ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 26, 2024
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カテゴリ: 映画、テレビ
「あざとくて何が悪いの」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星)

 久しぶりにイタリア映画を鑑賞。男三人女一人の1982年からの40年にわたる(わりと)壮大な物語。

 てか、一般的にぼくら中年世代って、懐古ものの映画には思わず反応してしまう。本作も「昔から続く腐れ縁」を描いた作品。おおざっぱに括るなら、最近の映画だと 「パストライブズ/再会」 がこの系統か。
 昔は良かった、あの頃に戻りたい的な物語を、あまり馴染みのない異国を舞台に撮影されるとなんとなく名作に見えてしまう。

 よって本作も楽しめるに違いないと確信しながら鑑賞したけれど、ぼくの評価は二つ星。二時間越えで長いし、わかりにくい。いまいち。
 登場人物が年をとるにつれ異なる役者さんが演じるのは仕方ないけど、キャラ設定の問題なのか、誰が誰なのかすらわかりづらい。そんでもってこの紅一点女子、悪女なんだかただのおバカさんなのか微妙。「人ごみに流されて変わっていく私を貴方は遠くでときどき叱って」とか言いそうな女。

 でも、やはりイタリアの風景とか文化はいい感じ。ローマとナポリの地理的/文化的距離感とかの知識があったらもっと楽しめたのかもしれない。





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最終更新日  Mar 1, 2024 10:25:00 AM
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