マイナスAEON

フリーページ

スーパーマリオ不思議のころころパーティ２

< 新しい記事

新着記事一覧(全1728件)

過去の記事 >

2005年11月27日

２００５年２月期決算（２月期の決算はこちら）で貸し出しに占める不良債権の比率が全体で２．９％に低下し、政府が金融健全化のため同比率を０２年水準（８．４％）から半減させるよう課した目標を達成した大手銀行だったが今回の中間決算ではどんなプラス面があったのかな？大手銀行全グループが黒字を確保し、最終利益の合計では前年同期に比べて約２２倍の約１兆７３００億円と中間としてはバブル期を上回る過去最高益となった。来年３月期も約２兆６０００億円と過去最高となる見通し。大手銀行の中間決算と通期予想　　銀行名　　　　　　　実質業務純益　　最終損益　不良債権処理額　比率三菱ＵＦＪ　三菱東京　　　　３４１４　　３００６　　　△６３０　２．２％　　　　　　ＵＦＪ　　　　　３５７８　　４１１０　　△３１５４　３．３％　　　　　　合計　　　　　　６９９２　　７１１７　　△３７８４　２．７％　　　　　　　　　　　（１兆２３００）（９３００）（△２０００）（2%台半ば）みずほフィナンシャル　　　　５６４６　　３３８５　　　　１４６　１．９％グループ　　　　　　　（１兆０４２０）（６３００）　　（５７０）（１％台）三井住友　　　　　　　　　　４７４２　　３９２３　　　１２９６　２．５％フィナンシャルグループ　　（９５００）（５５００）　（３０００）（2%程度）りそな　　　　　　　　　　　１７９０　　１７４３　　　　１１８　３．０％ホールディングス　　　　　（３２００）（２７００）　（３００）（2%台後半）三井トラスト・　　　　　　　　８００　　　５８６　　　　２２９　２．２％ホールディングス　　　　　（１９００）（１２００）　　（３５０）（2%程度）住友信託銀行　　　　　　　　　８８０　　　５３７　　　　　３４　１．２％　　　　　　　　　　　　　（１６００）　（９５０）　　　（５０）（非公表）単位は億円。（　）内は０６年３月期予想。三菱東京の合計は四捨五入の関係上一致しない。 △は貸倒引当金戻し入れで利益を計上。１０月に発足した三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ（ＦＧ）は７１１７億円と国内で収益トップのトヨタ自動車の純利益５７０５億円を抜いた。みずほＦＧは前年同期比４４．７％増、今年３月期に赤字だった三井住友ＦＧは約７．４倍とともに過去最高益。ただ、りそなホールディングス（ＨＤ）は１７．３％の減益。完済に一番近いのはみずほＦＧ。２００６年度上半期には完済する見込み。三菱ＵＦＪＦＧは予定の０７年度の完済を早める方針。３メガで一番返済が遅れているのは三井住友ＦＧ。最も厳しい立場にあるのは最大の計約３兆１０００億円が注入されたりそなＨＤ。返済の結果が将来の勝ち負けにつながる可能性もある。銀行儲けすぎ？九州の上場銀行の決算は、次の日記辺りで書きますよ。