二代目大家の日々。

二代目大家の日々。

2017.07.22
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カテゴリ: リタイア生活


朝から顔が腫れてる。
洗面台の鏡を見てギョッとした。
朝から錯乱坊(うる星やつら)
...が映っている。錯乱坊=私。

やっぱブスだよな~

今日は悪夢で眼が覚めた。
暗闇に響くのは小学生男子の雑談
「あんなブス、好きじゃねえよ」
「ブスには価値がないんだよ」
「あいつの作品よりアッコちゃんの作品がいいに決まってる」
「頭いいブスって最悪」
「ブスだから性格悪いよな、あいつ」

最近、顔の腫れがヒドイ。
これは心の問題かもしれない。心に聞いてみた。

「どうしたの?」
「ブスはダメなの」
「何がダメなの」
「絶対に美人とか、カワイ子ちゃんには負けるの」
「どうして?」
「そうに決まってるの、だってみんなが。。。」
「みんなって誰よ」
「私の好きな直樹君が。。。」
「そう言ったの?」
「うん」

そう、あれは遠い遠い日。
かくれんぼして跳び箱の中に隠れていたときに聞いた男の子たちの雑談。

「でも書道の優秀賞は取れたじゃん」
「そう。。。だったね」
「あなたが取ったじゃん」
「そう。。。だったね」
「何が言いたいの?」
「。。。。。。。。」
「もしかして負ける言い訳が欲しい?」
「。。。。。。。。」
「勝ち負けが決まる前に?」
「。。。。。。。。」
「自分が傷つかないように?」
「。。。。。。。。」

目の前にある大きな成功。
心から望んでいた成功。
それが近づいてきたとき
成功するか、失敗するかさえ分からない段階で
失敗した理由を事前に探すために
失敗したときに自分が傷つかないように
深層意識がわざと自分の顔を腫れさせてブスにしているのかも。。。?

以前もそう、
何か望むものを手に入れようとするときには
必ず深層意識が暴走する。
全て自分へのコンプレックスが起こす事象。

緻密に練り上げて体力を作り
マラソンに挑戦したときもそうだった。
あのときの呪文は「丈夫な子、健康な子は愛されない」だった。

マラソン完走後に著しく体調を崩した。
愛される子になるために
潜在意識が活性化して悪魔の呪文を発動し
以前よりも病弱な状態になった。
私が闇を見つけて駆除するまでは。。。

今回の呪文は「ブスは努力してもどうせ失敗する」のようだ。
自分の努力の足りなさを、自信のなさを
そして失敗したとき傷つかないように
原因を全てブスのせいにしようとしているらしい。
あと数年で還暦というのに人というのは何と愚かなのだろうか。

「ブスでも、美人でも実力が大事なんだよ」
「でもブスの努力はムダだもん」
「小学生のとき、憧れのカワイ子ちゃんに勝ったじゃん」
「。。。うん。でも先生がえこひいきしてるって言われた」
「何か特別なことをしたの?」
「何にもしてないよ」
「じゃあ問題ないじゃん」
「そうかなぁ。。。。」

「成功したくないの?」
「したい。。。」
「傷つきたくないの?」
「うん。。。。」
「傷つくなら成功したくないの?」
「んと。。。。したい」
「何がしたいの」
「成功。。。」
「じゃあブスでも、美人でもいいじゃん」
「そうかも。。。。。」
「大丈夫。君の努力はみんな知ってるよ」
「失敗しても?」
「次のチャンスがある。ブスでも愛されてるんだよ」
「そうかなぁ。。。。。」
「言い訳を探す前に努力して一歩前進」
「。。。。。。。。」

心のザワザワが少しだけ消えた。
明日また、錯乱坊と再会するのだろうか?
あのとき直樹君の本心はどこにあったのだろうか?
もう確認することはできないけれど
心の闇はまだまだ深い。






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最終更新日  2017.08.24 10:11:05
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