ピカルディの三度。～T.H.の音楽日誌/映画日誌（米国発）

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Dec 29, 2007

光と影～クリスマス狂騒曲第２番

(2)

カテゴリ：日常

　異常とも思われるほどに商業化されたクリスマスの喧騒が終わり、でもまだ新年は明けていないこの中途ハンパな時期、アメリカに住むようになって意外に気に入ってるひとときであります。

　あちこちのクリスマス装飾は年明けまで撤去されませんが、なんてったって贈り物大合戦はひと段落。

　それにしてもクリスマス直前の近所の各店舗の人ごみはスゴかった。窒息するかと思いました。うちの町ってこんなに人口いたっけ、みたいな。

　さて、静かな日常に戻るのかと思いきや、今度は「もらった贈り物を容赦なく店に返品する」というポストクリスマス狂騒曲の始まり始まりぃ。あるいはそのまま他人に（あたかも自分からの贈り物のように）たらい回すとか（←re-giftingと呼ぶ）。
　日本的な感覚では信じられないぐらい平然と行なわれる現象。後ろめたく思ってる人など見かけないですし。
　なんかいろいろ考えちゃいます。

*****

　今年、テレビや新聞雑誌のクリスマス関係の宣伝で個人的に最も印象に残ったのは、先月ロンドンに行ったときに発見した英国ジョンルイス百貨店のそれ。その名も「Shadows 影」。媒体によって幾通りか広告を出したみたいで、以下のはテレビコマーシャル版。

　こうゆうCMはアメリカ市場ではあんまり流行らないでしょうけど、ニッポン人といたしましては、なんか ピタゴラ的なわびさび にいたく感銘を受けたわけであります（←はぁ？）。

　動画→