真理探究と歴史探訪

真理探究と歴史探訪

2013年04月08日
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3月19日(火)午後4時頃、いよいよ今回の旅路の本命たる「金山巨石群」に到着した。

当初は翌20日の「春分の日」の早朝に行こうと考えていたのだが、どうも天候が思わしくないので、晴天となった19日の夕暮前に訪ねておきたかったのだ。

現地の駐車場に車を止めて、妙見神社の鳥居をくぐり石段を登っていくと、そこには想像を絶する・・・太古の響きを今に伝える「磐座」・・・の世界が広がっていた。

「上の画像」は、その一個の大きさが10mを超える巨岩の石組みを撮影したものである。

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そのまるで刃物で切り落としたような巨岩と、特異な角度で成形したとしか思えない巨石とを、絶妙な組み合わせで配置してあるかのような石組みを前に、私はその場に呆然と立ち尽くした。

この「中の画像」は、その巨石群を少し別の角度から撮影したものだ。

周囲に人気が無かったこともあり、私は大きな感動を独り占めにして、この画像の巨石群の周囲を様々な視点で見ながらじっくりと練り歩いた。

その時はまだ、古代人の作った「巨大な芸術作品」という感覚だったが、その後に出会う方々との会話から、綿密に計算され尽くして成形され、周囲の環境も考慮に入れて組み立てられた、太古の「天体観測所」だったことが次第に分かってくるのである。

P3190332.JPG

そして、しばらく夕暮れの手前になるまで巨石に見惚れていると、いつのまにか目の前に一人の女性があらわれて会話をすることに・・・。

お話を伺うとその御方は、「金山巨石群調査資料室」(以下のURL)の調査員とのことで、「春分の日」を含む前後日くらいにしか撮影できない、石組みの岩間からこぼれる「夕陽の光芒」を映しに来られたそうで、例年だと数名のカメラマンが集うとのことであった。

そこで「下の画像」は、その珍しい太陽光を撮影できる場所やその撮影の仕方を、マンツーマンで教えてもらって映した画像である。


その後も会話は弾み、私自身の「巨石巡り」の体験談を交えつつ話していると、ここから北方にかなり離れた飛騨の「位山(くらいやま)」と、この「金山巨石群」あたりが山の尾根で繋がっていて、「位山」を中心とした視点でみると「金山巨石群」が終着点になっているとのことである。

その話を聞いているうちに、約2年前に初めて登った「位山」に、もう一度登ってみたいという思いが強く込み上げてきたので、翌20日は急遽「飛騨高山」に宿泊することにした次第。

その調査員の御方は、翌日の「春分の日」のイベントにも来られるとのことで、再会を楽しみにしつつ当日の宿泊地の「下呂温泉」へ向かった。

☆《金山巨石群調査資料室》 ⇒  リンク
http://www.seiryu.ne.jp/~kankou-kanayama/kyoseki/index.html





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最終更新日  2013年04月08日 13時04分24秒


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