あっけらかんでいられたら
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里見の妻、三千代、ついに佐枝子に言い放ちました。夫婦でも、互いに嘘をつくことがある。相手を心配かけないように、黙っていることがあると。そりゃね、美男美女なら、うんさかありますかぁ。私は、日々のお菓子の内容、ぐらいでしょ。とほほ。さてさて、裁判の証言台にたったばかりに、家庭までもまきこんで。そうよ。耐えてる奥さまばかりですが、少しはもっと主張して欲しいなと思っておりました。佐枝子にとっては、里見先生は、人間的にまっとうに生きていて、尊敬できる、存在ではありますが。やっぱり、奥さまの立場で見ちゃうと、ね。昼間だったのか、佐枝子に紅茶を出していたのは意外。CM関係もあるし、てっきりコーヒーをお出しするんだと。ほほ。あれ!!私ももってるわん。びっくり。急いで夕飯作りに取りかかる三千代がしてたもの。思わず、取り出してきて、つけております。(・・・・おいおい、物は同じでも・・・モデルが違うぞ!!)ドラマの内容で、里見ダンナが、ろくに食べてないと聞きあら!!!急いで取りかかるので、エプロンはサッとつけて、きちんと結ぶのは、ガス台の火を点けた後でした。ああ、これが演技なのね。 財前教授、先週、手術終盤の縫合で、ミスをして焦!鉗子まで、落としてしまった。病気のせいかもと思うのは本人だけで、周りはまだ、財前の病に、気がついてないのも、引き込まれますね。患者さんの顔が、亡き佐々木さん(裁判の被告側)にかぶってみえてしまって、診断の時から、なんだか、こりゃあ、起きそうだぞと、思っていた。亡き佐々木さんの顔や、発言を、かぶせるこの演出には思わず、ひきこまれましたね。お化けやらそんなんではなくて、教授が気にしているという点で、そのような演出になったのかなと。術後独りロッカールーム?で、財前教授。自分の手を、おそるおそる見て、「ああ!」って感じで机に両手をつく。周りの医師も、お疲れなんですよなんて、きれい事を言って、余計財前教授の孤立感が大きく感じたかな。やっぱり、裁判で突っ張っていても、罪悪感があるのね。人間的なとこ、あるじゃん!自分ではどうにも出来ない本能があるのかしらん。亡霊まで見ちゃって・・なんて、私は単純にみてました。でも、後半、倒れて・・・。久々、ケイ子ママの店でも、ママに「ごろちゃん、疲れてるのよ。やけ酒は2流の医者がやることよ。」(・・・いいなあ、そんな風に包んでくれて。タイミング良く連絡とったり、あいたくなったりって本能なのかな。おおっとっと。ママこと、黒木さんが演じるから、またいいのかも。) 財前教授の動揺、そして伊藤さん扮する柳原がそれを、逃さずに気づくところ。ああ、もう!!この先、真実の発言、してしまいなさい!!(テレ朝のスカイハイ、釈さんの勢いですね。)柳原先生に、強引なお見合い話。財前教授の、柳原への「結婚して、守る物が出来れば、裁判なんて怖くない。」口封じ・・・。今週は、財前教授のおごりであんなお店で・・・・というか、やはり、ついついね。別の方を見ちゃいますね。三浦理恵子さん扮する野田華子。そりゃ、上着を脱ぎますよ。料理、はねますしね。だけどね、アノ服の色、薄いピンクや、背中までの肌の露出。店の照明も手伝って、おんなが見ても生唾ごっくん!!!!今はそんな女の子は沢山いると思うよ。でもね、でもね。ああいう自分を表現できて、勝負できて、うらやましい。三浦さん、年齢を感じさせませんね。おとな~~~の、黒木瞳さんとは又違った、色気~~~があるなぁ。バツイチを感じさせない。(以前テレ朝で、夜遅く、高橋克典さんと、濡れ場シーンが多かったドラマでも、もっと、すごかったけど。)女の武器よ!!ってのが可愛く、したたかに、前面に出せて嫌味でない感じ。演出の良さか、三浦さんの演技力か。柳原とタクシーから降りてからは、だいたい想像通り・・。「アパートのお隣さんが見てるじゃない。」なんて、お・いおい。しゃれたこと、言うじゃないのぉ。私も後ウン十年若かったら、使わせてもらいたかったセリフですな。柳原も昔の同僚、ナース亀山君子をみて、酔いなんか覚めちゃって。あのとき、あの場を、柳原の方が、走り去っちゃうのかななんて、思っちゃいました。結局、ご飯も女の子も ごちそうさんでしたね。結局今の地位を逃したくないんだか、勇気がないんだか、思わず、野田華子を抱きしめちゃって。華子も華子で、「確信犯!!」腰に手を回しちゃって。・・ああ、おんなって、やっぱり、そう言うところで頭と、体で立ち回らないと、ああいう権力社会にくいこめないのかしらんなんて、考えちゃいました。三角関係なんかになったら、アノ手この手で、意中の人をしとめるのかしらん。ドリフ同盟 しょぼ~~~いがらんとした、アパート。あんなに強引に、半ば襲われて。おそらく、頭の切れる華子さんは、柳原のこと、うすうすなにか感じているかもなあ。本能、性欲ではなく、権力欲っていうのかな。ポスト財前教授ってのがなきゃ、「いや!!」なんていって帰っちゃうモンなぁ。それにしても似合っちゃう野田華子。他のキャストでは誰が良かったのかなんて考えても、いざ見ちゃうとねぇ。考えられません。財前教授と、ケイ子ママの絡みは、なんか、バックに流れる曲とマッチして、そんなに生唾もんでなかったけれど、野田華子と、柳原の絡みは、なんだろ、ドキドキしますね。やっぱり、勢いがあるからかな。 財前教授、被告側の証言者を、次々に根回ししていくなか、ケイ子ママと、建築中のがんセンターで、めまいだろうか、確か右脇腹を押さえ、フッと倒れる。私は貧血で倒れたことがあるが、まさにああいう感じ。ストンって。終わりまで自分の体、検査しませんでしたね。倒れたときの、財前教授の無言の表情で、「あれ、なんか、おかしすぎるぞ。まずいな。センター完成まで俺は大丈夫なのか。」・・・って、私は勝手に解釈しとります。ケイ子ママには平静を装いつつってところ。観ている側には、なんだかもう、たまらない気持ちになります。自分お体は自分でわかるのかもしれませんが、もしかして、内科専門の江口さん扮する里見教授がこの先、財前教授の体のSOSに関わるのかななんて・・・部下?の柳原も、財前教授が倒れたら、ポストもなにもなくなって、お見合い相手の野田華子とも、どうなるんかな。走り去った、ナース亀山君子は、どう動く?なんぞ、想像しとります。もしかして、亀山君子と柳原、良い感じになるのかなと。白い巨塔オフィシャルHP次回予告
2004.02.27
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