ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 15, 2012
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カテゴリ: 映画、テレビ
「Thinking outside the box...」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 こないだ呑み会で隣席になった人と映画の話で盛り上がりました。「べっぴん女優さんが出てるエレベーターが何とかかんとかっていう昔のフランス映画、題名が思い出せない」と言われ、ぼくはてっきり、エマニュエル・ベアールお嬢さまご出演「エレベーターを降りて左」のことかなと思ってたのだけれど、どうも話がかみ合わない。

 帰宅してふと思い出したのが「死刑台のエレベーター」。
 完全犯罪を企む男が、逃亡途中にエレベーターに閉じ込められてしまう話。不倫相手の美女役にジャンヌ・モローお姉さま。

 筋は今イチで突っ込みどころ満載。殺し逃げを計画するならもっと周到に準備していただかないと。脚本的には「刑事コロンボ」のほうがずーっと面白い。

 だけど、50年も前に作られてるし、ルイ・マルの若撮り作品だし、そうゆうことを考慮するとやっぱりチョー名作。映像もかっこよい。ジャズな音楽もすごすぎ。←らっぱ吹きマイルス・デイビス様ご担当!

 マルちゃん監督作というと、ぼくは世代的に「ダメージ」(1992年英)をまず思い浮かべてしまうのだけれど、初期の映画ももっと積極的に探して観てみようと思ったわけで。







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最終更新日  Oct 20, 2012 07:28:05 PM
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