韓国同居暮らしと日本語教師

韓国同居暮らしと日本語教師

男の子の成長について




 人間は最初、大脳の右半球の方が早く発達していくのだが、その右半球が成長してくると右半球は左半球との連結をしようとする。
 ところが男の子の場合、左半球は連結をつくる準備ができていないため、右半球から延びて来た神経細胞は左半球につながる場所を見出せない。
 そこで右半球に逆戻りし、そこにつながる。
 その結果、男の子の脳の右半球は多くの連結を持つようになる。
 しかし、左右の半球をつなぐ連結はとぼしい。
 そのへんに男性が数学などの理工系に強い理由があるようだ。
(数学は主として右半球の活動であるから)

 このように、女性と男性では脳の発達のしかたも違うので、差が出てくる。


 胎児は最初は女の姿をしているそうだ。
 だから男性にも必要のない乳首がついている。
 それが妊娠八週目になると細胞中のY染色体が活動しだし、テストステロンというホルモンのおかげで男性の生殖器が形成され、脳にも影響が出る。

 それが誕生して数ヶ月すると、テストステロンは誕生時のレベルの五分の一にまで落ち込む。
 よって三歳くらいまでは男の子も女の子もそんなにかわらないとは言われているが、どうして、活発で、やっぱり男の子は男の子だ。

 今でもこんなものなのに、四歳になると男の子のテストステロンは急上昇し、血中濃度は二倍になるそうだ。

 五歳になるとまたテストステロンのレベルは半分になり、落ち着きを取り戻すそうだが、まだまた十分な量は残っている。

 そして、十一歳から十三歳くらいになると、テストステロンのレベルはまた急上昇し、幼児期の八倍になるそうだ。

(参考資料 男の子って、どうしてこうなの? スティーヴ・ビダルフ 菅靖彦訳 草思社)
男の子って、どうしてこうなの? まっとうに育つ九つのポイント ( 著者: スティーブ・ビドルフ...
男の子って、どうしてこうなの? まっとうに育つ九つのポイント ( 著者: スティーブ・ビドルフ...


親指と人差し指で物をつまむ


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: