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2008年07月16日

おはようございます。時間がバラバラな故、更新もまばらでございます。

では、玉掛技能講習２日目について、お話しします。
２日目からは実技で、室内の実技講習場に行きました。
講習場によっては、野外で玉掛実技講習を受けるとこもありますが、自分の場合は室内でした。

実技の講師が、まず玉掛に関する基本動作、合図、確認を教えてくれた後に、早速実習の練習をしました。
その基本とはホイストクレーンを実技講師が操作して、残り玉掛の作業をする講習生、３人１組で行い練習を行います。

３人で一緒にやる為、ある程度チームワークがないと駄目です。とは言っても、組む相手が初対面なので、チームワークがどうたらこうたら言ってられませんが。
午前中は、位置の支持、クレーン巻上げ・下げ、移動、合図、確認を中心にやりました。
玉掛を練習して、順番が来るまで待機して再び回ってきたら練習するといった感じです。
しかし、合図と確認数がフォークリフトに負けず劣らず多かったです。

合図と確認は覚えてないと、作業内容が理解出来なくなり、本試験が旨くいかなくなるので、自分が練習を終わった後は、他の人が練習してるとこを見ながら、イメージトレーニングしていました。

こうして昼間になって午後からは、荷役を運ぶ玉掛作業の練習と夕方から本試験を行うことになります。

午後からは午前中の基本動作に加えて、荷役の重量を目則・それに適したワイヤーの選定・玉掛作業・荷役を指定位置まで合図して誘導・ワイヤーと荷役に歯止めがかかっているか等の安全確認をやりました。この練習を何回かやった後、夕方から実技試験を行うことになります。
講師から玉掛作業の関するお手本を見たのち、合図者、玉掛作業者、玉掛補助者と３ポジションをローテーションに分けて練習開始。

この時は、玉掛作業自体は工場でやっていたので、ポジションが玉掛作業者と補助者の時は平気でこなせましたが、合図者の時に合図と指差し確認をいくつか抜けてしまっていて、講師からも注意をいくつか受けてしまいました（汗）
講習生の人からも「合図、確認多くてややこしいね」と困っていました。
確かに現場では合図、確認を細かくやっている暇などない時、あるからね。

ローテーションで玉掛作業の練習をしている内に、あっという間に夕方になっていきました。
本試験もローテーションに分けて３回試験を行うことになった。
受けた順番は忘れたが、本番は合図・確認をほぼ忘れずにこなして行き、作業の方は経験者故、余裕でクリアー。ほぼ満点に近い９７～９９点の状態で実技は突破。どっか１個抜けがあったくらい。それに、当時一緒に組んだ講習生も特に悪い人では無かったので、旨く行った。

実技も無事に合格して、後は学科試験の結果だが、力学が若干間違っていたが、これも無事に合格出来た。不合格者も今回は誰もいなく皆で合格出来て良かったです。
こうして数日後、会社にて玉掛技能終了証が届き、玉掛技能者の資格を取った訳です。

これを取った感想として、仕事の幅が広がって（工場では四角、丸型の荷役、軍事会社では航空機のとあるパーツの玉賭け）、役に立つ場面が多かった。

皆さんも土方、倉庫関係をやるなら、玉掛は一番初めに取った方が良いですよ。
近頃は無資格者だと作業をやらせるなと煩くなっている会社が徐々に増えつつありますからね。これも、万が一事故になったら、また大問題に発展する恐れがあるからでしょう。

話しが長くなってしまいましたが、玉掛取得に関する話しはこれで終わりです。
来月も資格取得に向けて頑張ります。

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