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今日は母が休み。起きたのが昼前だったので、とりあえずお茶を入れた。さて、お母さんに持って行こうかな、と2階の母の部屋に行くと、居ない。アレ? o(・_・= ・_・)o キョロキョロ「お母さん?」と呼びつつ、階下に下りて玄関の方を見てみると、スリッパが。え?出かけてるの?( ̄▽ ̄;)知らんで2人分お茶入れてしまったやん。しょーがないなー♪ ( ^-^)_旦~~ ← 一人で二人分飲んだ人(笑)。そうしてまったりしてると、母が帰って来た。タイミング良く、アップルパイを買ってきてた。お茶を入れてあげよう♪二人で、まったり。~~旦_( ̄∀ ̄*) にょほほ♪昼間、HPをいじってました。今日はマンガを読んでたんで、それ関連で(笑)。「好きなマンガ」に「日高万里」を追加しました。あと、「山口美由紀」と「喜多尚江」に追記。そいでもって、トップページをいじってるうちに、あることに気付いた。『おすすめ新着(Subscribe Link)』って、アドレスがあったのね…。i||i_| ̄|○i||i 知らんかった…。一応、トップページにアドレスを貼ってみました。全く気付かんかった。( ̄x ̄;) トップページの表に入れてるしなぁ。最近、この『おすすめ新着(Subscribe Link)』、プロフの写真が表示されるみたいです。コレが結構面白い☆因みに、今私のプロフに張ってる写真(というか絵)なんですが、「おぉ、コレ、昊葵にそっくりやん♪ヽ(゚∀゚ )」とパパンに言われたモノです。…そっくりですと? (ノ><)ノ こんなんぢゃないもんーっ!とはいえ、面白いので載せてみました(笑)。うーん、期間限定にして、一週間ぐらいにしとこうかな☆神風 樗子さんに教えて頂いて、タイトルの文字を作ってみました。なんかリンゴ飴みたいですねー。でも結構お気に入りです☆ (^-^)15時ごろ。台所でお茶を入れてたら、母が来て、食器を片付け始めた。いい匂い~♪ 私。 → ヽ(*´∀`)ノ (・ω・ )モニュ? ← ママン。なんかほんのちょびっとだけ、柑橘系の香りがした気がしたんですよ。でも嗅いでたらバラの香りに変わってきた。あれ?と思って、母をクンクン(笑)。ねぇ、今日は何つけたの?「え?いつもの長細いヤツだよ。」ふむ。長細いヤツ=ジバンシーの「ヴェリーイレジスティブル」かぁ。湿度が低いせいか、いつになくいい匂い。やっぱ外国製の香水って、湿度が低い方がいい香りになるんだなぁ。(・∀・)ホホー。15時半に、母は友達とお出かけ。行ってらっしゃーい。ヾ(´ー`)ノ夜。父帰宅。21時になっても母が帰ってこないので、夕食を2人で食べることにした。まぁ、あるものを適当に。2日前から作ってる、テールスープを食べてみた。 (+д+)マズー。コンソメをものすごーく薄めたような感じ。玉ねぎと人参を生のままで入れて煮てるんだけど、まだやわらかくなってない。テール自体は3回茹でこぼしてるんだけど、なんだかなぁ。( ̄x ̄;)食事を食べ終わってから、ストーブにかけて、蓋を外して煮込んだ。携帯でタイマーかけて、15分毎に混ぜながら煮詰める。待ち時間の間は、暇なのでマンガ読んでました(笑)。自分の部屋のファンヒーターの灯油がなくなったんで丁度いいのよね♪そうして煮込むこと2時間半ぐらいかな?23時ぐらいに母帰宅。お土産に、ドライマンゴーと、コラーゲンアーモンドを買ってきてくれた。…コラーゲンアーモンド?? ( ゚Д゚) ナンジャソリャ?材料を見てみると、魚由来のコラーゲンパウダーとか書いてある。食べてみた。…結構美味しいじゃん♪( ̄∀ ̄*)寒梅粉とかで周りをカリカリにコーティングしてあるアーモンドでした。美味しかったっス。さて、テールスープを煮込んだことだし、明日が楽しみだ☆(´ー`*) パパン喜ぶかにょー?昨日に引き続き、本当にたくさんの励ましのメッセージを頂きました。とてもありがたいなぁ、と思いました。『楽しくてお役立ちなサイトにしたい』というのをモットーに、このHPを作ってきました。このHPには飾らずに、自分が思うことを素直に書いてきました。そして、そのままの私の気持ちを書いた時に頂いた、あたたかい言葉。とても嬉しく、幸せだなぁと思いました。私が思っていた以上に、このHPを見て頂けているんだ、という事も感じました。そして、優しく見て下さっているのだという事も。日記も日々の徒然を書いているのですが、それをたくさんの方に読んで頂けている事も。本当に、ありがとうございます。私は果報者です。メッセージを読みながら、思わず嬉し泣きをしてしまいました。私は私のペースでいけばいいんだよ、と皆さんが書いてくださいました。ものすごく嬉しかったです。メッセージやメールを頂いた方々は勿論、来て下さっている方にも、心よりお礼を申し上げます。これからも、どうぞよろしくお願い致します。m(_ _)mマイペースで頑張りますね!
2005年01月29日
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今日は何の予定も無く、のほほーんと過ごす。平和だ…( ´ー`)ふとマンガや本を読み始める。久しぶりに、日高万里の「RINJIN」「時間屋」を読んだ。次はコレをアップするかな。んで、整理整頓し始めて、ん?o(・_・= ・_・)o キョロキョロ…足りない…??お気に入りのマンガが足りん!!(|| ゚Д゚)ガーン!!押入れとかも探せども見つからず…。ドコ?(T-T ))(( T-T)ドコ?「お天気の巫女」と「僕が唄うと君は笑うから」が見つからんのが一番ショック…。何処いったんだ~?絶対売ってないし~気に入ってたのにぃぃ~i||i_| ̄|○i||iもしこのまま見つからんかったら古本屋に行こう…。特に面白いテレビも無かったので、CD「シフクノオト」をのんびり聴く。曲を聴くと、この前のライブをまた思い出したりする。『花言葉』という曲を聴きながら、ふと「365日 誕生花の本」や花言葉を久々に見てみる。コスモスの花言葉は、”調和、美麗、愛情”。ちなみに私の誕生花は「梅」です。「似合いすぎ!!(*´∀`)」と言われたことがあります(^^;)しかも学生時代に(爆)。私に似合いすぎだと言われたもの…緑茶(グリーンティ)、梅の花、浴衣。高校時代に家庭科で浴衣の着付けをしたら、みんなに「女将だ!若女将!!」と言われました(笑)。なんじゃそりゃ?( ̄▽ ̄;) 高校生で女将かよ…。暇なあまり、懐かしいことを思い出した一日でした。
2004年08月28日
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今日、養老孟司の『死の壁』を読みました。あの『バカの壁』の続編みたいなモンです。「読め。」と貸されたものでした。 率直な感想。なんだか、胸の中のモヤモヤを箱に入れて、開かないように缶詰にしてたのを、「よく視てみなさい。」って缶詰の蓋を開けて、渡された気分。いつもわだかまっていた事、悩んでいたこと、「そう、私もそれが言いたかった。ずっと聞きたかった。 答えが出なくて、悩んでいた。苦しかった。 けど、それも無駄なんじゃないかって思ったり言われたりして、考えることに蓋をしてた」って思った。 人間の剖検(死体の解剖)のに立ち会った時、私は『第三者の死体』として捉えていて、それが「モノとして扱って(思って)いるんじゃないのか」っていう悩みになった。ずっと何年も抱え続けて、答えの出なかった悩み。ヒトだった死体。ヒトの形をした死体。もう動かない死んでいる死体。けれど、誰かにとっては、それは『ただの死体』じゃないって事も分かってて、苦しかった。平気で見れる自分は、どこかおかしいのかと思った。『死体とは何か』、それを考える自分はおかしいのだと思ってた。同業のコメディカル仲間にそれを訊いてみても、「別に考えるほどの事じゃないんじゃない?」で済まされた。解剖を平気で見られる自分が、壊れて見えた。「あぁ、私は人間として大事な何かが欠けている、おかしいんだ。狂ってる。」と思った。そんな人間が、他人の命を預かるような場所で仕事しちゃいけない、と思ってた。 だから、本の中で養老さんが、「『死体とは何か』っていう事を考えた」、って書いてるのを読んだ時、「考えちゃいけないんだ、きっと。私が狂ってるんだから」って、奥深くに沈めて、一生懸命蓋を押さえていたのを、ポーンと放り上げられた気がした。 『ない死体(一人称)』『死んでいない死体(二人称)』『死んでいる死体(三人称)』そうだ、と思った。この事を、この気持ちを、言葉で表すなら、そう。私と同じ事を考える人も居たんだ、そして自分なりに答えを出した人が居た。『死体をモノとして考えないから、人間をモノとして見ないから、こういう考えに至る』すぅっと、胸に沁みるように、言葉が入ってきた。ずっと、考えてきて、答えが出なくて、蓋をして、でも苦しかったこと。涙が出た。 私は、すぐ悩んでしまう。しかもぐるぐると。くだらない、と思ったりもするけど、自然に湧いてくるものだから、やっぱり悩む。『悩むのも才能のうち』『悩めない人間だってたくさんいる。そういう人がバカと呼ばれる』『悩むのは当たり前。』なんか、私もホッとしました。悩むのはいけない事だと感じていたから。またネガティブなのかなって、思えて。肯定されてホッとするなんて、とも思った。…自分勝手かなぁって。けど、悩むのはいいんだ。答えを出すために考えても。悩むことも才能だなんて言う人がいるなんて、思いもしなかったけれど。 「どうして生きなきゃいけないんだろう?」「どうして自殺しちゃいけないんだろう?」何度も繰り返してきた自問。『自殺は殺人の一種であるから』『自殺が周囲の人に大きな影響を与えるから。二人称の死を与えてしまうから』上の答えは、以前、友人に言われた事があります。下の答えは、私なんかが与える影響は微々たるものだと思っていたから、自然に自分の中で抹消してた。だけど、この前、お祖母ちゃんが死んだ時。二人称の死体を、見て触れて。二度と逢えなくなった時。ストンと、自殺はダメだっていう思いが、小さく胸に灯った。 おかしいかなぁ。私は、自分の死、一人称の死をたくさん考えた。別に怖くもないし、迷惑をかえってかけずに済むと思ってた。けど、大事な人の死、二人称の死が、震えるほど怖い。考えただけで涙が出てくるぐらいに。誰かにとって、自分が二人称だなんて思えなかった。泣く人もほとんどいなくて、軽いものだろうと思ってた。だけど、そんなの分かんないね。自分の価値は他人が決めることだもんね。だから今は、「どう生きるか」を考えてる。 あと、『国益』について書いてあるところも、「それ!!」って感じでした。『そもそも国益の定義が無い』その後に続く言葉も、ぼんやりと胸にあったことを、形にしてもらった気がした。 なんだか、『バカの壁』も『死の壁』も、日頃悩んで、答えが出なくて、一生懸命押し込めてた自問に、ポイって、形にしたものを放り込まれた感じ。自分で、「くだらない事をうだうだと。悩むな。蓋しとけ」って叱咤してた事を、「そんなの当たり前。答えが出なくてもそれもいい。悩むのも当たり前」って、背中を押された感じで、なんだか力が抜けちゃった。年の功ってヤツなのかなぁ。それとも頭の出来が違うのかなぁ。有り難いね。 私はこれからもきっと悩んで、ぐるぐるして、それでも考えると思う。泣いたり、途方に暮れたり、色々するんだろうな。壁にきっとまたぶつかって、そのたんびにガンって頭打ったり、転んだりするんだろうな。「遠くを見ろ。すぐに目の前の壁にぶつかってからに。(ーー;)」って、前に、好きな人に言われたけど、ネガティブなせいで、他人よりも壁が多くっても、多分、いいんだわ。ちょっとずつ変わるために、私はあがいてるから。私の壁は、目線より上にあって、ジャンプしても先がなかなか見えなくて、けどきっと、よじ登ったり、叩き壊したり、蹴り倒したりして、壁を越えてくんだわ。他人から見れば、馬鹿みたいな壁でも、私にとっては無駄じゃない。高い壁であるほど、よじ登ったら、きっと景色が綺麗で、気持ちいいと思うんだ。 バカだと思う?不器用だと思う?けど、壁を引っかいたり、殴ったり、よじ登ろうとしてる、みっともない姿かもしれないけど、そんな自分は少しだけ、肯定できる気がするんだよ。簡単に諦めない根性はあると思うし。 もっと自分を好きになれるようになりたいと思う。そしたら、もっと、色んなことが楽しいんじゃないかなって。自分を肯定できる自分になりたい。そしていつか、誰かの中に、生きる意味を見つけてみたい。その誰かに、必要とされたい。コレがきっと、一番強い、私の欲なんだわ。なんてバカバカしい願いなんだろうね?けど、私は私のために、その願いを叶えるために、生きてみようと思う。自分勝手かなぁ?それでも、願いを叶えるために、何をすればいいのかを考えて生きてみよう。どう生きるかを決められるのも、私だけだと思うから。 相変わらず暗いかなー?自信なんてサラサラないし、心もとない。でも、自分の人生だしね。昨日、『地球大進化』を観て、奇跡的な、天文学的な確率でココに居るんだって思ったから。今頃、みんなバクテリアだったかもだもんね。「悩むのは当たり前」って、肯定されたせいか、気が楽になった。養老さん、感謝。まるでメビウスの輪のように、終わらない問いだと思ってた。一つの答えを、示してくれてありがとう。悩んでる私は、無駄じゃない、バカじゃない、狂ってない。そう、背中を押してくれてありがとう。いい本に出会わせてくれた人にも感謝☆
2004年05月16日
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昨日、2月の始めに、好きな人から借りた『バカの壁』、読みました。「今頃かいっ!!」というツッコミが聞こえてきそうですね(笑)。はい、今頃です。読みたい時に、読みたい順に、読む。というのが習慣なもので。 なんというか、あれ読んで、すごい浮上しました。あれは、精神病患者のためというか、私のような”バカ”のための本ですな。養老さんは「話せばわかるというのは嘘」と書いてるくらいなので、私の解釈が、養老さんの言いたい事じゃないかもしれないし、他の人は、全く別の感じ方をしたかもしれない。けど、私はなんだか、本の言葉が、ツルンと入ってくる感じで、妙な気分でした。 今の私は病気のせいで、”無意識”がストレスを受けると、それがダイレクトに返ってきて、普通の人なら”無意識”を意識なんてしないのに、私は表面化してきてしまってる。だから、『人生の1/3は無意識』っていうのが、ものすごくよく分かって、その”無意識”が負った傷や痛みを”意識”上で感じてしまう。だからこそなのか、この本の言葉が、とても分かり易かった。 私はいつも、「わからない」「なんで?」の繰り返しで、壁にぶち当たっては悩み、なんとか越えたかな、って思ったらまた壁にぶち当たり…。前に好きな人に言われた。「君はすぐ、目の前の壁にバコバコぶつかってる。もっと遠くを見ろ。」って。壁の向こうに道がある、って思うから、私はいつも悩む。でも、それが合ってるのかどうかなんて、自信はいつも皆無。けど、この本で、『人生は重い荷物を背負って、崖っぷちを登ってるようなもの』ってあって、ああ、それでもいいのかなって。 この前も、ずっと前にも、「生きる意味がわからない」って言っていて、ずっとずっと探してて、それでも見つからなくて、「人生って何?」「生きる意味って何?」っていつも思ってた。見つからなくて、苦しくて、死んだら楽になれるのにって思って、今度は「死の意味」「何故死んだらいけないのか」を考えるようになってた。でも、『人生の意味を探す』っていうのは大切な事、って書いてあって、自分を、私の今までを、肯定された気がした。 私、自分が嫌い。だから、自分の存在も、自分の考えも否定して、人生の肯定なんて出来なかった。 小学校に上がるまで、私は周りの全てを信じてた。そして裏切られる事なんてなくて、全ては無償で与えて、与えられるものだと無意識で感じてた。でも、広島に引っ越してきて、状況は一変した。 人を信じたら裏切られる。裏切られない為には、信じなければいい。そして、全ての行為は、物々交換のように、有償でなされる。人を信じず、自分を守る為に嘘を吐く。嘘を重ねても重ねても、全く罪悪感なんて無かった。傷つけられたら、傷つけ返す。殴られれば殴り返す。裏切られれば裏切る。それが当然のルール。傷つけないから、傷つけられない。人を信じないから、裏切られない。そうやって、小学校と中学校時代が過ぎていった。世の中は、汚くて、闇の世界なんだと思った。 親はいつも正しかった。それが私にはただの鎖でしかなかった。「嘘を吐いたらダメ。嘘を重ねなければならなくなるから」「人を信じる。そうしないと信じてはもらえない」でも、それはここでは通用しない事で、それを親は理解出来なかった。眩しいほどに正しくて、それは分かっていても私には受け入れられなかった。でも、親に失望されるのも嫌で、親の言う通りにしている”フリ”をしていた。親は、光の世界の人なんだと思った。白い人たちだと思った。私が、闇に染まったら、嫌われると思っていた。でも、もう黒くなってしまってるのに、と思ってた。 中学の時は、毎日、毎朝、授業中も放課後も、いつも死にたいと思ってた。でも、親は足かせのように、死ぬことを許さなかった。親はいつも正しくて、私は考える事を放棄した。目の前には”受験”っていう競争があって、それに勝てば、周りの全てに勝てると思っていた。私にはそれが正しい事だと思えたし、負けず嫌いだったから、勉強して、成績を上げて、嫌いな人の成績を抜く事で見下して、嫌いな人達の全てを否定した気になってたんだと思う。「勝つ事」「見下す事」「見返すこと」で、裏切られたり、苦しめられたりした事を全て切り返してやれると思ってた。…今思えば、とても幼稚だね。 高校に入って、世界が変わった。最初に出来た友達が、もう、ホントに”バカ”がつくほどのお人好しで、私を無償で信じて、絶対に裏切らない。それを当然だと思って、疑うことすらない。「白」い友達だった。そして、その子を通して出来た友達は皆、光の世界に生きていた。皆、お人好し。毒されたよ。私も信じた。ごく自然に、信じられるようになった。そして、それは正しかった。信じても、絶対に裏切られない。それは確信じゃなくて、真実だった。嘘を吐けばそのまま信じてしまうから、嘘が吐けなくなった。信じる事の強さも、教えてもらった。他の子から聞いた話だと、お人好しなその友達は、信じて裏切られた事もたくさんあったんだって。それでも、人を信じられる強さ。勇気。信じれば、信じてくれる人も、ちゃんと居るって教えてくれた。親の言葉が、真実になった。 よく、友人や好きな人は、「人を信じて裏切られてよく泣いてる」って私に言うけど、私はこの頃に、信じるに足る人も居る事を知ったから、他人を信じられる。私は、好きな人に出会えた。その人は、私が信じてるから、子犬を拾ったみたいに捨てられない。そんな人も居るって、知ったんだよ。 その一方で、高校半ば頃から、私の中学の頃のような友人が出来た。私は人間不信だった。あの、高校で初めての友達の輪が出来るまで。だいぶその友達の白さに染まった頃に、その子に出会った。彼女も、多分、いや絶対、ものすごい人間不信だった。クラス替えになった時、何故か、私に声をかけてきた。他にもたくさん、女の子はいるのに、何故か私に。彼女は今まで、友達にも、親にさえも、裏切られない事はないというぐらいに裏切られ続けてた。だから、人を信じる事なんて、鼻で笑い飛ばすようなタイプの子だった。その一方で、親からさえ貰えなかった愛情の代わりに友情を、もの凄く欲してた。 大人になって、彼女と私はよく、二人で飲みに行ったりする。彼女が「君が居なかったら、私は世界は全て闇だと思ってたと思う。」と言ってた。初めての友人が「白」なら、私は「グレー」の人間だった。友人の「白」に染まりつつも、闇を、黒を知ってるが為に染まりきれず、でも、居心地が良くて、いつも一緒に居た。彼女は限りなく、「黒」に近い存在だった。彼女は、私の友人達を、「世界が違う人達」と評した。けど、私の「グレー」を通して、「白」に染まる心地良さを堪能していた。 「白」い友人達は、大学に行ったり、就職したりしてる。彼女は、一度足を洗ったものの、最近再び夜に、「黒」に染まってる。「私を光に繋ぎ止めて、引き戻してくれる親友。」って、彼女はよく、夜の悪友達に、私をそう紹介する。彼女は妹と初めて会った時に、その言葉と、「私に近いけど、こうきの妹だから、こっちには絶対に引き込まないから」って、言ったらしい。母は、勘の鋭い人で、彼女の本質を見抜いていた。そして、私が高校時代、彼女と付き合うことを嫌がった。でも、妹から、彼女の言った言葉を聞いてから、何も言わなくなった。(ある時からぱったり言わなくなったので不思議に思って母に尋ねると、そう答えた。)私は、限りなく「白」に近い「グレー」に、いつの間にかなっていたらしい。私の存在が、自分にとって救いなんだと、彼女は酔った時によく言っていた。光に引き戻してくれる存在を信じられるんだと。 私は、人生の意味を考える事を、死にたいと思った時に死ねないジレンマから、放棄した。でも、高校の時に、あまりにもやさしい光を浴びて、傷なんて無かったみたいに思ってしまってた。けど、病気になった。少し前、”無意識”に刻まれていた傷が開いて、とても苦しかった。でも、あの本、『バカの壁』を読んで、思った。あの時に放棄した『人生の意味を考える事』を、私はやり直してるのかもしれないって。闇の頃の再燃なんだと、今思う。あの頃に悩まず、答えを出さなかったツケが回ってきたんだと。 ムダじゃないんだって思えたんだ。悩んでる私も、泣いた私も、今なら肯定できる気がする。間違いじゃない。ムダじゃない。私が生きている事も、間違いじゃないって。 これからも、私、いっぱい悩むと思う。でも、崖っぷちで、私、いつもへばりついてる。一神教になんて逃げないけど、ある意味、好きな人には逃げているかもしれない。彼への気持ちも、嘘じゃないかって思った事もあった。ただの逃げじゃないのかって。だけど、なにをどうひっくり返しても、どの角度から見ても、色んな形をしていても、やっぱり好きで、やっぱり愛してる。それだけは、ただの変えられない事実なんだって思う事にした。んで、私が病気なのも、ただの事実。壁にぶち当たるのも間違いじゃない。それで悩むのも、別に間違いじゃない。そう思えた。 もう一つ。「医者はヒトそのもの、自然そのものを愛する人がなるべき」っていう私の考え。私はコメディカルだけど、この事で悩むのも、間違ってなかったって思った。いいんだわ、いつか答えが出るまで、もしかしたら一生、この事を疑問に思ってても。きっと。彼は何を悩むんだって不思議がってたけど、それでも私は悩む。でも、別にそれも間違いじゃないんだって、いいんだって思った。ヒトをヒトとして見れない事への恐怖は、間違ってないんだって。 あの本を読んで、なんでこうなるんだよって他の人は言うかな?でもね、あれは、『バカの壁は、あって当たり前』なんだって、そう言ってるんだと思うのよ。『その壁の向こうに道があることを、ちゃんと分かって壁を越えなきゃ』って。んで、『人生の意味を考えろ』って。『悩んで当たり前』って。他人の気持ちが分からなくて悩んだけど、それも当たり前だって。悩む事も大事なんだって。私の中には、そういう風に入ってきちゃったんだよ。いいじゃん、ね。それで自分を肯定出来るようになったなら。たとえ、養老さんの言いたい事とは違っても。 何はともあれ。養老さん、感謝。…というか、貸してくれた、好きな人に感謝。私は、自分を肯定して生きていく。
2004年03月15日
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雨。でも、出かける。今日はちょっと甘めにウィークエンドフォーウーマン。だって週末だもん♪図書館に行ってみる。あまり蔵書数は多くないけど、月末の貧しい時にはとってもナイスポイント(^^)時間はつぶせる、本は読める、しかもタダ。雨の日は特にいい感じ。人がわりと少ない上に窓際でも眩しくない。古い本のにおいが嫌いって人もいるけど、私は小学校の頃に古~い本たちのにおいに慣れたせいか、全っ然平気!古本屋も大好き。やっぱり、小さい頃の曝露率だよね、匂いの好き嫌いって。図書館では本を2、3冊セレクトして読みふける。そのうちの一冊は香水についての本。香水の本をちゃんと読むのは実は初めて(^^;)立ち読みは何度かしてるんだけどね(笑)もう一冊は・・・ないしょです。普通の人は読まないだろうなぁ・・・。単純に職業+趣味の世界(爆)前に買おうか買うまいか迷った挙句買わなかった本。帰り際に本を2冊ほど借りて帰りました。児童書。結構児童書って深いんですよ、コレが。掘り出し物というかヒットも時々あるし。一冊は民話、一冊は宗教について。もう一度言いますが、児童書です。2週間ぐらい借りられるようなので、ゆっくり読もうと思います。
2001年10月28日
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