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「高杉さん家のおべんとう」の記事一覧はこちら。※※ ネタバレ含みます ※※ 「高杉さん家のおべんとう」は柳原望氏による(コミック・漫画)です。 ほんわかした部分は終わりました。残念だなーと思う6巻の終わりから7巻あたりを書きましょうか。まずは6巻を。 実は6巻で、主人公ハルと小坂りいなさんとの距離がちぢまってきます。大学で地理を研究する先輩後輩であり仲間でもあり、地理の現地調査(巡検)などにも一緒に行きお互いを意識するようになっていきます。巡検の下見に行った際には、夜の砂浜で手をつなぐまで進展します。 ところが巡検先で、養蜂家のかたからこんな話を聞かせてもらうのです。「蜂屋は先のことを考えるんだ」「花が最大になる頃に蜂群が最大になるように」「土地が変わっていく?宅地が増える?」「次の春はいつ頃どんな花が咲くのか」「5年後10年後はどんな姿になってる?」「いつだって頭に思い描いてるよ」 そこで小坂さんがハルに聞くのです。小坂「10年後のことを考えたりしますか?」ハル「そりゃあもう、腐るほど」 「まず大学は絶対出すつもり」 「10年後は卒業して社会人だよ、仕事就いてるよ」 「独り身のはずないし、どんな男を紹介されるのやら」小坂「それ久留里ちゃんの未来ですよね」 ここでハルが口ごもるのです。これはハルと小坂の10年後を聞いてるのかと思い・・・。ハル「あーーーー、え~~~と・・・・・・・・・」 小坂さんこれで気持ちが冷めるのです。口ごもるのは頭にない証拠と思って。ひどい話です。自分の気持ちは言わないで、ハルにプロポーズするように迫っているような物です。巡検の途中なので、他の人が近くにいる状況で。 小坂さんに、海外プロジェクト一本釣りで半年間の海外派遣のお話があるのですが、空港に見送りにきたハルに対して。小坂「好きでした」 「さよなら!高杉さん」 「不詳小坂、対等な研究者になるべくしばしドイツへ修行の旅へ言って参りますっ」 と言う感じで、この恋はかっこよく小坂さんが振ったことになって終わります。最後に飛行機の中でこんなこと言ってます。小坂「よし!断捨離 終了!!」 まあ、きれいさっぱり別れたのならそれでも良かったんだけどね・・。7巻が・・・。それじゃまた。下記はアフィリエイトになっております。ポチッとしたら、次にお友達のブログのアフィリをポチッとすることをおすすめします。【楽天ブックスならいつでも送料無料】高杉さん家のおべんとう(6) [ 柳原望 ]価格:637円(税込、送料込)
2014.04.02
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※ネタバレ含みます。※「ゴールデンタイム」は竹宮ゆゆこ氏によるライトノベルです。 さて、ざっくりあらすじが終わったところで、気になっているところをつらつらと。最終巻を読むまでの楽しみに。 最大の関心事は、誰が誰とくっつくのか?もしくはくっつかないのか?なのだけれどもそれはとりあえず置いといて、残っている謎を書き出してみる。5個ほどかな。1.誰が多田万里を橋の上でひき逃げしたのか? たぶんこれはたいした結末にならないと思っています。話の本質に関わる説としては、リンダ犯人説とリンダの兄の婚約者の浮気相手説。この事故のために万里は記憶喪失になってしまったため、どちらの場合も、とんでもなく重い話になってしまうのでこれはないと思っています。犯人がわからずに終わるのでは。もしくは、万里がふらついて落ちただけではないかと。万里の自殺説は重いなぁ。2.万里が橋から落ちて入院中の5月の連休に、大学から帰省したリンダと万里がたまたま出会ったのだが、その別れ際にリンダが言った言葉。 これアニメではもう公表されているのだが、あれが本当に正解なのだろうか?アニメの中ではリンダは入院患者に対して「がんばれと入っちゃいけないんだっけ?」じゃあ「踏ん張れ」と言ったことになっています。変に聞こえる・・。これが答えなら小説の中で、別にもったいぶって秘密にしなくてもいいような気がしますけど。3.7巻の最後で、香子から万里がふられてしまいます。 「ずっと言わなかったけれど、私は考えてたの。もう潮時だと思う。大学も、そもそも光央を追いかけていっただけのことだったし、気は済んだかもしれない。万里のために、私が消えた方が良さそうだね。・・・・・・初めから、こういうシナリオだったんだよ」「さようなら」と言って去っていきます。 せつない、せつなすぎる。この言葉は大嘘なのです。実は7巻の巻頭と巻末がつながっているのです。巻頭から少し抜粋します。「振り返ってはいけない。立ち止まってはいけない。~」「出力を上げて、エンジンを燃やせ。~~そうして高く、舞い上がれ。}「遙か彼方へ飛んでいけたら──そうしたら、いつか私もあなたの夜空に静かに瞬く星の一つになれるだろうか?」 ここからは香子の気持ちを、私が独自解釈してみます。記憶が戻ったときの万里は香子のことがわからず、戸惑い混乱してしまう。だから側にいてはいけない。だけれども大好きな万里のためになりたい。・・・カップルではいられないけれど、今の大学をやめ、医学部のある大学に行き、お医者さんになって万里を苦しみの中から導いてあげたい。みたいな感じならすてきかな。 高校時代ただの「ばかボン組」だった光央と違って、香子は両親のお医者様の血を受け継いでいます。たぶん頭は悪くないはず。医学部いけるよね。4.物語の終わりを左右する謎、それは・・・。林田奈々(リンダ)には兄(通称:アニ)がいます。リンダが高校生の時にアニは婚約していて、その婚約者が浮気していたというエピソードがありました。リンダは一人では心細いので万里をつれて婚約者の浮気現場に押しかけたのです。最初は兄と別れてほしいと話をするつもりだったのですが、アニが悲しむだろうと思い気が変わって、二度と浮気しないでほしいと頼みました。万里はずっと見守っていました。その後、アニは結婚したのでしょうか? この浮気話は万里とリンダが誰にもいえない秘密です。もしアニが結婚してなかったとしたら軽い秘密です。もしアニが結婚したけれどうまくいかずに離婚、バツイチになっていれば中ぐらいの秘密です。もしアニが結婚して、今もその婚約者と夫婦でいたら、重い・・重すぎる・・・。これは万里とリンダの絆の強さを左右するほどの話なのです。もしかするとこれが、万里が香子とリンダのどちらを選ぶかを左右しそうなほどのインパクトがあるかも。5.香子による光央への「三つの呪い」の三つ目。 ま、どうでもいいかこれは・・・。6.謎は5個と書いたのですが、もう一つ。リンダとアニは血のつながった兄弟なのか? 高校卒業の次の日に、告白してきた万里への返事をリンダがする約束だったのですが、時間に遅れています。普通に考えれば、リンダも万里が好きなのだけれど、側にいると万里が成長できないので少し離れていた方がいいのかどうのこうのと、悩んでいたという事だと思うのですが。実は血のつながらないアニが好きで、血がつながらなくても兄弟だから万里を選んだ方がいいのかと、悩んでいて遅れたとかいう斜め上をいく話だったりして・・・。とすれば、アニの婚約者(浮気していたこと)を許したのもリンダがアニを忘れようとしたためならすんなりする。まさかね。。。 次の8巻目が待ちどうしいですね。紙の本の発売日が2014年3月8日、電子書籍の発売日はは2,3ヶ月後だろうね・・・。電子書籍派はつらいね。それじゃまた。↓2014年3月8日発売予定の最終8巻。(アフィリエイトです)【送料無料】ゴールデンタイム(8) [ 竹宮ゆゆこ ]価格:662円(税5%込、送料込)「ゴールデンタイム」の案内ページはこちら。
2014.03.07
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