可愛いに間に合わない(ファッションと猫と通販な日々)

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2024.05.05

NHKスペシャル「山口一郎 “うつ”と生きる～サカナクション復活への日々～」観ました

カテゴリ： ★娘・音楽いろいろ

一郎さんご本人のお言葉のひとつひとつ、
メンバー、スタッフ、旧友(旧メンバー)など
周りの方々のご対応のひとつひとつを
じっくり噛み締めながら観させていただきました

たったの2年でここまでこぎつけるというのは、
本当に奇跡的なことで、並大抵ではなかったと思います
一郎さんも仰っているように
この病(やまい)には基本的に"寛解"はあっても
"完治"というものがなく、
これからは、いかにそれとうまく
付き合っていくか、
ということが大切になってくるので、
そういう意味では
まだまだ危うい状態であることには
変わりないのですが、
旧メンバーである原さんが仰っていた

「自分を犠牲にしないでやってほしいなと思います」

「もう重いマントは手に入れてるんで」

「壊れる前にうまいこと脱いだり着たりしようねって」

これらのお言葉がすべてだなと思いました
(なんてあたたかいお言葉でしょう。
聞いていて涙が出ました)

それにしても、"重いマント" ――――
もともとはステージで寡黙だった一郎さんが、
売れるために変わろうとして
手に入れた"新しい自分(サカナクションの山口一郎)"のことを
そう表現されていたのですが、
人間、やはり"自分以外のもの"になろうとすれば、
やはりどこかで無理が生じるものなのだなぁと
改めて思いました

それでも、その選択が間違いだったとは思いません
現にこうしてその才能が世間に広く認知され、
認められた訳ですから
でも、命を懸けてまでやるべきなのかといえば、
そこまで価値のあるものなんてこの世には存在しません

途中、メンバーの方々とのやり取りの中で
一郎さんが「今まではあまり話したりしなかったけど、
今回のツアーを通して、
自分の病気がどういうものか
少しずつ伝えていけたらいいと思う」
というようなことを仰ってましたが、
そんな風に少しずつでも、
ひとりで荷物を全部背負うのではなくて
メンバーの方々と分け合いながら
活動していってくださればいいなと思いました

周りに良い方たちがたくさん居てくださるみたいなので
大丈夫だとは思うのですが、
ほんとうに、無理だけは――――、
無理だけはされないように――――

わたしは以前にも書かせていただいたことがあるのですが、
フジファブリックの志村正彦さんと
山口一郎さんの印象が重なることがあり、
時々怖くなるのです

それは私の勝手な思い込みかもしれませんが、
とにかく、どんなときでも、
"生きること"を優先してほしいと思います

一郎さんが大好きなものを諦めずに
これからも音楽と共に人生を
歩んでいかれますようお祈りしています

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Last updated 2024.05.05 22:55:39

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Profile

すみれゆきの

いつのまにか母娘でやることになったブログです。娘は主に音楽関係を2017.04あたりから担当。 '17.07.22現在『アジアの音楽』『アジア以外の音楽』の両カテ以外の音楽の記事は娘です。私は映画やドラマなどを中心に気功や太極拳などの情報ファッションや猫や人間の健康に関することなどを発信してます。混乱します？そうでもない？娘は几帳面。私はイイカゲン。そんな感じの見分け方で(笑)

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