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2008.03.01
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テーマ: 少年野球(739)
カテゴリ: 少年野球
ふぁ~~~ッ!!
お客さ~ん、OB (out of bounds) で~す.....

の、OBじゃなくって、野球のOB (old boy)なんですけど(笑)。
今日は、OBの子が練習に来てくれました。
高2で硬式野球部に所属。
今年卒団した6年生の子の兄貴で、試験休みの時とか、以前から良く練習を見てくれてます。

他にもOBで来てくれる子はいるんですが、やっぱり自分が体を動かしたい、というのが本音。
まぁ、それが普通だと思うんですが、今日来てくれたこの子は、熱血指導タイプ。
今日も、自分のトレーニングのつもりで来たのでしょうが、自主練もそこそこ。
低学年(1.2年)を、率先して面倒みてくれました。
正直、悪いなぁ~と思いながらも、立ってる者は親でも0Bでも使え!?
あつかましくも、そのままお願いすることに。

しっかりした子です。
低学年が喜ぶゲーム形式を取りながら、ややもすると公園で遊んでいるようなノリになりがちなんですが、そこをキュッと締めて指導する。
ちびっ子たち、ずっと集中していて、すごく元気が良かった。
1軍チームよりも、めちゃくちゃ声が大きい!

楽しいことやってる時の子どもの声って、張りがあって、よく通りますね。
こういうのが俗に言う、腹から声が出てるって状態じゃないかなって思います。
出そうと思って出る声じゃないけど、出る時は自然に出る。
で、こういう声が出ているときは、やっぱり動きも良いです。
なのに、高学年になればなるほど、こういう張りのある声が出なくなるのが....

学年が上がるほど、技術面、精神面でも、より厳しい指導になります。
大人としては誰しも、その厳しさで子どもを押さえつけるつもり決してないのですが。
やはり、子どもは萎縮をします。
そんな状態で、さぁデカい声を出せ、腹から声出せ~と言っても。
出ないんですよね。

あと、たとえば、大人が怒鳴って、子どもにハイっと返事させる。
子どもは大きなハイと言わなきゃ、また怒られるから、怒られた意味もわからず返事する。
これも何だかね。

野球は、楽しいもの。
公園の遊びの延長。
でも公園の遊びではない。
けれど、楽しさを忘れてはいけない。

難しいです。
ん~...そんなに難しく考えることはないのかも知れないけれど。
とにかく、そういうとこ上手に、やる気を引き出してあげるのが、私たちの役目。
今日、来てくれたOBの子の、根気強い接し方を見て、改めて感じた次第。


練習終わって、OB君の一言。
「いやぁ~、小さい子の相手って、こっちのパワーを吸い取られるようで、ほんと疲れるっす」

めちゃくちゃ元気で、吸収意欲の強い、ちびっ子たち相手に、正面から接してくれたOB君。
ありがとう。本当お疲れさまでした。

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最終更新日  2008.03.03 14:23:57
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