田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2005年11月23日
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カテゴリ: ほどよく
友からメールが届いた。

昼間なのに布団に寝転んでいた僕は、考え込んでいて、ささくれていた状態だった。
会社の上司とか、色々なことに腹がたって仕方なかった。

「突然ですけど、お酒飲みませんか?」

グットタイミング。

ちょっと、遠かったけど、いった。
どうせ、家にいても煩悶しているだけなのだ。

誰かくるのかな、と思っていたら二人だった。
飲み会は普通にビールで始まった。
それだけで、ほっこりした。

そして、僕はそのいらついていることについて話した。

「そりゃ、およよさんが悪いですよ。逆ギレですよ」

ちょっと、え?と思った。
てっきり励ましてくれるものだと、思ったからだ。
ただ、僕も酒を飲んでいる。
反応が鈍くなったのか、幸いにも最後まで話を聞けた。
彼は冷静に自分の例を交えた。

「だって、およよさんも同じことされたら、腹が立つでしょう。話したくもなくなるでしょう」と。

なるほどなぁ~、と僕は思った。
確かに相手の立場を考えていなかった。
自分がやりたいこと、やって欲しいことだけを押し付けていた。

もし、これが直接会社の上司や、イラついている人に話したら、どうなっていただろう。
指摘だけで、怒っていたと思う。
そして、言い返すだろう。
「そっちは、そういっても、こっちだってねぇ」

泥仕合。

もはや、欠点が正しいかどうかは、関係ない。
指摘したこと自体が問題となって、指摘の内容を吟味しないケースがあるからだ。
だって、お互いに自分が正しいと思って、相手の欠点をあげつらうからだ。
話を互いに聞けないまま、揚げ足取りの連続になり、互いに落とし穴に落ちていく。

さらに、悪いことに当事者は解決しようと努力している。
故にこじれるているのにもかかわらず。
そして、その時の僕がまさに、そうだった。

友は助かる。
泥仕合の泥をビールで濡れた布を渡してくれる。
あとは自分で体を拭き、タイミングを見計らって、当事者である人の泥も取ってあげることだ。

友は続けた。
「まあ、僕も巻き込まれたらどうなるかわかりませんけどね」彼はビールを飲み続ける。「だから、こうやって時々飲むんですよ」と。

いつか、友も疲れるだろう。
その時は僕からお酒に誘おう。
何気なくだけど、確実に話をちゃんと聞いて、そして指摘しよう。

お酒を飲む前は、大袈裟に世間がうっとおしかったけど、そう、悪く思い込むこともないなぁと、寒空の下、僕は実感した。

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最終更新日  2005年11月23日 13時16分08秒
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