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moto,jc @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! おはようございます ビビアン・スーさん…
あきても @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! 外国に行っても行きたい場所 一人で行け…
ララキャット @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! へえ、現地語で話しかけられましたか? …
marnon1104 @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! 烏来老街は知りませんでしたが、温泉があ…
danmama313 @ Re:烏来老街にいく(11/26) New! 今日の台北は雨ですね。でも今日だけしか…
Nov 16, 2024
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カテゴリ: カテゴリ未分類
2017年にタイのバンコクへ息子とふたり旅したときのこと。
先ず観光地を訪れない私ですが、息子が初めての訪タイだったので涅槃像のあるワット・ポーに行きました。
昔、バンコクに7年も住んでた私ですが、まったく初めてのワット・ポー参り。
と~ぜん寺院内は観光客でごった返しています。
で、ワット・ポー見学を終了して、お次はオリエンタルホテルでお酒でもと思って寺院周囲を見渡してもタクシーが1台も停まってない。
停まってるのはサムローと云う3輪タクシーだけです。
サムローでは5つ星のオリエンタルホテルに乗り入れ拒否されるやんか!
とは云ってもサムローしかチョイスないので、ホテル手前で降りて徒歩でホテルまで行くしかなさそう。

で、サムローにメーターはついてないので、乗る前に料金の事前交渉しなくちゃならないのですが、200バーツ(約900円)とサムロー運転手の返事。
とんでもない!ホテルまで近いし、サムローの相場知ってるから別のサムローと交渉しても同じ値段。
倍以上吹っかけられてるのが分かるので私が躊躇してると、息子が「何百円の差だったら乗ったら」?
そこで、ふと気づきました。
なまじ相場を知ってるから、運転手の提示金額に腹立つけど、わずかの金額で押し問答して時間を浪費するよりさっさと乗った方が賢い選択。
つまり観光地めぐりをしない私だから理解不足で、しょせん観光客はこれくらいのリスクは甘んじて受けるものだと。
大阪、黒門市場のボッタクリが海外でも有名になって、外国人観光客も敬遠しだしたと報じられてますが、そう云うことなんですよね。
イヤな思いしたくなきゃ行かなきゃいい。
行くなら、金銭的か精神的かは別にして、その分リスクはありますよ~ってこと。
どこの国でも観光地と名が付けば、しつこい客引きとボッタクリは程度の差こそあれつきものです。
またインドのバラナシ(ヴァーラーナシー)みたいに、ガンジス河で沐浴してるかと思ったら、同時に川岸で火葬もしてる。
そして、とにかく人が多くて汚い。
そんなで初めてインド旅行した人の大半は方法の体で帰ってくるのですが、今のようにネット情報が行き渡ってたら、そんなことは旅行前に織り込み済みのハズ。


日本人には奇異に見える風習でも、その国の人にとっては大切な文化。
かつて、イギリスがインドを植民地支配してたとき、ヒンズー教とキリスト教の価値観の違いから火葬場の郊外への移転が企てられたことありました。
これに対しバラナシの人々は強く反対し、火葬論争は30年にわたって続きましたが、結局イギリス政府はガンジス河からの火葬場移転を諦めざるを得なかったのです。
これはバラナシの文化であり、異邦人がとやかく云う筋合いではないのですね。
記録にはこう記されてます「火葬場が町のために存在するのではない。町が火葬場のために存在するのである」。




タイやラオスは上座部仏教の国です。
その信仰心は日本人の大乗仏教とは比較にならない深いものです。
上座部仏教では子どもの頭に仏がやどってるとされてて、うかつに子どもの頭をなでようものなら親とたいへんなトラブルになります。
旅行者目線で云えば、子どもがカワイイから頭をなでても、その土地ではタブー。
特に信仰に関することは旅行前に絶対知っておくべきことがらですね。
またラオスには仏教とは別に精霊信仰の「ファイ」がいたるところに祀られてます。
タイでも「ピー」とか「チャオ」と云う精霊が祀られてます。
日本で云うところの自然界に霊魂が宿るとする神道の考え方と同じですね。
こうした場所に出くわしたら、信仰してない旅行者は手を合わせる必要はなくても、敬意だけは表したいものです。
カンボジアの都市シェムリアップと云うとアンコール・ワットの観光拠点として有名ですが、観光客で賑わう繁華街を除いては下の画像のような田舎然とした町です。
タイだって首都バンコクは高層ビルの立ち並ぶ大都会ですが、一歩バンコクを離れるととんでもない田舎風景が続いてます。
こうした場所訪れて、「いゃあ~タイヘンなとこ来たな」と思うか、非日常を楽しむかはあなた次第ですよね。
日本だって、都市部を離れたらこれに類したとこはいくらでもあるし、外国人観光客は却ってこうした場所を楽しむ旅行者も多い。
それに、こうした田舎の方が観光客ズレしてる都市部の人たちより気持ちのいい人多いです。


まぁ、私みたいにどの国行っても、観光もせず、ただ飲んだくれてるだけの人間は飲めればどこでもいいんですけどね。
それでもマレーシアに行ったときは、KLセントラル駅から電車で1時間くらいのとこにあるブルーモスクを訪れて、ボランティアガイドさんにアラブのイスラームとその他の国のイスラームの違いなど聞きましたよ。
そこで初めて、イスラーム教が他者をいかに受け入れるかを大切にしていること知りました。
こう云うことは、実際にその土地に行って文化に触れないと理解しずらいことですね。


ひとつだけ大事なことをお伝えします。
それは多くの国に残されてる戦争被害者を祀る施設です。
ポーランドで云えば、ホロコーストの行われたアウシュビッツ収容所跡地、ベトナム・ホーチミンにある戦争証跡博物館、台湾の台北二二八紀念館など。
こうした地は例え観光旅行でもぜひ訪れていただきたいですね。
戦争がどれほど酷いことか、ひとつでも訪れたら平和ボケしている日本人の頭にも強烈に突き刺さります。
私はグアムの南太平洋戦没者慰霊公苑にも行きましたが、この地で約2万人に及ぶ日本軍の兵士が死に、アメリカ軍も2千人以上の死者を出し、さらに日本側によって虐殺された島民も700人に及んだと云うことを知りました。
私はホーチミンの戦争証跡博物館で、虐殺されたベトナム人写真の前で涙ながしてるフランス人女性の姿が忘れられません。
そのとき博物館にいた日本人は私たち夫婦ふたりだけでした。





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Last updated  Nov 16, 2024 05:12:28 AM
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