2回目の流産のはなし

2回目の流産のはなし ポコルコの体験談です

1回目の流産後。
最初に行っていた婦人科で不妊に関するいろいろな検査をしてもらうことにしました。
なかなか排卵しないのでクロミッドを、潜在性高プロラクチン血症のためカバサールを処方され
だいたいの排卵日を特定するタイミング指導をしてもらいました。
これといって重大な原因はないものの、なかなか妊娠する気配はありません。

1年後。
ちょうど排卵日あたりにダンナが出張でいなかったので今回は残念と思っていたところ妊娠!
またぬか喜びにならないように、ちゃんと確定するまで喜ばないでおこうと思いながらも
心のどこかでは2回続けて流産するはずがないと高をくくっていました。

数日後。
病院へ。前回と同じような手順。そして運命の内診へ。5週目の終わりだから胎芽が見えるはず・・。
自分でも脈がすごく速くなっているのがわかりました。どうか神様… ( ̄人 ̄)
「んーー」と先生。いやな予感がしました。案の定また奥の部屋で話があると言われました。
「前と同じようになる確率が高いです。」と言われたけど、思っていたより冷静な自分がいました。
前回は呆然となってしまって休憩させてもらったけど、今回は「大丈夫です」と言って帰りました。
帰り道、涙をこらえてダンナにメールで伝えました。
まだわからないんだから泣いちゃだめだと思ったけど、
いつもより早く帰ってきたダンナの顔を見たら大泣きしてしまいました。

一週間後。
どちらかというと「もうだめなんだろうなぁ」という気持ちで病院へ行きました。
でもまだ決まったわけではないからわずかな期待は当然あります。
待っている間いつものように心臓はバクバクです。
内診で超音波の映像を必死で見つめながら祈っていました。
「胎嚢の中に何か点が見えるような気がするけど・・・」と先生が言いました。
結局その点が胎芽なのかなんなのかわからず。でももし胎芽だったとしても
週数にしては小さすぎるので流産になる確率が高いという説明。

さらに1週間後。
奇跡が起こることを願って病院へ。もしかしたら成長してるかもしてない。
しかし今日こそは流産の診断をされてしまいました。紹介状を持ってすぐに大きな病院へ。
紹介状を持っているのに午前診の最後に呼ばれてなんだかこれから子どもを産む人を優先にされているようでした。
(ホントはそんなことないんだけど。)
やはり胎芽は見えず次の週に手術することに決まりました。

入院1日目。
前回の手術前の処置があまりに痛かったことを思い出して気持ちがすごく滅入っていました。
担当の先生に正直に怖いことを話すと処置のときに一つ一つ声をかけてくれて
前回のときより痛くなかったような気がしました。
処置後のお腹の痛みも前回ほどではなく、痛み止めをしなくても眠れました。
1度子宮口を開いているから痛みがましなのかなぁ?

手術の日。
よく眠れたので手術中に目が覚めてしまわないかと本気で心配していたけれど「麻酔しますよー」
と言われたかと思うとあっという間に手術は終わっていました^^:
1回目のときと同じような流れの2日間だったけど、怖がっていたわりに前回より楽でした。


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-おわり-  *前回同様最後まで読んでくださった方、ありごとうございました(*´▽`*)


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