まるぼぁな日々

まるぼぁな日々

三都物語 その2

京都  2005年11月


ローマの到る所に教会があるように、京都には山ほどお寺がある。

どこに行ったらいいのやら~?!

迷った挙句、まるぼぁ氏にとって初の京都は、有名どころをめぐることにしました。



  ● 1日目;金閣寺~龍安寺~高台寺ライトアップ


   私にとっても10数年ぶりの金閣寺。

   すごくドキドキしたのはなぜだったのでしょう。二人揃って大興奮。

   昔の人々はどういう発想を持っていたのか?

   なんじゃ、この豪華絢爛振りは!

   心がリッチだったんだなー、と少し羨ましく思いました。

   龍安寺では、「私達は哲学者ではない!」ことが判明しました。

   金閣寺ではしゃぎ過ぎたのか、

   禅を感じて石庭をしっとり楽しむ。なんて出来ぬままそそくさと宿へ。

   石庭の写真は1枚もなし!

   夜は高台寺の幻想的な、ナイト・ライトアップへ出かけました。

   こちらは一切日本語以外の案内がなかったので、

   まるぼぁ氏は少し残念そうでした。




  ● 2日目;銀閣寺~哲学の道~南禅寺~町家での片泊まり


個人的に、私は銀閣寺の雰囲気の方が、金閣寺よりも好きです。

鬱蒼と茂った木々の間から光が射す感じが、とても清清しかったので、

次回はもっと朝早くに行って新鮮な空気の中をもっとゆっくり散策したいです。

そして、銀閣寺では初めて「苔がかわいい」なんて、

盆栽をこよなく愛するおじさんの気持ちが少しわかったような・・・笑。

「大切な苔」、「ちょっと邪魔な苔」、そして「とても邪魔な苔」

なんていうランク付けがされているのです。

苔の世界も厳しいのね・・・。

この日は、友達とも一緒だったので、

哲学の道と南禅寺はおしゃべりしながら、気持ちよかー♪と楽しみました。




   この日のお宿は、私も初めてだった「 町家での片泊まり 」。

   海外ではよく見かける「B&B (Bed&Breakfast)」です。

   部屋を間借りする感覚でしょうか。

   昔ながらの日本家屋を味わいたい方にはオススメです。

   京都・祇園のど真ん中ということで、

   舞妓さんに遭遇してはこっそり追いかけて、写真を撮ろうと必死。

   そんな私は、まるぼぁ氏に

   「黙って撮るのは良くないよ」と諭されました…。

   祇園のお店へ足早に入っていく舞妓さん達、

   私のまだ知らない世界へ消えていく感じで、とても魅力的でした。







 ● 3日目;嵐山散策


予定でしたが、まるぼぁ氏、まさかのダウン。

嵐山まで行ったものの、駅近くの喫茶店でコーヒーを飲んで、帰りました。

ムリは禁物ですね。

帰りの新幹線に乗る頃には、全身鳥肌まるぼぁ氏に大変身。

今だから笑って話せますが、 こんなこと になってしまいました。





今回の京都は、紅葉には少し時期が早かったのですが、お天気にも恵まれ、

真っ赤に色付き始めた葉っぱたちが非常に綺麗で、心に残りました。

様々な色の美しい葉を見ていると、

周りと比較しなくても、自分らしく居ればその人なりの輝きがあるのだな、

なんてやけに感慨深くなりました。


(18.Feb.2006)


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