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森進一さんの1994年発売のシングル。1993年シングル「わるいひと」あたりから、森進一さん本人の作曲作品が多くなりました。本人作曲作品をシングル化した最初は1980年「酒場舟」ですが、この時はペンネームを使っていました。1989年「指輪」からが本格的に作曲活動が始まったように思います。1曲目「うそつき」作詞 たかたかしさん 作曲 森進一さん 編曲 馬場良さん森さんの作曲作品はオーソドックスな演歌作品が多く、誰もが取っ付きやすい作品になってるように感じます。アレンジもモロ演歌で使う楽器をフルに使って演歌の王道のフレーズの連続です。演歌を聴きなれない人にはどれも同じじゃないか!って思うのは分かる。でも、この似てるようなフレーズの連続が心地よかったりするのが演歌かも知れません。ブラックメタルやデス系でも王道のリズムやフレーズやリフがあるのと似てるように思う。この曲は森さんのオリジナル曲にしては歌いやすい方だと思う。音域も森さんにしたらそんなに広くないし、カラオケでも歌いやすいのを意識してるのかも。2曲目「にわか雨」作詞 たかたかしさん 作曲 森進一さん 編曲 竜崎孝路さんイントロはロッカバラード風なEギターのフレーズから始まります。歌入りからは、ほぼオーソドックスな演歌アレンジとメロディです。Eギターのオブリがやや派手に入ってる所は個性になってる。メロディやアレンジ的にはこっちをA面扱いにした方が良かったような気がする。タイトルのインパクトは「うそつき」の方があるけど・・・森さんの作曲作品のみで構成されてるアルバムもあります。アルバムでは演歌色強めな曲だけじゃなく、幅広く作曲しています。ポップス寄り、ロック寄り、ブルース寄りの「ウイスキー色の街で」「ライラ ライ」「モロッコ」「恋月夜」「東京物語」「湯けむりの町」「狼たちの遠吠え」「劇場の前」「さらば青春の影よ」などの曲も最高なのですが、演歌の基本を守ってるナンバーもかっこいい曲が多い。この頃のシングルは歌詞カードの裏にあて振りの振付けが掲載されてました。(演歌調の楽曲の時だけ)女の正面踊り ハンカチを用意してください。^^;大衆演劇のミニショーなどで演歌の曲を使ってあて振りするのとかにも使われてるのかも。
2015年04月23日
阪神淡路大震災から20年。20年前のこの時間、何をしてたかと思い出すと・・・柱が傾いて壁が崩れ落ちた家で凍えるようなすきま風の中、両親とともに固まるように寝転んでた。どこからか消える事のないガスの臭いを不安に感じながら眠れなかった。家具が全て倒れた手の付けようがない部屋の中に飼ってた猫の声が聞こえた時は奇跡に感謝した。倒れてきた何かに押し潰されてると思ってた。猫も怯えてしばらく声が出せなかったのか、ショックで気絶してたのかは分からない。ただ、元気にエサも食べてくれたし水も飲んでくれた。その猫は次の年のクリスマスイブに18才で亡くなった。1月18日、夜があけて状況も次第に把握してきて友人の死や、知り合いの死を知る事になる。あの震災がなければ今はまったく違う人生を送ってるはずだった。でも、現状もそれなりに満足してるから、これはこれで良かったのかもと・・この曲は2007年に森進一さんが歌手生活40年の節目に時に発表した曲。シンプルな歌詞にシンプルなメロディ。竜崎孝路さんの編曲が美しい曲です。1曲目「人生ひたすら」この曲での森さんの歌唱は力を抜いて、つぶやくような印象。良い曲です。スモーキーな森さんの声質もこのシンプルな曲を何倍もドラマチックにさせている。この曲はアルバムバージョンもなかなか良い。2曲目「時代の河よ」カップリング曲はロッカバラード調で強い意志を前面に押し出した名曲です。「沈む木の葉もあるだろう 浮かぶ小石もあるだろう」って歌詞が発売当時から心に残る。iTunesで「人生ひたすら」のシングルを流すと、続けて「悲しみの器」が流れ出す。森進一さんの楽曲の中でとにかく「悲しみの器」が一番好きです。この「悲しみ器」はもっと森さんも歌い続けるべきだと思う。森さんの歌唱もアレンジも、もちろん谷村新司さんの歌詞も曲も素晴らしい。谷村新司さんが他のアーティストに提供した楽曲の中では「いい日旅立ち」などの有名な曲よりも、この「悲しみの器」はもっと深く心に響く曲だと思う。シングル「悲しみの器」のカップリング曲「Golden Days(黄金の日々)」も最高です。
2015年01月17日
森進一さんのアルバムは全て持ってるわけじゃないけど、このアルバムは印象深い物でした。全曲、森進一さん本人の作曲です!作詞も1曲書いています。やっぱり歌い手本人が曲を書いているのには惹かれる。森さんの作曲の曲はシングルでも多いのですが、アルバム全曲というは珍しい。1曲目「女恋港」この曲は作詞、作曲、森進一さん。リードトラックでシングルカットされました。良質な古き良き演歌の世界そのもので納得の森ワールドです!2曲目「しのび逢い大阪」この曲も演歌ナンバーですが、「女恋港」とはまた違う世界です。八代亜紀さんが歌ってもバッチリはまると思う。3曲目「雨の夜」昭和40年代の演歌の世界のようです。むせびなくSAXのイントロとかリズムアレンジも昭和の日本映画に流れてきそうなナンバーです。4曲目「金木犀よ」この曲は作詞、秋元康さんでアレンジが若草恵さんなので演歌の世界よりも90年代歌謡曲のような洗練されたメロディとアレンジです。5曲目「遠い子守唄」この曲も4曲目と同じブレーンで作られた曲。昔よく森さんが歌ってたアダモのような感じもする世界です。名曲「冬の旅」を思い出す一瞬もあります。6曲目「花火」この曲は作詞が売野雅勇さん、アレンジは竜崎孝路さん!竜崎孝路さんと言えば天地真理さんの大ヒット曲の数々を編曲した天才アレンジャーです。ふたりの日曜日、若葉のささやき、空いっぱいの幸せ、恋人たちの港、恋と海とTシャツと、想い出のセレナーデと天地真理さんを代表する曲を多く編曲しています。「想い出のセレナーデ」の次のシングル「木枯らしの舗道」ではB面「ブランコ」を編曲。「若葉のささやき」のB面「海にたくした願い」のアレンジとかめちゃくちゃ良い!この「花火」って曲はややロックっぽいナンバーです。7曲目「約束」この曲も編曲は竜崎孝路さんです。今度はモロ演歌を創り上げています。森さんの書いたメロディもキャッチーですぐに覚えてしまえる曲です。8曲目「しのび宿」この曲も演歌ナンバー。歌唱に関してはこの曲を歌う森さんの声が一番良いと思う。9曲目「今度生まれる時には」この曲は昭和の良質な歌謡曲!って感じです。このアルバムの中でだんとつに一番好きな曲です。森さんの歌唱もカッコいいし、メロディも秀逸です!作詞は売野雅勇さん、そして編曲は竜崎孝路さん!10曲目「あっという間」ラスト曲はコンサートのラストに歌えばバッチリな感じな曲。ロッカバラードっぽい歌謡曲ナンバーです。紅白歌合戦はやっぱり「年上の女」で少し茶化された感じになって残念。一番新しいシングル曲の名曲「えにし」を歌ってほしかった!「年上の女」と発表された時にああなることは何となく予想出来たけど…残念すぎる。「北航路」とか久々に歌うのも良かったと思おうし、誰でも知ってる曲の中から選ぶのなら「冬の旅」「それは恋 」「雨の桟橋」「さざんか 」「命あたえて 」「ゆうすげの恋」とか何でもあったのに。「年上の女」は嫌いな曲ではないけど、初期のヒット曲の中では特に良いとは思わない曲。
2015年01月03日
来年のデビュー50周年に向けてのシングル。この曲は1984年発売の「ふたり坂」のカップリング曲(両A面)として既に発表された曲です。新たに歌い直したバージョンで今年の9月に発売されました。1曲目「えにし」森進一さん自身の作曲作品です!今年の紅白歌合戦はこの曲を歌ってくれると期待してたのに・・・何で今頃「年上の女」?今年お笑いで流行った「ダメよダメダメ」の元になってるってだけで「年上の女」になったのなら残念すぎる。「えにし」を歌うべきだった。「年上の女」だったら同時期の大ヒット曲「港町ブルース」「望郷」「くちべに怨歌」「旅路のはてに」「冬の旅」「雨の棧橋」「あゝ人恋し」などの方が聴きたかった!テレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」で「えにし」を歌ってくれるのならうれしいが・・・この曲はオーケストラに和楽器を多く加えた豪華なアレンジと演奏です。1984年バージョンよりもやや力強く歌ってる印象です。オケは多分1984年と同じ物を使っていますが、音質は1984年版よりもずっとクリアで良くなっています。2曲目「夢という名の女」この曲も以前に発表された名曲です。1980年11月に発売された阿久悠さん作詞、浜口庫之助さん作曲の名曲のリメイク。この曲もオケは同じ物を使用しててボーカルだけ新たに歌い直しています。この曲の方が「えにし」よりも歌唱の違いがよくわかります。オケのリマスターも素晴らしく高音がクリアになり低音の響きも良くなってます。ボーカルが1984年よりもずっと前に出てるのも良い!紅白歌合戦で歌ってほしかった。1984年版のCD
2014年12月28日
森進一さんの2000年発売のシングル。この前に書いたド演歌シングル「終列車」の一つ前のシングルです。1曲目「ウイスキー色の街で」作詞 岡本おさみさん/作曲 細野晴臣さんbluesyでムードのあるナンバーです。ウッドベース、ピアノ、SAXと軽くスイングするドラムの演奏に森さんのジャジーなボーカルが乗って最高です。2曲目「千年純情」作詞 木下竜太郎さん/作曲 西條キロクさん少しラテンっぽい歌謡曲ナンバー。軽快なリズムに印象的な歌メロが乗るのでインパクトある。こっちの曲をメインにした方が売れたような気もする。
2014年12月19日
森進一さんが2000年に発売したシングル。この一つ前のシングルが演歌じゃなく細野晴臣さん作曲のロックだったのでこのシングルはど演歌に仕上がってます。「終電車」じゃなく「終列車」^^;「終電車」ならドヌーヴ主演のトリュフォーの映画みたいだったのに・・・前に森進一さんの事を書いたのは、森進一版ブルーススプリングスティーンとも言える「ライラ ライ」の事を書いたと思う。今回はド演歌ナンバー。1曲目「終列車」森進一さんの曲としては結構、誰でも歌いやすいと思います。森さんの曲はキーは高いし音域広いし、誰でも歌えるような曲が少なかったから・・・聴いてて簡単そうに思えても、いざ歌ってみるとメロディも難解なのが多くて難しいです。デビュー曲「女のためいき」にしても歌ってみると意外と難しい。簡単そうな「花と蝶」でも「♪そんな恋する 女に〜〜〜〜〜いぃぃぃぃ なりたぁ〜〜〜〜〜い」「冬の旅」「雨の棧橋」「命あたえて」「さざんか」なんかも聴いてる分には心地いいから普通に聴いてるけど鼻歌で合わせて歌おうとしたら本気で歌わないと歌えない曲だと気づきます。この曲も簡単ではないけど符割りとか頭に入れてしまわないと格好付かない曲です。上に挙げた曲よりは遥かに歌いやすいですが・・・。2曲目「泣いていいでしょう」このタイトル・・・中島みゆきさんの「泣いてもいいんだよ」が頭に浮かんでしまう^^;もちろん森さんの方が先ですが。この曲も演歌ナンバーですが、やや軽快にアレンジされてます。自分は「終列車」よりもこのカップリング曲の方が好きです。他の歌手ではよくある曲調なのですが、森さんのオリジナルでは珍しいタイプの曲です。
2014年12月11日
1997年9月に発売された森進一さんのシングル。演歌のイメージが強い森さんですが、「悲しみの器」「東京物語」「湯けむりの町」「恋月夜」「紐育物語」「ウイスキー色の街で」「さらば青春の影よ」「林檎抄」「うさぎ」…など、ROCK、フォーク、ポップスとシングルでもジャンルの幅は広く楽しませてくれます。中でも、この「ライラ ライ」は最も異色かも知れません。1曲目「ライラ ライ」作詞 須藤晃さん 作曲 橘いずみさん 編曲 須藤晃さんこの曲はまるでBruce Springsteenのようです。歌詞の世界もアレンジも歌メロも最初に聴いた時からブルースの世界みたいだと思った。中でも特にアルバム「TUNNEL OF LOVE」のイメージが頭に浮かぶ。「NEBRASKA」や「The River」の「Wreck On The Highway」とかの世界にも少し近いような…。「♪高速の駐車帯に車を止めて ハンドルにしがみついて泣いてる男をみた」で始まる歌詞。「♪誰が好きとか嫌いだとかで何かを棒に振る 自分を元気にするものだけポケットにつめこんでる」森進一さんが歌うBruce Springsteenとか凄く聴いてみたい。森進一さんなら『Born To Run』に収録されてる「Backstreets」、『Darkness On The Edge Of Town』に収録されてる「Factory」「Racing In The Street」『The River』から「Fade Away」「Wreck On The Highway」『Nebraska』から「Mansion On The Hill」とか。でも一番聴きたいのは「The Ghost Of Tom Joad」と「The River」ほとんどバラード系の楽曲ばかりだけど、ミディアムロックの「Prove It All Night」や「Downbound Train」「Point Blank」「What Love Can Do」「Empty Sky」「Magic」…とかもいい感じになりそう。2曲目「見上げれば光る星」作詞 須藤晃さん 作曲 橘いずみさん 編曲 須藤晃さんこの曲も軽めのロックです。この曲はBruce Springsteenとはまったく違うイメージです。カップリング曲も統一性を持たせたかったのかも知れないけど、逆にカップリング曲はド演歌だった方がインパクトあったような気がする。このシングルの一つ前のシングル「北のふるさと」くらいの強烈な演歌でも良かったと思う。このシングルの次のシングル「女心」は超スタンダードな演歌ナンバーです。「うそつき」のようなやや明るめの演歌がカップリングでも「ライラライ」と続けて聴くと良いかも。ちょっと珍しい森進一さん画像。(森さんのDVD BOXの特典で付いてたDVDより)プールサイドで「おふくろさん」の50万枚突破記念イベントしてる森進一さん。アロハで歌う「おふくろさん」プールで泳いでる森さん東北での新曲キャンペーンで缶詰女工さんに取り囲まれる森さんギターで弾き語りをしてる森進一さんデビュー当時の映像から。「花と蝶」を歌ってる森さん元祖「ダメよダメダメ」の「年上の女」を歌う森進一さん。「♪ダメよ ダメ〜ダメ いけ〜ないと」
2014年11月10日
森進一さんの2ndアルバムはカバーアルバムです。昨日、ONE OK ROCK聴いてたから、自然な流れで森さんの曲を聴きたくなった。このCDは『森進一 スペシャルCDボックス「感謝」』に収録されてます。40周年を記念して発売された10枚組のCDボックスで特典に1960年代の森さんの映像が収録されてるDVDが付いています。ボックスの内容は1966年デビューシングル「女のためいき」から2005年発売の「はな」までシングルA面全て年代ごとに110曲収録!2005年の時点で110枚もシングルをリリースしてると言う事になります^^;そして、そのほとんどの曲を知ってるほど有名な曲だらけです。CD8枚にシングル110曲収録。そして初CD化のオリジナルアルバムを2枚収録。そのうちの1枚が「森進一 女ごころを唄う」です。このアルバムを発売した時は5月発売の「花と蝶」の大ヒットに続き7月5日発売「ひとり酒場で」も大ヒットして、その流れで発売されたアルバムです。全曲、当時の歌謡曲の大ヒット曲のカバーです。1曲目「恋のしずく」1968年1月発売の伊東ゆかりさんの大ヒット曲です。当時の森さんの歌唱の中ではかなり軽く歌っています。女歌を中心に歌っていた森さんなので何の違和感もなく聴けます。2曲目「ゆうべの秘密」1968年2月発売の小川知子さんの大ヒットデビュー曲。この歌唱も完全に自分の物にしてるかのようにオリジナリティ抜群の歌唱です。3曲目「涙のかわくまで」1967年12月発売の西田佐知子さんの大ヒット曲。前の2曲よりも更にこの曲の方が森さんにハマってます。4曲目「小指の思い出」1967年2月発売の伊東ゆかりさんの大ヒット曲!当時の森さんはド演歌調のイメージが強いのですが、こんな軽い目の歌謡曲を歌ってもいい感じに取り込んでしまうのが凄い。5曲目「恋のシャロック」1968年7月発売の中尾ミエさんのヒット曲!7月発売のシングルなのに8月発売のこのアルバムに収録されてるのが驚き。この曲を歌う森さんのインパクトは強烈です!!これは聴いた事ない人は是非、聴いてほしい^^;6曲目「あなとのとりこ」この曲はフレンチポップスの女王シルヴィ・ヴァルタンが歌った歌を園まりさんが1968年3月にカバーしたものを森さんが更にカバー。この感じも凄くカッコいい。7曲目「虹色の湖」1967年発売の中村晃子さんの大ヒット曲。このアルバムの中で一番好きかもしれない。森さんが完全にオリジナルにして歌い上げてます。8曲目「恍惚のブルース」1966年6月発売の青江三奈さんの大ヒット曲。この曲は聴く前から想像出来ると思います。結構、想像通りの仕上がりです^^;9曲目「淋しいから」この曲は他の曲よりも少し古く1965年発売の中尾ミエさんのヒット曲。10曲目「あなたの時計」1968年2月発売の梓みちよさんのヒット曲。マイナーからサビでメジャーに展開する当時の王道歌謡曲を歌ってもなかなかハマってます。11曲目「ウナ・セラ・ディ・東京」1964年09月にザ・ピーナッツが歌った大ヒット曲。元々、「東京たそがれ」というタイトルで1963年にザ・ピーナッツが歌ってパッとしなかったのでタイトルとアレンジを変えて大ヒット。楽曲的にはこのアルバムの中で一番好きです。森さんの歌唱も不思議に合います。12曲目「涙いろの恋」1968年2月発売の奥村チヨさんの大ヒット曲。アルバムラスト曲がこの曲なのは何でかよくわからないけど・・・1968年なら黛ジュンさんの『天使の誘惑』、ピンキーとキラーズ『恋の季節』 、黛ジュンさんの『恋のハレルヤ』、都はるみさんの『好きになった人』とかもなかなか斬新だと思う。「恋のハレルヤ」は1967年。「涙いろの恋」ももちろん良い曲です。
2014年10月01日
水前寺清子さんの新曲が9月3日に発売されました!前作は2013年4月に発売された「春の華」です、1曲目「人情 なさけ」「人情」と書いて「なさけ」と読むタイトルです。歌手生活50周年記念曲として発売されました。こんな時代にもまだ人情は残ってると力強く歌う。水前寺さんの説得力ある新たな名曲応援歌の誕生です。楽曲自体もやや重めにアレンジされていてしっかりと聴くようなつくりになってます。2曲目「ありがとうの歌」 新アレンジどんなアレンジになってるのだろうかといろいろ想像してたけど…まさかのサンバです^^;イントロや間奏のアレンジはマツケンサンバをかなり意識してる感じです。サンバホイッスル、マラカス、アゴゴベル、コンガは使用してるけど、ガンザやギロ、クイーカなどのややマニアックな楽器は使用せずに、良い感じの歌謡サンバに仕上がっています。本格的にサンバの楽器を使い過ぎるとちょっと違う物になってしまうので、歌謡バンドにラテンパーカッションを少し加えるだけでじゅうぶんにノリは心地良い。でも、この曲をサンバにする必要があったのかどうかは・・・。「おしてもだめならひいてみな」とかサンバにしたらかっこ良さそう。「真実一路のマーチ」ならアリスの「ラ・カルナバル」ほどの本格的なサンバにアレンジしたらバッチリはまりそう。この「ありがとうの歌」はイントロの演奏も全て口で歌えてしまう人も多いんじゃないかな・・・やっぱりあのオリジナルの神アレンジが一番です。
2014年09月25日
DISC 2は1974年4月発売の名曲「さらば友よ」から10曲選曲されてます。あと数曲収録出来たら「雨の桟橋」「夜行列車」「恋月夜」「命あたえて」もまったく違うアレンジで聴いてみたかった。1曲目「さらば友よ」イントロは男性コーラスでブルースっぽく始まりますが、歌入りからはシンプルなバラードアレンジでちょっと残念。コーラスを多めにフィーチャーするならゴスペル風にまで崩してもいいと思う。この曲が大好きなだけに冒険してほしかった。2曲目「さざんか」続けて大好きな曲です。オリジナルは品のある上質な演歌です。特に歌メロは絶品の曲です。このアレンジは凄く気に入ってます。冒険してるわけではないけどオリジナルとはまったく違うような風景が広がります。森さんの歌唱もオリジナルよりも軽めに歌ってて印象がかなり変わる。3曲目「東京物語」このリアレンジもなかなかカッコ良くてお気に入りです。ボサノバにアレンジされ歌唱もボサノバに合わせた軽めに歌ってます。フルートのソロもカッコいい。何となく出来ればBassフルートが入ってたら雰囲気がさらに変わったように思う。4曲目「新宿・みなと町」これはかなり冒険したアレンジです。アルゼンチンタンゴ風に大変身です。5曲目「それは恋」この曲もオリジナルとの印象の違いは大きい。ギター、ウッドベース、ピアノ、ソプラノサックスのみ演奏をバックにより情感豊かに歌い上げる森さんの歌唱が素晴らしい。6曲目「冬のリヴィエラ」1982年の大ヒット曲。特に印象に残るようなアレンジじゃないは残念。元から森さんのオリジナルの中ではそんなに好きな曲ではないのでオリジナルもあんまり聴いてないのもあるけど・・・7曲目「紐育物語」イントロのサックスソロからまったくイメージが変わっていて楽しめる。アコギのストロークが効いてるフォークロック調。この曲は結構好きな曲。8曲目「北の蛍」1984年発売の超名曲です!この曲はオリジナルもカッコいいけど、リアレンジもしぶく仕上がってます。作詞、阿久悠さん 作曲、三木たかしさんの渾身の1曲とも言える名曲です。9曲目「ゆうすげの恋」オリジナルは、この曲もモロ演歌の名曲です。セルフカバーでは極力シンプルに静かにボーカルを浮き上がらせるアレンジになってます。ピアノの静かなアルペジオが中心です。10曲目「悲しみの器」やっぱりこの曲!超名曲です。感動的な谷村新司さんの作詞作曲です。この曲だけは豪華なオーケストラをバックに歌っています。オーケストラアレンジも素晴らしく歌詞をより活かしてます。森さんも壮大にリアレンジされたこの曲をオリジナル以上に情感豊かに歌い上げています。1974年コンサートのセットリスト「熱唱の森進一 オンステージ」ライブ盤「さらば友よ」が最新シングルの時です。「冬の旅」「襟裳岬」「さらば友よ」と大ヒット3連発の時。大阪フェスでの録音1976年コンサートのセットリスト「森進一 全国縦断コンサート 明日に向かって」ライブ盤「つくり花」が最新シングルの時です。この数ヶ月後に名曲「さざんか」を発売。「つくり花」も良い曲ですが地味な存在になってしまってます。
2014年07月06日
歌手生活40周年記念で制作された森進一さんの企画アルバムです。このアルバムを買おうと思った最初の理由は大好きな曲「悲しみの器」のセルフカバーがアルバムのラストに収録されている事でした。このアルバムに収録されてる森進一さんの曲は全曲歌えるほど知ってる曲ばかりです。逆にいうとちょっとベタな選曲だと思う・・・^^;「ひとすじの白い道」「うさぎ」のような一般にはレアな曲だけどファンの中では有名な曲とか、アダモが作曲した「甘ったれ」とか、隠れたフォーク調の名曲「湯けむりの町」とか「夜行列車」「恋月夜」辺りの隠れた名曲も数曲入ってたら更にうれしい企画だったけど…でも、この選曲になるのは当然だろうとは思うし、万人に受け入れられるベストな選曲なんだろうな。DISC 11曲目「女のためいき」この曲は誰もが知っている森進一さんのデビュー曲!1966年に衝撃のデビューだったド演歌の名曲が、粋でカッコいいモダンジャズに!!ピアノ、ウッドベース、ドラム、テナーサックスのみの高級バーで流れててもまったく違和感のない仕上がりです。2曲目「命かれても」デビューから7枚目のシングルです。ベースとガットギターだけの演奏で、ほぼ流しのギターで森さんが歌ってるようなアレンジになっています。3曲目「盛り場ブルース」この曲もジャズバンド編成でのリアレンジです。ブラシのジャズドラムがこんなにこの曲に合うとは・・・^^4曲目「花と蝶」ドラムレスで超シンプルなアレンジで歌い上げる森さんの歌唱が凄い5曲目「ひとり酒場で」この曲はオリジナルも大好きな曲です。オリジナルは3拍子が印象的な演歌ナンバーですが、少しクラシカルにアレンジされていてストリングスも効果的に厚みを増していて感動的に仕上がっています。6曲目「港町ブルース」ディスク1の中ではこの曲がダントツに絶品だと思う。ゆったりと穏やかに4ビートに乗せて美しいストリングスアレンジとか豪華にリアレンジされています。7曲目「望郷」1970年に発売された曲ですが、この曲も上質なジャズに仕上がっています。イントロなんかはフランス映画のサウンドトラックのような品のある美しさです。クラリネットソロもとにかく素晴らしく楽曲を盛り上げてます。8曲目「おふくろさん」ピアノとチェロのみの演奏です。9曲目「冬の旅」オリジナルだと、このディスク1の中では一番好きな曲です。セルフカバーバージョンとしてはそんなに好きじゃないかな・・・弦楽四重奏+ピアノの演奏です。ヴァイオリン2本、ヴィオラ、チェロとピアノでアレンジもいいけど、この曲に関してはもっと違う冒険してほしかった。10曲目「襟裳岬」軽いタッチのフォークに仕上がってます。「岬めぐり」のような軽快さがあります。吉田拓郎さんがライブで歌うバージョンに近いかな。DISC 2はまた明日にでも。
2014年07月05日
この前は谷村新司さんバージョンの「悲しみの器」の事を書いたけど、今日は森進一さんバージョンを聴いてました。谷村新司さんバージョンの編曲はJim Coxさんです。「悲しみの器」が収録されてるアルバム「I・T・A・N」は全曲海外のアレンジャーが担当。ミュージシャンも全曲、全てアメリカのミュージシャンです。プロデュースはあのPHIL RAMONEさんです!1曲目「悲しみの器」森進一さんバージョンの編曲は若草恵さん。このバージョンも目を閉じて聴いてると浮かんで来る風景は広大な大地と乾いた風。シブいアメリカンテイストたっぷりのブルースナンバーだと思います。この曲では谷村さん以上にソウルフルな森さんの歌唱を聴く度に感動してしまいます。谷村さんの歌唱では「♪心はいつも噓をつかない 言葉は悲しいほど愛を語れない」の展開部分のフレーズにいつも泣けそうになりますが、森進一さんの歌唱では「♪はじめて泣いた はじめて泣いた 僕は夢の中で…」のフレーズでいつも胸が熱くなります。この曲は演歌の空気も歌謡曲の空気も極力無くしたアレンジと森さんの歌唱で50年代頃の洋楽の魂を感じられるような気がします。2曲目「Golden Days(黄金の日々)」この曲も作詞、作曲ともに谷村新司さんです。そしてこの曲も谷村さんのアルバム「I・T・A・N」に収録されてる曲です。谷村さんの編曲はDoug Katsarosさんです。森さんのバージョンは若草恵さん。この曲も森さんバージョンは広大な大地や白い雲が浮かぶ大空や日射しの匂いを感じるアレンジ。「悲しみの器」以上に洋楽を聴いてる感覚で聴けてしまいます。森さんの歌唱もカッコ良くロックな森さんを楽しめます。「♪夢も傷もなつかしい かけがえのない GOLDEN DAYS」森進一さんの曲もよく聴きます。特に好きな曲を挙げてみると・・・(「悲しみの器」が一番好きな曲ですが・・・)1「うさぎ」この曲はライブでしか歌わなかった曲だけど、1989年にシングルとして発売。一度、聴いてみて下さい。8分以上ある泣ける曲です。物語になっていて森さん流のシャンソンって感じで聴いてます。ライブで何度か聴いたけどスタジオ盤じゃなくライブの方が凄いです。2「冬の旅」1973年発売のシングル。子供の頃からこの曲のメロディと森さんのカッコいい歌唱が大好きでした、3「夜行列車」1977年発売のシングル。1973年「襟裳岬」に続いて吉田拓郎さんの作曲。自分は「襟裳岬」よりもこっちの方が好きです。4「さざんか」1976年発売のシングル。この曲はもろ演歌です。久しぶりに聴いてもやっぱり名曲です。5「さらば友よ」1974年発売のシングル。この曲は文句なしに誰が聴いても名曲だと思う。森さんの歌唱の凄まじさにも鳥肌もんです。アランドロンとブロンソンの映画のストーリーと重なる部分はないです^^;6「愛しい人よ」1991年シングル。音作りはこの時代独特の打ち込み丸出しですが、メロディの素晴らしさとボサノバ風のアレンジも凄く好き。7「雨の桟橋」1977年シングル。この曲ももろ演歌です。イントロなんて超ド演歌です^^;Aメロもサビも素晴らしいの一言です。8「新宿・みなと町」1979年シングル。この曲も演歌です。Bメロが特に好きです。9「それは恋」1981年シングル曲。演劇の舞台でも使われてる名曲。10「ひとすじの白い道」1995年シングル曲。ライブではずっと前から歌われてたと思う。梅コマのショーでも最後に歌ったのを覚えてる。ライブのラストで確か歌ってたように思います。11「北の螢」1984年シングル。演歌というよりも上質な歌謡曲ってイメージのナンバーです。初期の曲だと「花と蝶」がカッコ良くて好き。「♪そんな恋する おんなに〜〜〜なりた〜〜い」ここがめちゃカッコいい!「花と蝶」に続いて発売されたシングル「ひとり酒場で」も良い曲だと思う。軽快なロックナンバー「東京物語」もライブでは盛り上がってた曲です。最近、ずっと何年もライブには行ってないので久しぶりに行きたくなってきた。同じ系列の軽快なナンバー「恋月夜」も名曲です。(恋月夜は1980年シングル)B面曲だけど「神戸の夜」も地元なので良く聴いた^^;元町とメリケン波止場と生田川が出て来ますが、神戸のかなり狭い範囲の曲です^^;アルバム曲とかだと「夜間飛行」が特に好き。1991年発売アルバム「愛しい人よ/森進一セレクション」に収録されてる曲。
2014年06月22日
畠山みどりさんの2004年発売のシングルです。畠山みどりさんと言えばもちろん演歌のイメージが強いのですが、公式HPのプロフィールには好きな歌手の項目にエラ・フィッツジェラルド1人だけ載せています。根底にジャズやブルースのフィーリングを持っているのか、何か違う物をいつも感じてます。まさか、畠山さんがエラ・フィッツジェラルドをリスペクトしてるとは誰も思わないんじゃないかな?あと、特技にタップダンスとあるのも興味深い。1曲目「その世の歌」あの世でもこの世でもなく「その世」^^;音頭調のコミカルなアレンジですが、何かボーカルも含めgrooveを感じる。「♪あの世とこの世の真ん中にその世の国があるんだよ」と酒が入って酔ってる状態をその世と位置づけてます^^;歌詞の中に「♪その世のたば女(め)が呼んでいる」とあるけど「たば女」って言葉、これ以外に聞く事がないように思う。作った言葉なのだろうか?2曲目「わが道をゆく」カップリング曲は演歌の王道!歌詞がなかなか直接的で「♪バブルはじめて くよくよするな 男だったら 立ち上がれ」で始まる応援歌です。作詞は星野哲郎さん 作曲が岡千秋さんという王道コンビです。
2014年04月03日
畠山みどりさんの新曲が3月21日に発売されました。「幸せさんよ 出ておいで」に続くシングルです。1曲目「とは・・・言うものの人生は」軽快な歌謡演歌でカラオケに行くような年代の人たちにウケそうな曲です。前作「幸せさんよ 出ておいで」と同じく作詞は荒木とよひささん、今回の作曲は岡千秋さんです。イントロはいきなりド演歌風になってて尺八を効果的に使ってのおもしろいアレンジになってます。EGのイントロリフが入ると軽快なリズムに。歌詞もアレンジもコミカルでカラオケでは盛り上がりそうです。自分はまだカラオケに行くような感じではないけど、いずれカラオケとかにも行くようになったら歌ったら楽しそうな曲。畠山さんの存在感ある歌唱もじゅうぶん楽しめる曲です。2曲目「根っこのように」2001年に発売されたシングル曲のリマスター?2011年リマスターと同じ気もするけど…この曲も軽快な歌謡演歌です。大好きな曲だけどカップリングはド演歌の新曲が良かったな。「千年杉」「街道」「おんな人生劇場」のようなずっしりした曲とのカップリングにしてほしかった。3曲目「とは・・・言うものの人生は(オリジナル・カラオケ)」4曲目「根っこのように(オリジナル・カラオケ)」5曲目「根っこのように(半音下げオリジナル・カラオケ)」6曲目「とは・・・言うものの人生は(半音下げオリジナル・カラオケ)」7曲目「とは・・・言うものの人生は(2コーラスカラオケ)」8曲目「とは・・・言うものの人生は(半音下げ2コーラスカラオケ)」3曲目〜8曲目はカラオケ^^;凄い…MV収録のDVDと2枚組とかも出せばいいのに。
2014年03月26日
畠山みどりさんの1996年発売のシングル「おんな人生劇場/ジャンケンポン」が収録された歌手生活35周年記念ベスト盤。「おんな人生劇場」は後に発売されたいろんなベスト盤にも収録されてますが、カップリング曲の「ジャンケンポン」はシングル盤とこのベスト盤にしか収録されてなかったような気がする。来年の2月にファン待望のCD-BOXが発売されるようです。未発表曲やライブバージョンなども収録されるのを期待してます^^特典でライブDVDとか付けば最高なんだけど。1曲目「おんな人生劇場」2曲目「恋は神代の昔から」3曲目「女侠一代」4曲目「そこを何とか」5曲目「聞いて頂戴この話」6曲目「ジャンケンポン」7曲目「男ぶし」8曲目「ゆっくり人生」9曲目「出世街道」10曲目「ツキツキ節」11曲目「裸一貫」12曲目「ズッコケ節」13曲目「男じゃないか」14曲目「意地っ張りさん負けん気さん」15曲目「千年杉」16曲目「歌こそわが人生」1曲目の「おんな人生劇場」は最近のベスト盤にはリマスターバージョンで収録されてます。音圧の差、程度ですが。2曲目「恋は神代の昔から」は最近のベスト盤のは多分、リミックスされてるバージョンに変わってると思う。完全に好みですが、最近のバージョンはより昔の音のような音作りにしてて、それまでの初CD化からのやや不自然な高音はなくなってます。3曲目「女侠一代」は今の方が音圧が上がった程度の違いです。4曲目「そこを何とか」は1967年発売の「馬鹿は死ななきゃなおらない」のB面この曲はあまりベスト盤には収録されていない印象。今度出るBOXには収録されると思う。5曲目「聞いて頂戴この話」は1962年デビューシングル「恋は神代の昔から」のB面です。この歌詞はかなりブラックです^^;6曲目「ジャンケンポン」は「おんな人生劇場」のカップリング曲。ロック調なイントロから軽めなポップナンバー。歌唱も軽やかに心地良い。7曲目「男ぶし」1969年 8曲目「ゆっくり人生」1995年 9曲目「出世街道」1962年 10曲目「ツキツキ節」1963年も名曲です。11曲目 1964年発売の「裸一貫」とそのB面だった「ズッコケ節」も名曲です。特にコミカルなナンバーの「ズッコケ節」はベスト盤にはあんまり収録されていないと思う。今度出るBOXには入ると予想。13曲目「男じゃないか」1993年 「恋は 女の胸三寸」のカップリング曲。この曲はなかなかカッコいいナンバーです。14曲目「意地っ張りさん負けん気さん」畠山さんの曲は長いタイトルの曲が多い。「ちょうど時間となりました」「さわらぬ神にたたりなし」「なにがなにしてなんとやら」「それを信じて今日まで二年」「あんたこの世へ何しに来たの」「バカはバカでも粋なバカ」「おひかえなさんせ海道」「生まれてくるのがおそかった」「馬鹿は死ななきゃなおらない」「Go!Go!安兵衛高田の馬場へ」どれもシングルのタイトルです^^;このタイトルを見ただけで興味がわく人も多いかも^^15曲目「千年杉」1991年発売の名曲。この曲も最近のベスト盤で聴く方が音圧もあるのでいいかも。16曲目「歌こそわが人生」1968年発売。最近、YouTubeで2012年のライブが上がってたのを見つけて見てました。オーディエンス撮りのブートなので、回りの人の会話とか入ってて残念。カメラは定点撮り。「幸せさんよ出ておいで」「また逢いませう」などの最近の曲から昭和の代表曲など7曲ほどアップされています。「また逢いませう」のライブバージョンは特に素晴らしい。この曲は畠山さんの「My Way」的なナンバー。ブートじゃないオフィシャルのライブDVDもそろそろ発売してほしい。
2013年12月06日
水前寺清子さんの1970年収録の実況録音盤です。 (1970年新宿厚生年金会館で収録)このライブ録音は今とは違ってて、レコード盤にする事が一番の目的でコンサートホールで観客を入れてレコーディングされました。ジャケット写真のように譜面台と椅子とレコーディング用のマイク。客席は通常のコンサートと同じで掛け声や手拍子もある。1974年発売の「天地真理オン・ステージ」もこのチータのライブ盤と同じ方式でのライブレコーディング。凄くクオリティの高い作品に仕上がっています。今回、この2枚組のLPをCDに焼きながら、じっくり聴いていましたが、やっぱり凄い歌唱力!完璧すぎて怖いくらいのクオリティの高い歌唱です。歌の上手さでは、この時代の水前寺さんが一番なんじゃないかと思うほどです。声がまた最高なのでずーっと聴いてても気持ち良く聴けます。Disc 1 A面1曲目「1+1の音頭」(1コーラスのみ) 1コーラスを歌い終わると、観客に例の掛け声の練習をさせて盛り上げます。水前寺さん「1+2は?」 観客「太陽だ」水前寺さん「3+9は?」 観客「ありがとう」水前寺さん「0−0は?」 観客「メガネだよ」水前寺さん「1−1は?」 観客「エッチだよ」2曲目「1+1の音頭」(フルコーラス)この歌は幼稚園、小学生の頃の町内の盆踊りでよく掛かってました。凄く好きな曲なんだけどベスト盤にあんまり入ってないのが不思議。かなりヒットした曲だと思うんだけど・・・3曲目「三百六十五歩のマーチ」客席の強烈な黄色い声援が懐かしい。テレビでも水前寺さんが出て来るとファンの「ギャーーー!チータ!!!」って黄色い声援が有名でした。MCで水前寺さんが「今日は声の調子がよくないけど」みたいな事を言ってるけど、これで調子悪かったら、調子の良い時はどこまで凄いんだ?と思ってしまう。すっごい歌うますぎる!4曲目「いっぽんどっこの唄」この曲の前奏でもファンの絶叫が凄い!ライブの方が絶対に良いと思う。スタジオ盤よりもクオリティの高い歌唱が出来る人ってなかなかいないと思う。5曲目「男でよいしょ」この曲は1968年3月に発売された大ヒット曲。この曲のライブバージョンが聴けるのは貴重だと思う。すっごい歌が上手すぎて鳥肌もんです。6曲目「艶歌」1968年6月に発売された大ヒット曲!「男でよいしょ」の次のシングルです。自分もこの曲がめちゃくちゃ好きでスタジオ盤でもよく聴く曲です。7曲目「空手道」1970年3月に発売されたヒット曲。1970年はこの「空手道」から「1+1の音頭」「ありがとうの唄」「三度笠だよ人生は」「だめでもともと」「大勝負」と凄い曲を立て続けにリリースしました。この曲も凄く好きな曲。Disc 1 B面1曲目「想い出のグリーングラス」ここからはポップスやシャンソンを歌うコーナー。歌唱力がハンパないのでポップスを歌っても説得力が凄い!2曲目「幸福を売る男」越路吹雪さんのバージョンをよく聴いてたけど、水前寺さんバージョンもパンチが効いててカッコいい。3曲目「ブルージーンと皮ジャンパー」アダモの大ヒット曲。宝塚歌劇でもショーの中でよく歌われてました。チータが歌う「ブルージーンと皮ジャンパー」もなかなかカッコいい!4曲目「雨」(LA PIOGGIA ) フレンチポップスの名曲を軽快に歌う水前寺さんも魅力的です。5曲目「老人と子供のポルカ」子供の合唱団と一緒に歌う。水前寺さんはハゲヅラを被ってのコミカルな場面。裏ジャケットの写真にもあります。「ズビズバ〜〜」もコミカルに^^「やめてけれ やめてけれゲバゲバ」の「ゲバ」は学生運動の事。子供や老人は大迷惑してるって唄。Disc 2 A面ここは「ベソとボク」という音楽劇的なコーナー。水前寺さん一人で一つの物語を歌とセリフで進めます。「ベソとボク めぐり逢い〜かわいそうだけど〜むすびあい〜ベソと名付ける 〜盗癖〜変身〜家出〜ベソの結婚〜呼んでみただけ」少年と捨て犬の物語です^^Disc 2 B面1曲目「いつでも君は」子供の合唱団だけで歌うのが残念。普通に水前寺さんのライブバージョンを入れてほしかった。子供たちからの質問に答えるMCがかなり長い。他のヒット曲を3曲くらい歌えそうな時間が勿体なく感じる。2曲目「ありがとうの歌」アレンジは軽めでスタジオ盤のようなインパクトがない演奏。3曲目「子供たちとの会話」またまた子供たちからの質問に答えるコーナー。ここも8分くらいあるので2曲は歌えるのに・・・4曲目「1+1の音頭」オープニングでも歌われたこの曲をアレンジを変えて再び歌われます。イントロや間奏はややソウルっぽくアレンジされてる。これはこれでなかなか良い感じなんですが...子供たちが歌いまくりでせっかくの別バージョンなのに勿体なさすぎる。デジカメでジャケット写真撮ろうとしたけど、紙質上どうしても光るのでスキャナーで一部だけスキャンした。A3ノビまでスキャンできるスキャナーそろそろ買おうかな。封入されてる歌詞カードとブックレットの写真はややサイケな感じです。この写真の他にもなかなかサイケな感じの写真もあります。
2013年10月12日
水前寺清子さんのRCAレーベル時代のシングルA面全曲とB面、アルバム曲で構成されてる2枚組40曲の超豪華ベストです!80年代の水前寺さんの活動がこの2枚組ベストでほとんど把握できます。知らない曲も多かったけど、やっぱり水前寺さんは良い曲が多い。シングルA面曲はほとんど知ってたけど、初めて聴く曲も多かったのでかなりお得感満載です。Disc 1 ★印はシングルA面 ☆印はシングルB面 △印はアルバム「徒然歌枕」収録1. さすらい情話 ★△2. 風を越える日 ☆3. 有明けの海 ★4. 命坂 ★5. ふたり橋 ☆6. 花が咲いたらまた来るよ ★7. 幸せは遠くても ☆8. あさくさ物語★ 9. よさこい母情 ☆10. 涙のマーチ★11. 浪花節だよ人生は★ 12. 人生 夢 三味線★13. 松五郎愛歌★ 14. 母上様 ☆15. 男 三百六十度★ 16. 玄海恋歌 ★17. 望恋歌 ☆18. 今日から一歩 ★19. 薄情渡り鳥☆ Disc 21. ふるさと自慢 -鹿児島- △2. 四万十川 -高知- △3. 津和野慕情- 島根- △4. 大阪ひとり -大阪- ☆△5. 試練坂 -金沢- △6. 京都しみじみ -京都- △7. 浅草ぐらし -東京-△ 8. 越後ほまれ唄 -新潟- △9. 天童駒の町 -山形-△ 10. 北の男たち -北海道-△11. 初恋 12. 温泉めぐり 13. 赤い血の歌 14. 案内広告 15. がまん酒 ☆16. 義兄妹 17. 女の賭け 18. 長寿音頭 19. 故里恋酒 20. 港町・涙町・別れ町 LIVE21. 風雪ながれ旅 LIVE「徒然歌枕」は全曲収録。曲順もそのままなので、1曲目に「さすらい情話」を入れてCDに編集すれば「徒然歌枕」CD化完成です。RCA時代にオリジナルアルバムが「徒然歌枕」以外にも出てたのかな?一般的に知られてる曲と言えば「さすらい情話」「有明けの海」「花が咲いたらまた来るよ」「あさくさ物語」「浪花節だよ人生は」「人生 夢 三味線」「男 三百六十度」あたりでしょうか。この中で5曲が紅白歌合戦で歌われた曲だし。「大阪ひとり」は「浪花節だよ人生は」のB面曲だけど、当時よく有線とかで流れてたと思う。この曲は1981年の「徒然歌枕」収録曲でシングル発売に合わせてB面に選ばれたんじゃなかったかな?何も印が付いてない曲が自分は初めて聴く曲ばかりです。RCA時代のライブ盤2種類も持ってないし、いろいろ持ってない物も多いなと…^^;この2枚組は聴き応えじゅうぶんで大満足な内容です。水前寺さんの中期の活躍してた頃の貴重なベストです。初CD化された曲も多いのでファンは大喜びの内容です。
2013年10月01日
水前寺清子さんの最新曲は安藤実親さんの50周年記念曲です。安藤実親さんといえば水前寺清子さんの名曲を何曲も作った方です。「いっぽんどっこの唄」「どうどうどっこの唄」「大勝負」「ひとりでよいしょ」など有名曲が多い。他にもこまどり姉妹にも名曲をいっぱい書いてる。「恋に拍手を」「こんな女になりました」「女の恋」など多数。それから凄く有名で誰でも知ってる舟木一夫さんの「銭形平次」も安藤実親さんの作曲です。都はるみさんの「困るのことョ」も安藤実親さん作曲です。1曲目「春の華」シングルCDとしての新曲は約4年ぶりです。「日本人だね演歌だね」以来かな。最近の水前寺さんは配信で新曲を数曲発表してました。今回はみんなが期待してた着流し演歌です!POPな感じの曲もいいけど、水前寺さんの原点ともいえる着流し演歌はカッコいい!アレンジも演歌の王道って感じで聴いてて落ち着く。水前寺さんの歌唱は更に味のある素晴らしい表現力です。2曲目「いつでも君は」この曲は1967年の水前寺さんの大ヒット曲のセルフカバー。大幅にアレンジを変えドラマチックに歌い上げています。水前寺さんの全曲の中で自分のベスト5に入る好きな曲です。今回のバージョンも1回聴いてお気に入りです。1コーラス目はアコギ、ローズピアノ、アコーディオンのみの演奏。スローテンポでしっとり歌い上げます。2コーラス目前の間奏からバンジョーとソプラノサックス、クラリネットなどが入ってきて一気にディキシーランド・ジャズの世界に入っていきます。水前寺さんの歌唱も軽快にかつ情感たっぷりにこのアレンジにバッチリ合った歌唱で最高です!この曲が好きな人は是非!このバージョンも聴いてみてほしい。「♪こころとこころの細道に あなたの小さな親切が ぽとんと落ちて きらりと燃える ろうそくの火が 燃えて広がる 一本が十本に 十本が百本に 百本が千本にふえてゆく・・・」この歌詞を読むだけでメロディがすぐに出てくる人が多いと思う。ほんとに名曲です。
2013年09月11日
歌手生活五十周年記念第二弾のシングルが6月に発売されていました。Amazonのマイストアおすすめ商品 にはほとんど欲しくもないようなCDばかり出て来て、まったくこのCDが出てた事なんて知らなかった。この前、日本橋のCDショップで久しぶりに演歌のコーナーを見てたらこんな新譜が出ててびっくり。それも6月に出てたなんて知らなかった。Amazonもこう言う情報が入りにくいCDをおすすめに入れないと意味がないな。Amazonでは、こまどり姉妹、笹みどりさん、水前寺清子さんとか演歌系もよく買ってるのにいつも変な流行もののようなバンドばかりおすすめされても…。その上、欲しいようなブラックメタルやデスコア、ブルデス、グラインドコアなどのCDもまったくおすすめに入ってないし。AmazonのおすすめからCDを買う事なんてほとんどない。いらんCDばっかりだし。と、ちょっと怒ってました^^;もっと早く聴けたのに。1曲目「幸せさんよ 出ておいで」 作詩・作曲/荒木とよひささん 編曲/川端マモルさん上質な演歌ナンバーです。昭和風味の懐かしいコーラスもいい感じです。「♪出ておいで 出ておいで」は「♪ツキッ ツキッ」っぽい感じかな。歌詞もメロディもキャッチーでスッと自然に入って来る曲です。畠山さんの歌唱も心地よく73歳とは思えない表現力で素晴らしい。2曲目「また逢いませう」 作詩/荒木とよひささん 作曲/合田道人さん 編曲/川端マモルさんこの曲は歌手生活五十周年記念一弾のシングル曲。再びカップリングになりました。凄い名曲なので更にこの曲を広めたいのは分かるけど、アレンジ変えるとか、ボーカルを新たに録音するとか別バージョンで出して欲しかった。曲目を見たとき別バージョンか!と凄く期待してしまった。聴いてみたら、まったく同じだった・・・。この曲はほんとはもっとヒットするべき曲だとは思うけど。もっとプロモーションすれば売れる曲だと思うけどな。カラオケ好きなおばちゃんとかこの曲を歌いこなせたらカッコいいのに。カップリング曲は違う曲にしてほしかったけど、それでも買って満足でした。歌手生活五十周年記念第三弾は「根っこのように」のような軽快で力強い曲にしてほしい。「忘れましょう」のようなブルース色の強い曲もまた聴きたい。「忘れましょう」の間奏のペットのソロとかめちゃくちゃカッコいい。ライブDVDも発売されてるようなので注文しようかな。
2012年12月08日
『コント55号と水前寺清子の神様の恋人』のDVDを観てました。この作品では水前寺清子さんがオリジナル曲を7曲と浪曲風なナレーションなどたっぷり水前寺さんの歌が聴けます。出演者は関東喜劇界を代表するような豪華メンバー勢ぞろいです。益田喜頓さん!伴淳三郎さん!南洲太郎さん!コント0番地時代に車だん吉さん!田中邦衛さん!EHエリックさん!牧伸二さん!そしてコント55号。水森亜土さんがタイトル画を担当してるのも、この時代を象徴してる。主題歌は水前寺清子さんの「神様の恋人」この曲はベスト盤にもあまり入ってない曲です。主題歌「神様の恋人」以外の挿入歌は「いっぽんどっこの唄」「ゆさぶりどっこの唄」「三百六十五歩のマーチ」「ひとりでよいしょ」「男なら」「艶歌」です。残念ながらどれもライブ音源ではありません。「三百六十五歩のマーチ」だけはオリジナルバージョンと少し違うように思うのですが・・・。一番笑ったのはコント55号でも益田さんでも伴淳さんでもなく南洲太郎さん!町役場の偉いさんの役で「おじゃまします」のギャグを最高の間とタイミングでぶつけてきます。この場面は南洲さんと益田さんとのやり取りでかなり貴重な場面です。関東のコメディも好きだったけど、自分はやっぱりフラワーショウやちゃっきり娘、正司敏江・玲児さんなどの関西のお笑いの方が好き。やっぱりフラワーショウが全てのお笑いの中でダントツに一番好き。1回観ただけではフラワーショウの素晴らしさは分かりにくいけど、それぞれのキャラクターを完璧に把握すればこれ以上に素晴らしいお笑いはないと思う。歌も演奏も上手いし何よりもかっこ良さと華があった。特に華ばらさんの存在が最高!華ゆりさんも最近、ミヤ蝶美・蝶子さんと三人でフラワーショウ再現とかやったそうですが...観たかった!全然知らなかった。知ってたら絶対に観に行ったのに。オリジナルのようには出来ないと思うけど、ミヤ蝶美・蝶子さんならクオリティも高めのフラワーショウが再現できたんじゃないかな。子供の頃からフラワーショウならどんなネタでも笑えたし感動した。・・・まったく関係ない話になってしまった。コント55号も好きで出演映画はほとんど観てる。ストーリーもそこそこ当時にしてはしっかりしてる方かな・・・。もっとハチャメチャで何のこっちゃって映画が多かったけど、これはそこそこ感動できます。プロローグとエピローグだけに出演するダンプ運転手役の田中邦衛さんが凄く良い!他に藤岡弘さんも出演。この前観た映画版「スチャラカ社員」にも出てたので若い頃の藤岡さんの爽やかな存在も映画に華を添えてる感じ。「スチャラカ社員」の時の方がもっと若かったけど。他にも坂上二郎さんの妻役で悠木千帆さん(樹木希林さん)も出演。タイトルの「神様の恋人」って言うのはまったくと言っていいほど、この映画のストーリーには関係ないような・・・。
2012年06月13日
今日発売の水前寺清子さんの新しいベスト盤です!今回は比較的マニアックなファンにも満足のいく内容ではないでしょうか?「1+1の音頭」「どこかでありがとう」「だめでもともと」「空手道」辺りも収録されてたら最高なんだけど。超マニアックなファンの人には頼りない内容かも知れませんが・・・。曲目を見て即予約しました。ほとんどベスト盤で持ってる曲だけど、マスタリングも良くなってるような気もするし大満足です。何よりも値段がお買い得すぎる!1680円です!1曲目「涙を抱いた渡り鳥」1964年11月発売の大ヒットデビューシングル!正直、かなり久しぶりにじっくり聴いたけど、なかなか良いもんですね。チータの声が若い若い。2曲目「いっぽんどっこの唄」「涙を抱いた渡り鳥」を知らない人はいても、この曲を知らない人はほとんどいないと思う。「♪ぼろは着てても こころの錦~」よく間違って「こころは錦~」って歌ってる人がいるけど「こころの」です。3曲目「どうどうどっこの唄」「いっぽんどっこ」「どうどうどっこ」と並んでるけど「ゆさぶりどっこ」が一番先でした。2003年に発売されたベストには収録されてます。4曲目「いつでも君は」ど演歌調の曲が多い中、この曲はポップス調の明るいナンバーです。この曲も知らない人はほとんどいないと思う超有名曲です。「♪こころとこころの ほそみちに あなたの小さな親切が・・・」1970年新宿厚生年金会館でのライブ盤での歌唱が素晴らしく印象的です。このライブ盤はCD化するべきだと思う。5曲目「おしてもだめならひいてみな」この曲はベストに収録されてるのは珍しいかな。めちゃくちゃ久しぶりに聴いたけど良い曲だ!6曲目「三百六十五歩のマーチ」テレビで歌ってるのを聴いた事がある人は多いと思うけど、是非!スタジオ録音版を聴いて欲しい!アレンジも凝ってるしテレビではわからない良さがさらに分かると思う。カッコいい!7曲目「友達の唄」これは貴重でしょ!!なかなかCDで聴けないと思います。この曲のためにこのベスト盤を買う人もいると思います。「♪友達の友達は友達だ その友達の友達も皆、友達だ」って曲です。この曲は1969年発売のシングル「男じゃないか」のB面ですが、ヒットしました。8曲目「真実一路のマーチ」これは誰が何と言おうと超名曲でしょう!長調~短調~長調への展開や間奏のブラスセクションとか最高です。9曲目「東京でだめなら」この曲もあまりベスト盤に収録されなかった曲です。以前は2003年発売のベストに収録されてました。「♪花ちゃんでダメなら 多摩ちゃんがいるさ~」…別の意味でちょっと笑う。(宝塚ネタっぽいだけです^^;)10曲目「ありがとうの歌」もうこの曲はイントロから全て歌えてしまう人が多いんじゃないでしょうか。是非、スタジオ録音版で3番まで聴いて感動してほしい。チータの歌唱も最高すぎる!カッコいい!11曲目「大勝負」これはもうかっこ良すぎるでしょ!東映ヤクザ映画の世界そのもののシブさ!「♪一つ男は 勝たねばならぬ 二つ男は 惚れなきゃならぬ」重厚なアレンジも素晴らしい!チータの歌唱もめちゃカッコいい!12曲目「虚空太鼓」この曲もかなりマニアックな選曲で感動!1977年発売のシングルです。以前、CD化されてましたが、廃盤になってたのでこの機会にこのベスト盤を買う事をお勧めします。これはめちゃカッコいい曲ですよ!この前、やっと2枚組のLP「素晴らしい冒険 チータ! Suizenji Kiyoko Live in Tokyo 水前寺清子 新宿厚生年金会館実況録音盤」をCDにダビングしていつでも聴ける状態にしました。リマスター、紙ジャケ盤としてCD化してほしい!
2012年03月29日
水前寺清子さんの2009年発売の126枚目のシングル!タイトルだけを見ると「浪花節だよ人生は」的な勢いのあるナンバーかと思う人も多いと思うけど、この曲はややメロウに作られてて聴く度にじんわり来るような曲になってます。1曲目「日本人だね演歌だね」初聴きの時は天地真理さんの「ひとりじゃないの」のアルバムバージョンのような、ほんわかのんびり型なイントロでタイトルのイメージと違ったのを覚えてます。Aメロをかなり低めのキーで歌ってる所が意外と気に入ってます!サビは少しパンチの効いたチータ節がもちろん聴けます。2曲目「旅情」カップリングナンバーはイントロはしっとりフランス映画のサントラチックに始まりますが、歌が入ると七五調の歌詞に日本!って感じのメロディラインです。3拍子の王道演歌系ですが、イントロや間奏は洋楽的なアレンジが入り込んできます。3曲目「日本人だね演歌だね」オリジナルカラオケ4曲目「旅情」オリジナルカラオケ5曲目「日本人だね演歌だね」一般用カラオケ
2011年12月16日
水前寺清子さんの最新シングルは配信のみで「HIKARI ~輝く未来へ~」その前のシングルが「日本人だね演歌だね」。「日本人だね演歌だね」の前のシングルが、このCDです。作詞家の川内康範さんが亡くなる前に水前寺さんに書き下ろした歌詞です。作曲は川内康範さんの指名で浜圭介さんに。浜圭介さんと言えば何と言っても奥村チヨさんの「終着駅」!他にも「そして 神戸」や堺正章さんが歌った「街の灯り」「♪雨雨降れ降れ もっと降れ~」の「雨の慕情 」や「雨に~濡れなが~ら~」の 三善英史さんの「雨」もあります。水前寺さんのシングルやアルバムの事はまだ一度も書いてなかったような・・・。1曲目「よいしょ・こらしょ」タイトルから連想したのはド演歌。聴いてみると軽いタッチの肩の力を抜いた曲。悲しみから立ち上がろうとしてる応援歌です。編曲は中島みゆきさんのアレンジも70年代にはよくしてた船山基紀さん。水前寺さんの歌唱も心地よく、自然に歌ってる感じで聴き込んでしまう。2曲目「女の旅路」イントロの出だしが中島みゆきさんの「海と宝石」を思い出すような感じで船山さんのアレンジの特徴なのかも。この曲も川内康範さん、浜圭介さん、船山基紀さんで作られた曲です。演歌色はほとんどなくムード歌謡や純粋な歌謡曲って感じの曲です。こっちがA面(メイン曲)でも良かったように思う。デビュー45周年記念のシングルとか銘打ってはないけど、このシングルの発売の頃に45周年を迎えました。3曲目「よいしょ・こらしょ (オリジナル・カラオケ)」4曲目「女の旅路 (オリジナル・カラオケ)」5曲目「よいしょ・こらしょ (一般用カラオケ)」一般用カラオケとはなんぞや・・・・・。キーが違うだけにしか思えないんだけど。ガードメロが入ってるわけでもないし。オリジナルカラオケは一般人は歌ってはいけないのか?^^;何かおもしろい。カラオケとか行く事ないから、何かよくわからない。
2011年12月03日
畠山みどりさんの歌手生活50周年記念アルバム「全曲集 また逢いませう」が先週発売になりました!早速、買って来ました!新曲を3曲収録したベスト盤なのですが、聴き応えじゅうぶんのボリュームある内容になってます。歌手生活50周年でシングル発売された「また逢いませう」「いいじゃないか人生」と「満開!!元気花」の3曲。あとは歌手生活45年記念の「街道(みち)」「一世一輪花舞台」歌手生活35周年の時の「おんなの人生劇場」が収録され、あとの曲は昭和の大ヒット曲を集めたもの。1曲目「また逢いませう」畠山さん版「マイ・ウェイ」と言ってもいい名曲です。ひばりさんで言う「川の流れのように」の位置づけかも。ちょっと哀しいイントロと歌詞もよく読むと少し哀しいのですが・・・。間奏にも「仰げば尊し」のメロディが一瞬出てきたりして別れの曲として印象を強くしています。畠山さんはコブシや演歌的な節回しを一切使わずに、ストレートな歌唱も珍しく感動的です。2曲目「恋は神代の昔から」1962年の国民的大ヒット曲。デビュー曲。3曲目「ちょうど時間となりました」1962年の第二弾シングル。この曲も大ヒット!「♪マ~ダムキラ~の長兵エさん」の所は何度聴いてもニヤけてしまう^^;4曲目「出世街道」1962年第三弾シングル。もちろんこの曲も大ヒット。デビュー曲からこの曲まではほとんどの人が知ってる曲だと思います。5曲目「女侠一代」1963年発売の6枚目のシングル。この曲は遠藤実さんの作詞作曲の名曲。6曲目「ツキツキ節」1963年発売の10枚目シングル。1963年は11枚もシングルを発売しています。そのほとんどが大ヒット。この曲はコミカルなナンバーです。7曲目「人生街道」1963年発売の13枚目シングル。モロ演歌のシブいナンバーです。8曲目「夫婦春秋」村田英雄さんの大ヒットで有名な名曲ですが、元々、この曲は畠山みどりさんのために作られた曲でボツになってたのを村田さんが気に入って録音されたそうです。9曲目「歌こそわが人生」1968年シングル大ヒット曲。歌詞も歌唱も力強く感動的なナンバーです。10曲目「いいじゃないか人生」50周年記念シングル「また逢いませう」のカップリング曲。この曲は明るいナンバーでA面とのコントラストの差も楽しめます。11曲目「夜がわらっている」この曲は2008年に自主制作で発売されたシングルです。この曲が収録された事はうれしい!サビでは美しい裏声も聴けます。12曲目「 街道(みち)」歌手生活45年記念で発売されたシングルです。13曲目「根っこのように」2001年発売のシングル「天下をとれ」のカップリング曲。軽快で明るく元気なナンバー。「浪花節だよ人生は」タイプの応援歌です。14曲目「おんな人生劇場」歌手生活35年記念で発売されたシングル。ど演歌の大作です。15曲目「千年杉」1991年に発売されたシングル。迫力のど演歌です!16曲目「満開!!元気花」歌手生活50周年記念で録音されたナンバー。畠山さんだから説得力のある応援歌です。17曲目「 一世一輪花舞台」歌手生活45周年で発売になった曲です。このベスト盤は構成も良いので通して聴いてると更に感動的です。51歳の時にスキー検定1級を取得するほどなので、まだまだ元気に歌ってくれると思います。ライブにも行ってみたいと思うけど、なかなか日が合わずに行けない。東京ばかりだし・・・。今年も歌手生活50周年記念リサイタルをNHKホールで大成功させたそうです。
2011年11月30日
1992年に発売された森さんのポップス歌謡を集めたベストセレクションアルバム。1991年11/21に発売されたシングル「愛しい人よ」の発売に合わせて作られたアルバムで「襟裳岬」のリレコーディングバージョンが聴けます!1曲目「愛しい人よ」作詞はコピーライターとしても有名な魚住勉さん。作曲は馬飼野康二さん。SEIKOのCMソングになってヒットした曲です。かなり久しぶりに聴いたけど、アレンジも良いし歌唱も素晴らしく感動でした。2曲目「フィクション」井上陽水さんの作品。この曲もしっとりラテンでいい感じです。3曲目「イエスタデイ」荒木とよひささんの作詞で作曲は佐藤隆さん。素晴らしいメロディメーカーの佐藤さんの曲は印象に残りやすいと思う。森さんの歌唱も軽めに唄ってていい感じです。4曲目「夜間飛行」シングル「愛しい人よ」のカップリング曲。少し谷村新司さんの曲のような印象も受けるけど森さんの個性的なボーカルで素晴らしい雰囲気に。5曲目「サマータイム」1985年に英語の歌詞のままシングルとして発売されました。誰もが知ってる、あのサマータイムです。森さんの声だからジャニスジョプリンのようなバージョンにしてもカッコ良かったかも。6曲目「千年純情」1988年シングル「挽歌の街から」のB面の軽快なポップスナンバー。2000年「ウィスキー色の街で」のB面にもリレコーディングされて収録。7曲目「冬のリヴィエラ」大ヒット曲なので知らない人は少ないと思う。作詞は松本隆さん、作曲は大瀧詠一さん。8曲目「紐育物語」「冬のリヴィエラ」のヒットでポップス歌謡路線第二弾。曲やアレンジ的には自分はこっちの方が好き。9曲目「モロッコ」この曲がポップス歌謡第三弾。この曲がダントツ一番好きです。1983年10月発売の名曲です。10曲目「甘ったれ」アダモの作曲と作詞は阿久悠さんで話題になった楽曲です。コンサートでもよく唄われてたました。これはリレコーディングバージョン!1978年のシングルでヒットしました。11曲目「夢・ステファニー(ロマンチック・トリップ)」安井かずみさんと加藤和彦さんのコンビの名曲です。この曲はムード歌謡チックな雰囲気もあり楽しめます。12曲目「襟裳岬」ニューレコーディングだけどアレンジはオリジナルとほぼ同じです。ギロの音がちょっと気になる・・・。AメロBメロサビともずっとギロが入ってます><森進一さんのライブも長い間、行ってない。自分が行ってた頃の定番曲の「うさぎ」「ひとすじの白い道 」とかまた生で聴きたい。後にソングル化された2曲です。森進一さんの曲で好きな曲はいっぱいあるけど、「冬の旅」「夜行列車」「東京物語」「恋月夜」「命あたえて」「さらば友よ」「雨の桟橋」などが特に好きです。そして谷村新司さんの作った「悲しみの器」は特別絶品だと思います。
2011年03月01日
今日は畠山みどりさんのベスト盤を聴いてました。このアルバムは市川昭介さんの作曲集です。こうやってアルバムを通して聴いてみると、やっぱり名曲揃いです!1曲目「街道」この曲はあまり知られてないと思うけど、歌手生活四十五周年記念曲で2006年10月の発表された名曲です。ボーカルもハリのある声で落ちる事のない歌唱力を楽しませてくれています。演歌色がかなり強めなナンバーだけど。アレンジもなかなかおもしろくて、パーカッションの入り方が斬新だったりします。大ヒット曲「出世街道」のアンサーソング的に感じます。2曲目「出世街道」この曲はデビュー第三弾シングルだったナンバー!この曲を知らない人は少ないと思うけど改めてじっくり聴くとやっぱり名曲だと感じさせられる。3曲目「恋は神代の昔から」この曲を知らない人は日本人では少ないと思うけど、国民的大ヒット曲です。昭和の匂いが頭の中で浮かんできそうなナンバー。子供の頃にゴジラとかガメラとか映画館で観る時に映画と映画のインターバルでこの曲とかよく流れてた。神戸東宝だけかな・・・^^;4曲目「夫婦春秋」この曲は村田秀雄さんの大ヒットで有名な曲。畠山みどりさんが先なのかどうか分からないけど、畠山みどりさんのために書き下ろした曲だったはず。村田さんバージョンとはまた全然違う柔らかさを感じさせるアレンジと歌唱に感動です。5曲目「聞いて頂戴この話」1stシングル「恋は神代の昔から」のB面曲。この曲も有名な曲です。明るい曲調だけど心中しようとしてるカップルの歌。結局、薬を間違えて死なないんだけど・・・^^6曲目「人生街道」1963年発売の13thシングル。この曲もヒットした曲。もろに昭和の歌謡曲の良さをふんだんに盛り込んだ曲。7曲目「氷雪の門」「浮世街道」のB面曲。ちょっと勇ましいアレンジです。8曲目「船は出てゆく煙は残る」クレイジーキャッツの「ハイ それまでョ」と同じような創りの楽曲です。プログレっぽいアレンジと構成のナンバー。多分、クレイジーキャッツがこの曲からヒントを得たんじゃないかな。9曲目「ハッケヨイ待った!」第三弾シングル「出世街道」のB面曲。10曲目「男心と秋の空」1963年発売のシングル曲。この翌年に発売された都はるみさんの「あんこ椿は恋の花」の元になってるようなアレンジを感じる。同じ市川さんの作品だし。11曲目「あんたこの世へ何しにきたの」この曲も1963年のシングル曲。コミカルなアレンジで有名な曲。ミニラが出てきそうなアレンジです^^ 1963年だけでも11枚のシングルを発表しています。そしてそのほとんどがヒットしています。12曲目「バカはバカでも粋なバカ」1964年のシングル。1964年も11枚のシングルを発売。清水港の石松さんを歌った曲です。13曲目「忘れましょう」「恋は買物腕しだい」のB面曲。この曲はこのベストアルバムが出るまで知らなかった曲。ブルース調のあの頃の良き音楽って感じです。いいメロディとアレンジと雰囲気のある歌唱で最高です。14曲目「晴姿喧嘩花道」1969年のシングル曲。景気のいいアレンジと力強い歌唱で気持ち良いナンバー!15曲目「おんな人生劇場」1996年のシングル曲。16曲目「ちょうど時間となりました」デビュー第二弾シングル。この曲も知ってる人が多いと思う。「♪与三郎さん~」で始まる曲って言われれば分かると思う。凄い転調とかあります^^;そしてこのアルバムのラストが「ちょうど時間となりました」とはシャレの効いてるアルバム^^
2011年02月08日
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