二代目大家の日々。

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2024.06.24
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カテゴリ: 法律


憲法改正1~2で解説した
「憲法は国から個人を守るための基本原則」という観点から
平成24年に自民党が作成した憲法改正案の問題点を見ていこう。

(現行)すべて国民は、 個人 として尊重される。
(改正) 全て国民は、 として尊重される。

※問題点※
「個人」と「人」、この違いは何だろう。
実際の使用例から考えてみよう。

他の法律で「個人」と「人」の混在はあるが
個人情報保護法で代表されるように
「個人」には、憲法で保障される基本的人権の主体としての個人、
国家権力から保護されるべき尊厳と価値を持つ存在
という意味が強調されているように感じる。

ここであえて「個人」を「人」と改正しているのは
憲法で保護された基本的人権の価値を薄めている。

そしてこの第13条には続く文章に
もっと基本的人権を破壊する条文が続くのだ。





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最終更新日  2024.06.24 10:20:09
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