芝生生活

2. 芝を張ろう!

芝生の基本

2. 芝を張ろう!

■まず整地作業

整地後大きな石や雑草を取り除いて,軽く踏み固めて平らにします。欲を言えば良い土に入れ替えたいところですが,我が家のようにかなり粘土質の土のままでも,なんとかなってます。

土を掘り返す場合,ショベル等でも良いのですが,もし手に入ればガーデンフォークがおすすめ。私は英国で購入したものを持っていたので助かりました。日本のホームセンターではなぜかあまり売っていない(あっても貧弱なものが多い)のですが,後々花壇の手入れをするときも我が家では大活躍です。

平らにする時は,できれば水糸を張って水平出しをした方が良いでしょう。ここでの整地が,後々の芝の美しさに影響しますので慎重に。

ガーデンフォーク
このカタチ,いいかも!先端部分が十分太くて,これは使える。しかもこの形状はなかなか魅力的。
ガーデンフォーク
レーキ
整地だけでなく,目土入れの時にも使えます。
◎FGホームレーキ

土ふるい
ステンレス土ふるい 30cm
整地の際は目の荒いやつで,ざざっとやる程度で良いとは思います。花壇の手入れの時にも必要ですね。
ステンレス土ふるい 30cm
メジャー
タジマツール セフコンベGステンロック25 5.5m
そんなに高価なものは必要ありませんが,どうせ買うならこんなのどう?
タジマツール セフコンベGステンロック25 5.5m

水糸
ひとつ買っておくと,レンガ積みとかブロック積みとか何かと使えて便利!目立つ色の方が良いです。
ミエール水糸イエロー270m
水平器
張った水糸に引っかけて使えるので便利です。もちろん置いて使ってもOK!ブロック積みやレンガ積みでも必需品。
ミニレベル C クリップ型



■芝張り

芝張り整地が終わったら,シート状に売られている芝生を並べます。隙間なく並べれば早く生えそろいますが,多くの芝が必要になります。我が家は芝をケチってほとんど市松張りに近い部分もありましたが,約1年後には隙間がなくなるまでに生育しました。

芝を張り終えたら,目土(めつち)を入れます。目土は芝と芝の間の目地部分はもちろん,全体をうっすらと覆う程度に均一に入れます。芝は匍匐(ほふく)と呼ばれる地下茎が横に伸びることによって繁殖しますので,この匍匐が伸びやすいように目土を入れてやるのです。

芝生が生えそろってきた後も,へこみが気になる部分に目土を少しずついれてやると,修復することができます。

目土を入れたら水をたっぷりとやりましょう。

芝を張る時期にもよりますが,遅くとも1年もすればきれいに生えそろいます。

芝の張り方
目地

張り
目地張り
最も一般的な張り方。芝の間にすき間をあけて並べます。
平張

り
平張り
すき間なく張りつめる方法です。仕上がりは美しく,また早く仕上がりますが,多くの芝を必要とします。
市松張り
市松張り
市松模様に張る方法です。少ない芝で広い面積に張ることができますが,生えそろうまで時間がかかります。
筋張り
筋張り
筋状に芝を張る方法で,斜面に張る場合などによく用いられます。
<<張り方の悪い例>> 十文字張り 十文字張り
目地が十文字になるように張ると,大雨の時などに目地に沿って雨水が流れ,目土が流されやすくなります。特に傾斜地では十文字張りにならないように気を付けましょう。

芝の目土
思いのほかたくさん必要になります。購入時は「ちょっと多いかな?」くらいでちょうどいいかも。


芝の目土 16L


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