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東京は異例の速さでの桜開花宣言が出ました。こんなに駈足で季節が進むと、気持ちも焦り、ゆっくりと時間を楽しむのが難しく思えます。とはいえ、芽吹きの季節は空気や風さえ輝いているようで、新しいことに目が向きます。マスク緩和も始まりましたし、気分転換にお散歩やお出かけするのも必要ですね。3月はアクアマリン、珊瑚の誕生石です。今月末、22日から28日までPSALMは初めての地、二子玉川で展示会をさせていただきます。高島屋二子玉川店、本館1階のパティオのような広場に面した素敵な場所です。どうぞお時間がありましたら遊びにいらしてください。誕生石の新作などを取りそろえてお待ちしております。
Mar 15, 2023
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大変ご無沙汰しております。やっと8月、毎日暑いですがお元気でいらっしゃいますでしょうか。今年は後半になって去年に引き続き伊勢丹立川店で展示会をさせていただきます。2階、エスカレーター前の広場で今月17日から23日(最終日は17時終了)までです。PSALMの上質なジュエリー、カジュアルラインのアクセサリーを揃えて皆様のお越しをお待ちしております。こんなに久しぶりの記事を書いたのは、実は最近特に同じようなご質問を受けることが目立っていたからです。 種類は2つあり、1つは、ラボグロウンダイヤモンド について。ラボグロウンダイヤモンドというカテゴリーは昔からあったのですが、近ごろは百貨店にもブランドとして進出するようになりました。よく目に付きますね。ラボというのは(実験室、研究室)グロウン(グロウ、英語で育てる、成長するなどの意味ですね)つまり実験室で作ったダイヤモンドなので、一口で言うと「人口宝石」です。人口宝石なので、簡単に言うといくらでも作れちゃいます。エコロジーのダイヤというふうにもキャッチフレーズとして使われているようですが、もちろん想像を遥かに超えるほどの大量なエネルギーが必要でして、消費電力なども計り知れないほど使います。結晶体として構成組織は「天然の」ダイヤモンドと同じものなんですが、ただそれだけです。一般の方がご存じないであろうことは、ラボグロウンダイヤモンドは、今のところ転売するときに1円の価値もつきません。ラインストーンと同じくらいの価値であるということです。そこらへんのオープンな開示もなく販売するのは、いかがなものか、と私は思います。海外で大きなダイヤを買い付けに行くときも、ラボダイヤのブースはあり、価格や質を見るために立ち寄る時があります。大粒では結構な価格がします。PSALMは今も今後もラボグロウンダイヤモンドを扱うことはありませんが、お客様からご質問を受けてご説明をするときは、市場の現状を踏まえてお話したいと思います。2つめ、「ナチュラルダイヤモンド」についてここ数年天然のダイヤモンドであれば、どんなダイヤでも「ナチュラルダイヤモンド」というカテゴリーで売られているダイヤがあります。よくご質問を受けます。以前なら考えられないような質のものが売られています。絶対に単体で値がつかないようなもの、工業ダイヤとして市場に出てこないジュエリーではないクオリティです。ひどい欠けやひび割れ、透明感のなさ、かえるの卵のような中に詰まった内方物。ダイヤという、地上で最も高い硬度とは程遠い、耐久性のなさ。これらのダイヤを使ってジュエリーというのは、本来はおかしいです。そしてラボグロウンダイヤモンドと同様、天然であってもほぼ価値はつきません。ジュエリーとしてむりやり仕立てても、そのあとまた仕立て直せるかどうかあやしいほどの強度です。これらを市場に出す業者も、売れるから出しているのであって、あとのことは責任を持たないのではないでしょうか。これではジュエリーとは言えないのではないかと私は思います。昔初歩のテキストで、ジュエリーとは価値があり恒久的なものである、という記述を読みました。いつまでも受け継ぐことが出来るもの、ジュエリーとはそうあるべきと思います。画像は50年以上の時を経て、お母さまがお父さまに婚約の記念に贈られたタイピンをピアスにお仕立てなおししたもの。受け継がれる美しさです。
Aug 3, 2022
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大変ご無沙汰しております。このようにご挨拶するのが恥ずかしいくらいに、時間がたってしまいました。世の中はウイルスのことで大変ですが、不安になりすぎてもかえって体調を崩してしまうのではないかと思っています。とはいえ、地下鉄に乗ると幼い子が、学校帰りにマスク無しで座席周りでお話ししていたり、居眠りしたりしているのを見つけて、この子たちを守らなければいけないという強い気持ちが湧いてきます。そしてPSALMも来週は関西で展示会があります。新幹線で移動し、ホテルで1日お客様をお迎えする時、この全ての間が守られますようにと願います。 阪急阪神百貨店様とのご縁をいただき、もう今年で3年になりました。展示会は3月5日です。新作をお披露目することが出来ることに心から感謝しています。 写真は今回の新作。ゴールドの南洋無核真珠(ケシ)に18金のフリンジとプラチナのH&Cダイヤモンドが揺れるピアスです。
Feb 27, 2020
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2018年、平成の世の暮れまで1か月弱になりました。9月にご縁をいただいてデビューした阪神百貨店本店で、来月の12月5日から11日まで、またPSALM展示会をさせていただくことになりました。皆さまに見ていただけるように新作コレクションを懸命に準備しています! 夕べも遅くまで製作に追われていましたが、本当に美しいものを揃えてご覧いただけるようにしますので、どうぞお寄りくださいますようお願い申し上げます。PSALMのコーナーにはゆっくり座ってお話いただけるように、応接セットが用意されているんですよ! 画像は出来上がったばかりの今回の新作たちの一部、デザイナー自ら1から手作りした貴重なシリーズです。阪神百貨店梅田本店 7階宝飾売り場 12月5~11日まで開催です。for Osaka Hanshin UMEDA department store 5-11, December at 7F.にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Nov 23, 2018
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朝夕は少し過ごしやすくなってきましたが、お変わりありませんでしょうか。また大変ご無沙汰しております。この度、阪神百貨店梅田本店 7階宝飾売り場にてPSALM 限定展を開催させていただくこととなりました。初の関西出展となり、今そのために新作を懸命に準備しています。新装オープンされたばかりの美しい売り場に、とても良い広い場所で展開する予定ですので、どうぞ遊びにいらしてください。オーナーデザイナーも毎日おりますので、詳しいご説明もお楽しみいただけることとおもいます。画像は今回のための特別コレクションの一部です。南洋真珠のケシ(無染色、無調色、無核)を使った希少で美しく、楽しい1点物を揃えています。9月12日から18日まで、開催です。https://www.instagram.com/psalm555jewellry/にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Aug 29, 2018
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PSALM です。大変ご無沙汰しております。あれから何年。。サロンや様々なことが巡り、忙しくてブログをずっとお休みしておりました。何度もブログのことをお話してくださったお客様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。大きな台風が日本を通って行きましたがみなさまはご無事でしたでしょうか。サロン前の公園にはまだ強い風が吹き荒れています。さて、実は来月11月1日から8日まで、PSALMが初のカジュアルラインを 「池袋西武本店」にて デビューさせることとなりました。素材の厳選は今までどおり、でも少しアクセサリーとジュエリーの間を行くような気軽な素材も使い、PSALMの世界をより身近に表現しています。あさって10月25日からは3日間、渋谷ヒカリエにてこのラインをお披露目することにもなっています。こちらはバイヤー向けの展示会なので、招待状がなければ入場できないのですが、ご希望の方はお知らせくださいませ。画像は、昨日上がってきた野の花シリーズのピアスです。とても贅沢な造りと素材。PSALMならではのこだわりがちりばめられています。お顔まわりに、どうぞ美しい花を。西武にも並びますので遊びにいらしてくださいね!
Oct 23, 2017
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台風がやってきます。今日は東京も曇り空。時々大粒の雨が落ちてきて窓に当たります。こんな日も、PSALMのサロンにてお客様をお迎えする準備が整っています。サロンは東京駅から地下鉄で10分くらいととても便利でありながら、緑豊かで静かな場所にあります。お客様はゆっくり休んで行かれ、都内のど真ん中にいることを忘れて、心ゆくまでジュエリーや宝石を楽しまれます。イギリスのビクトリア時代のマホガニーチェアもおすましして、お客様のお越しをお待ちしています。時間の流れが違うような気がしてしまう、PSALMの隠れ家サロンなのです。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Oct 13, 2014
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昨日に引き続き、今日も池袋にて。 やっと無事終了。ホッ。 PSALMに新たな良いお話をたくさんいただきました。嬉しくてワクワクしますが、早速準備開始となります。また今まで以上に忙しくなりそうです。 感謝ですね。 これから先、そうは出会えない素晴らしいパライバトルマリン。香港で見慣れているPSALMも目を見張りました。ウットリする地球色です。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Oct 3, 2014
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昨日から秋の国際宝飾展が池袋で始まっています。PSALMも三日間参加しています。仲良しのバイヤーのブースに新作やルースを並べながら、バイヤーのお宝ルースの素晴らしさに感動しています。ブラジル産のオールドマインの大粒パライバトルマリン、コロンビア産の最高級エメラルドなど。。パライバトルマリンが飛ぶように売れて行きました。美しい宝石がたくさん売れて行くのは目にも楽しいものですね。みんな非常に希少価値があることをよくわかっているのです。しかもかなりお買い得なお値段のものも。賑やかな秋の会になりました。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Oct 2, 2014
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9月も最終週、涼しくて過ごしやすい季節ですね。香港から帰って毎日が飛ぶように過ぎていきますが、汗ばむことも少なくなって、お洒落のしがいもあります。暑い日々が遠い昔のようにさえ思えてきます。さあ、秋のお洒落! 秋の光の中で、ウルウルした少し違った輝きのダイヤモンドはいかがでしょうか? 日本ではあまり見かけないかと思いますが、とても良い原石からカットされたペアシェイプのローズカットダイヤモンドを仕入れました。 ローズカットは、ある一定の厳しい基準をもって選ばなければなりません。PSALMのこだわりはとても厳しいので、かなりの数のロットの中から、いつもほんの少ししか見つかりません。でも今回は良い石がやってきてくれました。 サロンにお越しの方には、素敵な香港のプレゼントがありますので、是非見にいらしてくださいね。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Sep 28, 2014
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香港は台風直撃し、一時大変な騒ぎになりましたが、今日は秋晴れが気持ち良いです。香港ショー真っ只中ですが、材料であるラフストーンの会場はもう最終日です。ジュエリーとしての完成品の会場は昨日開幕しました。今回は、やはり想像通り、かなりの値上がりでした。しかし、これからますます上がる予想。でもなんとか必要なものなど、良い値段で仕入れることが出来ました。PSALMのセレクトした美しく珍しい宝石を楽しみにしていてくださいね! にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Sep 18, 2014
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すっかり秋の空、青が夏の色とは違って「蒼」という字を書きたくなるような連休の秋空の東京です。明日から香港ショー。PSALMでしか見つからない宝石に出会うために、今成田空港にいます。日本の美しいジュエリーは、日本人にしか作れないですよね。日本人が出会って心が揺さぶられ、デザインを起こし、日本女性が身に着けて似合うようにかたち作られていく。日本人の職人さんの手によって。PSALMの根源です。香港の9月には世界中から星の数ほど宝石が集まります。どんなに探してももはや日本国内では見つからない宝石をPSALMはたくさん知っています。そのため、買い付けに出ます。上質でいて、デザインのために絶対ひつようなものがあるからです。今回も、PSALMを愛してくださる方のもとへ、おとどけするためにきらめいて待っていてくれることでしょう。例えば。。。人気でベストセラーのピアス。ピアスでないお客様のためにつくったチャームは特別オーダー品です。日本では特別なクッションカットの美しい青のサファイアを1セット見つけることはできません。香港でPSALMのために待っていてくれます。香港ですらも、大量にはないので、毎回少量のみの入荷です。ドロップの美しい大粒ルビーも。。それらがそろって初めて、このジュエリーは作られるのです。にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Sep 14, 2014
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http://www.gia.edu/gems-gemology/spring-2014-gemnews-tucson-gem-cutting-artistry 夕べドイツより嬉しいお知らせメールが届きました。私の母校であるGIA 本校ニュースに、 取引先でありホストファミリーのようでもある、ドイツ、イーダーオーバーシュタインの仲良し宝石カッターが掲載されたのです。 大きく取り上げられ、とても喜んでいるので是非一緒にお祝いしてね、とのことでした。 私にとって、GIA edu(education )とは、香港やアメリカでいつも毎日睨めっこした竹馬の友(?)のようなページです。 長い彼のインタビュー動画を是非ご覧ください。 彼がどんな風に原石と向き合い、どんなインスピレーションからデザインしていくのかなど、話しています。 映像では端から端まで、彼1人の手による美しい宝石たちが煌めいています。 いつも、ひとつひとつ手にとって、何時間でも2人でおしゃべりしています(笑 お互いについ、仕事を忘れてしまうのです。 会えるまで、あと4週間だねとメールに書かれていました。待ち遠しいです。 去年10月、イーダーオーバーシュタインにてファミリーと。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Aug 16, 2014
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大きな台風がやって来て、心配な夜を過ごされた方も多いのではないでしょうか。災害に合われた地が癒されますように。予想のつかない自然の力が人間を圧倒してしまいますね。 私たちはツケを払わされているのでしょうか。。きちんともう一度、自然のありがたさや素晴らしさに目を向け、感謝して日々を生きなければならないのですね。東京は、台風が小さな秋を連れてきたようで、今日は雨なのですが過ごしやすいです。ツクツクボウシが鳴きはじめ、夜は虫の声も聞こえます。 昨日はたくさんの流星が見える日だったとか。 夜、想いを馳せて空を眺める時間が持てるのは素晴らしい人生ですね。 ずっと、後々までもそんな日が続きますように。 ドイツのイーダーオーバーシュタインの仲良し宝石カッターによる、青い月をネックレスに仕立てました。 遊びごころを後ろ姿にと、星のチャームを下げて。 あまりに大粒なので、少しでも軽さを出すためにホワイトゴールドで、繊細に造っていきます。 美しいブルーは非加熱のブルートパーズ。彼の家に代々受け継がれてきた、ドイツのオールドストックの希少な原石を研磨しデザインしたものです。 もちろん世界に一つ。これをジュエリーに仕立てるのがまた大変なのです。 都心にして緑萌える森を眺めるPSALMサロンにお来しください。 ドイツの素晴らしい宝石を一つ一つ眺めて特別な一石に出逢っていただきたいです。 ドイツならではの自然の恵みを宝石に現したような、希少で眩い輝きたちです。 初秋の9月、香港でまたドイツファミリーに会えます。今から楽しみで仕方ありません。秋風が吹く頃、また新たな宝石との出会いが待っています。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Aug 12, 2014
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夏本番、八月になりました。この暑さの中、感謝なことにPSALMは新しい一歩を歩き始めました。 今日、サロンをオープン初日とし、最初のお客様をお迎えします。9月に婚礼を控えておられ、結婚指輪とウェディングジュエリーを誂えられます。サロンの始まりが、お慶びのためのものであること本当に嬉しいです。 今日のお客様をお迎えする、なんとも丁度良いタイミングに、別の1組の結婚指輪が出来上がりました。 この指輪は遠方の方からのオーダーで、デザインなど細かな部分が決まり、作製するまでに三ヶ月の時間がかかりました。その間、感動して眠れないほどの素晴らしい職人さんとの出会いが与えられ、その職人さんとの最初のリング制作として、この結婚指輪が誕生しました。まるで総てがPSALMサロンの誕生をお祝いしてくれているかのようで、ただただ感謝です。この結婚指輪は、通常より硬いプラチナで出来ており、指に沿う美しく繊細なウェーブを、鍛造(叩いて曲げていく造り方)で作製し、結婚指輪としてはかなり大きいH&Cのダイヤモンドを留めています。細部に渡って最高の仕上がりです。高校生の頃からお付き合いの続く、ご縁の深いお二人に寄り添うために相応しい指輪として、最高のPSALM品質から生みだせたことがとても幸せです。一歩を決断されたお二人の歩みに、永遠に幸せがありますように。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Aug 2, 2014
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梅雨明け宣言、もう聞こえそうですね。雨の日は出かけるのが億劫になります。そうは言ってられないので、雨の日に楽しむお洒落を考えたりするのもいいと思います。とりあえず、雨の日は明るい色のトップスを心がけています。そしてパッと華やかな色鮮やかな宝石。発色のいい色は、雨降りの空の下でも目を引きます。PSALMのunheated corundum collection.(非加熱コランダム。ルビー、スピネル、サファイア)今月、約束していた仲良しディーラーが来日。頼んでいた沢山の中から選りすぐりの色とカット、照りを分けてもらいました。ひとつひとつにこれでなくてはならない、めったに見つけられないこだわりポイントがあります。実は、PSALMの小さなサロンがオープンします。場所は、丸ノ内線'新大塚駅'徒歩1分、春日通り沿いです。明るく、護国寺の緑豊かな借景が眺められる部屋で、ゆったり宝石を見ながらお話させていただけます。来月にはオープンする予定なので、コランダムたちに会いに来て下さいね。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Jul 16, 2014
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すっかり初夏のような日中の日差しに、素肌にキラキラと輝くジュエリーが眩しい季節になってきました。今年に入って、新しいラインとして企画製作してきたジュエリーをご紹介させてくださいね。PSALMが惚れこんで、夢中になっているジュエリー。すべての工程が手作業によって作られていて、'手編み'なのです。細かな手仕事の連続、お願いするデザインの打ち合わせだけでも気が遠くなるほど。三代続く製作所で、こんなに手のかかるものを一生懸命作っておられるのは一際珍しく、技術の継承が非常に難しいのだそうです。こんな素晴らしい日本の手仕事が続いていって欲しい。。繊細な日本人の美しさを表しているようなジュエリー、それでいて軽く、着け心地は最高です。好きな色の18金でオーダーも出来るのです。PSALMの好きな素材であるファンシーカットのダイヤ、しかも珍しい'カレ'という名のクールビューティーな輝きを合わせたり、希少な奇跡の真珠'アコヤケシ'を入れて編んで頂いて作りました。これらはコレクションのほんの一部。PSALMが世界に誇る手仕事として紹介して行きたいと願っている'hand knitting collection'です。にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Jun 3, 2014
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季節の移り変わり、毎日ハラハラするお天気に振り回されている東京。体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。疲れが出たのか、微熱が下がらないでそれでもどうしてもしなければならない仕事も多く、キチンと休めなくてちょっと落ち込んだり。。せっかくの5月、あと少しですから満喫したいです。懸命に仕事をするのは、少しでも素晴らしいジュエリーをお客様に届けたいから。そのかいあってかきらめく新緑の中、ひときわ輝いて見えるピアスが出来上がりました。'ニワゼキショウ'(庭石菖)という花、1番好きな野の花です。ご存じですか?名前は最近まで知らなくて、子どもの頃からずっと'芝の花'と呼んでいました。昔に比べて、咲いているのを見かけることが少なくなりました。野生児でお転婆でしたが、お花が大好きで、土手で両手いっぱい摘んでしあわせだったものです。これから六月頃が見頃なんですよね。蛍光色のピンク、という宝石にとってはものすごく貴重で希少な色、通称'ホットピンク'と呼ばれるスピネルを花びらに、真ん中にパープルをひとまぜしたピンクサファイアを使いました。出来上がってみて、ニワゼキショウに似てる!と気がつきました。これだけ揃えるのが本当に大変だったのだけど、今度は本物と同じだけ花びらを捜して作りたいです。スピネルはタンザニア産。もちろん非加熱。ピンクサファイアはミャンマー産でこちらも非加熱なんです。非加熱の野の花。可憐で華やかなピアス、きっとどこにもない逸品です。にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
May 23, 2014
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春は出逢いと別れの季節。 PSALMが極初期にデザインした'スミレ'のジュエリー。 大好きなスミレの花をモチーフにしようと決めていたのは、子どものころ読んだ本に「あなたを想っています」という花言葉が書いてあったからです。 うつむく花が本当にそう想っているように見えて仕方なかったのを今でも覚えています。 ずーっと、節目のプレゼントにも選ばれるジュエリーとなりました。 今回はドロップ型の南洋白蝶真珠との組み合わせで。 同じくらいのドロップを捜すのに苦労したかいあって、ものすごく可愛い! プレゼントが喜んでいただけますように。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Apr 16, 2014
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強風や雨にも負けず、桜満開の東京です、長く楽しめるといいなあと、つい立ち止まって眺めてしまいます。大都会のど真ん中に住んでいますが、自宅のそばに小さな野鳥公園があるせいか、春が始まると色々な小鳥の鳴き声が聞こえてきます。桜の下に立つと、花をついばむ鳥がいるようで、一輪一輪、ふわり、ふわりとくるくるまわりながら落ちてきます。その様子がとても可愛いです。 花の結晶のようなルブライトトルマリンは、先月の香港ショーから連れ帰った、イーダーオーバーシュタインのカットです。鮮やかなピンクの光がびっくりするぐらい美しいでしょう。トルマリン特有のインクルージョンがありますが、あまりに華やかなピンクなので気になりません。このカッターの紡ぐ輝きの衝撃を知っていただきたいです。桜の話を彼らとしました。日本中がピンクに染まる美しい季節を見せたいと。是非見てみたい!と目が感動に輝いていました。ドイツの心と触れ合い、またひとつとなった気がしました。桜は日本の心ですものね。 にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Apr 2, 2014
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消費税率改定に関するお知らせです。 2014年4月1日より施行される消費税率改定に伴い、弊社サイトのPSALMオンラインショップでは、2014年4月1日以降にご注文いただいた商品より、消費税率8%の価格に変更いたします。 今後ともPSALMをよろしくお願い申し上げます。
Mar 24, 2014
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連日の春の陽射しの中、朝から鶯の鳴く声が聞こえて来る東京です。新芽も膨らんで何かと心浮きたつような季節がやってきましたね。香港帰国後の忙しさの続く今でも、ふと自然の息吹を感じると、ほっこりします。厳しかった冬に耐えて、自然界にまた春が巡ってきました。それは大切なことを教えてくれている気がします。 さて、香港SHOWはとても盛況でした。今年三月初めて、九月に例年行なわれる規模と同じように拡大され、会場が二手に別れたのです。市場が大きくなっているのですね、日本以外の。出展者の仲良し仲間の面々に、それぞれどうだったか聞くの楽しみです。PSALMには、ドイツのファミリーからの贈り物のような宝石が沢山入りましたが、それ以外にも新しい出逢いが二つあって、今後がまたとても楽しみになりました。眠れなくてワクワクするほど、新しいジュエリーのコンセプトが広がります。それから、この人気のピアスの宝石がグレードアップしてわずかですが入荷しました。カットがとても綺麗です。これから先、コランダム(ルビーやサファイア)はもっと値上がりしますので、今まで通りの価格で仕入れ出来るのは、今回が最後です。ダイヤモンドの値上がりも相当なもので、手が出せないものも多かったです。円が弱いことが大きな要因でしたが、負けないで素敵なPSALMにしかないジュエリーを作っていきたいですね。にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Mar 17, 2014
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寒くて毎日天気の悪い香港です。毎日ウンザリするまで宝石を見続ける日々もやっと終わり、今日開放されて日本に戻ります。今回も数々の日本で手に入らない宝石を持ち帰ります。またご紹介させてくださいね。にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Mar 7, 2014
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春の陽射しあふれる東京、今日は寝不足に目が霞む方も多いのではないでしょうか。私も、ここ数日はダイアモンドが目にしみます(笑 つらいことを乗り越えて、真央ちゃんが美しい演技を魅せてくれました。本当にありがとう、感謝の気持ちでいっぱいです。彼女を通して見る夢や生きる姿勢、与えられ教えられることたくさんですね。 昨日、そんな大きな記念日だったからか、PSALMにも渾身の一品が生まれました。出来たてをまだ雪に埋れた大好きなライラックの鉢から伸びた台木の新芽と共に、今朝撮影しました。ドイツからはるばるやってきたブルートパーズは大粒で、ちがうカタチのものをあえて選びました。帰国後、すぐに納得いくまで捜し続けたイスラエルカットのダイアモンドは、最高にふさわしいものをやっと発見。どんなに捜しても、最近の日本でペアの美しいトリリアントやファンシーカットにタイミングよく出逢うのは困難です。そして、これをジュエリーに願い通りに仕立て上げることの出来る職人さんも、そう存在するものではありません。ドイツの特殊なこういった宝石は、扱いが本当に難しいのです。こんなに美しくまるで氷上の輝きのような仕上がりに、あきらめないでよかった、たくさんの助けと支えに感謝としあわせを感じます。来週からは香港入り。やっとドイツ以降、彼らファミリーに会うことができます。もうすでに'いいね'と言ってもらいましたが、PSALMらしいね、と言ってもらえる代名詞のような作品が出来て嬉しいです。にほんブログ村上記クリックの応援をよろしくお願い致します!
Feb 21, 2014
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こんばんは、少しあたたかくなって気持ちもほぐれて来た東京です。年が明けて怒涛の日々が再び始まり、お正月もお客様からのお問い合わせにお答えするべく奔走して、IJT前の月末までに納めなければならない目の回るような納期責め。IJTでは取引先との打ち合わせ、納品、支払い(笑)、もちろん仕入れ、ご挨拶、などに丸2日間はかかり、その他夜は経営者会などの新年会も行われてクタクタ。しかし良い成果がありました。ここ数年は毎年こういう1月です。2月は例年わりとゆっくりできるはずなので、ちょっと一息。みなさまは、どんなスタートを切られましたか?ゆっくりとドイツでのことを振り返りたい時間がなかなか取れません。でも、やはりきちんとたどって文章にしたい気持ちをカタチにしようと思いました。3月にはやっと再び香港で会う約束をしているからです。10月第一週に5日間、ドイツ、イーダーオーバーシュタインでインタージェムは開催されます。直訳すると国際宝飾展ですね。レセプションはきちんとチェックをして、業者しか入れない工夫がされてますし、来場する日数分の入場料を取られます。結構な金額です。日本からの行き方は(今ならわかったのですが)フランクフルトまで行き、空港から直結のローカル線にのって1時間半。かなり利便性が良いのです。しかし、直前までバッタバタの仕事をしていた私は、取引先がホテルも取ってくれ、乗る便を教えてくれたら、フランクフルト空港まで迎えに言ってあげるよ、と言われてなんとなく安心していました。イーダーについて、何も下調べもせずにです。取引先とはここ2年ほどのお付き合い。香港で数回会って、少し仕入れただけです。お茶すら一緒に飲んでいません。確かに、とっても仲良くなり会えばブースで宝石について2時間ほど話し、お互いの共通の趣味について談笑する仲ではありましたし、彼らの宝石や伝統について惚れ込んでいましたから、「一度いらっしゃい」と言われただけで、本気で取引先訪問しようと思ったのも、展示会があったからです。ロシア経由でフランクフルトについたのはもう夜中。そんなに遅れはしなかったのだけど、フランクフルト空港ですごく不安になりました。そしたら。。。ちゃんとゲートで立って待っていてくれたのです!ただ唯一のカッターであるその人が1人で。しかも、イーダーから車をとばして2時間もかかるとそのとき初めて聞いて、「しまった!!」と真っ青になりました。田舎行きなので、電車は19時台にはなくなるそう。彼らは出展者だから、明日早いのに。。。でも、イーダーの宿泊予定のホテルまで2時間のドライブの間、楽しい楽しい話が尽きず、2人でずっと笑い、あっというまに着いたのでした。山に囲まれた美しい村はずれの夜の空には、信じられないくらいのまばゆい星空が広がっていました。そんなドイツ帰りの宝石たちのジュエリーが続々出来ています。写真のロングネックレスは、イーダーの宝石に負けないように大きめのダイヤモンドをあちこちにちりばめ、色とりどりのカラーストーンを3石も使用したオートクチュールハイジュエリー。どこにもない、ため息が出る贅沢さです。
Jan 30, 2014
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2013最後の夜がふけていきます。。みなさまいかがお過ごしでしょうか。信じられないくらいご無沙汰しておりますが、9月に体を壊すほどに仕事をしてから10月は生まれて初めてドイツに出張に行きました。もちろん、山間の小さな町'イーダー・オーバーシュタイン’です。10月2日から4日間、インダージェム(ドイツではインターゲム?)という世界中の頂点である美しい色石たち、カラーストーンが集まる展示会に買い付けに行くためと、取引先訪問がメインです。ところが、想像していたより遥かに充実した出張旅行となり、3週間もヨーロッパに滞在してしまいました。ドイツでは信じられないほどしあわせな体験が待っていました。その栄養を糧に、帰国後はもちろん、目が回るほどの忙しさで昨日までかつてないほど仕事漬けの毎日を送り、やっと今日からお休みをいただきました。2013年のPSALMはもう、文章に出来ないくらい恵まれた、そして飛躍することのできた一年でした。これも、お客様みなさまのお陰です。とにかくさまざまなものを作らせていただけて、ありとあらゆる経験をしました。そして最後にドイツ。。。またドイツやその他の国でのことはゆっくり文章にしたいと思います。2013、10月に仕入れて私とともにヨーロッパを旅し、日本にやってきたこの美しい「ブルートパーズ」素晴らしい輝きとテリ。カットと原石が最高だから、こんなに生きていのちのようにいきいきとしているのです。 2014年もこの宝石のようにいきいきと、いつもフレッシュに輝いて生きていきたいと思います。みなさまにとって、2014年が素晴らしい年となりますように。
Dec 31, 2013
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列島をすごい勢力で通りすぎていった台風18号、みなさまご無事でお過ごしでしょうか。被災された方が、一日もはやく復旧できますように。一年の後半、先月末から業界内は展示会続きで、先月はJJF(ジャパンジュエリーフェア)、今月はバンコクと香港。香港は昨日でやっと終わりです。来月はIJT(国際宝飾展)が初の試みとして池袋で開かれます。巷では最初で最後かも?なんて伝わってきますが。。とにかく10月は目白押しで、シンガポール、ヨーロッパも各地で展示会があります。各国の取引先から招待状が届き、全部に参加するなんてとてもできませんが、今年は忙しくてどうにもならなくなる年末にむけての流れの前に、いつもと違う国に遠征して大きな展示会に行く予定です。PSALMならではの出会いがきっとまっていることと思いますが、すでに色々声を掛けていただいていて、忙しくも楽しい出張になりそうです。行く前に。。と思い、とにかく沢山の仕事をこなそうとやっきになっていたら、すっかり体を疲れ果てさせてしまいました。夜、帰宅してふとピアスを外そうと何気なく鏡を見たら。。。なんと、片耳の耳たぶがまっかっかに、そして何倍にも膨れあがっていました。まるで大黒さんのよう。熱ももっていて、生まれて初めての体験に、慌てて反省しました。お客様にもお話することですが、こういうふうにお耳やピアスホールのトラブルがあるときは、ピアスをなさらないでください。無理にピアスをすると、どんなに良い金属を使っていても、急激に金属アレルギーになってしまう恐れがあります。免疫力が下がっていて、抵抗力がない時には、異物を体が敏感に拒むということがあるのでしょうね。普段、仕事では必ずピアスをするピアス愛用者ですから、もう商売道具のような耳たぶです。それなのに、片方できなくてとっても困りました。そして、ピアスを両耳着けているって、なんて印象が違うことだろうと実感しました。全体の印象もバランズもまったく違いますね。新作のピアスなども実にたくさんあるのですが、とにかく忙しくて写真も撮れていません。でも、自分が心から楽しんでピアスを着けることは、とっても重要なことなので、着けられないほど体を疲れさせ、いとわないでいることは、結果的にいけないことだと悟ったのでした。すさまじく暑かった夏の疲れが出るころですので、体を休ませてあげてくださいね。
Sep 17, 2013
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朝から湿度が高くて、いつ雨が降るかと空のゴキゲンを伺いながら、ゲリラに遭遇するのを恐れている東京です。秋が近づいているようで、毎日天気が不安定ですね。確実に感じる秋の気配、朝夕には虫たちが鳴き、17時台にはもう薄暗くなって日が短くなったり、ツクツクボウシも到来を告げてくれていますね。暑い。。という言葉ももうあと少ししか言えないのかと思うと、これほど異常な暑さだった今年の夏ともお別れが近くなったようで寂しいです。でも、肌にさらっと、涼しい風が吹いてくるとジュエリーも俄然着けたくなって、お洒落したくなるとも言えるかも。PSALMは、2009年9月に生まれたので、9月になると丸4年になります。不思議だなあ。。と思います。PSALMの目指しているものは、ジュエリーの確かな質。日本のジュエリー、日本人が作り出す確かなもの。4年の間に、色々な出会いがあり、いいつくせない学びが沢山ありました。卸の世界以外にも、個人のお客さま方からオーダーいただく数々のジュエリーは、PSALMを様々な可能性へと連れていってくれました。 沢山の出来事や出会いに心から感謝しています。8月末までを上半期とすると、今年は大粒のダイヤモンドを取引する機会がひときわ多くあり、実に数多くのカタチ、色、質を見てきました。ラウンド(丸)のダイヤ以外が特に多かったのですが、大粒のダイヤモンド、特に大きさが欲しい場合は、どうしても丸いダイヤが欲しいというのでなければ、ファンシーシェイプを強くおすすめします。ファンシーシェイプは、とりわけ信頼できるジュエラーで、慎重に探さなければなりません。どんなダイヤを提供できるか。ラウンドもそうですが、ファンシーシェイプは4Cではなんにも目安になりません。輝きのための総合的なバランスの説明(価格も含めて)、ここに、ジュエラーの質の差が問われてきます。大粒のダイヤモンドを身につける幸せ。欲しいなら、小さなものを沢山集めるよりも、いくつか我慢して素晴らしい特別な一石を手に入れること。思いのほか早く手に入るかもしれませんよ。一度こちらでご紹介した「ガーネット結晶入り」のダイヤモンド、美しいネックレスになってお客様の元へお嫁入りしました。ネックレスのラウンドのダイヤ1つが0.1ctUPなので、ペアシェイプがいかに大粒の輝きかわかりますね。ただガーネットが入っているだけではなく、Eカラーの素晴らしいカタチの理想的なペアシェイプで、原石の「生地」がとても澄んでいます。お客様の首元では、あまりの輝きに目を細めてしまう程でした。美しい赤い色をした二つのガーネットの結晶は、目を凝らすと肉眼でもほんのわずかに確認できるほど素晴らしくレアなものです。もうこんなダイヤにはいつ出会えるかわかりません。PSALMにとっても貴重な経験となりました。
Aug 23, 2013
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びっくりするほど、そして自分でもあきれるほど、随分早く時間が経ってしまいました。香港から帰って、息もつくひまがないほどバタバタしてしまって。。。お客さま方からブログの催促などしていただきながら、本当になにもかもが一度に動いていて、どうしようもありませんでした。とにかく、色々なジュエリーをお作りして御納品するのが私の仕事なわけですが、ぜーんぶひとりでやっているので、どんなに稼動しても限界があるのです。宝石を仕入れ→デザインを起こし(すでに決まっているものもありますが)→職人さんと打ち合わせ→検品→納品 という流れの中に、数え切れないほどの工程があります。とりわけこの流れで、一番大変なのは納期がきっちり決まっていて譲れないもの。そうブライダルやプレゼントは特にこの中に当てはまります。というわけで、香港から帰るやいなや納期との戦いでした。この美しいダイヤのリングは、若いお二人と打ち合わせの上決まったデザインです。真ん中のダイヤに、ハートシェイプのダイヤが寄り添います。一見シンプルですが、造るのは難しい逸品です。この指輪を渡されるとき、もう一度改めてプロポーズされたそうです。うらやましい~~ですよね。 おふたりの愛が結婚までよりいっそう深まりますように。
Jul 19, 2013
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今週は出張で香港に来ています。香港ショーがあるからです。 今回は、やっと探しあてたPSALMでも人気の商品の宝石達を仕入れることが出来ました。心からホッとしています。先月、香港人の親友に初めての赤ちゃんが産まれて、こちらもやっと会うことが出来ました。新しい、ピカピカの命に会えるって、こんな嬉しいことはないですね! 明日帰国しますが、午前中は友達みんなで飲茶で最後のおしゃべりです。台風が近づいているらしいので、帰ることが出来るかチョット心配です。また帰ったら特別な宝石達をご紹介しますね!
Jun 21, 2013
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6月ももう半ば。やっと梅雨らしくなってきた東京は雨続きです。これで少しは水が貯まってくれるでしょうか。。 6月といえば、梅雨をイメージしますが、ジューンブライドなんて響きも素敵ですよね。子どものころから、「June」も「Bride」の意味もわからず、スペルももちろん知らないけれど、すごく憧れがありました。ぬりえとか、少女漫画とかで入った言葉なのでしょうか?とにかくロマンチックな響きだと感じていました。私自身は、ジューンブライドになることはなかったのですが、ちいさいころからのそのイメージのせいか、ウェディングドレスにすずらんのブーケを選びました。そのブーケを思い出すと、今もしあわせな気持ちになります。今年は節目の年なので、特別なジュエリーを自分用に作ってみようと思っています。さて、写真のリング。4月から先月にかけて、私を苦悩の渦へと導き、さまざまなことを教え、必要なことや足りないことを明らかにしてくれた特別な一品です。このリングは花嫁のためのものなのですが、サイズはなんと1.75号。一番大きなダイヤは0.5ct超D VVS1 3EX H&Cです。裏側も全部で20個以上埋め尽くした小さなダイヤもすべてH&C。とてもシンプルですが、これを私の求めるクオリティーで正確に作る、というのは実は至難を極めるのです。一度作ってから、潰して、もう一度作るということになり、いつも膝をつきあわせて冗談を言ったり、ランチを食べたりする職人さんとの間には笑顔が消えました。真剣に、一切のごまかしなしに、0.01ミリのこだわりがなければ、これらの沢山のダイヤモンドを丸く小さく綺麗な爪で留めた正確で美しいリングというのは作れないのです。なんとなくなら、誰でも作れます。でも、それではPSALMでは出せない。大事な大事なお客様の記念のリングであるならなおさらです。やっと出来上がり、花嫁の華奢な指を特別な輝きで彩りました。この経験は、私をまた成長させてくれるのだと願っています。
Jun 13, 2013
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あっ!という間に5月も最終週、今日は曇り空ですこし蒸す東京です。梅雨が近づいているのでしょうね。 とにかくバタバタと4月から続いた五月。一年で一番良い季節をもっと満喫したかった。。。とか振り返ると、ちゃんと満喫する時間も少しはあったのです(笑)実はかなり多趣味で、アウトドアからインドアまで、季節を通して熱中する趣味を色々持ってます。時間がしっかり割けるかは別として。。そのひとつが、薔薇育て。この写真の薔薇は、5年目に入ったフレンチローズ。大好きなカップ咲きです。狭い場所に所狭しと増えていく株のなかで、この子は年々株を大きくし、いまや大輪の花を次々と咲かせてくれます。オーガニックで育てているので、朝の虫さんチェックは欠かせませんが、そんなに手をかけてません。5月は薔薇フェチにとって、一番幸せであり、また忙しい時。新種の新苗なども出揃うので、悩ましく、また増えてしまう。。。というスパイラルにはまります。 薔薇園も見ごろですよ。薔薇の話は置いといて、とにかく、私の美しい薔薇にそっと留まらせた新作のピアスもお知らせしようと思って(笑) とても綺麗なイエローのペアシェイプのペアを発見したので、こだわり抜いた再びどこにもない(笑)新作です。あえてプラチナとイエローゴールドでコンビにしたこのピアスは、キャッチとダイヤを通したチェーンを固定していて、キャッチとダイヤモンドを落とさない造りにしました。しかも、ダイヤモンドは耳たぶのすぐ下あたりで揺れるように計算してあります。すごく美しい輝きですが、ソーティングが付いてないので結構リーズナブル。もちろんバーもこだわりの太さと長さで手作りです。これから夏の装いに、シンプルで贅沢な普段使いにとても素敵だと思います。風に揺れるカラーダイヤモンド。いいですよね。
May 28, 2013
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春爛漫、昨日からここちよいお天気の続く東京です。外に出かけてゆくのが楽しいと思えるってしあわせですね。どこを歩いていてもお花が咲いています。 今見ごろなのは藤、すずらん、モッコウバラ、つつじ。。。 色とりどりでうっとりします。そんな朝、まさに今朝一番にPSALMに届いた大粒の輝くダイヤモンドたち!どれもこれも個性派で、上級者向け? ハートは1ct.upのなんとFancy Vivid Yellow.なんといっても、色は最高でカタチ、プロポーションもバツグンです。一番重さのあるペアシェイプは、Eカラー。澄み切ったダイヤモンドの中に、ガーネットの結晶が小さく入っているレア中のレアストーンです。みていただくと分かりますが、カタチも理想的な涙型。マーキースはちょっとふとっちょですが、ネコの目みたいで可愛らしいです。こちらはDカラー。この重さとグレードにしては、特別にお手頃です!春のおでかけに、大人の女性のお供は大粒のダイヤモンド。。って憧れちゃいますよね。でも、普段の装いにさらっと大粒ってのがかっこよいのです。そういうお客様を見ると、大人の女性の特権だなって思います。
Apr 26, 2013
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東京のソメイヨシノはもう散ってしまいましたが、現在は八重の桜が満開です。春は別れと出会いの季節。桜は一年を春咲かせるためだけに生き、潔く散らして新緑を向かえ、また次の年に備えていくのですね。いのちの見事さを毎年見せてくれます。そして4月の春、芽吹く新緑のように新しいスタートを切られた方もたくさんおられるのではないでしょうか。 私は例年、4月は比較的落ち着いていて、ゆとりのある時間も多かったりするのです。しかし、今年は。。。毎日がバタバタです。ありがたいことですね。最近仕事で外出するとき、いつも耳元で揺れてくれているのは、このアコヤケシと18金チェーンを2種ずつ組み合わせたこだわりのピアス。ものすごくお気に入りなので、どうしてもこれに手が伸びます。どんなシーンでも華やかで、かつゴージャス過ぎず、ちょっと美人に見せてくれる効果も(?)あったりなんかして笑 私はちょっと改作して+αバージョンを愛用しています。チェーンの先に、透明感溢れるバゲットダイヤモンドをぶら下げました。ココがPSALMらしい、とよく言われますが、私もそう思ってます。春は風がよくふきますね。風に揺れるピアスを感じると、ジュエリーを着けることの嬉しさを感じます。究極に美しいアコヤのケシとこだわりのチェーンに付けたキラリと光るバゲットダイヤ、どこにもない1品です。
Apr 14, 2013
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皆さまこんばんは。3月最終週があっというまにやってきました。東京は、満開の桜たちが冷たい雨に濡れています。もうすこし耐えて、楽しめますように。先週PSALMにやってきた大粒のハートシェイプダイヤモンドたち。さっそくお嫁入りが決まってしまった子もいますが、このハートたち、カラーグレードはみんな'D'!透明感最高の、キラキラダイヤモンドです。 ハートは、原石を大きく削りますし、顔がみーんな違うので、プロポーションやカットがとても大事です。紙に、ハートを書いてみてください。0.1ミリカーブが変わるだけで、顔つきが全然違いますよね? だから、いつもにもまして、ソーティングだけで選んでも、直に見ないで写真だけで選んでもだめなのです。顔つきだけで、価格の幅もグーンと(時には数十万円も!)簡単に違うのですよ。 まったく同じグレードでもです。器量よしのハートと桜、なんだか見ているだけでしあわせになれそうな写真が撮れて、ちょっと満足になりました。日本列島がピンクに染まる、しあわせな時ですね。
Mar 25, 2013
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皆さまこんばんは。春の夜、気温の変化の激しい東京です。ふと目が覚めて夢の続きか、頭の中でジュエリーのデザインがぐるぐる。。。 どうにも眠れなくて前から想いを書き留めておこうと想っていたものを文章にしておくことにとりかかりることにしました。ちゃんと続けられるか不安ですが。。そして、良いところに行き着けるかどうか。。でもやらなければならない気がします。「ジュエリーをつくること」これは、私にとって日常です。でも、つくりだすジュエリーは永遠でなければなりません。100年経ってもその真価を問われ、愛されつづけ、より深みをもって身に着けられなければならないと思っています。大変ですね。そのために、日々素材選びから、作りの探求、恒久的なデザイン、バランス感覚、国際的基準感覚などに神経を向けているのです。なんか、大げさですけど。。私自身、ジュエリーが好きなこともありますが、元々はまったく違う分野からの転職でした。元本職の資格「教員免許」は、役に立ってるのか?は疑問ですが、お客様や同業界からは、現在の職が「天職」ではないかとよく言われます。ジュエリーを商う、なんて自分の人生に起こるとは想ってもみませんでしたが、この仕事をする上でひとつ目指すものがありました。それは、「どんなことでも使える人間になる」ということです。これはジュエリー業界において、という意味でです。最近は、人材について頼まれたりすることもしばしばあり、それは職人さんが職人さんを紹介して欲しいとか、職人さんの弟子募集とか、販売の人材とか、石卸し専門職とか、学生さんなどなど、さまざまです。その度にいつも自分に対して問うこと。。ジュエリーをつくる人に求められるスキル、必要なこと。どんな分野でも同じかもしれないけど、厳しいし大変であるけれど目指して心がけなければならないということ。それは、世界に誇る日本の素晴らしいジュエリーをつくって残していかなければならないことと繋がっていくからです。ジュエリーをつくるには、まず、美しいものを見極める能力。真価、間違いのないものを見つけ出すことのために。それには、たくさんのジュエリーや宝石を見続けなければならない。ただ見るだけではなく、知識が必要。少なからずとも宝石学が必須でしょう。基本を知る意味では宝石鑑定士の資格も役に立つこともあるかもしれません。 人脈も必要です。たくさん宝石を見るには、たくさんのメーカー、バイヤーと出会わなければなりません。扱いたいなら、ダイヤだけでも、色石だけでも、真珠だけでもだめです。国籍もさまざま。だから、最低限、取引するのに必要な語学も必須でしょう。彼らと仲良く、長く付き合うためには、やはり母国語だけではますます厳しくなっていくでしょう。ジュエリー業界の経営者は次世代に入り、私と同年代(か少し下笑)がほとんどになってきました。ここ数年、経営者仲間の集まりがとても多く、ほとんど男性です。みな、仕事柄海外出張もありますが、現地で集まって飲んで、バイヤーもいる席では英語でジョークくらい言えなければ、取引などできません。ちょっと疲れますけどね。さて、写真は私の日常のひとコマ。とても根気のいる作業であるひとつに「石合わせ」というこんな光景があります。こういう作業は、石卸しのオフィスで成されます。メーカーで働いていたときに、みっちり仕込まれたスキルをフル稼働させて、0.1ミリの世界でもがき苦しみます。ダイヤモンドとにらめっこ。すべてはひとつの美しいジュエリーを産むために。(続く。。?)
Mar 14, 2013
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こんばんは。今日東京は春の日で、今は夜空にオレンジがかった月が輝いています。オレンジ色をした月って、不思議です。ときどきありますよね。あっという間の月日で、気が付けば2月最終日。早くて目が回りそうです。 すごく忙しくしていましたが、なんとか元気です。3月に入ったら、あたたかくなってくると同時に気が緩みそうな気がします。ちょっとだけこんな月を眺めてゆっくりしたいな。。なんて思ってしまいます。IJTで私のところにやってきたシリーズ、今回はこの夕日のような、燃えるオレンジ色をした美しいメキシコオパールです。ファイヤーオパールとも呼びますね。昔からこの色が大好きで、ずっと惹かれてました。自然界で、宝石として、こんな色がナチュラルに結晶化して出来てしまうって、感動です。こういう風にお気に入りの器に入れてみると、ちょっと「イクラ」みたいですけど。。 でも、遊色が出て、とても神秘的でいて華やかですよ。 円高絶頂の最後の仕入れだったので、すごくお買い得プライスで分けてもらえました。プックリしたリングがいいかな~と思ってますが、この子を見初める方はどんなデザインで何を作られるでしょうか?? 今から楽しみにしています。春のおとづれと共に、こんな暖かで元気の出るような色の宝石を身に付けておでかけすること、素敵ですね。
Feb 28, 2013
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おはようございます。東京はみごとに天気予報が的中して雪。昨夜から今も降り続いて積もっています。しばらく春のような日が続いて、体が緩んでいるところに突然変化すると、体調を崩しますよね。みなさまどうかお気をつけください。暖かくすることと、睡眠が大事ですね。私はこの冬はまだ風邪を引かないで過ごせています。感謝なことです。2013年の国際宝飾展、通称IJTは今までの私の知る限りでは最も寂しいものとなりました。年々お付き合いが増えていくので、招待いただく企業にはご挨拶と打ち合わせなどで周りますからそれだけでも2日くらいかかりますが、仕入れるということに関してはかなり厳しい状況になってきました。出展社も激減。頼みにしている中国からの仕入れはほとんど目立ちませんでした。政治的な影響ですね。もう、これがずっと続くならば海外に出て行かなくては良い仕入れを期待することは出来ません。 ダイヤひとつの素材をとっても、香港の展示会では100倍以上の品揃えです。日本はますます見捨てられた国となっていきます。 日本のジュエリーの品質をきちんと育て継承して、世界に送り出さなければならないことをいつも肌では感じていますが、今回は骨身に染みました。さて、それでも取引先に用意してもらって私のところに来てくれたものを少しづつご紹介。ビクトリア時代から歴史の長い、贅沢な「ブリオレットカット」の美しいダイヤモンド2粒。大粒です! 氷のしずくのようでしょう? ソーティングは取っていませんが、とても美しくて手前はファンシーイエローくらいですね。奥の真珠は、あこや真珠のゴールドの「ケシ」。漂白も調色もしていない、天然のゴールドパールなんです。パステルイエローの輝きがクリーミーです。しかも、この質の連はもうこれだけしかないというのを、分けてもらいました。この会社の社長がもうこれだけしかない、というのなら、世界中でもうこれで「終わり」ということです。そんな貴重なゴールドのあこやケシとブリオレットのダイヤモンドを組み合わせて、新作を作ります。しあわせです。
Feb 6, 2013
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一月末にしては比較的暖かなおだやかな朝、23日から4日間続いたIJT(国際宝飾展)中に受けたダイヤモンドの引き合いの問い合わせをしながら、出来上がったばかりの新作を撮影しました。 今依頼を受けて探しているのは、2ct.のエメラルドカット(しかもFup,VSup)と0.4ct.台後半のDVVS1 3EX.H&C です。こちらについては、また次回したいと思います。さて、こちらのピアスは、この燃えるように美しいモザンビーク産非加熱ルビーを見つけたときから、そのあまりのインパクトにさらに強いものと合わせたいという思いが駆け巡っていました。タヒチのブラックパールは、最上級品であればあるほどものすごい存在感を放ち、その魅力で人の目を惹きつけます。ブラックパールは、染めでなくても、産まれたままの姿で実にさまざまな色を持ちます。ピーコックと呼ばれる、グリーンと赤が入ったもの。ブルー系、パープル系、グレー、シルバー系。。。 私がいつも特に惹かれるのが、このピアスのようなグリーン系です。最上級でグリーンが入ると、透明感が出て、まるで浮かび上がっているように見えます。 こちらのピアスの珠は肌理も、テリも巻きも申し分ありません。キズもありません。でも、とってもお求め安くてお買い得なのです。それは。。。真円ではないこと(まん丸)と、小ぶりであること。小ぶりといっても、10ミリくらいですが、存在感のある特上のブラックパールはすごい迫力があるので、小ぶりなくらいな方がさりげなく身に着けることができます。輝く赤のルビーと引き立て合って、良いバランス。カジュアルにも、おめかしにもきっと似合うでしょう。ピアス大好きな私は、大抵金具すら職人さんに手作りしてもらいます。既製の金具には気に入るものがあまりありません。ここも、PSALMならではのこだわりです。
Jan 30, 2013
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2013年、遅くなってしまいましたが今年もどうぞPSALMをよろしくお願い致します。新しい年、みなさまはどんなスタートを切っておられますか? 東京は雪が積もって、まだ溶けていません。家の中にいても、外にいても気温が低くて足元も悪いところが残っていて毎日出かけて行くのが大変です。でも、新年にふさわしいとても素敵なジュエリーが出来上がりましたので、今朝は早くから撮影しました。去年仕入れた特別に綺麗な色をしたものすごくテリのある「モザンビーク産非加熱ルビー」。何度も何度も撮影したのですが、本来の色と輝きが写りません。ルビーは良いものほど、「蛍光性」があるので、素人写真では色が飛んでしまってちゃんと写らないのです。もう、ムリかなあ。。。。あきらめかけて、今年出来上がったばかりのこのピアスを朝の光が入る部屋で撮影しました。直射日光は当たっていません。大きく写った画像を見てみたら。。「やった!」やっと近い色が出ました。でも、肉眼で見るようなテリと輝きはやはり出ませんが、今までで一番良い出来で嬉しいです。ものすごくパワーを感じるほど美しい燃える真紅です。石留めの職人さんが、「これ!すごいですね!!」と絶句されてました。とってもとっても綺麗です。お喜びのハレの日に、お客様の耳元で揺れる日も近いです。みなさまにとって、このように美しい良い年となりますように。
Jan 17, 2013
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2012クリスマスの聖なる夜が更けてゆきます。 みなさま素敵なクリスマスをお過ごしでしたか? PSALMは今年、素晴らしいアコヤのケシと出会い、クリスマスに向けて色々なデザイン第一弾をお届けしてきました。最近できたのは、聖夜や新春にふさわしいピアスです。美しい清らかなテリをもつあこやのケシ2種類と、イタリアメーカー廃盤の18金チェーンを組ませたお気に入りです。耳元でシャラっと揺れると、なんともしあわせでしょう?これにさらにプラスαしたデザインも現在製作中です。またお披露目できればと思っています。
Dec 25, 2012
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今年のクリスマスまであと2週間。あっというまに12月も進んで行きますね。 ここ2,3日は東京は暖かく過ごしやすいです。昨日は大きな地震がありました。私も打ち合わせ中で、とても怖かったです。 あまり大きな被害は出なかったようですが、やはり気をつけていなければなりませんね。クリスマスも近くなって来ましたので、ちょっとホットな話題を。。 今月10日、ニューヨークのクリスティーズで行われるオークションに、この赤いダイヤモンドが出品されます。この赤いダイヤは私の卒業校の鑑定機関であるGIA(米国宝石学会)が今までの中で一番大きな「赤い」ナチュラルカラー(天然の)ダイヤモンドであるという鑑定結果のレポートを発表しています。 このダイヤの重さは3.15ct. 立派な大きさがありますね。さすがにここまでのは見たことがないです。NYに行けば誰でも見られるんですよね~ 見たいですね。NYのクラスにいるときに、GIAインストラクターとたまに見に行ってました。すぐ近くには、有名な巨大ツリーがありますよ。カラーはFancy reddish orange. ちょっとオレンジの入った赤、ということです。こんな素敵な赤いダイヤをクリスマス前に競り落とす方はどんな方なんでしょうね。 赤い宝石は、PSALMでもとても人気です。昨日は非加熱のモザンビーク産ルビーを沢山仕入れましたよ。これがびっくりするぐらい鮮烈な綺麗な赤で真紅です。またご紹介しますね。
Dec 8, 2012
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11月も残すところ数日、2012年のクリスマスまで1ヶ月を切りましたね。今年のやり残したことは・・・?? 大切な方へのプレゼントはお決まりでしょうか。今月の初め、大切なお客様の結婚式とご披露宴があり、PSALMはこの初々しく可愛らしいお二人の大切なジュエリーをお作りさせていただきました。ご婚約指輪、ご結婚指輪。。本当に素晴らしいものをオーダーいただいて、それはそれは緊張と共にしあわせな気持ちでお納め致しました。 その一連の時間の中であまりに感動し、永遠に忘れることのない美しいことを、ここに残したいと思います。いよいよご結婚指輪をオーダーなさるというとき、お二人は、まずご自分たちの指輪の話をなさらずに、それぞれのお母様にプレゼントをご用意なさりたいと切り出されました。サプライズで、本当に喜ばれるものを贈りたいのです、と。色々とそれぞれのお母様のお話をしてくださり、そのお話の中で私のイメージもすこしづつカタチを持ちはじめました。そして、お時間を頂いて決まったのがこのペンダントです。このPSALMのスミレのモチーフは、PSALMと共に生まれました。デザインするとき、「スミレ」というお花に込められた「人を想う気持ち」という美しいものがカタチになるといいな、と願いを込めたものです。スミレの花言葉は「誠実な愛」うつむいて咲く清楚な姿そのままです。 ホワイトゴールドのスミレには美しいドロップの南洋ゴールデンパールを。お洒落なジュエリー上級者のお母様がどんなジュエリーにも合わせやすいように、敢えてコンビにしました。イエローゴールドのスミレにはお母様の誕生石であるトパーズ。非加熱のインペリアルトパーズです。こちらもしずく型のペアシェイプを。 若いお二人が大切なお母様へ、かけがえのない愛を込めて贈られる、カタチにすることに計り知れないしあわせを感じさせていただきました。本当にありがとうございました。心から感謝致します。
Nov 27, 2012
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小雨が時折降って、肌寒い東京です。昨日は良いお天気、一昨日は終日雨、毎日日替わりですね。秋が深まって、冬のはじまり。冬支度して、冬篭りしたいな~なんて思ってますが、そうはいきません。寒いのが大の苦手なので、気分を上げるジュエリーのデザインを一生懸命考えたりしていると。。神戸で仕入れたアコヤのケシで組んだネックレスが出来上がってきました。あまりに可愛い出来に、にっこり。 公園で拾い集めた宝石たちと記念写真を撮りました。 ダイヤはローズカットのペアシェイプ。0.3ct.UPの大粒です。すごく澄んでいて良い照りでキラキラ氷の結晶のように輝きます。ルビーも大粒で、去年香港で仕入れた最後の粒です。ドロップ型の3ct.up。ルビーを下げたパールはナチュラルなグレー。漂白も調色もナシの貝が作ってくれた奇跡の真珠。 ダイヤを下げたのはホワイトの干渉色鮮やかな貴重な砂ケシ。こちらももちろん無調色です。真ん中に下げたダイヤとルビーはプルプルと揺れて、真珠を引き立たせます。PSALMならではのコンビネーションです。この秋一押しの自信作です。こんなネックレスをプレゼントしてもらえたら、本当にしあわせでしょうね!
Nov 19, 2012
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秋の夜長、虫が鳴いて静かな闇に色をつけているようです。今日の東京はずっと朝から雨でしたが、現在は止んでいます。さあ11月。もう今年も少なくなってきましたね。 今年は例年よりさらにずっと早く時間が流れて行きました。とくに、ネットショップのリニューアルに取り掛かってからの早いこと! 本当に、やっと、やっとショップサイトを新たに致しました。 PSALMは、応援してくださる皆様のおかげで、3周年を迎えてすこしずつ成長していっています。HPも、これからももっと色々な工夫を凝らし変化させていきますので、どうか見ていてください。 ブログは。。。これからも同様、まったりですが記事を書くことを続けていきたいと思います。楽天のブログがちょっと書きづらく、写真も入れにくいのでいつかはあちらと統合できればとは思っています。 私はダイヤモンドをメインにした仕事が多いのですが、カラーストーンを使ったジュエリーを作ることもとても楽しく、ショップサイトでは普通はなかなか扱わないような、変わった宝石をご紹介できればと知恵を絞っています。最近は、変わったものをわざわざ探しに行き、偶然巡り合って譲ってもらえることが随分増えてきました。ひとつひとつの宝石のクオリティは、原石を仕入れ、カットしているディーラーだから知り得ることが多く、感動するお話も聞かせてもらえます。とても楽しい時間です。 ショップサイトを通じて、皆様とこういうストーリーを分かち合えていければと心から願っています。そして、ダイヤモンドもさらに面白いもの。。あまり見ることが出来ないようなものもご紹介できればと思っています。こちらの画像のダイヤモンド、先日リングを作る仕事があって、メーカーからお預かりしたダイヤを検品していましたら。。。偶然見つけました! ハートの中にクロス! しかもこちらはEのVVS1です。 あまりにビックリしてすぐに写真を撮りました。 珍しいですね。 こういう出会いがあるから面白いです。
Nov 1, 2012
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神戸に出張に行ってきました。その目的のひとつ、世界中でもココでしか見ることができない逸品中の逸品を見せていただいてきました。 金庫の奥の奥、めったに人には見せないという、真珠たち。博物館に飾られるようなものばかりで、社長が50年近くかけて集めた数本など、ためいきが出る美しさでした。何でも、カルティエのバイヤーが今後20年以上他では絶対に出さないようにと、契約していった真珠などもあり、それに近い品質もちょっと買い付けさせてもらっちゃいました。 ここの会社は、長年「あこや真珠のケシ」専門に扱っておられます。あこやのケシ、とは、あこや貝から取れる「天然」の真珠。 通常あこや真珠というものは、100%核を入れます。人間の手によって、手術のように生きた貝にむりやり核を入れて育てさせるのです。しかし、「ケシ」は浜上げした真珠貝を開いて真珠を取り出す時に、偶然見つけるという真珠です。つまり、何かの奇跡で貝がたまたま作ったもの。いつ作られるか、いつ見つけるかもわからない(身と一緒に捨てられてしまうことも多いため)という、奇跡の真珠なのです。それをありとあらゆる大きさ、色、カタチで連を組むというのですから、気が遠くなるほど貴重で希少であることがわかります。贅沢そのものの連なのです。 あこや真珠は必ずまず「漂白」します。そして、調色(トリートメント)します。有名なメーカーさん(例えばMさんやTさん)に並んでいるあこや真珠もすべてです。 無調色と言われる真珠を、ことさらに良く言われる風潮もあるようですが、私はこれにははっきり違うと言えます。なぜなら、無調色もピンキリだからです。美しくない無調色の方が多いですし、美しいものはもちろんすごいお値段がします。無調色も、必ず漂白されています。漂白が良くて、調色が悪いなんておかしいですよね。 あこやのケシは、ほぼ漂白のみです。この写真の一番下、グレーは漂白もされていません。天然そのままです。とてもテリがあって美しいです。一番上は砂ケシといわれる、砂粒より小さなもの。インドの専門の職人さんが、ひとつぶひとつぶ手で穴をあけます。その職人さんも減り、ケシも海洋汚染やさまざまな理由で減少しているので、今あるのみ、という連も少なくありません。PSALMでは、この美しいケシで少しづつジュエリーを作っていきます。[news] PSALMは3周年を迎え、11月1日、ショップをリニューアルオープン致します。
Oct 23, 2012
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あの。。。突然教えていただいて今日ビックリしてます。随分ランキングが上位になっているとのことで、みなさま、本当に本当にありがとうございます!嬉しくって、申し訳なくってうるうるしてしまいました。読んでくださっている方のためになるような、ブログを書かなければいけませんね。きっと、あの方。。大事なお客様がご自身のブログに紹介してくださったからかな、と思います。人気ブロガーさんが、私のジュエリーをお求めくださったのです~ でも嬉しい! 感謝でいっぱいです。さて、毎日納品ラッシュ。。そしてまたプライベートでも動物保護関係でバタバタ。。なのですが、せっかく香港で特別な出会いがあったのに、ご紹介がのびのびになってしまっていました。今回は、PSALMとしてはすごくチャレンジかつ、とてもご縁を感じた宝石が私を待っていてくれました。 ドイツの小さな山あいの町、イーダーオーバーシュタイン。古くからヨーロッパの伝統ある宝石の町として有名です。そこのすぐそば、200年も続く宝石カッターファミリーに、ひょんなことから知り合い、とても親しくなりました。そのエピソードはまた詳しく後ほど。。 会場では、お父さんと息子さんお2人で来港されていてブースを持っておられたのです。 お2人とも宝石研磨技術の国際コンクールで何度も章を取られています。小2時間(?)ほど楽しくお話して、熱心に宝石の説明を受けました。この宝石は息子さんの作品です。なんと原石から完全に「非加熱」のブルートパーズ。18カラットupあります。宝石自体がすでにひとつのアートです。まるで生き物のように、光を放ち、くるくる表情が変わります。1石1石、完璧に総てを計算しつくしてカットされているのです。こんな研磨とカットは世界中でもドイツのここだけでしか出来ません。このような1石をジュエリーにするのは、PSALMの新しい扉への挑戦です。
Oct 17, 2012
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すっかり秋の空気になりましたね。朝は冷えこんできましたので、もうあたたかいお布団が必要と思うほどになりました。夏の疲れが出ています。お風邪を引かないようにしてくださいね。さて、私はあまりの忙しさにちょっと昨日は逃避しまして。。里の秋に会いにいってきました。 実は、ストレスが溜まると都内から出て山や川の方(ほんとは一番海が好きです)に近づいていき、空気を吸います(笑 私は都会生まれ都会育ちですが、ちいさいころはよく祖母に連れられて祖母の田舎に行きました。祖母の郷は紀州で、すべてがのんびりとした海も山も美しいところです。春になると、どこまでも続くピンクの絨毯の中で、両手いっぱいレンゲやつくしを摘んで祖母の用事が済むまで待っていました。そういう体験があるからか、日本の田舎の風景がとても好きです。心から癒されます。 毎日御徒町の雑居ビルを渡り歩き、何百個も0.1ミリ単位の石を選別していたりすると、風に揺れる葉や花の様子、虫や鳥の声、川のせせらぎの中にいたくなるのは私の本能なのでしょう。 そして、いのちが充填されてまた都会に戻ってきます。作りたいジュエリーの姿かたちが新たにされたりします。 私の扱う石たち、宝石たちは私を癒してくれる美しい自然の営みの繰り返しによって育まれた結晶であることに気付かされます。そういう自然が与えられていることに心からの感謝をおくりたいと思います。[photo]昨日、さいたまにて。 いよいよPSALMショップをリニューアルopenします。よろしくお願い致します。
Oct 9, 2012
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猛烈な勢いで9月が過ぎ去り、あっという間に10月に入っています。すごく忙しくしています。ブログを読んでくださっている大事な読者の方々には大変申し訳ありませんでした。毎年秋は、夏の疲れがドッと出ませんか? お体大切になさってくださいね。私は、展示会、香港出張、出張前後受注に追われると、このまま年末までマラソン。。。?という気持ちがフと頭をよぎったりします。職人さんには、絶対そうだ!と断言されたりして、去年の同時期を思い出してしまいます。とてもありがたいことなのです。でも、ひとりで全部やっていると、とことんひとつひとつを納得するまでこだわりたい私のキャパを超えちゃうことがあったりして。。 それでも!こんなに皆様に望まれてジュエリーを造らせていただいているのだから、私はなんとしあわせな人間なのだろうと噛み締めます。秋の風に揺れると本当に素敵なピアス、こちらは私が考案して作った特別な金具をしたシリーズなんです。他にもダイヤ色々、パール色々、サンゴもあります。ネットショップではこちらだけ出させていただいています。 ピアスって付け心地良く、そして落とさない、置いていてもオブジェのよう、なんてそんな風に考えて作られたものってありませんよね。それなのに、毎日着けたいもの。私は、仕事で外出するとき、ピアス無しではありえません。ピアス大好きです!そんな私がこういうものがあればいい、とこだわって造った自慢のピアスなのです。 サファイアは鑑別こそ付きませんがマダガスカル産の非加熱。カシミールサファイアのような、ベルベット質感のコーンフラワーブルーです。日本でリカットされていないので、ちょっと荒けずり感がありますが、またそこがこのオリエンタルなデザインにいいのです。写真が本当にうまく撮れませんでしたが、荒くてよければもっと詳しい写真を直接メールさせていください。ルビーの色はもっと深く赤いです。
Oct 2, 2012
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残暑お見舞い申し上げます。今日も東京は30度を越えて暑くなるようです。みなさま、この暑さの折お元気でお過ごしでしょうか?朝は明るくなるのが確実に遅くなり、夕方も6時を過ぎると暗くなりますね。大好きなツクツクボウシが鳴いて、キバナコスモスも風にゆれています。秋の気配ですね。こんなに暑くても、季節が巡っていくのを感じると、もう少し夏でいて欲しいな~とちょっと寂しく感じます。寒いのが苦手なので、重ね着してお出かけするのを考えると薄着がラクでありがたいと思ってしまう私です。それにセミたちも、もっと長く鳴かせてあげたい。。7年かかって無事羽化しても、7日のいのちなんて、美しいけれどせつないですよね。来週は東京ビックサイトで業者の展示会がありますが、その後の香港の準備に向けて動いている業者が多くて、そのために普段みなかったような結構な宝石たちに会えます。大きな展示会前は、良い石や珍しい石たちに会えるチャンスなんです。こんな風に、寒色系のカラーダイヤを目の前にズラッと並べられたら、言葉に詰まりませんか? 香港に行くといつもこんなカンジなんでマヒしちゃうんですよ。涼しげでいい眺めですよね。 これはすべてが「グリーン」と名のつくダイヤたちなのです。カラーダイヤの「カラーグレード」については鑑定士達の個人的見解が入っているというのが否めないと思います。私は御徒町の会社に所属していたときはかなりカラーダイヤを扱う会社だったため、その微妙な違いのお付き合いを徹底的にしていました。結論から言えば、価格とかカラーグレードではなく、好きな色かどうかが重要ですよね。この色好き!であればいい。答えっていつも必ずシンプルなんです。そう思うとホッとしますね。 。
Aug 22, 2012
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