。ギターも凄く安定してて演奏も歌唱も素晴らしかった。歌った後のMCでこの曲が出た当初は放送禁止だった事などを話してくれました。3曲目「織江の唄.」ここまではハコさん一人での弾き語りでしたが、この曲からギターに安田裕美さんが登場して更に演奏クオリティ-がアップ!この曲は誰もが知ってる有名曲。4曲目「白い花」この曲もライブでは定番曲なんだけど、今日の演奏は今まで一番素晴らしかったように思う。間奏、エンディングも少し変えてて二人のギターの息もピッタリで美しい演奏でした。歌唱もその演奏に比例するように素晴らしい伸びやかな声で感動しました。5曲目「てっせん子守唄」この曲は特に凄く好きだから何回聴いてもうれしいし感動します。1984年発売の「てっせんの花」に収録され2006年にはリレコーディングされシングルとして発売されています。6曲目「懺悔の値打ちもない」この曲はカバー曲で2008年に発売された「歌鬼(Ga-Ki)~阿久悠トリビュート~」に収録された北原ミレイさんが歌った曲。幻の4番も歌って完全版で収録されてます。ライブでも感動でした。7曲目「ニューシネマパラダイスのテーマ」この曲は安田裕美さんのギター演奏。生命保険のCMで安田さんが弾いたこの曲が流れていました。8曲目「What a Wonderful World」ルイアームストロングの曲のカバー。訳詞をたしかハコさん本人のもの。9曲目「100万本のバラ」あの有名な訳詞とはまったく違う歌詞です。女優の渡辺えりさんがいろいろ取材してこの曲の実話を元に訳詞しなおしたもの。ハコさんも一緒に訳詞したらしいです。これは圧巻でした!前にも聴いた事はあるけど今日のは最強に素晴らしかった。セリフも入って感動的なストーリー仕立てのシャンソンナンバー。10曲目「横浜ホンキートンクブルース」この曲もハコさんはよく歌うカバーです。11曲目「SODASUI」この曲が聴けると思ってなかったので最高にうれしかった。この曲はシングル「BEETLE」のカップリング曲。大好きな曲。12曲目「BEETLE」続いてそのBEETLE!この2曲はホントに好きで最近のハコさんの素晴らしさが良く出てる名曲です。13曲目「気分を変えて」この曲も超有名曲。激しいナンバー。14曲目「飛びます」1stアルバムタイトルナンバーでもある名曲。アンコール15曲目「刹那の夢」2004年シングル曲。この曲も聴けてうれしかった。最近発表するハコさんの曲はどれもホントに良い曲が多く、この曲も名曲です。ライブで聴いて更に良さが倍増しました。16曲目「会えない時でも」この曲はライブのラストに必ず歌われるナンバー。10年前くらいからだったかな・・・。2006年発売のベスト盤「歌いたいの」のラストに初収録されています。
2009年03月14日
2004年に発売された山崎ハコさんのシングルです。1曲目「刹那の夢」ゆったりと大きな曲で癒されるナンバーです。アレンジも静か過ぎず派手過ぎないこの曲に一番良く合ってる感じでハコさんの歌声を活かし切ってる素晴らしいアレンジです。2曲目「稲の花」少し前に書いた「なわとび」の2曲目に収録されてた曲のリレコーディングですがアレンジは大幅に変えていない。2コーラス目後の間奏が少し豪華な音になっている^^;この曲は凄く好きな曲なので別バージョンが聴けたのはうれしかった。3曲目「刹那の夢 ~劇場Version~」この曲は前進座特別公演「まんだら茂平次」の主題歌でこのバージョンが劇場では使われたらしい。このバージョンのベースは芝居の主演でもある中村梅雀さんが弾いている。どっちのアレンジも甲乙付け難い素晴らしいアレンジです。
2008年10月03日
山崎ハコさんの最新シングルです。最新って言っても発売されてから数ヶ月、経っていますが・・。英語のタイトルと曲の雰囲気があの名アルバム「SA SU GA」に入っていそうな感じで少しロックテイストも感じられる名曲です。1曲目「BEETLE」歌詞もメロディーもアレンジも洗練されててストレートに感動が伝わる曲です。「♪ふるさとは東京~」って歌詞で始まるのも不思議なインパクトがあります。バンド演奏でのライブで聴きたい曲です。2曲目「SODASUI」ブルージーな少しDARKな曲。この手の曲はハコにまかせとけ!て感じで良い曲のオンパレードです。アレンジもMIXも凄く気に入っています。歌唱も情感が浮き立ってて最高です。少し低めの歌唱はやっぱり絶品です!高音の突き刺すような歌唱も魅力的だけど低音~中高音を感情豊かに歌うハコさんは強力です!今年は神戸でのコンサートに行けなかったので(あとで知ったので><)早くまた生の山崎ハコさんの歌を聴きたいです。絶えずチェックしていないとまたコンサートがある事に気づかずに終わってしまいそうなので要注意です・・・^^;
2008年09月28日
久しぶりにハコさんのこのアルバムを聴いてました。このアルバムは地味な扱いになってるけど隠れた名曲が多いアルバムでもあります。ライブで歌う曲はほとんどないんだけど今のハコさんの歌で聴きたい曲も多いアルバムです。1曲目「着物」ボサノバのリズムと和音階の出会いが気持ち良い曲。歌入りからは和物的ではなくおしゃれな楽曲です。ライブではたしか一度だけ聴いた事あったような・・・。凄く好きな曲です!2曲目「稲の花」タイトルが「着物」とか「稲の花」とかかなり和物のイメージかも知れないけどこの曲も美しく感動的な曲です。曲自体は和のイメージはそんなに強くありません。歌詞は日本的な情景が浮かんでくるような言葉が繋がって行きます。この曲も良い曲です。3曲目「夜明まで」ハコさんらしい楽曲の一つです。織江の唄にも出てくる「ボタ山」も歌詞に登場。4曲目「あとの祭り」完全な和物曲です。和太鼓と打ち込みと笛のコラボである種凄いプログレな曲。この曲も何か惹き付けられる魅力がある。5曲目「なわとび」わらべ歌のSEから始まる美しく静かな楽曲です。SABホールだったかのコンサートで歌ったような記憶が・・・。6曲目「夢色電車」この曲が急に聴きたくなって、このアルバムを聴いたんだけどやっぱりこの曲凄く良い!この曲なんか特に今のハコさんの声で聴いてみたい。7曲目「風旅行」明るくアップテンポな楽曲。「気がかりなのは鉢植え 枯れないでいて」って所が何故かいつも変に感動してしまう。8曲目「風の街」ロッカバラードの名曲です!独特なハコさんの節回しもたっぷり聴ける曲。バンド演奏のバックでこの曲を生で聴きたい。9曲目「ことば」シンプルなアレンジにばっちり合ってる曲です。AG2本のダビングと軽くローズの和音が重なる程度のシンプルさで、この音の世界に引込まれてしまいます。10曲目「空へ」ラスト曲らしい静かで哀しく優しさのある曲です。受け取り方の違いで非常に哀しい曲にもなってしまう曲です。「二人で広い空を とぼうね きっと」の歌詞が重要なのかな。「とぼうね」が平仮名なのと「きっと」に大きな意味があるように思う。楽曲自体のアレンジも素晴らしく大好きな曲です。
2008年09月24日
毎年、神戸の酒蔵で行われてる山崎ハコさんのコンサートに今年も行ってきました!このホール舞台が低くてホントに見にくいんだけど音はそれなりにいい感じで聴けます。舞台をあと20センチ高くすれば後ろでもハコさんの顔もよく見えるんだけど・・・。今日はかなり定番的なセットリストでした。でも今日のハコさんの歌は声も凄く伸びて抜群でした!1曲目「望郷」デビューアルバム1曲目のこの曲からスタート。ハコさんと旦那さんでもある安田裕美さんの2本のギターの演奏。安田さんのアコギはいつ聴いても沁みる。2曲目「織江の唄」この曲も最近よく演奏される曲。3曲目「白い花」この曲もかなり頻繁にセットリストに入る曲だけど、今日の「白い花」は何か特別に滲みた。4曲目「三日月」この曲は久々かも。「私が生まれた日」の6曲目。この曲好きだからうれしかった。驚く程に声が伸びてた。5曲目「島原地方の子守唄」今回もアカペラで歌った。今日は特に迫力があった。6曲目「てっせん子守唄」5曲目と繋げて歌うのは最近多い。この曲も凄く好きだからまた歌ってくれてうれしかった。7曲目「男と女の部屋」この曲ははじめて聴く曲。同タイトルの劇画のテーマ曲。作詞は阿久悠さん。この劇画の作も阿久悠さんで画は上村一夫さん。かなり重い曲で演歌っぽいのですがこれもまたかなり心に沁み入る歌でした。8曲目「ニューシネマパラダイス」安田裕美さんのギター演奏。これも凄く良かった!!9曲目「海の子供」ポルトガルの歌をハコさんが訳詞して歌ってる曲。この曲は何度聴いても感動する。ハコさんの独特の身振りも感動的。凄い発声で歌う曲でもあります。10曲目「この素晴らしき世界」ルイアームストロングの曲。歌詞を女優の渡辺えり子さんと一緒に訳したそうです。この曲もここ5年前くらいからよく歌っている。11曲目「横浜ホンキートンクブルース」この曲は1990年辺りからよく歌うようになった曲。ライブハウスツアーをやってた頃は絶対セットリストに入ってた。12曲目「ヨコハマ」今日のヨコハマは凄かった!こんなに迫力のあるヨコハマは久しぶりかも。13曲目「未来の花」この曲はセットリストから外れるのは考えられないくらい最近の中でも超名曲です!迫力は凄かった。14曲目「気分を変えて」この曲は定番。ブラックサバスで言うとパラノイド、QUEENNで言うとWE WILL ROCK YOU、マッドヴェインで言うとDIG・・・^^;15曲目「今日からは」この曲が本日のサプライズ的な曲!この曲が聴けて最高だった。この曲は「流れ酔い唄」の7曲目に収録されてる名曲!凄かった!何十年ぶりに生で聴いただろ?<<アンコール>>なんだか変な人が急にステージに上がりハコのマイクの前に座って何やらしゃべり出した・・・。コ・・コワイ・・・。でも係員が連れて行った^^;16曲目「呪い」ハコさんが「リクエストあります?」って聴いたら誰かがこの曲のタイトルを言った。本気で聴きたかったのギャグ感覚でこの曲を言ったのか・・・。この曲は好きだけど何か違う意味で捉えられてる事が多いのが残念。「釘を打つ」ではなく「釘を刺す」の意味をハコさんが語ってくれた。わら人形になら釘を打つ。釘を刺すって言う意味は自分に釘を刺すって意味を含んでいる。別に頭にロウソクを立ててわら人形に釘を打ってるだけの唄ではない・・・。でも生で聴けたのは貴重。17曲目「会えない時でも」再びフルバージョンで歌ってくれた。この曲は最後に歌われると毎回、ハコさんの優しい人間性とか大きさとかを感じてジワッとくる。それにしても今日のハコさんの歌唱は最高でした!安田裕美さんのギターも美しく素晴らしかった!ライブあとにCDを買った人、全員にサイン会をしてくれた。100人以上の人が並んで一言二言会話をさせてもらってサインを貰った。自分ももちろんサインを貰った。大好きな曲のタイトル「光る夢」と横に書いてもらった。元気で年々美しくなるハコさんに今日は圧倒されました。最高でした!
2007年10月27日
1990年にオンエアされた山崎ハコさんのFMでのライブ。来月27日に1年ぶりに神戸でライブがあります。チケットも買ったし、またハコさんの生の歌声が聴けるのは楽しみです。セットリストもどんな曲をやってくれるか楽しみ。このFMライブは1990年のライブハウスツアーの短縮版です。ライブツアーではこの10曲の他にこの時の最新アルバム「SA・SU・GA」から超名曲の「城」や「ベンジャミン・パラダイス」も歌ってたし過去の名曲から「ララバイ横須賀」や「ハーモニカ吹きの男」等もセットリストに入っていました。1曲目「ブリキのマーチ」この曲のライブ音源が残った事がうれしい。ハコさんの全ての曲の中でベスト10に入るくらい好きな曲。アレンジも良いしメロディーも歌詞も素晴らしい。ROCKなハコさんもまた復活してほしい。2曲目「黒い翼の天使」アルバム「SA・SU・GA」から曲順通りの1曲目2曲目。この流れは最高です。バックバンドはEG、EB、Dr、Keyとハコさんのアコギ。かなりの爆音でこのライブツアーは演奏してて凄かった。Gソロもかなり凄いです。3曲目「幻想旅行」1981年発売アルバム「幻想旅行」のタイトルナンバー。ハードなブギーの曲でアルバムのアレンジよりかなりHEAVYになっている。最高です。ハコさんのボーカルもアルバムとはまた違う歌い方でカッコ良すぎ!4曲目「SA・SU・GA」アルバムのタイトルナンバー。軽い感じのロック。楽しそうにギターをかき鳴らすハコさんがずっと目に焼き付いてる。5曲目「灰色の街」松田優作さんの曲のカバー。かなりHEAVYな仕上がりでハコさんのボーカルもめちゃブルージー!シャウトもすげー。Gソロもしぶしぶ!6曲目「Don't Cry My Love」アルバム「SA・SU・GA」の中で秀逸のバラード曲。ここまでは激しめに歌うハコさんでこの曲は優しく語りかけるように歌う。このバラードもハコさんの曲の中でベスト10に入るくらい好き。7曲目「ANOU」この曲は先行シングルになった。シングルとアルバムではバージョンが違いシングルの方が音が硬くHEAVY。この曲なんかHEAVY METALって言っても良い程に過激なサウンドです。この曲をライブで聴く度にゾクゾクしてました。この曲もライブ音源が残ってかなりうれしい!Gリフも強烈です。8曲目「港OUT」この曲もブギー調のハードなナンバー!1983年発売「風の色」からの曲。アルバムよりもテンポはかなり速めでめちゃくちゃカッコいい。ハコのシャウトも決まってる。9曲目「気分を変えて」これは今でもライブではお馴染みの曲。1コーラス目をハコさんが一人で弾き語り、2コーラス目からバンドサウンドになる。この切り替わる所がかなりゾクゾクです。この曲はBLACK SABBATHやOZZYのソロで言うと「PARANOID」的な扱いの曲。10曲目「夢荒野」アルバムでもラストに収録されてる曲。明るいロック。メロディーも素晴らしく気持ち良い曲です。またいつか、この頃のようなROCK LIVEも聴かせてほしい。ギンギンのギターサウンドとドッカンドッカンのリズム隊の中で突き抜けるハコさんのボーカルは最高にカッコ良かった。でも今ずっとやってるギター×2のスタイルもかなり好きなんだけど。ギター×2だとやれる曲が偏ってくるのは残念だけど。
2007年09月26日
サイモン&ガーファンクルのアレンジでも有名なジミー・ハスケルさんを弦アレンジに迎えてロサンゼルスでレコーディングされたアルバム。グレープを解散後2枚目のソロアルバム。1曲目「最終案内」イントロから素晴らしい弦の舞い上って行くような音に感動する。ジェット機の実音を使う予定だったのをジミーさんのアレンジで弦の音に変えたそうです。凄い効果的でそれだけでも感動します。曲もアルバム1曲目に相応しい曲だし演奏も素晴らしい。松原正樹さんのギターソロも良い!2曲目「つゆのあとさき」この曲は凄い名曲です!楽曲もアレンジも歌唱も素晴らしい。何と言っても弦の音の素晴らしさに惹かれる。コンサートで生で何度かこの曲を聴いた事あるけどイントロだけでもジーンってしてしまう。3曲目「飛梅 <とびうめ>」この曲も凄い名曲。1979年に発売されたライブアルバム「随想録(エッセイ)」にも収録されていて「つゆのあとさき」と共にライブ後半に感動的に盛り上げる曲。アコギの録り方も素晴らしい音です。ドラムは村上秀一さんがこのアルバムのほとんどを叩いてます。4曲目「きみのふるさと」この曲も有名曲。アップテンポなノリのある曲でさださん独特のコード進行やアレンジに引き込まれる曲。ライブアルバムでも最初の方で歌われていた。5曲目「思い出はゆりかご」このアルバムの中では地味な存在な曲だけど・・・この地味な存在の曲こそ聴き込めばさださんの曲の良さが更に分かる事が多いような気がします。この曲の弦も最高。6曲目「セロ弾きのゴーシュ」このアルバムでダントツに一番好きな曲。サンーサーンスの曲をイントロに使ったりと感動的な構成で完璧に出来上がってる曲だと思う。それにしても良い曲だぁ~!7曲目「もうひとつの雨やどり」シングル「雨やどり」のアンサーソング的な曲。「雨やどり」と続けて聴けば感動は増します。8曲目「吸殻の風景」シングルヒット曲。このシングルのB面が「もうひとつの雨やどり」軽快な曲でコンガの音も気持ち良い。アコギの音も素晴らしい。この曲はライブでの演奏でも盛り上がる曲。9曲目「桃花源」この曲の作曲は中国の古い人で作曲者不明と言われてた曲。素晴らしいメロディーに美しいアレンジと気持ち良いさださんの歌唱で創り上げられた名曲。シングルカットもされた。10曲目「晩鐘」アルバムラスト曲。少し重く悲哀を感じる名曲。この曲も大好きで良く聴いてました。サビのメロディーを聴いてるとこの人は天才だって思ってしまう。ボーナストラック「雨やどり」リマスター盤にはシングルのこの曲が収録されている。毎日聴くわけじゃないけど、たまにさださんのアルバムは聴きたくなる。その時はいつも何を聴こうかと悩んで決めるまでにジャケットをいろいろ何度も見てしまいます。今日は「風見鶏」を聴いてみたけどやっぱり凄くいい。「古くさい恋の唄ばかり」ってアルバムと最後まで迷ってた・・・。
2007年05月20日
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