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最近ねぇ北関東の田舎町にも「讃岐うどん」のお店があちこちにできてきましたよ~(田舎はブームが遅れてやってくる!)ともかく麺好きな私にとっては嬉しい話。昔から北関東はうどん文化!イヤになるほど喰ってたよ。北関東のうどんは昔は「にぼうと」なんて呼んでたねぇ。ほとんどダシの効いていない真っ黒な醤油の汁でうどんをクタクタに煮込んだ物でした。讃岐うどんとは“真逆のうどん”なんだけど、まぁコレはコレで食べ慣れているんですよ。讃岐うどんのトッピングは、なぜか必ず“磯辺揚げ”を頼んでしまいます。磯辺揚げって旨いよね。大学生の頃、下宿の近くに“ホカ弁”が初めてできた時、のり弁が旨い!と大評判(特に体育会系の奴らにね)。当時まだコンビニもあまりなかった頃なので、駅弁か総菜屋の弁当しかない時代。温かいご飯の弁当は画期的だったんですねぇ。そののり弁のメインディッシュ!の磯辺揚げ。ご飯に潰されペチャンコでシナシナな磯辺揚げを、ご飯の進みを勘案しながら大事に端から食べたもの。。。貧乏くさ~。竹輪は本来”魚のすり身”を竹に巻き付けて焼いた(蒸した)物なんですねぇ。江戸時代以前は蒲鉾と呼ばれていました。これは竹に巻いたすり身が蒲の穂に似ているためといわれています。その後、江戸時代に現代のような板に乗った蒲鉾が発明され、竹輪の事は竹輪蒲鉾と呼ばれていたそうです。竹輪が蒲鉾で、蒲鉾が竹輪・・・もう、わけわかんねぇ~磯辺揚げは給食献立でも一番好きなメニューだったよ。「ソフト麺とカレー汁と磯辺揚げ」の日は、もう朝から「居ても立ってもいられない」くらい給食が楽しみだったねぇ。竹輪と青海苔が合わさると、こんなに素晴らしい一品になるなんてなんとも不思議です。竹輪の不思議な甘味に、青海苔のチープな磯の香り。そしてそこに胸焼けするような油っぽい匂いの衣が加われば無敵だ!竹輪といえば私の三大好物。磯辺揚げ、チーチク(竹輪にチーズが入っている奴ね)そして竹輪麩(ちくわぶ)ね。関西の人には竹輪麩の良さは「わかるかなぁ~、わかんないだろうなぁ~」竹輪麩は麩とありますが、麩と思って食べるからいけないの。すいとんを”竹輪にギザギザをつけた形”にしたもの・・・と思えば、味が染みてグダグダになった竹輪麩は「にぼうと」のように、最高に旨く感じること請け合いです。「竹輪麩~!ギザ旨いっす!」今日はその“竹輪の磯辺揚げ”の現代版!「揚げ物は面倒だからねぇ~」という方のために“エスニック磯辺焼き”エスニック風の味付けの薄衣をつけてフライパンで軽く焼くのがポイントです。軽い食感とカレー風味が良いんですねぇ。ご飯にのせて食べるともう最高~!<幸福料理のレシピ>ちくわを縦に1/2、横に1/2に切る。 切ったちくわに酒とマヨネーズをよく絡め、青のり・カレー粉・ナンプラー(なければ醤油)と水分が無くなるくらい薄力粉を混ぜ絡ませる。フライパンに多めのサラダ油を入れこんがりと焼く。皿に盛りレモンを添えてできあがり。今日の料理の詳しい分量や作り方はMy Home Page「パスタ職人による、男の料理学」*男の魚料理*にあります。 毎日1メニューUPを目標にHP更新中!!!!!!↓ ↓只今こちらに参加中!今日のブログ、面白かったら(つまらなくても)ポチっとね!↓ ↓
2008/03/20
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