韓国同居暮らしと日本語教師

韓国同居暮らしと日本語教師

2012年11月25日
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テーマ: 韓国!(17489)
カテゴリ: 韓国と韓国生活
 またここのところ、領土問題などのことで雰囲気が悪くなる韓日。

 韓国人男性と結婚して韓国に永住することに決めて、
両国の国籍を持つ子どもを持つ私としては、
なんとも居心地の悪い雰囲気。

 でもむしろそんな雰囲気だからこそ、私のように
両国の間に立つ人間が必要とされてるのかもしれない、
と考え直してみたりもする。

 私は子ども達に日本語を教えている。

 どうしてか。一番の理由は国際化時代だからひとつでも
外国語が話せたらいいと思うから。

 最初は周りに遠慮して子どもに韓国語で話しかけていた。

 でもある時、親戚から

「お母さんが日本人なのに、日本語教えないなんてもったいない」

と言われた。

 それで「それもそうだな」と思い始めて、ただひたすら子ども達には
日本語で話しかけるようになった。

 外国に住んだことがない人には「それだけ?」「当たり前じゃ」
と思われるかもしれないが、実際これをしている人は本当にごく少数派。

 私の周りでお母さんが外国人の場合の家庭の子ども、
お母さんの国の言葉が理解できる子ってめったにいない。

 今年の夏、6年ぶりに家族と一緒に日本に帰国した。

 長男次男も6年ぶりの日本、長女は始めての日本だった。

 自分達からは積極的に日本語を話さないものの、大体の日常会話は
理解できる子ども達。

 日本の家族の質問にも「はい」「いいえ」でなら答えられる。

 やっぱり外国に行ってそこの国の言葉が理解できるというのは
いいもんだ、と実感した。
 言葉ができるということで、子ども達は他の人よりも楽に
両国の仲介者になれる思う。

 私も両国の仲介者になれる人が増えることはうれしい。


 そして私にはまた、日本語を教えることで、日本に好意的な人たちとの
交流があって、それがとても私の心の支えになっている。

 どの方も好意的で、教養があり人間的に尊敬できる方々ばかりだ。

 子ども達やいろいろな人に日本語を教えることで、両国の仲介者を増やし、
両国の雰囲気がよくなっていけばいいなと思っている。





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Last updated  2012年11月26日 00時21分56秒
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