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ララキャット @ Re:パエリアぢゃなくてフィデウア(06/01) New! 海鮮ばかり、私好みやわ!(^_-)-☆
moto,jc @ Re:パエリアぢゃなくてフィデウア(06/01) New! こんばんは パエリア は食べたことあり…
fwkk8446 @ Re:パエリアぢゃなくてフィデウア(06/01) New!   「フィデオ(中南米産の極細麺)」 …
Apr 7, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
1992年の映画「ボディガード」のテーマ曲と云えばホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラヴ・ユー」ですね。
この曲、もともとは1974年にカントリー・ミュージックの第一人者として有名なドリー・パートンが作詞作曲し、レコーディングした曲をホイットニーがカヴァーしたものです。
そのドリー・パートン、1989年の映画「マグノリアの花たち」に女優として出演してましたが、この作品で美容室の経営者ドリー・パートンは「髪を高く結うほど神に近づく」と云うセリフを云います。
そりゃあ髪の毛が有る人のセリフでしょう。
私なんぞ高く結うもなにも、ハゲてまんねん(笑)


そう云えば、2019年に89歳でおっ死んぢゃった「だいたいやねぇ~」で有名な竹村健一ってオッサンもいましたなぁ。
あのオッチャン、ハゲたオデコはいいけれど、残った髪をことさら長くのばして、それを一九分けにしてるもんだから滑稽でしかなかった。
最近で云うとトランプもそうですね。
毛量の多い部分の髪を伸ばして強引に覆う手法。
とにかく不自然でバランス悪い。
もっとサッパリした頭したらいいのに。
この人たちは地毛ですが、世の男性でもカツラ装着してる人も多いでな。
ガン治療で闘病してるフリーアナウンサーの小倉智昭は、カツラ愛用者だと自身の講演会で公言してましたね。
一時期、ネット上で生放送中に小倉智昭のカツラがずれ落ちる動画が出回ってましたが、これはネットユーザーによるコラージュ動画で、実際にこのような放送事故が起こったことはありません。
なんで、こんなオカシナ髪型?と思うのが今年1月に再婚を発表した演歌歌手の細川たかし。
あまりにも不自然で結構カツラだと噂され続けてきました。
細川たかし本人は「スプレーでセットしている」とTV番組でカツラ疑惑を否定しましたが、それでもカツラを疑う声は少なくなかったのですが、2016年の日テレ系「情報ライブミヤネ屋」で、髪を引っ張って地毛かどうかチェックしたそうですね。
ちゃんと地毛だったらしい。
しかし、何ですな。
私はあんな蒸れやすくて、ズレたら滑稽以外の何物でもないカツラなんて絶対装着したくないけれど、世の中にはカツラのお人も結構いるんでしょうね。
しかしズレてるの、本人気づかないのかなぁ?
18世紀~19世紀の大作曲家、ベートーベンはこの時代の社交に欠かせないカツラを被ってませんでした。
貴族の象徴=貴族に仕えていることをイミするカツラの装着を嫌ったのですね。
「貴族のための音楽」を覆し、「自分のための、自由のための音楽」を標榜したのです。
歴史上最も古いカツラは、古代エジプトの高貴な人によって生と死の両方で着用されていました。
ミイラの頭からカツラが発見されており、古代の墓には他の私物と一緒にカツラの箱が保管されています。
カツラの位置づけは、16世紀のエリザベス1世の治世中に劇的に変化しました。
年老いた女王は、膨大な毛の赤いカツラで薄毛を隠したのです。
17世紀、フランスのルイ13世は、ホモセクシャルかバイセクシャルだとの噂が根強い国王です。
しかし「健康と男らしさ」のファッションリーダーとしても注目されていたんですね。
ルイ13世の生え際が後退し始めたのはわずか17歳のときで、それが世間のイメージを大きく傷つけることになりそうだったのでカツラを被って頭に高さを出し、派手な王冠や髪飾りをつけることでさらに高さを出していました。
ルイ13世がカツラを採用すると、カツラの着用はステータス・シンボルとして宮廷エリートに流行っていったのです。
パリだけでも、カツラ屋の数は1673年の200社から1765年には835社に急増しました。
ルイ13世の後継者、ルイ14世の治世中、中央部分、サイドの高い山、前と後ろに流れる長い髪が特徴のフルボトムのカツラが宮廷エリートの大人気商品でした。
ルイ14世のカツラ職人は、このカツラひとつに最大10人分の髪が必要だったため、「国王の頭を隠すためにフランス臣民全員の頭を剥ぐ」と宣言したそうです。

ルイ14世は、30代になるまでにハゲ始めてたのですね。
王は48人のカツラ職人を雇ってます。
しかし、この時代は日常的に入浴するなんて習慣ありません。
フランスとイギリスのエリート階級の人たちは、洗ってないカツラの悪臭を防ぐ代わりに、香り付きパウダーをふりかけて悪臭を隠すなんてことを。
臭いとこにワケ分からん香り...なんともゾッとしますね。

そうしてカツラを頻繁に洗うことはしませんでしたが、頭の中の湿り気や汚れを取り除くために髪をナプキンでこすることは理容師の大事な仕事のひとつでした。
しかし、別の問題が浮き上がってきます。
カツラ自体がシラミの温床だったのです。
カツラ着用者の多くにシラミが蔓延しており、「実に不快な数」で髪を覆っていました。
この時代の多くのファッショナブルな女性は複雑で高価なヘアスタイルをしていたので、カツラが何ヶ月も洗浄されなかったことが多々あったのです。
フランス革命により、過度のカツラは貴族の行き過ぎを連想させるため、徐々に廃止されていきました。
イギリスでは、ウィリアム・ピット首相が、カツラ人気に終止符を打つ方法を見つけました。
彼は1795年にカツラ用消臭パウダーに税金を課しました。

これでイギリス人はパウダーのカツラを被るのほとんどやめたのです。
当時、1つのカツラに少なくとも1ポンドのヘアパウダーが必要だったので、これに課税すると年間21万ポンドの収入が得られると見積もられていました。
地諸国との戦争で敗北を喫したイングランドは、この税金で軍隊を維持しようとしたのです。
しかし、イギリス人はピットの策略に騙されず、パウダーを使用するカツラ着用は徐々に衰退していったのです。





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Last updated  Apr 7, 2024 05:08:27 AM
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