田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2005年10月20日
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テーマ: ipod(463)
カテゴリ: 硬派
細かい出展を忘れてしまって、申し訳ないのだけど、こんな記事を読んだ。
かなりの専門誌だった。
技術的な内容が豊富な雑誌だった。
作り手の技術者や、メーカー勤務の人が読むような雑誌である。

「Apple社が主力の mini
といった内容だった。

僕はこの記事を読んで驚いた。
だって、スペックを考えたら、nanoの登場の後にminiが売れるわけないからだ。
現に、
僕は大変悔しがっている。
買い手からしたら、新製品がすべての面で上回っているのに、わざわざ古いものなんて、買わないのだ。

ここに、僕は作る生産者と、買う消費者の差があると感じた。

作ってるほうからすれば、わざわざ売れているものをやめてしまうのはおかしいのだろう。
なにしろ、売れている実績がある。
むしろ、新商品を焦って出さずに機会を考えてから、市場に投入したくなる。
この機会はApple社だったら、miniの売れ行きが激減してから、nanoを投入すればいいとの考えになる。
これは、僕はメーカーに勤務しているから、感覚はなんとなく、わかる。

でも、買う方からしたら、新しくてよいものがいつでも欲しいのだ。
新しくていいものが出たら、すぐにそっちに飛びつく。
さらに、一番早く出した所に魅力を感じるのだ。
これも、日々買い物をするから、感覚はわかる

このギャップがこの記事に僕が驚いた理由である。

そして、恐ろしいことでもある。

誰もが、消費者でその感覚に近づくことが売れるってのは分かっている。
でも、一旦、作り手になってしまうと、その感覚がふっとんでしまうのだ。
消費者の感覚の移り気さや、ずるがしこさが分からなくなってしまうのだ。
ちょうど、大人になると子供の気持ちをきれいさっぱり、忘れてしまうみたいに。

だから、消費者からしたら当然の選択ができたApple社は凄い。
生産者が、消費者のシンプルな考えを実践するのは、子供の立場に立った育児を親が行うくらいにむずかしいものだからだ。

※もっと、「なんだかなー」なら『 目次・◎お仕事・ビジネス 』まで





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最終更新日  2005年10月20日 00時53分21秒
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